Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

2020 in retrospect

2020年12月31日 | Weblog
Unusual year but nothing unusual in the end. 
尋常ならざる一年に大過なきを得る
 
 
Let us look back 2020 without mentioning that V. 
例のあれには触れず今年を振り返りましょう!
なんだかんだで写真をみると例年と変わらない一年でした。多くの新しい出会いに恵まれました。
来年もよろしくお願い致します。
 
January
Started running through the huge crowd of the Hakone Ekiden race; 2021 the roadside will be less populated.  
箱根駅伝山の五区ランでスタート。この頃はよく走っていましたね。ラグビーを観戦しにいってました。まだ日常が残っていた。
 
February
The most famous cruise ship moored at Yokohama's doorstep. This year brought family together tightly. 
ラン熱続く。🎻コンサート行ったり、ホームパーティーしたり、早咲きの河津🌸は近場ですませました。👩‍👦家族の時間が増えた一年でした。
なんだあの船は(笑)
 
March
Getting used to WFH. Honestly, I didn't, even now. I need to bike to work🚴. 
風呂でリタイア♨!在宅が増えたので🐿リスと一緒に仕事が増える。仕事が終わるとチビ太と散歩、も増える。
 
April
Started Zwifting a lot. This eventually led to first real bicycle in small 24 inch Trek. The rest is history. 
非常事態宣言。家にこもってZwiftが増える。そしてリアル🚴に乗りたいと言い出す。後はご存じの通り。
 
May
All races cancelled but the small bicycle morphed into genuine road bike.
レースは全部中止になってしまった。その代わり一ヵ月で🚴が700Cにチェンジした!Gakuさんありがとう。
 
June
Chute dans le peloton ! 
新しい🚴でモチベアップのチビ太氏、早速60kmのロングへ。そしてハスリ落車(笑)。今年は竹芝チーム練3~4回行けました。来年は5回行くぞ。
 
July
Self confidence begets self confidence. The rest is history.
7月からチビベルデ師匠快進撃が始まります。サイクルスクール初心者の部で一位とっちゃったのがきっかけですかね。初ヤビツは二回休憩、休憩抜きで52分でした。
 
August
Every August presents epic journey. This year was no exception. 
八月は毎年エピックなんとかをしていますね。今年はテントを担いでピークハンティング。乗鞍、渋峠。特に渋峠でクライマー開眼しました。
 
September
As it was not advised to use public transportation, we drove and biked a lot on weekends. 
残暑が続きましたねぇ。スバルラインも登りました。すっかり登山しなくなってしまった。2021年はもっと登山もしたい。
 
October
Used to be once or twice hiking per month till last year; now this guy demands bike practice every weekend. 
10年ぶりの日光紅葉ライドやヤビツタイムアタックなど。用事がある週末の朝はDreamer モーニングライドで平地練。
去年までは一ヵ月に二回くらいの親子登山が日常でしたが、今年は週末になると親子rideになってしまいました(^^♪
 
November
Getting race-minded. 
和田峠でアラフィリップの真似をしてダンシング開眼。富士山一周ロングでガクさん感謝ライド。ヤビツアタック43分。親父の21年最長ライドは追い風利根川TT 215km (Ave 34.5km)でした
 
December
2020's first race came in December. Two second places. It seems father and son will be racing a lot in 2021, together. (As fatherly duty)
今年の最初のレースが12月になってやっと来ました。どうやら21年は引率のため私もレースに多く出場しなくてはいけないようです。しょうがないしょうがない。
 

オヤジ狩りに大観山へ 1450m up

2020年12月27日 | 超級山岳
大観山は伊豆の海沿い、南斜面ということもあり、比較的温暖です。
真冬でもなんとか登れる大観山にヒルクライムしてきました。
とはいえ、頂上は4℃でしたので下山時の防寒対策は必須。特に日が陰った時間帯に箱根に下ると冷えます。


出発時の気温は1℃。仙石原に止めたので(ゴール後即温泉にいくため)スタートと同時にダウンヒル、つまり防寒対策必須。ホッカイロをブラケットに貼って乗り切りました。降りてしまえば、暖かい海沿いを日光に照らされて気持ちよくサイクリングできます。

交通量の少ない真鶴旧道へ。途中にある麦踏(ベーカリー)で休憩。


顔の大きさもあるチーズパンを食べて大観山へ挑みます

キラキラ光る海に癒された!

途中湯河原によると、そこはチビ太の大好きな『飯田商店』があります。
『ラーメン食べに行こうよ~』という意見はガン無視(笑)

奥湯河原を右折して、椿ラインへ!


長めのヒルクライムですが、勾配が緩いので助かります。
前半チビ太は勝手にペースアップして自爆、逆切れしていました。

真冬のヒルクライムの愉悦(^^♪
今日はしずか姐さんと一緒。2020年はたくさんチビ太師匠と遊んでもらいました。

レーダードームが見えてきた

自分の登ってきた道が下へ下へとつづら折りを重ねて、それが一望できます。獲得標高1000m越えなのでそれなり。


タイムは休憩抜きで1時間13分でした。

わ~い(^^♪
新たなインスタ映えブランコですね。
下山後、仙石原でリタイア。
こんなに素晴らしい泉質の温泉が近郊にあるのであれば、わざわざK津とか万Zとかいかなくてもよいですがな。1450m登った脚に温泉が染み渡りました。

Boso Grand Prix 🚴家庭内下克上🚴

2020年12月19日 | レース
『かっこういいお父さん』を見せつけるつもりで息子をレースに誘い出したはいいものの、親父は連戦連敗。
インターバルのかかる集団の中で干からびた蛙のような醜態をみせつけるばかり。

かたや初心者の息子はキッズクラスで超攻撃的なレースを展開、どんどん自信をつけていきます。
フランス人の好きなPanacheがあるレース運び、えっ!?ここで攻撃するの?というところから攻めてきます。

今日は攻撃しすぎて失敗しましたが、いいんです、こういうレース運びの繰り返しが後の教訓になる。

さて、おじじレース終了後、肩を落としてパドックに帰ってきた親父を迎えるチビベルデ師匠。

えっ!?おとうさん12位??だっさwwwワロスwwwwwww(以下自粛)

くーっ!

悔しいので良い結果が出るまでしばらく引退せずに頑張ってみようと思いますヨロ。

キッズクラス Under 9は9名のエントリー
今日の作戦は
『スタートと同時にアタック🔥』
『苦しい展開に持ち込む😣』
『とにかく攻撃的に🤛』
『一番苦しんだものが勝つ!🏆』
でしたw

一周目はローリングスタート。先導車が外れてまずは一回目のアタック
424W (13.5W/kg) このアタックはキレキレだった。二人逃げが決まります。

なんですが、ライバルにぴったりマークされていますね。
後ろに目はついていないようで、一周ずっとベタ付きされてしまいました。

はやくも二人逃げが決まりました。楽しそうにアタックしてますね。

うまく回していければいいのですが、先頭交代を促すような狡猾さはレース二戦目の小学三年生に期待するほうが無理筋というもので。

この後ジャンの鳴るなかホームストレートで二回目の300Wアタック、揺さぶりをかけます。


やっと先頭交代しました。この時先頭のライバル君はアタック中で、チラチラ後ろを見ていました。

このままツキイチでスプリントまで温存かな…と思ったらバックストレートで再度300Wで猛然とアタック!(三回目)場内アナウンスも『ここでアタックだ~!』と放送してここは興奮しました。超攻撃的。

で、最後のスプリントなのですが、今回は二週間前の良いスプリントの残像が悪い意味で働いちゃったかな?

追い風なので遠目からスプリント開始、これはいいです。

下ハンでかっちょいいのですが、実は下ハンからギアを重くする練習をしたことがないのです。

そのうえ、相手の出方をうかがってます。登りスプリントならまだ追いつく余地があるのですが、最初の飛び出しが効く平地スプリントでためらいは禁物かも…

相手はたぶん重いギアに変えているはず

チビ太はあれ?あれ~??という感じで引き離されてしまったのだろう。

最後は一馬身差をつけられてしまいました。踏んでいるギア比が全然違うし

残念!ですが何度も攻撃しての二位ですから、本人はやり切ったいい顔をしていました。平地スプリントの練習をしないといけませんね。
次は大磯クリテかな?

キッズクラス Under 9 二位
Distance 2.03km
Average 30.9km/h Max 39.6km/h
Average 164W Max 424W

次の出番はK田さんです、ビギナークラスへエントリー。
生粋のクライマーのK田さんにはきついコース。詳しくはこちらです。
チビ太の愛読ブログでもあります。
なんか美味しい展開だったらしいですね(棒)

おじじの出番は最後になります。エキスパートライトにエントリー。
ライトとはいえ、活きのいい若者もまざる無差別級であります。
二週間前の下総クリテは40代おじじクラスだったので、インターバルはやさしめだったのですが、
無差別級のこの日は果たしてインターバルカチ上げ、周回する拷問メリーゴーランドとなりました。

警戒すべき(放置すべき)はY ProjectのN島くん。

おじじの作戦は『集団で最終局面まで脚をため、スプリントで爆発🔥』

しかし、インターバルのかかるクリテということをすっかり忘れていました。
私の陣取った集団中位はヌクヌクポジションではなく、拷問ポジション。
600W以上のマイクロスプリントは優に20~30回。すっかり脚を削られた中盤に、一周だけ先頭を牽きましたが、先頭楽ですね、ラインを気にしなくてよいし、インターバルは自分次第だし。しかし、先頭を牽き続けるフレッシュな脚は既になく、後方に埋もれてそのあと拷問を受け続けました。
ほんとになんの見せ場もなく、死刑執行を待つだけのクリテをつらいものはありません。早く終わってほしいの一念で集団にしがみ付くのみでした。

スタートしてすぐは、散発的にアタックがかかりますが、この頃はまだみんなフレッシュなので落ち着いて対応。
アタックを繰り返しているのはN島君。何度もアタックをしては吸収を繰り返し、だんだん集団内も嫌気がさしてきます、『うわ、またかよ』的な。
ペースもハイペースなので、インターバルかかる、アタックかかるで休む暇がありません。そんな中、何度目かのN島君のアタックで、小さかった亀裂がだんだん大きな裂け目になり、逃げが決まりました。もう一人ブリッジして、逃げは二名。追走集団は追う意思ありますが、(私を筆頭に)脚を削られた選手が多く、2~3人の固定メンバーで回ります。つまり同じペースでの追いかけっこ、だんだん逃げとの距離が開いて行きました。

逃げが決まってからも、相変わらず集団内はインターバル地獄。ひたすら残り周回数を睨みながら忍従の時間でした。

最終周の第二集団スプリントも、ヘアピンで前走の方がブレーキをかけた影響でいつもの集団後方参加するだけスプリントでした。ま、そんな位置にいるのがいけないんですけど。


優勝はN島君でした。流石です。

まったく見せ場もなくチビ太の出汁にされてしまった一日ですが、やはりレースはいいですね。
来年は小学生も出場できるレースにたくさんエントリーするだろうから、勢い私のレース参戦も増えそうです。
増えるといいな。

Distance 20
Average 290W Max 1169W
おじじにしては良いワットだった



腹黒スプリンター育成計画(JCRC最終戦下総:チビ太2位 親父5位)

2020年12月06日 | レース
スプリンター・・・すべてが混沌とし、目まぐるしく流れゆくなかで、肉体の極限状態のまま、瞬時に適切な戦術的判断を強いられる動物である。特に、肉体的に恵まれない小柄なスプリンターは、短い時間でしか生かせないその爆発的加速力を最大限に生かすため、狡猾な戦術眼が必須だ。
トップエンドパワー、最高速で引き離すタイプではなく、ゴールライン直前の加速で差し切るタイプの小兵のスプリンターと言えば、

今はCaleb Ewan

そのEwanがアイドル視して育ったRobbie McEwan

一瞬の加速といえば、Bettiniもすごかった

話はもどってチビ太のレースデビュー戦JCRC下総

自分の得意な展開を理解し、それをお膳立てして適格に実行する。そんな真似事が少しできたレースデビュー戦でした。

(一部かなり脚色が入っています^^)

3~4年生クラス。
なんと全員ビンディング
ライバルチームの波状攻撃に負けないようにしましょう。ま、えてして小学生クラスは追いかけっこになるので、集団の展開はないと思いますが。

むっちゃ緊張した顔( ´艸`)

案の定実力者の4年生お兄さんが先導バイクが外れると同時にアタックし、予想しない展開に逃げを許してしまったそうです。

このクラスは二周だけ。まずはライバルお兄さんの脚を削るよう、沿道から激を飛ばします。

とにかく登りではペースアップし、下りでは風除けをつかって楽しろと伝えておきました。


もう次の周でゴールです。
二位争いは一騎打ちになりそうですね。逃げるのか?スプリントに持ち込むのか?

チビ太回想『裏のグラウンドセクションでワザと番手を後ろにした(スプリントで勝つ自信があったから)』(ほんとか?)

下総のこのコーナーはインをつくのが定石ですが、何を考えたかこの後ラインを突然アウトに変えました。


これにより、ライバルは自分のイン側を見やります。
一瞬の死角をついてスプリント開始!
腹黒ェ…


チビ太『ライバルがブラケットポジだったので、勝てると信じた』

この展開、スプリントあるあるですよね!
蓋をしたと思ったら『うわまじか!』

初レースにしてこの老獪さw

肩を並べてスプリント!デビュー戦にしておいしい展開!

差し切れるか??

今度は変速音に気付かれないように背後から忍び寄って差すスプリントを教えよう。

ハンドル投げて勝ちました!(二位ですけど)


3km Ave 31km/hでした

++++++++++++

さて、チビ太師匠は二位。
親父は10年ぶりのJCRCにMクラスおやじ40代15kmの部にエントリー
15km Ave 316W 40.6km/h 20min 175/187bpmでした。
脚はボチボチでしたが、レースの走り方を完全に忘れていましたね。


ペースを上げることには多大に貢献したのですが、最後の局面にセーブすることを忘れていました。終始前目に展開しましたが、最終周アウトからわ~っとペースアップする局面で一瞬躊躇、後方からスプリントすることに。


ここでラインどりを間違えてインがつまってしまい、アウトにラインをとったら遠回り。囲まれてスプリントフィニッシュ。


レース感が全然もどっていませんね。たまにはレースでないとダメ。
でも楽しかったっす。チビ太と一緒にレースに参戦する新たなモチベーションができました。

肩を落としてスタート地点に戻ってくると、
『お父さん、ダメダメだったね!スプリント。選手生活引退おめでとう!』

いえいえ、親子で表彰台、そして「おなじクラス」で出場して負かされるまで選手引退はお待ちを!