Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

3か月分のローラートレーニング日記的なものを

2018年01月29日 | トレーニング


いまさらブログにトレーニング日記をつける意味はほとんどないのですが、このブログに記載すると、後々振り返る際に非常に参考になるので、将来の自分のために不定期にまとめて投稿することに致します。

最近意外と踏めるように戻ってきたので単なるデブという疑惑はさておき、良いときの参考数値として残しておきます。
最近はStravaに全部データが残っているので、記録が楽だ。

ちなみに、今はやりのZwiftなるものは清貧(?)なので手を出す気はありません。とうぶん10年前にただで譲っていただいた爆音がでるミノウラのローラーに乗り続ける予定。今年のBGVは90%ロンドです。


何度見たことか。


苦しんでいる時のイメージ。

+++++++++++
2017年10月16日
SST and HIIT
20min (261W/151bpm)
3min x 3 with 1 min rest (301W/158bpm, 306W/165bpm, 341W/171bpm)

10月のローラーはこれだけ。

+++++++++++
2017年11月7日
朝ローラー L4 10min x 2
301W/157bpm, 301W/166bpm
20分持続なんて夢のまた夢

2017年11月24日
朝ローラー L4 10min x 2
302W/158bpm, 301W/163bpm
20分持続なんて夢のまた夢

2017年11月28日
朝ローラー L4 20min x 1
301W/170bpm
ここでやっと20分達成。この心拍だと二本目はありえない。一本で出しきった感じ。

11月はこれでおしまい。

+++++++++++
2017年12月6日
朝ローラー L4 10min x 2
301W/161bpm, 313W/173bpm
二本目はひねり出した感じかな。だいたい平均が170超えると無理してひねり出している印象。

2017年12月19日
夜ローラー L4 20min x 2
301W/154bpm, 300W/160bpm
やっぱり朝より夜の方がかかるのかな。時間に余裕がある分、20分二本にコミットできるし、心拍も無理していない。
一年ぶりくらいに20分を二本そろえることに成功。毎年これができるのはGWの頃だから、12月の時期の達成に気をよくした。

12月のローラーはこれでおしまい。Rapha 500 があったりして、実走重視でした。

+++++++++++
2018年1月11日
朝ローラー L4 20min x 1
301W/156bpm
二か月前と比較して心拍が10以上落ちています!

2018年1月24日
朝ローラー L4 20min x 1
305W/160bpm
20分一本勝負であれば、300Wジャストではなく310Wを狙うようにやや上方修正

2018年1月25日
朝ローラー L4 20min x 1
308W/166bpm
大寒波到来、大雪で外の自転車・ランは不可能になってしまいローラー天国な一週間。

2018年1月27日

朝ローラー地獄メニュー L4 20min x 3


301W/160bpm, 301W/164bpm, 307W/167bpm
本来であれば外で朝練だが家でやるしかない。20分3本勝負は何年ぶりか。2時間半かけてなんとか達成。

2018年1月28日
昼ローラー地獄の1時間チャレンジ(リタイヤ) L4 40min x 1


290W/160bpm
無謀にも日曜日昼間に1時間走にチャレンジ。目標は高望み300W1時間。ってなんて高望みな。
20分経過時で280W、ここからペースアップして最終的な300Wを目指すも、そこからあがらず40分ジャストで290Wまで上げたところで苦痛にたまらずリタイヤ。
ただし1時間290Wキープ であればできそう。心拍もトータルで160だったし。ただ最後の20分を310Wはちょっと無理そうだった。
次回やるとしたら最初っから290Wキープだな。6年位前に1時間290Wは一度だけ達成したことがあるので、その頃の数字まで戻って、まあまあ良い気分。

2018年2月1日
前回の40分で挫折からのリベンジ、の1時間チャレンジ(完走)L4 60min x 1

293W/161bpm

だめだ~300Wまでランプアップできない~。
40分経過時点で291Wで、『うん、こりゃいける』とか思っていたのですが、よく考えたら残り20分を310W以上ですよね。すでに40分もがき苦しんできた足はちっとも反応しませんわ。最後293Wまであげるので精一杯。まだ自脚力が足りない模様。また、がんばりましょう。

パワーが戻ってきた反面、体重は目立って減っていません。
3/11のフルマラソンにむけ、これは望ましくないので、今日から禁酒禁お菓子を発動します!!!
とりあえず家に残っているお菓子とお酒を空にすることから。

チビ登山第75座檜洞丸 霧氷と青ヶ岳山荘

2018年01月22日 | 登山


2018年初のチビ登山は静謐なる西丹沢へ。



父「今年最初のお山はどこに行く?陣馬山?搭ノ岳?蛭ヶ岳?らくちんな山にしとく?(おそるおそる)」
チビ太「蛭ヶ岳!!!山小屋っ!
一月から飛ばすねぇ~。

焼山から行くか(始発で行ってもバス間に合わない)大倉から行くか(ピストンはつまらん)で迷いましたが、ユーシン渓谷から取り付けることを思い出し、玄倉へ。

しかし、玄倉でバスから降りると悪いニュースが。


ユーシン渓谷が崩落して通行止め。早く言ってよ~(バスは出発し、取り残されてしまいました。)

予定変更、ルート図を確認、どうやら石棚山から檜洞丸に行けるらしい。この山はどこから登っても急登なので、なかなかタフ。しかもアプローチにバリエーションルートを使ったため、二組としかすれ違わない、静かな山行になりました。

夜景を見に西丹沢の奥地に来たわけだが、標高1600m以上は霧氷の森!白銀の世界で海老のシッポもありました。それにしても🐧

そして当日の連絡で転がり込むことになった青ヶ岳小屋はほんとうにすばらしい雰囲気のランプの山宿。夜更けまで女主人ともう一人のハイカーS木さん、チビ太を4人でこたつを囲んで山談義。チビ太は大人二人にゴジラ怪獣学を講義してました。消灯は8時半。

起床は4時だが寒すぎるので二度寝、結果10時間睡眠。まさかの山で睡眠負債完全返済。

翌朝、天気はガスっていましたが、音ひとつないマイナス5℃の山頂で昨日出来た霧氷に覆われた白銀の世界を楽しみました。そして下山途中に鹿を6匹も目撃。

霧氷は頂上直下の1500mから上だけ。二日前に着氷して、普通は溶けてしまうらしいですが、ここ数日は気温が低く凍結が続いて成長したそうです。いいもん見た~❄️

出発時刻/高度: 08:28 / 329m
到着時刻/高度: 10:57 / 544m
合計時間: 26時間29分
合計距離: 16.13km
最高点の標高: 1588m
最低点の標高: 327m
累積標高(上り): 1677m
累積標高(下り): 1455m

天候 曇り→ガス→太陽が見たいよう→晴れ間→晴れ
歩くペース 0.9〜1.0(標準)

初日 5時間10分 休憩 57分 合計 6時間7分
S玄倉駐車場08:2808:41大野山沢合流点09:01小川谷出合(白井平)09:44西丹沢県民の森駐車場10:2012:23中ノ沢ノ頭12:2912:43石棚山(デシチノ頭)12:4813:15新山ノ頭13:26白ザレノ頭(白崩レノ頭)13:46テシロノ頭(手白頭)13:5013:55石棚・同角分岐点13:5614:11ツツジ新道・石棚山稜分岐14:27檜洞丸14:3214:35青ヶ岳山荘G

二日目 2時間3分 休憩 29分 合計 2時間32分
泊檜洞丸08:2508:36ツツジ新道・石棚山稜分岐08:4209:35展望台09:4610:17ゴーラ沢出合10:2310:46ツツジ新道入口10:4910:53西丹沢ビジターセンター10:5610:57ゴール地点泊

コースタイムについて:二日目は3時間もあれば余裕だろう、となめてかかっていた。ふたをあけたらバスの時間ぎりぎり、最後の1時間はハイペースで飛ばしました。バス出発二分前に滑り込み。

コース状況/危険箇所等:玄倉からユーシン渓谷経由で蛭が岳へ行く予定でしたが、17日に発生した発電所近くの林道崩落のため、急遽予定変更して石棚山経由で檜洞丸へ。
玄倉から石棚山はバリルートだけあって道迷いしやすい。日中視界が利いていればテープを探しながら登れるが、視界が悪いときは道迷いしやすいのでは。

それでは、写真レポ開始~

      


小川谷出合(白井平)を左折、石棚山へ


仲ノ沢林道というらしい。終点まで自転車でいけるよ。
途中一人に抜かれ、あと一人とすれ違うのみ。心細くなるマイナーバリルートでした。


ヤマボウシのつぼみと思われ。これ、食べられるみたいですね。一説にはマンゴーに近いとか。まじっすか。


西丹沢県民の森に来ました。


キャンプをしているファミリーがいました。


県民の森から急登が始まる。いきなり道迷い。


トレランのお兄さんにあっというまに抜かれました。


ほんとに平地がない。尾根筋に乗っかったら最後、標高差1000m以上を一気に登る。


『鹿さんみたいな木がいるよ!』


やっと急登が終わり、一息。


石棚山。2時間ぶりの平坦路とのご対面に父子感動!
『お~い、地面が平らだぞ~!!!』
『平らスゲー!!ボクの足の裏が喜んでるよ、おとうさ~ん!』


メインルートに合流すると木道の階段が。すこし人里っぽくて安心する。


え~と、これは?
木の実をくわえてる。


冬は枝しかないから小鳥が見つけやすい。


だんだん木々の枝に氷がついてきました。


そして、山容がどんどん白くなっていき・・・


一気に霧氷の世界へ!




すごい(寒い)




頂上が近づいてきました。








檜洞丸 1601mに到着。山頂に誰もおらず、景色もゼロでえらく寒いので、即去り~w


枝を揺らして人口雪遊び


ミニ海老の尻尾




夕暮れ。山頂から富士山を狙いますが、終始ガス。
あきらめたところ、チビ太が『あ、あ、あ、あ!!!見て!』
30秒だけ一瞬晴れました。






自宅からドラえもんの歴史の本を持参し、宿にいたS木さんい『犬養毅』を解説するチビ太w


チビ太火起しを手伝う。幼少のころから火に接すること、大切です。


ランプの下のコタツに小屋の住人がみんな集まって、おしゃべり。


夕食はカレー(^^)v


小田原方面




相模原・八王子方面




朝の最低気温はマイナス4~5℃


おでんBreakfast




よい思い出だったので記帳(落書き?)させていただきました。
漢字忘れているな・・・


山小屋経営のあれやこれを、たくさん教えていただきました。
おねーさんのお父さんが青ヶ岳小屋を立てたこと、第一次登山ブームのころ、定員25人の小屋に200人が泊まったこと。人の往来がすくない西丹沢で小屋を営業するには、週末が中心になるが避難小屋としての機能を持たせるために平日は鍵をかけずに登山者の善意を基に性善説で運営していること。運営について、性善説でやるべきか性悪説でやるべきか母と娘の間の葛藤。山のトイレは2000万円以上建設にかかるはずなのに、チップの100円をケチる登山者がいること、等々。等々。
山小屋のある意義を、登山者はもう一度立場を変えて考えてみるべきですね。

別離はゴジラポーズでw


頂上はほんとうに寒くて静か。なにやら動くものの影が・・・




山頂付近には6頭ほどいました。朝ごはん探していたのかな。


下山は急登を下る。登ってくるハイカーはみんな苦しそう。頂上の霧氷情報を伝えて励ましました。


だんだんバスの時間が怪しくなってきたので急ぎ下ります。


ゴーラ沢まで来た。バスの時間まで後35分、コースタイムはここから40分。ヤヴァイ!


最後の20分はハイペース。チビ太よくぞついてきた!


西丹沢、気に入ったかも?


3年ぶりPine Hills Winter GPXに参加

2018年01月15日 | レース

昨日は彩湖にいってました。3年ぶりPine Hills Winter GPXに参加。


限定公開ッス

なんと2014年9月以来の3年ぶり。いやまて、2015年冬も出たかもしれない。いずれにせよそんなブランクがあったのかいな・・・
その頃コース上でチビ太がおむつを交換していたという妙な日記が残っている。真夏と真冬、無風と暴風で全然コンディションが違うので参考になりませんが。

さて久しぶりの、そしてScott Plasma 2に乗り換えてから初めての(なんちゃって)レース。


前の週に楕円率が更に大きなRotor QXLという大きくて黒光りする温泉玉子を投入したので、どんな効果がでるのか楽しみ。(この機材については改めてインプレしてみようと思う。)

結果を手短にいうと、ぱうわーは確かに向上したと思われる。1%くらいかもしれませんが。(FTP更新したみたいですがローラー練がつらくなるので見なかったことにします。)
当社比で出力の微向上により、ちょっとはましな走りができましたが、まだもっと改善の余地があるはず、ちょっとポジション変えてみようかな、と考えています。いろいろ試行錯誤してみよう。


会場に到着すると、気温3度という寒さもさることながら、ものすごい強風!しかしそのおかげで青空が冴え渡り、富士山がくっきり。(走行中一度も富士山を一瞥することはなかったけど。)彩湖の土手にあがって走ってみると、追い風は50km楽勝、向かい風は…30kmだすのがやっと、そしてDHバー煽られて握れません。本当にこの強風で計測会するのかいな・・・ってするみたいです。実際走り出してみるとアドレナリンが出たのかみなさん横風強風区間でもふつうにDHバー握って走っていました。

真冬ということもあり物好きの数がすくなく今日のエントリー数は20人以下。グループは最終ウェーブに入ってしまいました。30秒前の前走に永遠のライバル Team AriのY江さん


30秒後ろから迫りくるはPine Hills の宇宙人小野さん(TdOおきなわ Over 50独走逃げ優勝の衰えを知らない怪物)。小野さんは3年前の計測会も自分8位だったところ7位だったか、とにかくありとあらゆるTTレースで惜敗している、おそるべきオジサマ。この二人には絶対負けたくない。


その後ろ30秒にはドクターY、そしてK納さん、ザイコ―さんと続く豪華メンバー。この3人は全日本TTにも出るくらいの実力者で格が違いすぎる。というわけでこの表彰台候補3人からどこまで遅れをとらずに走れるか、自分の現状把握にはちょうどよい。

コースは18km弱の土手上の往復コース。狭隘なサイクリングロードで180度ターンをするので、折り返しはほとんどゼロストップになります。向かい風区間は心拍170台、320Wで踏んでも32~34km巡航が関の山、その反面追い風区間は53-11Tもしっかり回せて、調子がいいと50km巡航も夢ではない。まさに高速TTマシンの面目躍如。いつも利根川のレースなどで追い風時に52-11Tを回しきってしまうことがあったが、今日は53Tなのでその心配もない。しかし、今回の反省点として50km巡航を長時間保持できなかったことが悔やまれる。どうしても高回転を維持(強楕円には高ケイデンスがよいらしい)し、あまり踏み込んで疲弊するのを嫌ったため11Tを踏んでいるときにビビッて12Tにして高ケイデンスにしてしまい、結果巡航速度が1~2kmくらい落ちてしまった印象がある。逆に非常によかったのは向かい風区間。個人的に向かい風区間は苦手意識があり、大ダレをおこしてしまうことがしばしば。今回は楕円のメリットを活かすため高回転で回すことを心がけたため、大失速を招かずうまくまとめることができた(あくまで主観的な印象)。

途中段差でペダルが外れてしまい、数秒ロスすることはあったものの無事にゴール。実は折り返しの度に30秒前のY江さんとの間が詰まってきて、最後の周回でじっくり追い抜こう・・・イヒヒヒ・・・いい絵がとれるぜ・・・・とか画策していたら・・・


ゴール前の5mで60秒後方でスタートしたY倉さんに挿されてしまいました。実は餌にされていたのはオレだったか・・・

結果は①ザイコ―~10秒~②K納③Y倉④小野~1秒~⑤ヲレ⑥Y江(敬称略)となりました。またしても小野さんに1秒差で敗れ、苦笑。次こそは・・・






計測会終了後、場所を移してH高さん提供のおいしい燻製肉に舌鼓。ごちそうさまでした。こういった懇談の場があるのはいいですよねぇ。

自宅にかえってデータを解析。パワーメータの誤差を考慮しても、上位1位、3位の数値と比較すると出力は高いけど巡航速度が遅い自分の傾向がよくわかる。(ざっくり目分量の比較です。)路面抵抗と空気抵抗という意味で考えると、サドルをさげてハンドルもさげ、パワーを失う代わりに前面投影面積を小さくしたら速度がどう変わるか、実験してみようかな。別に失うものはなにもないし、試行錯誤はTTの一番の楽しみでもあるわけだし。
ただ、これをやるとTTでロングライド行けなくなるよな~。まいっか。

Me
向かい風区間 37-33km/h 340W-280W
追い風区間 45-50km/h 340W-280W

Dr. Y
向かい風区間39-34km/h 330W-270W
追い風区間 47-52km/h 280W-240W

Mr. Z
向かい風区間39-33km/h 330W-290W
追い風区間 44-52km/h 310W-290W

Ride Time (Time Moving) 0:29:43
Distance, km 18.38
Average Power, Watts 327
Average Cadence 87
Average Speed, kph 37.12
Average Heart Rate 173
Normalized Power 336

以上自己満レポートでした。

Wild Boar Roar: 猪肉パーティ

2018年01月09日 | Weblog

きっかけは鮎ママことT野さんに、「大原荘の猟師さんに頂いた我が家では食べきれないほどの猪肉が2kgほどあるんだが、ニャロメさん、どう?」と声をかけていただいたこと。



実際に赤身と脂身のブロック肉をもらって、その巨大さにびびる。まずはジビエを愛する人々を招集することから始まった。

集まったのはチビ太の友達ネットワーク。日米露の大人たちと子供たち。牡丹鍋は鉄板として、欧州ではどうやって猪を食べてんだろ、とリサーチしたらトスカナ地方では猪のラグーパスタが冬の郷土料理として有名らしいので、この二本立てで行くことにした。


準備はなんと二日前から。冷凍されたブロック肉をゆっくり解凍しなければならないからだ。ゆっくり冷蔵庫の中で解凍を開始。


次に控える難関は肉をどう切るか。特に牡丹鍋は薄切りが命。ここは近所の商店街、妙蓮寺の伊藤精肉店に親父さんに相談したところ快諾していただけた。いろいろ制約があるこの現代にて、引き受けていただきありがとうございます。チビ太の保育園へ肉を卸しているらしく、その話でも盛り上がった。

肉の問題を解決したので、まずはラグーの準備から。レシピはNew York Timesのこれを参考にさせていただいた。記事を読むはなから美味しそうで、一人でテンションがあがる。こちらの準備は前日夜から。


赤身肉を1kg、2cmのサイコロに切り、ローズマリーとニンニクをすり込んでから赤ワインをヒタヒタに。ボウルにいれて冷蔵庫で一晩ネンネコさせる。

翌朝5時起きで朝練開始。よく寝た猪肉にセロリ、ニンジン、玉ねぎを混ぜてソテーして、水分がとぶまでゆっくり煮込む。水分が飛んだらトマト缶をいれて煮込む。とにかく長時間煮込む。煮込むこと4時間www なんちゅースロークッキング。



途中で横浜みなとみらいまで6kmランニング。腹をすかせて帰宅。
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ランからの帰路、肉やでスライスされた脂身1kgをピックアップし、帰宅後盛り付け。牡丹の花が咲きました。それにしても肉多いw

ラグーはことこと煮詰めたところここまでトロットロに。

12時をすぎてお客様が来訪し始める。このころになると家中が猪のケモノ臭さと、ローズマリー、生姜、ニンニク、ローリエ、クローブの香りでみたされ、お客様は玄関にあがるなり「いいにおい~♪」と言ってくれる。

牡丹鍋のほうはぶっつけで心配だったが、味見をすると出汁が取れていてむっちゃうまい。






手前味噌ながら自信作ですと宣伝して、皆様に提供。今回は作る側で飲み食い歓談する側には回りませんでしたが、本当に楽しみました。


子供たちも猪肉パスタをぺろり。




子供が多いので、あまりスパイスをきかせないようにつくりましたが、それでも野趣あふれる猪の滋味がかなりきいた味付けになっていました。まさに素材の力。

ちなみに、市場に出回るの猪肉は罠で仕掛けて食肉工場に運び、そこでしっかり血抜きをするのでそんなにケモノくさくないそうですが、今回のは鉄砲でズドーン!の肉ですので、そこまで完全な血抜きはできないのだそうです。これも知り合いの間でしか流通しない肉の特徴で、牡丹の模様に肉をならべているときも、血あいが所々残ってました。そんな野趣も合わせて楽しめるジビエ好きにはたまらない風味でしたね。

はじめて猪肉を猟師しましたが、狩猟や調理方法を含め、いろいろ勉強になった3連休の最終日でした。おしまい。

箱根駅伝からの逃走 新春平成30年

2018年01月04日 | 超級山岳

お久しぶりに箱根駅伝からの逃げに挑戦してみました。2007年の初挑戦から通算8回目。


距離 133.0km
移動タイム 5:31:32
高度 1,715m
加重平均パワー 215W
平均パワー 183W
合計運動量 3,638kJ
カロリー 4,057
平均スピード 24.1km/時
平均心拍数 142bpm
経過タイム 9:37:16

往路の結果:
駅伝区間賞ランナー勝利 7分43秒
東洋大の往路優勝タイム 5時間28分29秒
私の自転車タイム 5時間33分36秒

この時期に走るには、ある程度冬の間も走り込んで、体重と足も仕上げておかないといけないので、出走できる年はある程度乗り込めている証左ともなる。今年は、というと年末にうっかりRapha Festive 500を走ったこともあり脚は完全に仕上がっていたので、蓄積疲労は少しあったものの平地は今までで一番楽に感じた。体重はというと、もう少し減らしてから挑戦したかったが、当日の朝の体重はいつもと変わらず。小田原で平地が終わり、道路が空を仰ぎだすといつもの喘ぎ喘ぎの重量級ヒルクライムとなりました(泣)。真冬に減量するのは難しいっす、走っても走っても体重計はピクリとも動かず。

元旦の日に横浜から湯河原の温泉に移動、本来ですとこの時点で出走は『×』なのですが、時刻表をよ~く見ると湯河原を登りの始発が0440に出発し、0619に東京駅に着きます。これなら家族旅行を楽しみつつ箱根逃げに参加できるのですね。知らなんだ。

というわけ朝3時起床、真っ暗な駅に行くと朝4時半の湯河原駅から乗り込む乗客は・・・いない・・・いや、誰かいた(笑)。自転車だ。実はこの自転車のり(O沢さん)とは、この後深い関係を持つことになるのだが、この頃は知る由もない。というか、この時間にここから乗り込んで一度わざわざ東京にいってから箱根を目指すわけですから、よっぽどですよね、二人とも。

6時19分に東海道線が東京駅丸の内北口につくと、既に今回の参加者のK沢さんとK田さんが到着していた。


もう一人の戦友、K原さんはTTバイクメカトラで途中合流になる模様。


あと、お犬様が二匹。


あれ、もう一人はさっき湯河原で見た人が柴犬になっている。

どうやらK田さんの友人O沢さんとT杉さんだそうで、富士ヒルゴールドとシルバーの猛者だそう(ゴ、ゴールドだとう!)しかも沖縄市民210フィニッシャーではないか!これは後で知ったことで、そんなことを露も知らない私は平地の飼料となったわけですw


そんな5人+で大手町の駅伝スタート地点をちょっと冷やかしてからスタート。抜錨時刻は0647。昔一度0725発でしっかり完走できているのですが、ここ数年は交通規制が早いとの噂。警戒が必要。気のせいかこの時間走り始めているサイクリストが昔より少ない。みんな先にスタートしたのだろうか。それとも自転車ブームが去ったのだろうか。

まずは先頭でペースを淡々と作りましょう、K田さんがTTバイクによるハイペースを異常に警戒しているので、時折調子を確認しながら、感覚的には巡航40km心拍140台で生かさず殺さずをターゲットに上げすぎず、緩め過ぎず、信号からのダッシュはじわじわ系で進んで行きます。ですが、湘南の海岸線にでるまでは信号が多い都内、横浜を抜けなければなりません。どんなに高速で走っても信号にじゃんじゃんつかまりますから、Av 30近くで走ってもあまりランナーに対してアドバンテージを稼げません。DHバー握って調子に乗ると集団が崩壊しかねないので、40キロ前後、心拍140前後を意識して粛々と進行します。その証拠に珍しく都内の平均は29台だったような。じわじわ作戦です。

一区 
自転車 1:00:50 Av29.7km/h Av216W Av137bpm
区間賞 1:02:16 西山和弥 東洋大
自転車勝利 1分26秒 

アンパンマンカーの出現でざわついた一区を走り終えようとした蒲田警察の所でK原さん合流。二区からは先頭交代に加わっていただきました。基本この二人で先頭を回してまいります。ニャロメ>K原>K沢>K田>紀州犬>柴犬>O塚さんという順番が基本だったかな。箱根につきそうな時点で脚に余力を残しつつAvが30に乗っかるのが理想のペース。

信号でとまるたびに、沿道でラジオやテレビを見ている若い女性のみに「今ランナーどこですか?」と話しかける。(若い女性にしか話しかけない)
そうすると大体「どこまで行くんですか~?」とか「え~箱根まで?すご~い!」とかいう黄色い反応が返ってくるので鼻の下を膨らませながら前に進むことができる。これ、おススメ。


二区
自転車 1:02:01 Av30.4km/h Av238W Av149bpm
区間賞 1:07:15 ニャイロ 山梨学院大(同タイム 森田歩希 青山学院大)
自転車勝利 5分14秒


花の二区、権太坂ではK原さんとK沢さんが前方に発射していきましたが、追わずに淡々とペースでこなす。戸塚は線路脇の側道をつたって大船駅へ、そこから「大阪」を登り国道一号に復帰。その先のファミマで第一回の休憩。例年だと大磯でも休憩していましたが、今年はこの後ノンストップで小田原まで行けました。補給は事前に手短に、と連絡しておいたので最短で再スタート。








三区
自転車 0:59:25 Av32.7km/h Av216W Av152bpm
区間賞 1:02:17 山本修二 東洋大
自転車勝利 2分52秒

海沿いに出るとやっと信号のすくない一本道にでます。やっとTTバイクの本領発揮(K田さん覚悟せよすまん)。コンディションがよかったので気持ちよくDHバー握っているだけで40キロ後半が出てしまい、集団崩壊w 数人後ろを確認しながら全体をまとめつつ牽引したいのですが、一人後ろの気配しか感じられないので、気づいたら二人逃げとかになってしまっている。下手ですね。

R134の海辺区間は以下のデータが残っていました。
4.3km Av42.6km/h Av 306W
6分の306Wですから無理のない範囲でした。

遅れた人も信号で復帰するでしょうということで先に進みます。ペースを上げたい所ですが、ここは自重します。後半はK沢さんにやさしくペースメークをお願いしました。ここで再び集団が一つになり、快調に西へ。普通に35km位で走っていても比較的信号が少ないのでハイペースで箱根に近づきます。


雲一つない青空に富士山が映え、これから登る箱根の山も良く見えてテンションがあがる。





四区
自転車 1:00:55 Av28.2km/h Av182W Av146bpm
区間賞 1:02:21 大塚倭 神奈川大
自転車勝利 1分26秒

平塚から小田原まではあえてペースをあげず、一定走行で。既にアベレージは30に到達していた。小田原手前で大手町からの経過時間(信号含まず)が2時間45分だった気がする。横浜(入江橋)からAv 30で走るとちょうど二時間で酒匂川に到着することが経験上多いので、まあまあのいいペース。小田原の国道一号沿いの甘味処でチビ太と嫁が沿道応援をしているポイントの近くのセブンで休憩。家族を探しますが、どうやら早く着きすぎたようだ。合流して輪行袋を渡して身軽になりたかったのだが(笑)

さて、平地クロノマンのお役目はここで終了。ここから先は1.2kgのリアディスクがただの重りになります。ギアもないし、後はボーナスステージ、だらだら登ることにします。

五区
自転車 1:30:25 Av14.5km/h Av199W Av157bpm
区間賞 1:11:44 青木涼真 法政大
駅伝ランナー勝利 18分41秒


湯本までの緩斜面までは快調に登れましたが、塔ノ沢手前、傾斜がきつくなるところで一気にペースダウン。やっぱり重いです。


K原さんはここで先行。ここからはK沢さんと喘ぎながら登ってまいることに。まずは大平台のヘアピンを目標に登りますが、この区間はほとんど無観客、交通量も多く精神的にきつい所。今日のFinal Low, 36-28Tをゴウンゴウン鳴らしながらゆっくり登坂。


大平台までは長く感じましたが、そこから先、宮ノ下~強羅~小涌園はいつもより早く過ぎ去っていった感じ。時折道路が渋滞していて、路肩がせまくなりペースダウンを強いられ、かえって脚が回復して助かる。ただし道路渋滞が激しく、車の列はほぼノンストップで数珠つなぎ。昨年11時半宮ノ下交差点で交通規制にひっかかったK沢さん、K田さんは渋滞の詰まり具合にいやな予感を感じていたようだ。


とにかく11時半宮ノ下交差点を通過死守!を目標に進み、11時半ほぼぴったりに宮ノ下交差点を左折!ここで小さくガッツポーズ。逃げ切りを確認し、ホッ。ただし宮ノ下~小涌園は勾配的には一番厳しいところ(精神的に厳しいのは恵明学園~芦の湯)。





「きついですねぇ~」とK沢さんと会話。歩くようなペースだが二人とも心拍170 overで、おしゃべりをしている余裕はないのだが、会話でもして苦しみを紛らわさないと脚をついてしまいそう。いや、まてアクションカメラを動画モードにきりかえないと、ということでそれを口実に休憩。ついでに月餅を大口あけて食らう。実はこの後、K沢さんハンガーノックになってしまったようで、私がこのとき気を効かせて半分コできればよかったのだが、本人の前で丸のみ(笑)大変おいしゅうございました。

再スタートしたときはK田さんも先にいってしまい、もういいやとなってまったりペースで刻む。もう追走する脚はないでござる。この後は大観衆の小涌園を抜け、忍従の恵明学園~芦の湯区間。傾斜は緩くなるものの景色単調で精神的にきつい区間。K沢さんはいよいよ無言に。おいらもかなりいっぱいいっぱい、最後の坂をダンシングで駆け抜ける脚はもうないな。まだ駅伝ランナーは後方にいるらしく、下から選手の位置を知らせながら近づいてくるヘリのローター音と共に登ることは今年はなさそう、どうやら交通規制はもっと後になりそうだ。そろそろ追いつくはずのK田さんの青いジャージも見えない。そうこうしているうちに芦の湯のガソリンスタンドが見えた!!!これで実質登りは終了!無事、国道最高地点にたどり着くことができました。

5~6年前のブームの頃と比較すると落ち着いた感がありますが、それでも100人前後のサイクリストが最高地点にはいました。このくらい落ち着いているほうがいいね~。
大手町からご一緒の犬様たちはさっさと湯河原方面に下ってしまった模様。他の知り合いとしては大半が小田原で引き返したDreamer朝練の生き残り、S木さんが頂上にいらっしゃいました。

この後、寒風にさらされて待つこと30分(?)先頭のランナーが上がってまいりました。先頭は東洋大、10秒後方に青学。すでにメインディッシュをおえ、燃え尽きていたため写真はなし(なんと)。

東京からご一緒のISOYAご一行とはここでお別れ、彼らは自走帰宅ですので今日は200km近くになりますね。わたしは芦ノ湖ゴール地点を冷かしてから大観山を登り、その後湯河原の温泉宿に戻ります。寒そうですが、下った後に温泉入れるって最高じゃないですか。ランナーが全員過ぎ去ってから芦ノ湖に向かって下りはじめると、車と歩行者と自転車で道路は大渋滞。5分で到着するはずの芦ノ湖まで20分近くかかりました。このおかげで大手町からのタイムは優勝校に負けることに。

大混雑の芦の湖ゴール地点をしり目に左折して大観山への道を登り始めると、一転静かな山登りになります(途中まで反対車線は大渋滞でしたけど)。途中で何度も今日の先導仕事を終えた白バイ隊の隊列に抜かれました。


一瞬つつまれたりして、駅伝の先頭を走るランナーの気分を味わえた。もうボーナスステージですので、本当にゆっくり登っているとだんだん富士山が見えてきます。


今日は最高の空模様、完璧すぎる富士山を拝みながらの初クライム。


気温はこの時点で数℃。風も強いのでウインドブレーカー的なものを3枚もレイヤーして下ります。




強風でディスクが煽られると怖いので、惰性でゆっくりと。頂上で家族に電話するとこれから小田原駅を出て湯河原に向かうとのこと、下山には40分くらいかかるでしょうから、丁度よいタイミングです。ゆっくり安全に1000mダウンヒルをして、オレンジラインを伝って今日の宿へ。車をピックアップして湯河原駅へ。そこで終わりとなりました。

合流後、肉食べて、ビールあけて、


チビ太と温泉に入って・・・




その後2時間たってスキ焼大盛りの夕食。大人4人分ですが大半の肉は私が平らげました。




よい走り初めになりました。家族にとって私がいなかったのは約半日ですからね(笑)