Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

蛸ローディング

2008年10月30日 | 自転車通勤
今日は冷え込みましたね。



富士チャレンジまで、あと…2日?そろそろカーボローディングを始めなければいけません。というわけで、Yokohama Walker10/28日号に掲載されていた、京風たこ焼「あっちゃん」を強行偵察して参りました。

場所は大和、厚木基地の近くで、歩いていくにはちょっと遠い、住宅地の中にあります。


てんちょさんは子供の時にみんながお世話になった、駄菓子屋をイメージしているそうです。確かに、懐かしい駄菓子屋テイストが漂う。


あつあつの京風ねぎ焼き450円。
ねぎでたこ焼が見えない~~♪


上記リンクから画像を拝借しましたが、これは揚げねぎ焼きスペシャル。
ねぎはシャキシャキ、たこ焼はホクホク、熱くてハッハッ、中の蛸はぷりぷりでした。自転車通勤、最高の補給ポイントですわ~


自転車でしたらすぐ行けますし、通勤経路にこんなよさげな寄り道スポットがあったとは!ヤビツの帰りにも行けますの。

ムホホ。
ムホホ。

俺チャレ 200

2008年10月26日 | 平地、スプリント
朝練の後、大井埠頭にいってきました。

自転車って、こんなに苦しくつまらないものなんだ…
自転車、サイテー
平地。イラネ。



富士チャレ200を一週間後に控え、Isoya友の会の重鎮の皆様は、思い思いのやり方で最後の調整を行っています。

みんな、やることが常軌を逸しています(爆)。なんとかならないのでしょうか

waki首相…川崎<>桜木町往復6本、160km、一般道を珍走
官能派整体師…ローラー台の上で自転車ごと縛られダンシング禁止の3時間拷問
無名の会社員…ノンストップ山中湖往復200km

さて、日曜日は私の出番です。
大井埠頭で集団の力を借り行ける所まで行ってみます。

補給
BCAA x2
ポリカエスット x2
パワーバー x2
ヌテッラ塗りたくりパン x2
ベーコンマヨペースト塗りたくりパン x1
梅干 x4
おにぎり x1
ジェル x1

明らかに過補給ですw 
パワーバーまずすぎ。しかも開封が面倒で、包装紙をすてるわけにはいかないので、ポケットをまさぐるとよく外れの紙を引き当てました。
この中で、梅干と、アルミホイルにいれておいたパンは大ヒットでした。食べやすいし、取り出しやすいし。本番はこれでいきます。本番はブリトーにするか?

まず朝練

俺チャレは家~家で200km、アベ29km/hを目指します。よって家を出るなり全開走行です(爆)Isoyaまではアベ30km/h。もう足が攣りそうです。

さくぞうせんせ率いる集団に滑り込みます。さくぞうさんにお願いします。
「ごめん!アベ30kmキープでいいですか?」
さくぞう集団が先頭3人ローテの暴走族にかわります。集団の皆様、大変ご迷惑をかけました。

しかし、都内は信号だらけ、Isoyaでは30km/hあったアベも、大井埠頭スタート時では27km/hまで落ち込みます。ここまで走行距離40km、あと140km、ここ大井埠頭を14周して一気に上げていきます。がんばるじょ~

しかし、雨もぱらつくなか35kmぐらいで巡航している集団はいません。まずは流して、適当な集団にただ乗りするべ、と様子をみていると…

「シャー」

45kmくらいでかっとんでいる弾丸列車が前を横切ります。
これは問題外です。こんなペースで牽かれたら絶対200km持ちません。先頭4人、synerzyジャージを着た方々が4人ローテで10人以上の集団を引っ張っています。

「絶対乗らね~。あれ、あれ、Shigemixさんがいないか?」
「ニャロメさんじゃないですか~ご乗車下さ~い。」

はいはい喜んで~

思えばこれが最大のミステイク。

集団の6番手につく。いきなり45-50km/h。血の味がし始めた。
アップもなしに一気にオーバレブ
これも経験、ということで3周回ほどお付き合い、途中Shigemixさんとも話す。
前の番手も疲れてきたので肥大化した集団の最後尾に、これも大ミステイク。
集団の後ろに行けばいくほど、しなった鞭の端っこのように、カーブの出口で何度もインターバルトレーニング状態にw

集団が中切れを起こし始めたとき、私も勇気ある撤退?いや、もちろん限界でした。この時点で80km,足は乳酸がたまりパンパン。あと100km、集団の恩恵を受けずにとても走れたもんじゃない。一度目の休憩をとりながら真剣にリタイアを考える。

しかし、これではブログのネタにならんぞ、と悪魔がささやいた。

とりあえずLSDで二周ほど単独走してみる。それで復活しなかったらリタイアだ。
そしてここから170km地点まで、90km近い単独走が始まった

単独走・・・自らのテンポで刻む。折角32まで跳ね上がったアベレージはどんどん目減りしていく。

向かい風区間は
「修行するぞ修行するぞ修行するぞ」と念仏を唱え、

追い風区間はゾンビのように無になって回復に努め、

少しでも上っているとダンシングで全身の筋肉を使う。SHAMALの剛性が高くてダンシングが楽しい!

何とかペースもつかめてきて、完走も見え始めた130km地点、後ろから「シャー」が聞こえてきた。地獄に仏、大集団だ!ぐいっと合流!

いきなり45km
ついてけましぇ~ん
半周でひとり

補給は毎周橋の下でとることにしていた、楽しみはこれだけ。特に塩分が取れる梅干が楽しみで、「梅干まであと○周」と励みにしていた。

そして、最終周回、170-180km地点、やっと最後にいい集団にめぐり合え、半周ほど久しぶりの40km走。


この時点で平均は29.9km/h。29以内にまとめれば完走できるはず…


最後の方でペダルに違和感が。なんかがたがきているようで、ペダルパワーが100%伝わっていない感じ。本番前にメカの課題も摘出できました。

この後は、Isoya~家と流して終了

Distance:


Time:


Average:


本番にむけて、メモ:
コーナーのたびにダンシングしないと追いつかないような集団は、危険。パスすること。(インターバルによる乳酸過多により、リタイアの危険性が)

とにかく自分のペースで(千切れても自分のペースが楽。千切れたら自分で集団つくればよろし)

補給ポイントを各周回決め、楽しみを作る。

塩分のある補給は必須

ダンシングをまぜて、コリをとる

腹筋を意識する

+++++++++++++
それにしても、雨の中これだけ走ると、なんでこんなにクサーイクサーイになるのでしょうか?新宿の公衆B所のような匂いが・・・あらいやだクサーイクサーイ



余命が一年ともいわれる「そうちゃん」を、救ってください

2008年10月26日 | Weblog
朝練仲間のS岡パパの友人の子供が、特発性拡張型心筋症という難病と戦っています。

この病は、心臓移植が必要であり、そのためには多額の費用がかかるそうです。

「助かる方法は海外で心臓移植手術を受ける以外にありません。
誠に勝手なお願いですが、募金という形でご支援くださいます様
心からお願い申し上げます。」

微力ながら、当ブログでももっとこのことを知っていただきたく、是非ご協力下さい。

そうちゃんを救う会HP

S岡パパのアイムホーム建設のHP

ダンシング棟梁の日記

寄~秦野峠~尺里峠~寄

2008年10月25日 | 1級、2級山岳


今日、YOMEが家出しました。
朝7時、横浜駅まで車で送りました。行き先はパヒだそうです。ぱひ。おフランス。
お土産にはLookかTimeのフレームということで、期待大です(妄想)

そんなわけで、ぬるぬるっと西丹沢へ。

今日のお供は冷静にラーメンを分析する男、プロフェッサー珍です。


クイズ:
珍教授の愛車は、発売時についていたM.o.s.tパーツが完全に剥がされています。これは全国ピナレロ乗りのデフォ、なのですが、実は一箇所、M.o.s.tパーツが忘れられていました。どこでしょうか?

ヒント:これがないと、走れない。



今回は、教授を林道の世界にお招きするのが目的です。まず入門します。


教授、まったり秦野林道を18kmで駆け上がると心臓が焦げ付きます!
けっこうなハイペースで登っていきます。
例の橋ですが、紅葉はまだまだ。


一週間自転車に乗っていなかったので、かなり退化していました。頂上付近でやっと体が暖まり、重いギアがふめるように。


秦野峠をそろ~りそろり、登りより遅いペースで用心深くダウンヒルして、次は田代の集落から尺里(ひさり)峠を目指します。のぶぞうさんのブログを参考にいたしました。茶畑の中を上りはじめますが、濡れた路面を教授がかっ飛ばします。またもハイペースに。


登頂し、高松小分校にいくすがら、牧場がありました。

いや、正確には牛舎だったか

そして、冒頭の写真、タイムマシンで昭和に戻ったかのような高松小分校に到着します。


本当に、時の流れがとまったような、木造校舎です。
しばし、校庭のベンチを借りて、ほげ~~~~とします。

・・・

この後もう一山登る予定でしたが、こんな平和な、懐かしい空間に身をゆだねていると、もうトレーニングなんてどうでもよくなります。

教室は二つ


高松山から山北へ下っていくと、一気に眺望が開けます。下にはおいしそうな九十九折が。こちらから上るのも盛り上がるかもしれませんね!


この後横浜に帰り、六角家でカロリーの相殺をして本日は終了


明日は大井で富士チャレ200シュミレートだ!がんばるぞい











Be my BB

2008年10月21日 | Weblog
富士チャレに向け、愛車れもん号をIsoyaに日曜日に15000kmオーバーホール入院させていたのですが、本日8時頃、てんちょから電話が・・・

ニャ:「およよ(◎▽◎)もうできたか!はえ~な~♪」
てんちょ:「ご臨終です。(-人-)ナムー」「こんな酷いのみたことありません」

…BBがご臨終していたそうです。ヒョエ
あざみラインで見た褐色のクランクからの流血は、こいつの断末魔の叫びだったのか…

備忘録
西湖の宿、予約は確認できたので、町役場に電話する。
メンバーは、有栖川、珍太郎、M沢おやびん、たぐちょん、自分。

ツール・ド・日光 2008 本編

2008年10月19日 | 超級山岳


「合格おめでとう」しごきツアーとして、影あざやかな秋晴れのもと、黄色と赤色の世界に遊んできました。
念願の「明るいうちに坤六峠」も達成できましたが、結局朝4時半に家を出て、帰宅は日付をまたいでしまいました…またも遊びすぎてしまったようで


朝4時半にIsoya前に集合、日本の実用車の首都、築地市場で列車の中の駅弁を買出し(アニー伊藤の玉子焼き付き)してから銀座を通過して浅草へ。
浅草から1300円ちょいで日光まで電車で2時間。あいかわらずお財布にやさしい。


本日の一個目の峠、いろは坂を目指す。
猿がいました。ウッキー!


東武線快速は下今市で切り離しなのですが、紅葉が見ごろの週末ということもあり、日光方面への乗り換えは物凄い大混雑。結局電車には乗らず、7km先の日光駅まで自走します。杉並木が追加されました。
いろは坂の下の方までにはまだ紅葉が降りてきていません。途中で先ほどの猿に遭遇。途中黒髪平あたりから紅葉ドライブ大渋滞です。
ブランク明けの無名の高校生、やはり体がびっくりしたようです。(その後坤六峠で暴発しましたが…)


無名の高校生がいろは坂を登ってきます。


いろは坂では自転車が最速です。ドライブ客の列をごぼう抜きします。
排気ガス攻撃をくらっているわけですから、少しくらいは優越感に浸らせてください(笑)


明智平で小休止。日光に明智…どこかで聞いたことがありますね
快晴の土曜日、紅葉をもとめて関東各地から自転車のりが沸いて出てきていました。戦場ヶ原では渋いAlpsのランドナーが。


中禅寺湖湖畔で渋滞をきらい湖畔の遊歩道にエスケープしましたが、パリ~ルーベなみの悪路。タグちょんが瞬時にパンクしました悪ィ。


この先の戦場ヶ原から、川俣温泉に抜けるよさげな林道を薦められました。会津のソースカツ丼を目指して北上したかったのですが、さく蔵さんに期待しましょう。


平地だったと思って流していたら、あっという間に標高は1300m(虚勢)
だんだん赤と黄に緑が混ざってきます。
そして、湯滝へ…


もう登らないと思っていたさく蔵氏、前方はるかに1900mの金精峠を臨み、落胆するの図


湯滝では水の飛沫と紅葉の見事なコラボが


更にあざやかになった山裾をじりじりと登っていきます。
金精峠は一直線登りが多く、ペースを誤ると疲弊します。


金精峠、由来が分かりました。
奈良時代に皇位簒奪を狙った怪僧ケツプーチン、道鏡の○△■がご本尊だそうです。お参りすると「あらご立派♪」に拝謁できるそうです。行くべきだった!


金精峠を登り終えると、標高900m地点まで長~いダウンヒルです。途中でヤマメの塩焼きで補給します。


しっぽの塩味が利いている!ウメェ~~
ガブリ


せっかく稼いだ標高を、惜しげもなく捨て去り、鎌田の交差点で右折、尾瀬戸倉スキー場方面を目指します。


ツール・ド・日光の第二の山場、三つ目の峠坤六峠1680mを目指します。
1ヤビツくらいですよと同行者を安心させますが、そんなことはありません。クッヒッヒ。Bチームツーリングでお山が一つで終わることはめったにありません。


YOMEさんへの紅葉のお土産を採集しながら、休み休み登るべ…とマイペースで登りはじめましたが、佐久蔵先生が山岳賞を勝手に設置し、ドビューンと先に行ってしまいました。残りの4人もタイムトライアルモードですっ飛んで行きました…

坤六峠尾瀬側、サイコー


途中3度のパンクトラブルにもかかわらず、ぎりぎり明るいうちに照葉峡まで降りて来られました。


そして去年は叶わなかったきのこ汁にも間に合い、体の芯から暖まりました。
マスコット犬メリーちゃんとも2年振りの再会

このコース、本当に紅葉でお腹一杯になるすばらしいコースです。また来年も来ようっと。


SHAMAL ULTRA GOLD Shakedown in 城山湖

2008年10月13日 | 3級、4級山岳
昨日イタリアのヴィチェンツァから、大阪経由でいたりあ~んな工芸品がニャロメ家に届きました。このワッカは、プロスペックです。期待大です。
今まで完成車のワッカで10000㌔、カンパのプロトンという5万円くらいのホイールで25000㌔、それからMavic Open Proで5000㌔くらい、走行してきました。そして、
先週念願のハイエンドわっかを

(*´∀`)σ凸ポチットナ・・・

宅急便の箱を開けると、黄金色の物体が!
回してみると、猫が尻尾を踏まれたときに出す、かしがましくも、乾いたキャンピー特有のラチェット音が

「フギャ~!」
「ジャ~」
と鳴ります。こいつは、速そうです。はやくプラシーボ効果を試したいです。

3連休の最後の今日月曜日、土曜日の富士三連発、日曜日の朝練と足に乳酸をためまくり本当は休足日にする筈でした。が、おにゅーのパーツを試したかったのと、津久井の手前、城山湖までまったりスイーツツーリングに行くという誘いに乗ってしまいました。そこにはまたしてもうれしくないサプライズが

Lo and Behold!
見よ
シャマルはゴールドに限る!ナイス!




フレームを選んでしまう金色シャマルですが、銀色のパイプに黄色が挿してあるので、一応同系色。悪趣味の一歩手前です。
ただ、今日のように太陽光線がまぶしい日ですと、やたらゴールドに眩惑されます。股の下では常にゴールドの物体が回転しています。


シルバー・ホワイト系のフレームには合いそうですね。

+++++++++++++++
それでは、インプレ。世間の声はIsoyaの会長犬、ソラちゃんに任せます。


まず、回転体として非常に精緻なものだと実感できます。非常にソリッド。
ただ、普段使っているMavic ぷんぷろと比較すると、
硬い!
これは足が疲れてきた後半戦に体がどう反応するか?

元気なときは、その剛性を生かし、スプリントのかかりもよし、ダンシングで荷重をかけても寸分もロスせず推進力に受け止めてくれます(あくまで印象)
エアロ効果もミディアムなので、若干ながら感じられましたが、今日は足が疲れきっていたので、40km以上とかは試しませんでした。横風の影響も少々ありましたね。

重量が公称ペアで1395 g、踏み出しはかなり軽くなりました。長くて緩い斜面を30km位で登るような坂でも、いままでよりシッティングで粘れる感じ。ダンシングに移ってもパワーを受け止めてくれる(…元気なときはそうであろう)と予想されます。やはり軽さは正義だね!



+++++++++++++++


特別招待猛牛、ハイカーK田氏につられて連光寺参りです。


連光寺は初めてでした。いきなりアタック合戦の口火がさくぞうによって切られ、そうちょうがカウンターアタック、そしてFJ沢さまも間違った地点でウォォオ~とアタック、みんな熱いです。今日も軽くシゴキが入っています。


町田街道を津久井湖方面に抜け、城山近郊に出ます。
キンモクセイの香りが乾いた秋の空気とともに鼻腔をくすぐります。
日本の秋の里山だね~と 隣の猛牛K田氏と話しながらポタリングペースで待ったり上ハンで登っていたら、

佐久蔵先生が
「ウォオォォ!!!」と恒例の下ハンアタックでぶち抜いていきました。
何故、初めてのコースでそこまで積極的になれるのでしょうか(?_?)

城山湖、地図でみるかぎり平坦な場所にあります。
何もないと思っていた自分が甘すぎました。
突然前方にウォータースライダーみたいな坂が現れます。

歓喜に充ちた怒号が飛び交います。



22%とか書いてあります(^^ゞ



この勾配で走りながら写真を撮ると、膝に悪いです。
3連休、2回も20%以上を経験するとは思いませんでした。
前方から「頂上ですよ~後は下りですよ~」と聞こえます。
もう誰も信じません。


ハイ、22%は続いています。


猛牛K田氏、ハイキング開始です。
次はこの格好で朝練に登場下さい。


城山湖に到着しました。みんなブーブーです。




城山湖ヒルクライムを終えたら、ソフトクリームの時間です。
町田アイス工房ラッテ
実は、スイーツツーリングと銘打ってスイーツにありついたのは、本当に久しぶりです。


最近プロロード界を席巻している、史上最速の巡航ポジションを披露する有栖川宮様。笑顔も、そっくり。本家は、こちら


ススキをヘルメットにさし、秋を堪能する宮。

この頃3連休の疲れと、アルミシャマルの硬さから左膝に痛みが走るように
やはり、レース用機材はなかなかシビアです。
練習用Open Proは更にコンフォートに振ることにしました。

おわり

富士ライン祭り~富士山を一日で三度登る企画~(*Q*)

2008年10月11日 | 超級山岳
今年策定した企画で、「いやだから早くさばいて終わらしてしまえ」と物凄く楽しみでなかった登坂能力限界値計測企画、富士ライン祭り
↓ここから狩休の8.6㌔地点までのいつものやつを除けば、実はすばらしい秋を味わうツーリングでありました。
だが、富士ライン祭りは、あざみを登らんと始まらないし終わらない…


コース紹介

秋のさわやかな高原の紅葉を満喫するコース。静岡県山梨県のやや高い山のちょっと登った所を散策する。車で移動しながら、すばるライン、スカイライン、あざみラインという高原道路を走る。途中で3.7キロ(*1)程登り基調があるが、その後は全部下り基調のお気楽コース。
途中秋の紅葉を愛でながら、途中コース上の野生動物、馬(*2)や鹿にも出会えるかも。

*1
水平ではなく垂直方向です。
*2
 一部水玉ジャージを着用しています。

++++++++++++++
肌を刺す寒雨:スカイライン編

今回は多方面で声をかけたものの、諸事情により渋い人手。
共同幹事の二人のみの出席となった。

朝5時出発で富士山麓7時到着を目指す。本日はF1予選の日。富士近辺の駐車場という駐車場がバスターミナルになっていた。車が富士を周遊する道路に入ると「燃料を補給してください。ピー!」と警報を鳴らし始める。激しくあせった。

緊急GS休憩を終え、富士スカイラインを登ろうにも、雨が止まない。じっと待つ…

気がつくと晴れ上がって五合目のレストハウスが見えた。出発だ!

しかし、走り出すとまた冷たい雨が降り出した。

今回のコースは、まずLSDでスカイラインを決して足を使わず一時間半のupとして登り、メインのあざみモンスター、デザートのすばるラインで体感平地を実感する、というもの。

いきなりの雨スタート、一人ならば絶対決行しない企画だが、
ニャロメ:「バカですね~私たち」
カズノ:「ありえませんね~このコンディション」
と自虐モードで走り出す。これはこれはなかなかない。


あざやかだね~

軽量クライマーのカズノ氏だが、鈍重ニャロメのペースにあわせて先頭でペースメーキングをしてくれました。ありがとうございました。
おかげでずっと会話できる心拍で登れました。


クックック。一本目ゲット!(^^)v
結局今日の獲得標高は3700m、富士山一つ分です。


絶妙のテンポで牽いていただき、ありがとうございました。


途中雨のため一切写真をとりませんでしたが、五合目までくると雲がきれ、さぁーっと富士宮まで下界が見渡せました。


ちらっと頂上が顔を見せますが、寒いです。6度くらい?


五合目の紅葉は見事でした。が、ががが
このあと、北極圏ダウンヒルが待っていました。

私の装備…
雨にずぶぬれの体にウインドブレーカー一枚、新聞紙
グローブは指きり+通気性ばちぐんのコンビニ毛糸手袋
靴はなにもカバーなし

途中で氷結人間コッチーナになりました。
後恐ろしかったのが気化熱。車に戻り、暖房をMAXにして震えが止まりません。濡れたウェアが全ての熱を持っていってしまうのです。実は、暖房よりも着替えが大切なのでした。着替えを3セット持って行くべきでした。

結局、冷え切ったまま須走に到着。
麓の道産子ラーメンに駆け込み、大盛味噌ラーメンにより体内からの暖房を図るのでした。結果暖まって生き返りましたが、逆に食べすぎです。一体どこにあざみ登る前にラーメンどか食いする奴がいるのか??

+++++++++++++++
スリッピー激坂:あざみライン編

さて、主菜が運ばれてきました。粛々と進めます。


(/--)/
馬返し手前の激坂区間で
カズノ:
「またあいつからメールだよ~」
「いまあずみライン登っています。今日は3本立てです。かしこ」


見事な紅葉と見事な激坂
紅葉みている暇ありません。ずっと地面みてました。

いつもの激坂区間ですが、今日はウェット。道路の端には落ち葉、苔、これが邪魔して蛇行を阻みます。
というか、自分は蛇行するとライン取りに頭を使ってしまうので、あざみでは我慢して直登することにしています。

しかし、途中悪魔の23%区間で、限界が訪れました。
ウェットの路面、必死にダンシングでうねうね登っていく。
前方にグレーチング!トルクを抜かないと絶対すべる!しかし、トルクを抜くと止まってしまう!

ぐわしゃ

結局ここでペダルをはずしてしまいました。20%越えてますから再開できません。
この後100mほど乳母車になりました。チキショー


あざみ激坂区間の速度比較
自転車の時速…6km/h
自転車手押し乳母車…4km/h
自転車手押し小走り…6km/h

担いでシクロクロスダッシュしたほうが、タイムは出るのか?だれか実験してくれ!

心を複雑骨折しながら、登り続けます…絶景の紅葉だけが励みです。


二本目げっと!
自己ベストより20分遅れで到着
3本目のスバルラインでは、空前の大失速をするのではないかしら…不安が出てきました。


しかし、天気はよくなってきました!
雲間から山中湖が!!!

次!すばるライン!

+++++++++++++++++++++
月明かり闇クライム:すばる「平地」ライン編

車で籠坂を越えると、どピーカン。富士山があざやかに見えます。テンションはうなぎのぼり。

そして、ドギーパークから走り出す。
楽!!平地だ!クルクル回る!

猛然とサイクリングヤッホーモードに入ります。


すばるラインは全工程「平地」です。ほんとです。写真を見ても下っています。
まじ楽です。3本の最後にすばるを持ってきた自分は世紀の天才だと思いました。
ただし…長いです。


日は傾き、燃える紅葉の山裾を夕日が更に赤く色づけします。そして下には雲の海
今日頑張ったご褒美です。


紅葉、雲海、夕日、富士頂上、朧月
一年で今日この日しかないかもしれない組み合わせでした。

さて、日没まで30分


黒い頂上を見上げると月が。
下りの道を照らしてくれました


頂上まであと3km。暮れました。


やりました~頂上です~ヒィィ~
観客イネェー

一言:
『ごめん、何も見えねぇ』

1時間50分でゴール。
持ち時間とやる気持ちさえあれば、できるんです…

富士すばるライン、紅葉を楽しむなら今週しかありませんよ

新チームジャージを,発表します

2008年10月08日 | Weblog
来年度の,Bチーム チームジャージを発表します。
ダラララララララ・・・・・・・ンン!

++++++++++++++++++++++++++++
その前に,重要な連絡


富士チャレンジ3500は,天気があやしいため,日曜日になりそうです。
いずれにせよスバルらいん料金所0700スタートでつ。
各自勝手にいらして下さいな。


ツール・ド・日光は有栖川総督に道案内をお願いする件で,26日日曜日に決行の見込みです。紅葉に燃える中禅寺湖畔を走りましょう~~


今年のラストレースはJCRC西湖にしました。(ファンライドは東京えんじうろ)
平地スプリントしか見せ場がないので,やるきモリモリ!
前泊必須なので,お仲間募集中です

++++++++++++++++++++++++++++++

ダラララララララ・・・・・・・ンン!

燃える赤のチェッカージャージだ!!カックイー





購入はWorld Cyclingから一撃で行う予定です。この際このサイトからSRAM REDやらHEDのディスクやらAssosのウェアなど買ってみようかとお考えのかた,私めが代行しましょうか?

すでにネコカフェ一家より注文を頂いております。YOME様もコスプレに励むようです。ありがとうございました。

ツール・ド・金太郎

2008年10月04日 | 超級山岳
土曜日は、被害者Kさんと、Bチーム顧問のくろさぎ@総長殿とで、詐欺師や山伏が盤踞するといわれる金太郎の地元、足柄の山々をぐるぐる回ってきました。

ぐるぐる回ったのはルートと目だけで、脚のほうはギーコ、ギーコ、としか回りませんでした。

結論:
主催者:あの峠には、二度と招待しない
参加者:あの峠には、誘われても二度といかない

クリックで本日の鋸図へ。
林道マニアK氏のレポートによると、累積獲得標高は3000m越え、来週の自殺行為にむけ一応Wake Up Callにはなったもよう。しかし、本来の目的である、『富士チャレにむけた、起伏のあるコースでの、ウプテンポな巡航』の練習にはとてもならなかった。
だって時速5 キ…



そもそも、今回のきっかけは、『箱根に、強羅の下から小田原城下に抜ける地元の人しかしらない抜け道林道があるらひい』という情報をキャッチしたことから始まる。林道マニアの2人がほっておく訳がなく、それに仙石原~足柄峠をくっつけたのが今回のベースルート。そう、強羅の下でK氏に決断をゆだねるまでは…

足柄幹線林道への入り方は、そんなに難しくない。小田原城から、小田原競輪の脇を通り、小田原厚木道路の上を右折、16%のワッカ道を下り、左へ「いこいの森」という標識がでる。いたって簡単。

しかし、今週は通勤で木金150km走っていた影響か、走りはじめからすぐ乳酸が溜まっている。今日は先行き不安だ…だが、荷物に輪行袋があった。いけるところまで3人火の玉じゃ!(ちなみに今日は小田原まで新幹線でワープしてました)


小田原駅からいこいの森まで、一気に登って標高を稼ぐ。ここがいきなりきつく、あっというまに風祭は眼下に。林道にはいると勾配は落ち着き、ときおりの抜け道トラフィックを除き、林道らしい緩い勾配が続く。


この道は大当たりだ。本当に気持ちがいい。途中早くも最高到達点を迎え、あとは尾根伝いを快走、眼下には箱根駅伝でおなじみの町がみえる。

編集部注:足柄幹線林道は、下りでは使わないほうがよろし。ローリング防止のキャットアイが鋲打ちしているので、登りの速度ではコース取りでエスケープできるが、下りの速度では乗り上げてしまうかも。最悪落車+リム割れの可能性あり。


気持ちよく強羅の裏、宮城野までダウンヒルを追え、右折すれば仙石原、左折すればGORA、という交差点で、K氏に進退伺いを。
K: 「強羅、話の種に一回行ってみたいっす。」
はぁ。


なんど登っても健康に悪い、公園下~中強羅


くろさぎ総長はお尻ふりふり先に行ってしまいました。


きっと、K氏は一番坂の先にあるものをつかんだはず。
次は、是非富士須走方面で。

この後、下湯で仙石原に抜けるはずも上湯までいってしまい、結局湖尻経由~仙石原を軽く登る。
初秋の仙石原のススキ野は見事でした。
あれ?写真がないや

この後は金時林道、正確には明神林道~黒白林道をつないで足柄峠の登り始め、地蔵堂を目指します。


明神林道。これまた大当たり。
丹沢の車両通行止め林道とは違い、こちらは許可車のみ通行ができるらしく、整備が行き届いていて、安心して走行できる。しかも箱根からだと下り基調(金時トンネル以降は)。

紅葉の頃は見事だろうな~


いきなり鄙びた集落にでると、そこが地蔵堂。お目当てのうどんやさんで、カレーうどんの大盛を食す。塩分が染みてうまかったわ~

この後足柄峠ですが、ここらへんからことごとく総長に置いていかれます。仲間と山に行って、「あ!今日はおいていかれるな!」と思ったときの常套手段、
『写真を撮るふりをして最後尾に下がり、超マイペースで登坂作戦』に切り替えました。
ただし、頂上までずっと10%以上が間断なく襲来し、写真が一枚も残っていないのは事実です。ヒー


足柄の関所まで登りきると山伏が迎えてくれました。


地蔵堂からの足柄峠はなかなかしゃれになりません。休めるところ一切なし!


この後、一行は金太郎ラインを快走ダウンヒルし、富士の裾野と富士スピードウェイを下に見ながら、駿河小山へ向かいます。


ダウンヒルの途中、どうもハンドリングがしっくりきません。オンザレールでコーナーをトレースできない、小さな挙動がある、という印象です。気のせいかな?自分のテクニックが足りないのかな?ということで放っておきました。


ニャロ:「あの稜線の鉄塔の向こうに、上に上っていく車道が見えるでしょ。あれが明神峠標高1000mあたりです。あれが山中湖に行く一番楽なルートですよ。」
くろさぎ総長:「ゲ~。きつそうだな~。」
ニャロ:「いやいや、ここまで登ってきたんだから、後は下…。」
この後、水先案内人は大失速する。

もうこの時点で三人全て足パン。富士スピードウェイ前で拍手をうってから右折し、明神峠へ。

ちなみに一番きつい鉄塔下から3kmくらいの平均勾配は11.8だったような…

登りだす。壁。
ギアはとっくに27T。感覚でいうと、平地の緩斜面でアウタートップでごりごり登る練習があるが、それに近い。ケイデンス30-40でとにかく真円を描くように、這うように進んでいく。時速は…7km
歩いたほうが早いのでは~という提案はここでは受け付けません。Bチームの面目にかけて絶対に足はつかない!ムグー!

鉄塔の下を潜ると、ワッカ区間が出現する。ここからは平均で15%以上。
あざみを思い出す。
時速は6km!!ヒョエー

前を見ると心が折れそうになるので、もう前は見ない作戦にでる。
時折前を見ると、K氏がもう止まらんばかりの勢いで、ダンシングスローモーションをしていた・・・

う~ん。健康に悪い。膝に悪い。


詐欺にかけたはずが二人においていかれました。
詐欺師冥利に尽きます。


この後は、山中湖で甘いものを補給し、快速道志道ダウンヒルで快調に帰宅♪といきたい所ですが、山中湖で出発時既に4時近く。一体どれだけの平均時速だったのか。

なんとか呪いもなく無事帰宅できるかと思いきや・・・

道志道の時速60kmダウンヒル中、先ほどからおかしかったハンドリング不調がまた再発します。そんなの関係ネーと下り区間限定で先頭をモリモリ牽きますが…

よーく前輪をみるとフレフレでたわみまくっているではあーりませんか!!ここで列車は緊急停止します。

キャノンボールで折れて交換したスポークのニップルが緩んで、ホイールが激フレしていました。
トホホ。
こんな山奥でタクシー呼んだら出費が凄いぞ。どうする俺!


いや、そういえばポケット工具にニップル回しがあったような
ありました!今日携帯していたのはこれだったのだよ!イッヒッヒ。


ホイールの振れ取りは心の振れ取り、明鏡止水の心境で橋本まで進んだところで日没コールド、なんと横浜線橋本から輪行して帰ってきたのでありました。

++++++
翌日の朝練で点呼の際に影を潜めていたのにかかわらず、先頭指名…さらに乳酸を追加注入させて頂きました。(・人・)

富士チャレンジ3500m

2008年10月02日 | 超級山岳
10月の3連休、紅葉にはちと早いが、山へ筋トレをしに行こう。
現在自殺志願者私を含め3人+(大弛で一緒した重さんと、カズノさん、およびラバネロの人々??)

二人は体重50kg台
私の今日の体重は82kg・・・完走できるのか?
挑戦者ぼしゅうちゅう

スタートは11日土曜日、7時にスバルライン料金所スタート
翌日は死人決定だな・・・