Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

Invitation to the real thing ...

2008年01月28日 | シリコンバレー

朝起きると、微妙に晴れ。
天気予報は、降水確率90%。
でもこの谷は何とか持ちこたえられそう。(このあたりは、小山を隔てて天気が変わる)というわけで出発。どうせホテルにいてもやることないし!

集合時間にいくと、今日はBruceおじさんの他に、Eugeneさんも登場。彼の先導で、聞いたことのないトレイルを使っていつもの貯水池周回コースへ向かう。
Eugeneさん、バイクはBlue。コンポはSRAM FORCE。すべてアメリカンだ。


Coyote Creekというトレイル。
途中でコヨーテを発見!と思いきや飼い犬でした。
すわボブキャット!と思えば三毛猫でした。
片側5車線のインターステイトの横を走る、自転車専用道路がサンホセまで続く。ヒャッ…ホウ!


実はEugeneはどこぞやの会社の社長さんらしいです。スポーツイベントで使うバナーやユニフォームのインターネット販売を手がける会社だそうで。なかなか楽しそうな仕事だぞ。時々レースもでているらしい。もちろんカテゴリーは年齢別ではなく、

「社長クラス」
…いや冗談じゃなく本当にこんなカテゴリーがあるんです。


途中、たくさんのTTバイクに乗った集団とすれ違う。実は今日は同じ周回コースでタイムトライアルレースをやっていたようで。
Eugene: 「そういえば!来週まさにこの場所でサンホセ自転車クラブ主催のロードレースがあるよ!
ニャロメさんも出てみれば??イヒ!」


というわけで、順調にいけば今シーズン初れーしゅは山登りでも、えんじゅーろでもなく、

50mile ロードレース

に決定しました。

スプリントまで生き残れるか?
やれんのか!
主催者ページへ

Rainy Season, Day at Office, and Eating Disorder

2008年01月27日 | シリコンバレー
目次
1 <デブクライム編>
2 <オフィスでの一日編>
3 <狂ってしまった食生活編>

<デブクライム編>
ここの緯度は東北地方と同じくらい。実は今、雨季なんです。トホホ。
結局今週は雨空とにらめっこしながら一度も乗れず、アメリカンフードに肥やされた体を引きずるようにして3回目のデブクライムをしてきました。


毎週同じ山に登ると不摂生が手に取るようにわかります。ハヒー


雨季の間の貴重な曇り空、今日はたくさんのサイクリストが沸きあがっていました。


明日の予報は雨。というわけですでに来週のロングの予定を立ててみた。
去年のTour of California山岳ステージの山岳部分だけを二回走る160kmコースだ!
アメリカに来てからロングをしていないので(土地勘ないし)一度はやってみたい。

2 <オフィスでの一日編>
8時から9時の間に適当に出社。
おいらのカンパニーはいちおうハイテク機器会社となっている。ゆえ、開発部門はインド人と中国系アメリカ人が多数派。マネージャークラスと管理業務、営業さんにいわゆるアメリカ人多し。私の部門はドキュメントなので、阿蘇山のようにでかい体をした0.1トン級のスタッフが多い。

とにかく質問じゃ!


チャリ通の人は自分のブースまで愛車を持参。


これって何年前のTrek?というかTrekのパチもん?

3 <狂ってしまった食生活編>
予想通り、3週間もすると胃のサイズもアメリカンに。日本で言うややメタボ系の体格も、こちらではスリム体系となります。とにかく、でかい人は、ヤバイ。でかすぎる。胸からお腹にかけた勾配の最大斜度は、絶対30%はある激坂だ。

肥満の構図は、おそらくこうだ:
車社会ゆえ、歩かない
>レストランはコストを重視した大量生産大量消費を旨とし、とにかく量を出す
>>カロリーinカロリーoutが一方的になる
>>>運動習慣がない御仁は、あっというまに阿蘇山になる

とかくこの国では自分から積極的に運動しないと、熊になってしまう。


ホテルの近くのハンバーガーショップ。これがうまいのだ…そしてついついダブルチーズバーガーとチーズバーガーのダブルオーダーをしてしまうのだ…
店員もよい体格をしていて、罪悪感を感じません♪


地元のヒスパニックに愛されるメキシカン。ここでもジャイアントスーパーブリトーが定番になってしまったのだ…(入れる肉はハチノスと牛タンにいつもしています。豆抜きで)


木曜日には2週間ぶりに和食を食いました。
8年ぶりのアメリカ、すしを食っている暇なぞなーい!(笑)


今日の午後、近場のアウトレットに行く途中で入ったこてこてのアメリカンダイナー


まずは山も登ったしお腹もすいた。まずはアペタイザーで「ほうれん草とアーティチョークのディップ」を頼む。
でかっっ!前菜かよっ!


メインのクリスピーオレンジ鶏肉…丼。
オレンジソースにたくさんのブロッコリ。そしてアーモンド。10個以上はざらにあるチキンナゲット。味は…
日本では絶対にはやらないだろうが、俺はこういうの大好きだ-!ウマー


当然食べきれないので、お持ち帰りにして今晩の夕食になりました。

一食で
一度に食えば
アメリカン
二度に分けるは
大和のココロ



Henry Coe revisited & Monterey ocean drive

2008年01月21日 | 超級山岳

日曜日。朝錬の集合場所に行くと、てんちょが風邪をひいて欠席するとのこと。
で、今日はメンバーはブルースおじさんと二人きり。ドコイクナニスル?としばし相談。結局山を嫌がるブルースおじさんを無理やり説得し、二日連続のHenry Coe登山決定♪ごり押し成功♪


上りきって一番満足していたのはもちろん無理やりつれてこられたブルースおじさnでした。


このあと、現地のネ申Bさまと、ガールフレンドのM さんと、モントレーまで遊びに行く。
スタインベックの小説で有名なCannery Rowにて優雅にランチを食す。ふっ・・・
アメリカ人アメフトのゲームに夢中でうるさいどー


ここから太平洋岸を抜け、ゴルフで有名なぺブル・ビーチを抜ける海岸沿いの有料道路、17 miles driveへ。同僚のネ申B氏、10ヶ月ぶりのマウンテンバイクなのに、突然無謀にも30km巡航をごりごり始める。
そしてタレル・・・


だが、天気はバチグン、右には大海原!
あっというまにエクスタシーに達するネ申B氏。


ハワイ以来のナイスショットが撮れました。


確かにゴルファーパラダイスかも。
但し、風は強烈で、しかも向かい風。マジで踏んだらあっというまに売り切れること必定。


この風に向かって走れ!
ふにょにょにょー!

Santa Cruz Cruising with da Boss

2008年01月21日 | シリコンバレー


ぐーふ!ぐーふ!
今日はお昼からご主人様の職場の人がお家に遊びに来てくれたのだ!ぐーふ!ぐーふ!はっはっ。

犬好きの匂いがする!ぐーふ!ぐーふ!


…というわけで、土曜日の午後は車を走らせ太平洋岸の港町、Santa Cruzへボスの家にご招待されてきました。Santa Cruz周辺もアップダウンのある山道や、太平洋岸を走る道路があったりと、自転車熱がさかんと聞きます。
高速を走っていてもチャリダー多し。

小一時間ほどで山の中のボスの家に到着。

ピンポーン。

・・・

・・・



熱烈歓迎♪ニャロメ様


いったいなんなんだこの家は。夢の邸宅だ。
エアデールテリアの「バスター」君は、幸せ者ですね。豪邸に住めて。
まさに犬版玉の輿


旦那さんの手作りの暖炉に


サウスカロライナ松でできた、ログハウス。


しかもセコイア杉に囲まれた静かな森の中に、杉を伐採してつくったマイホーム。
私有地だから最小限の伐採は許されるとさ。


しかもプライベートトレイルまである。
そしてトレイルには珍種のナメクジ、Banana Slugがのんびりと横たわる。
ほんとにバナナだ・・・


近くにある樹齢1000-2000年のセコイア杉の保存されている公園にて。
でかい。


先ほどのバスター君ですが、あまりにもクチャイので、犬のシャンプー屋さんに3時間ほど預けられていました。


3時間後、ご主人さま(←ボス)のお出迎え。バスター君大興奮。


ぐふ!ぐーふ!


このあとはバスター君とボスとニャロメでサンタ・クルーズの灯台までお散歩。


サーファーは波に洗われ、犬はビーチで放し飼い。
パラダイス・・・


大満足のバスター君は、帰り道も自慢の髭を風になびかせておりました。

1st try at Henry Coe

2008年01月21日 | シリコンバレー

カリフォルニアの週末も、あと4回。お日様の無駄遣いは、いたしませぬ。
土曜日は、待望の車で5分で行けるHenry Coeヒルクライムで幕を開けた。


朝7時。朝日を背に受けてスタート。今日は快晴!
ホテルを出るときは1度くらいの寒さだが、昼は16度まで上がるとさ。


山の中腹には牧場が。ナイス!


途中の湖にかかる橋。


湖がみるみる下へ離れていく。


先週のMt. Hamiltonは30kmモンスターだが、ここHenry Coeは16 miles=だいたい22,3 kmくらいか?平均勾配もかなりあり、長さとしては1.7ヤビツくらい。また、頂上の1 mile手前に20%級の壁がある。これは萌える!


頂上も快晴!実はここは頂上ではなく、ここから東が州立公園で、公園の東ゲートにあたっている。キャンプに行く子供たちの団体がいた。神奈川県くらいのおおきさはありそうな州立公園だ。

・・・このあとのダウンヒルで最高速80 kmを記録。オゾロジー

Dawn Climbing

2008年01月17日 | シリコンバレー


夜日が暮れるのが早いので、出勤前に小山に上ってきました。
6時半にでて7時半に帰還。今日の日の出は7時20分でしたので、丁度良いかな?心拍数上げすぎで喉がガラガラに痛くなりました。


途中の牧場で発見。この動物は?ここはアンデスか?リャマでしたっけ?アルパカでしたっけ?

このあと、オリャー!と近づいたら雲の子を散らすように逃げ去りましたのら。

Morning Ride is universal. English version

2008年01月14日 | シリコンバレー
Just back from 1st Morning Ride in Silicon Valley.

After all, there are more similarities than differences.

The Bike shop, Concept Cyclery took care of me today. And boy it was a great shop. Nice to first timers, and the owner and staff made me feel at home, where I can bide my time and do some silly talks.


Distance: 70 km


Just can’t resist taking pictures.


Meet up in front of the shop at 8.


Right from the gun there is a small knoll to negotiate.
We started the climb in a bunch, but some guy just couldn’t contain himself and the bunch was stretched.
Climbed with the owner, Chris, but we were kind of not sure whether to go full-gas. We passed the KOM point together.


Wait for the others to come up.


Somewhere midway after a flying downhill, there appeared a long, darn straight road in front of us. Flying at 50 km/h!
However, Chris stopped us. We stop here today and back.
The route is soooo picturesque, beautiful, shining, … paradise. To put a little mustard on the peloton, I strongly recommended to Jane that they gotta have KOM and intermediate sprint points in the morning ride route. Jane agreed to such a silly advise. Thanks …

Biggest KOM point was right after the turning point. It was longest & steepest.
It started slowly, but as always I couldn’t contain myself. After I put a little distance to them, I derailed the chain when shifting to smaller ring. Bummer. I remounted and chased Chris after fixing the chain, but the gap gets smaller only so slowly. What’s worse I made a false move, as I miscalculated the last corner before the top. There was another corner. Though I somehow kept the lead, right before the KOM point a tire noise was approaching. I barely grabbed the KOM after changing to the larger ring. Yyyyyeeeessssss!
To tell the truth, I used up my legs here. No KOMs later today.


George said he was going to do some TT event back in San Jose.


Excuse me for bare legs. Just wanted to tell you today it was this warm.

Then suddenly the owner said he would speed home as he had to make the store opening hour. He virtually abandoned the rest and broke clear! Such an autonomous society, the U.S. …
So me and Chris started to work together from this point. Most Americans are well built and have more muscles. So they cruise so fast on the flat. He started to pull at 40 km pull almost effortlessly! Yahoooo! Time to bruise and cruise and burn up the flat!


We have seen many cyclists today …Check out what’s in the background! Rape blossoms are in full bloom! Spring is just around the corner.


On the way back I just spotted a dream-come-true home for all climb addicts! A house on the summit! Everyday hill climb is guaranteed.


It seems universal that we love the chit chat after the morning ride at the store.


We are both kinda surprised to come across another Lemond bike.
So, naturally we posed for the picture!


The ride ended as I purchased the pictured toy. Hohoho …

Editor’s note:
Obviously, the basic unit is mile and feet over here.
Without grasping these units sometimes it is difficult to comminute with other cyclist. However, as much as a terrible calculator as I am, my brain cells stop working whenever I hear them …So I just have a comparative list below for forget-me-nots! Genius!

30 kmマッタリモード = going easy at 20 miles
35 km 巡航 = cruising at 22 miles
40 km鬼牽き = bruising at 25 miles

1ヤビツ 780 m = 1 Yabitu Pass 2600 feet
1大弛峠 2360 m = 1 Odarumi Pass 7700 feet

Morning Ride is universal. 日本語バージョン

2008年01月14日 | シリコンバレー
第一回目のモーニングライドに行ってきました。
日本と何が違うかって、あんまり違いません。

今回お世話になったのは、Concept Cycleryというお店。一見さんにも優しく、なにより店の中でうだうだと世間話をしていいよ、という雰囲気にさせてくれる、とてもいいお店です。


距離は70km


景色が良すぎて練習中に写真を撮りたくなる


朝お店の前に8時集合。


いきなり小さな山が出現
最初は集団で団子になって登り始めるが、どうしても先にオリャッ!と先行する輩が出現し、集団はバラける。
てんちょのクリスさんとぐりぐり登って、二人とも遠慮しながら山岳ポイント通過。同着。


頂上で後続を待つ


3分の1地点で、ダウンヒルの後、前方に広大に一直線が続く。下りのスピードに乗って50 km巡航だ!ウヒョー!
ここでてんちょに止められる。今日はここが折り返し。
あまりにもすばらしいコース。朝錬を活性化させるために、山岳ポイントと中間スプリントポイントの設置を激しくお店のスタッフのジェーンに具申する。馬鹿な申し出にヤーヤーヤーと激しく同意してくれた。

ここを折り返すと今朝のコースで一番えぐい山岳ポイントを迎える。
我慢できませんわなーと先行し、一気に引き離すもインナーに変速した際にチェーンが外れた。ムギー。気をとりなおして力強くダンシングするてんちょを追いかけるも、なかなか詰まらない。しかも山頂を間違えてアタックが無駄に終わる始末。しかし頑張って先頭をキープ、山岳ポイント前で後ろにタイヤ音を聞く。山頂アタックの基本、アウターに落として山岳賞とったどー!
結局ここで足を使い切ってしまい、この後は山岳ポイントがとれず。


Georgeさんは今日これからサンホセのタイムトライアルイベントに参加するそうです。


生足すいません。今日はこのくらい暖かかった。

この後てんちょが開店時間に間に合わせるため、なんと後続を見捨てる!さすが自己責任社会だ!
結局ここからてんちょと二人旅。筋肉質なアメリカ人は平地巡航がものすごくパワフル。平気で40 km巡航を始めます。ヒョヒョー。二人で協力して平地を踏み倒してきました。


今日は多くのサイクリストにあいました。この写真のバックグラウンドを見てください。菜の花が満開。春は近いのか。


坂馬鹿にとっての理想の一軒家を発見!山の上にマイホーム!毎日帰宅がヒルクライム!!!


モーニングライドの後にショップに戻って会話をするのが楽しいのは万国共通のようで。


お互いレモンに遭遇するのは珍しい、というところで同意。
ジョージ君とレモンを並べる。


この後写真のバイクを購入しました(笑)

編集後記:
アメリカの距離の単位はマイル、高さはフィートです。
自転車乗りはこの単位を良く会話の中にちりばめます。ですがこれが曲者で、てんで連想ができず、早く慣れないといけません。というわけで下記に備忘として対照表を記します。

30 kmマッタリモード = going easy at 20 miles
35 km 巡航 = cruising at 22 miles
40 km鬼牽き = bruising at 25 miles

1ヤビツ 780 m = 1 Yabitu Pass 2600 feet
1大弛峠 2360 m = 1 Odarumi Pass 7700 feet

Mt. Hamilton, long and never-ending monster

2008年01月13日 | シリコンバレー
待望の週末到来!ヒャッホウ!v( ̄Д ̄)v
近場のHenry Coeか、Tour of Californiaの山岳ステージの山場であるMt. Hamiltonにいくか迷いますが、後者を登ってきました。30km以上も続く延々と続くヒルクライムを楽しんでキマシタヨ。


ホテルの隣のGSで補給を購入。ここで100本買えますよ。


車で15分でサンホセに侵入。Alum Rock Aveの途中で車をデポして、登り始めます。7時にスタート。


ふもとは霧、霧。いわゆるシリコンバレーが眼下に広がります。


アメリカにも国道?おにぎりマークがあるんですね。


30分ほど霧の中の視界0が続き、心配になりましたが、高度が上がるにつれ、雲の間から朝日が覗きます。いい天気の予感♪



Lemond Sarth号はさすがアメ車。アメリカ的風景によく溶け込みます。


トレイルヘッドを発見。


がらがら蛇に注意、だそうです。ヤビツの野蛭どころじゃないな。


雲海の上をじりじりと上っていきます。1200mを約28kmかける、ということは、傾斜はたいしたことないです。3%くらいが延々と続きます。


見たことない木です。松尾さまの木と名づけました。日本酒の神様を連想させる、ということで。


一時間くらい走って、やっと頂上の霧が晴れました。あそこまで登ります。


この~木何の木不思議な木。


ハミルトン山まで後7 milesと出ました。あと10km以上登れるわけですね。

絶景が続きます。
久しぶりにソロで山を登りましたが、マイペースで走れるソロは楽でいいなー、と再確認しました。いつも仲間と登るときは
速い人に合わせる>
ダンシングを多用する>
だんだん上半身が疲労する>
背筋が疲労する>
山の後半で、上半身が持たず、出力が低力する>
タレル

という悪循環の課題があるのですが、今日は骨盤を立てることをかなり意識して上りました。意識すると確かに背筋力が持続するのがわかります。結局2時間すぎてもぐりぐりダンシングするスタミナが残っていました。これは収穫。


出た!牛放置プレー!どけどけー


九十九折を幾度も重ね…


1200m 地点にある天文台に到着!ハヒー
セルフタイマーで記念撮影


カリフォルニア大学の天文台らしいです。


ご期待にこたえて飛翔するモモンガポーズ…トホホ


時刻は10時を過ぎ、下り始めるとたくさんのサイクリストに会いました。さすが、山岳トレーニングのメッカ。15人くらいとすれ違いました。


肩こりに悩まされながら30kmのダウンヒルを終えると、早速カリフォルニアでもパンク大魔王の降臨。
_| ̄|○ il||li


今日のもう一つの目的地、サンホセのTrek コンセプトストア。


ランス様のお出迎え。期待が高まります。

中は普通のお店でした。そんなにハイエンドの戦闘機は陳列していなかったので、ちょっと期待はずれ。お店のスタッフに聞くと、昔は普通のバイクショップですが、数年前にトレックの営業さんに声をかけられ、Trek Storeに衣替えした、ということ。Trekの営業さんが全世界的に頑張っている、ということですね。


日本にはない珍自転車を発見!これはイイ!
リアを10速化すれば、戦闘力アップするのでは(そういう用途ではないか)
ただし前の後輪にマッドガードが必要でしょう。雨が降ったら泥の跳ね上げが親子の絆を引き裂きそうです。後はリーダーの屁のコントロールですね…


Trekのサイトにこの自転車の紹介がしてありました。これ、日本の道交法的に大丈夫だったら売れるんじゃない?

... and found a dojo, too.

2008年01月11日 | シリコンバレー
この国にはタイムカードはないのか。
タイムカードがない>
残業しても意味がない>
みんな思い思いの時間にきて思い思いの時間に帰る>
(゜д゜)ウマー

というわけで今日も朝もはよから出勤し、ぱっぱっぱーと仕事しているうちに4時半。
同僚が
(゜д゜)ウマーノ
(゜д゜)ウマーノノ
(゜д゜)ウマーノノノ

と帰っていく。気がつくと5時半にはフロアの人影がまばら。私も(゜д゜)ウマーと切り上げました。
で、行って来ました闇クライム(写真なし)
ホテルから15分で山の麓。今日はショートコース2.9km=1.1 SK村 平均勾配は多分5 - 6 %。10分くらいで折り返し地点についておお!早いじゃん!と喜んでいたら2.9kmか…遅いな。というかSK村で10分出したら危険だしな。まあLSDだからいいや。

ちなみに今晩は暖かく、半そでグローブなしでもぜんぜんオッケでした。春は近いのか?日本はどうだ?

ホテルに帰ったところで丁度20km。一時間の適度な運動でした。
会社の近くにジムと道場を発見。覗くと袴姿のアメリカ人が日本刀を振っている。
剣術と柔術の道場らしい。しかも古武術っぽい。
気づくと自分の手が手刀を作っている。

なんかすごいむずむずしてくる。

裸足になって
フンヌー!
カーッ!
としたくなってきた。

先生と話してスケジュールを聞いて帰ってきました。

ここでも稽古が終わると神棚に向かって「ショウメイニレイ。オタガイニレイ。」とやって礼に始まり礼に終わっていました。異国で見直す武道はいいなぁ。

Climb addicts of California

2008年01月10日 | シリコンバレー
<バカ遭遇まであと18行>

かりほーにあの冬の陽は短い。
夜明けが7時半。
日没は5時。

要するに仕事しているあいだお日様の無駄遣いをしていることになる。

今日も仕事を6時に終え、そのまま帰っても2分後にホテルについてしまいつまらないので、例の山をクルマで偵察しにいくことにした。カメラはもっていなかったので写真はとっていない。夜景はやたらときれいだった。

大体のスタート地点から頂上まで10.9マイルだから18㌔、長さ的には1.7ヤビツくらい。但し途中湖のほとりを通るので、一度下りが入る。最後の1マイルで15%以上が襲ってくるらしい。

<バカ遭遇まであと9行>

上は机上の調査事項で、いざ走り始めると10分もたたないうちに漆黒の闇。闇、闇、闇。こりゃ仕事帰りのヒルクライムなんて甘い考えは持たないほうが良かった。気温は3度だし、クルマのライト以外は真っ暗。しかも下りも入っている分登りの距離が長い!長いぞ---きついぞ---ウヒョヒョーと独りハンドルを握り興奮する。ちなみに30分以上一台も他の車とすれ違っていない。

<バカ遭遇まであと2行>

頂上まで2マイルくらいの所。前方に光が見える。

ん?んん?

光が3つになった。

んんんん?

<バカ確認の瞬間>

ペダルこいでるぞ!
自転車だ!

どひゃー!

あほだ!この地にも坂バカがいた!しかも3人!
ヘルメットに強力ライトつけて集団でヒルクライムをしているらしい。しかもかなり追い込んで走っているようだ。

もちろん同病を見つけたので、ニャロメ話かける。

ニャ「毎日登ってるの?」
…「いいや。毎週水曜日登ってるよ。」
ニャ「ナカーマにいれてちょ。」
…「毎週水曜日、East DunnとHill Aveの交差点に5時15分ね。待ってるよー。」
ニャ「では来週!!!」

こんな感じで坂バカを捕獲しました。確かに真っ暗の中を集団で走ると安全なのは去年ニョホホ先生と数多くの闇クライムをして経験墨。

どこの国にいっても坂バカは不滅なんだなーと再確認したのでありました。
ちなみにそのうちのひとりはこの人みたいです。ブログの内容が今日の出来事と完全一致。

おわり。

下の写真は晴れた場合の写真です。courtesy of henrycoe2007.priss.org


前方の山を登り、向こう側に降りてまた登る。自転車レーンがあるのに注目♪


中間地点のアンダーソン湖

Nyarome has arrived.

2008年01月08日 | シリコンバレー
Here I come.

1月5日に日本を出発し、同日10時にサンフランシスコに到着しました。

PCにSDカードアダプタがないので、まだ写真をアップできませぬ。ゆえテキストオンリーでご勘弁を。

まずは成田でひと悶着。
電話で荷物のサイズを連絡したところ、オーバーチャージで2万円片道かかるとのこと。しゃあない、ということでカウンターへ。

「お客様、このサイズでは片道…ええと…五万円程度かかります。」
「へぇ??聞いてないよ。電話で聞いていたことと丸で違います!何とかしてーなお姉ちゃん。」

…というわけで代わりにやってきた兄ちゃんとJALの規約を読むことしばし…

「この自転車は折りたたみ自転車と認められますので(分解してハンドルをはずしているから。これはJALの定義)、お代金は頂戴いたしません。」

よっしゃー!

「ただし帰りも同じように交渉して下さい。」と釘を刺された。うーん帰りはサンフランシスコで英語でネゴか。気が重い。

そんなわけでかりほーにあに到着。


前日に十年に一度の嵐が直撃したらしく、道路のそこらを巨木が塞いでいます。

空港から1時間半で目的の町へ。ホテルに到着して自転車を梱包から外すと…

あぁぁぁぁフレームに傷がうぉぉぉぉぉ

しかもLemondのロゴマークの黄色がざっくり。かなりへこみました。
トホホ…いつかプラモデルの塗料でタッチアップしないと。

で、あけて日曜日は街中を流していろいろ下調べをしました。で、程よいトレーニングコースを発見。


州立公園のHenry Coe公園です。20㌔程度のいい登りがあります。ちなみこのあたりはMTB天国。そこらじゅうにトレイルがあります。



本日月曜日は朝からオリエンテーションで朝から詰め込み+会議+会社のツアー。あっ!という間に時間は過ぎ、レンタカーの鍵をもらって近くのスーパーへ買出し。


そして昨晩ネットで調べておいた町で一番魅力的な2ヶ月前に開店したばかりのロードバイクのお店を偵察に行ってきました。


店に入るといきなり高級バイクのお出迎え。SRAM REDで組んでる!


しかもフレームにはQuick Stepの刻印が。やばい…買いたい大魔王が降臨しそうだ…


アパレルも豊富。こんなアーガイル柄は日本にないですねぇ。ほしいなぁ。

この他にもよだれたれたれのトップエンドモデルばかり、いわゆるツールのタイムトライアルでしかお目にかかれない戦闘機も2台おいてありました。


はい一機目。Specialized Transition


記事では見たことがあるBBに隠れて空気抵抗を減少させるブレーキ。
このバイクにのったら常に40kmオーバーで走らないと恥ずかしい?


はい。二機目。Orbea Ordu。ステルス!


これも整流効果をねらった突起。値段もナイス!

で、店長と歓談することしばし。
「毎週日曜日の8時に集合して早朝ヒルクライムをやっているのだ。来る?」
「もちろん参戦します。」

というわけで1月の所属チームが無事決定しましたとさ。
めでたしめでたし。

あ。仕事は真面目にやっています。これでも。

<写真レポートは後日>

【ヘロヘロ】箱根駅伝先導隊【ヒヤヒヤ】

2008年01月03日 | 1級、2級山岳
新年あけましておめでとうございます。
走り初めの儀、大好評にて無事終了しましたが、ほぼ全員タイムアップぎりぎり、ヘリコプターの音を背中に感じ、白バイが通るたびにヒヤヒヤしながらぎりぎりにゴールしました。


去年は山頂で30分近く待ちましたが、今年は山頂到着後5分で先頭ランナーが通過。
危うくヘタレ姿を全国ネットで放映される所でした。

~ 話は戻り、1月2日早朝 ~

早朝2時半(!)起床、まずは4時45分川崎集合を目指す。
大手町スタートを目論むは4人。川崎>大手町も途中3つの山岳ポイントを含む都心山岳コース。しっかりと無駄に体力を消耗する。


東京タワー下の第1山岳ポイント。2008のライトアップをバックに、おバカ3人。
この後第2山岳ポイントの日枝神社で初詣を済ませ、第3山岳ポイントの首相官邸裏を通り大手町へ


大手町は6時43分スタート。ランナーに対して1時間17分のアドバンテージ。但し信号は守る。


鶴見中継所でwakiさん、あおてつさんのお出迎え。手を振ってもらったがスプリントポイントが勝手に設定されていたので華麗にスルーしてしまった。
ここでニョホホ氏、S岡パパ、W旦那が合流し、7両編成でいざ箱根へ!
おバカ企画史上最大人数だ!


相模湾にでたが団体行動+バイパス禁止なので予想よりアドバンテージが築けていない!134号線に入り高速トレイン発射!容赦ない牽きでペースを上げる!千切れても信号で追いつけ~!という非情なペースアップ!


日本晴れだ!富士山がふもとから丸見え!こりゃめでてへ!


みなさん思い思いのやり方で背中に旗をさして進んで行きます。
相模川を越え4区の中継所平塚へ。


小田原に突入。ランナーはどこを走っている???街頭テレビを見ると既に3区の中ごろ。
これは本気でマズイ!山で追いつかれる!


5区に入ったばかりの風祭中継所。ここで最後の休憩。
後続が4区に入った!先を急げ!


始まりました山岳ステージ!湯本から沿道は観客爆増、おこぼれ応援が飛び交います。


初めての応援つきヒルクライムに佐久蔵先生もご満悦です。


上がりまくるテンションとは裏腹に、年末年始に3kg重量化に成功した体が己を引き摺ります。いつもよりギア1枚分体が重い感じ。この大平台のヘアピンもいつもは声援をもらって空元気ダンシングでクリアするべき所なのですが、こうなってしまうと観客の存在がかえって恨めしい。もうヘロヘロ。


宮ノ下まで来ました!ふじやホテル前は車道まで観客がせりだしていて、大変危険です。
どうです登りたくなったでしょ~


大観客の手前情けない姿はお見せできませんが、実はもうこの時左足が攣っていました。

この後小桶園のコンビニで休憩するはずでしたが、観客多すぎで入れず、仕方なく国道最高地点を目指します。道端で小休止しようにも沿道の人垣は途切れず、休めません。仕方なく時速10㌔でノロノロ進みますが、ほどなく右足にも「ピキッ」と違和感が。
この後の小桶園~恵明学園~国道最高地点が修羅場でした。
つった両足を労わりながら、ですが一位のランナーの位置を告げるヘリコプターの音が確実に背中に近づいてきます。

そして大会関係車両が右を通過。

「あと10分で、先頭の選手が通過します。」

しゃれになっとらん。
急がないと全国区で放映される。だがゴールには着きたい。

平坦はまだか、平坦はまだか、・・・芦の湯の平坦までなんと遠かったことか

実は芦の湯のゴールまで1回下って最後100mほど登るのですが、最後の100mを登る心が折れてしまい、歩道で押しを入れてしまいました。自転車人生二回目の押しを、ここでやってしまうとは・・・(一回目は暗峠)


ゴールしてストレッチをしているとあっというまにランナーが通過して行きました。チクショー
来年はピョンピョン登ってやる!

この後輪行組、自走組の皆様と畑宿交差点でお別れし、私はYOMEさん家族がまつ湯河原へ。温泉を堪能して翌日帰宅したのである。


明後日から1~2ヶ月のスパンでカリフォルニア出張です。
自転車の詰め込み準備もばっちりなりよ♪