Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

PowerTap P1 実走とローラーでの出力の違いを計ってみた。

2015年08月13日 | インプレ
先日の1stインプレにて、P1とPowerTap Proを比較した際、
「ペダル型は、ガツンとパワーをかけるような短時間、5秒から5分といった時間帯では一様にハブ型よりも高い出力値を出す。5分から10分といった中長時間では、ペダル型とハブ型の差異は小さくなっていき、最後にはほぼ同一になる。」という印象を得た、と書いた。
しかし・・・

上の結果は外での実走。

実は、試着後一瞬ローラー台で漕いだ際に、ペダル型のほうが体感5~10W出力が低くでている印象があったのだ。
いつもと同じ負荷なのに、表示されるワット数が若干低め。ローラー台の上でP1とハブの間の出力値に差はあるのか・・・?

というわけで、二度目のフィールドテストを固定ローラー上で実施した。結果は、驚くべきものであった。
メニューはL4 10min x2。本当は20分連続してL4をやりたい所だが、二ヶ月以上ローラーにまたがっておらず、20分など耐えられる訳もなく10分2回に取り分け。
パワーメーターテストとは全く別のところで非常に重要な課題ではあります。

ローラー練開始

やはり・・・気のせいかペダル型のほうが重い。定性的で感覚的な表現を恐れずに言えば、ペダル型はペダルを回すのを止めると、すぐにゼロ表示になる。ハブ型は、足を止めてもフリーを空転している間でも、数秒タイムロスがあってからやっとパワーがゼロ表示になる印象である。
その後、気力と筋力を絞りきって10分2本完遂。

PowerTap P1
一本目

10min
Av 309W
160/175 bpm

二本目

10min
Av 310W
168/184 bpm

PowerTap Pro Hub
一本目

10min
Av 316W
-/- bpm

二本目

10min
Av 316W
-/- bpm

まさかのペダル型惨敗!(Good or Bad)
結論:『ローラー一定負荷走では、逆に5~10Wペダル型パワーメーターP1はハブ型より出力値は低めにでる』

やはりペダル型は、実走はパワーがかかりやすく、ローラーにおいては少し低めにでるようだ(知ってたw)
この傾向はいいかもしれない。外のレースでは出力を高めに表示によりオレサマ最強モードを演出、屋内のローラーでは低めの表示により鬼教官ぶりを発揮しオレサマ最弱を思い知らされる・・・
これは狙っているのか?どうなんだ?

それにしても、最後に疑問が残る。
ペダルからハブまで、クランク板、スパイダーアーム、クランクアーム、チェーン、スプロケ、と順番にパワーをロスしていく(一部では5Wは失われるとされている。どっかで読んだ。)。
それであれば、外での走行で総じてP1が5~10W高かったのは納得が行く。そして、ペダルをとめて車輪を空転させた場合は、逆にハブ型のほうが数ミリセカンドパワーを拾い続ける、というのも理解ができる。
しかし、ローラーのこの数値の違いはまだ理解できない。トレーニング用途にはすごくいいんだろうけど。

↑ローラーの抵抗かな?

+++


もう1つの機能である左右のバランスですが、外で走ると48/52くらい、ローラーだと50/50です。ローラー上で左右の脚が均等なのは意外でした。
ローラーが傾いているんじゃないか疑惑がありますので(汗)、スペーサーを入れて再度計測の予定。

PowerTap P1使ってみた。比べてみた。

2015年08月11日 | インプレ

我が家にとうとうやってきたペダル型パワーメーターPowerTap P1(紆余曲折を経て)、家族旅行から帰ってきた日の玄関に届けられていました。
アーリーアダプターとして発注した4 iiii Precisionが全くデリバリーされないことに業を煮やしていた所に、キルシュベル・インクさんのパワーメーター下取りキャンペーン(新製品15%オフ、壊れたメーターでもOK!)を知り、こっちに乗り換えたわけです。定価が約15ドラクマのところ、4iiiiの返金、為替変動による数千円の運用益を加え、下取りキャンペーンによる割引によりトータルで約7~8クルゼイロの追加出費で済みました。それでもまだまだ高いとは思いますが・・・。というのも、クランク型であれば10ペソ切りが当たり前になりつつありますからね。



Key Buying Factor
そもそも、なんでペダル型を選んだのか。その理由は:

馬小屋に競走馬が複数頭いる。(ロード、TTバイク、etc)
ホイールに縛られたくない(レースでは軽量ホイールや、ディスクホイールを使いたい、そしてデータを持ち帰って分析したい。)
クランクを自分で換装するメンテ力がない。(FDの調整、BBの交換など持ってのほか)
…筆者の場合、ロードで練習することが多いが、やはり主戦場はTT。決戦バイク、決戦ホイール、TTレースでパワーを拾えないのは本番中にもレース後の分析にも痛手であった。
P1のインストールは本当に簡単で、あきれるくらい、失敗のしようがないほど簡単と聞いている。期待に胸ふくらむ。

ちなみに、欠点は以下と思われる:
▼こすって傷つきそう
▼クリテのコーナーでクリアランスが心配
▼LOOKクリートしばり
▼まだまだ高い

開封

葉巻箱のような箱を開けると、中にクリート、ペダル、電池、ANT+ IDとシリアル番号が記載されたカードが入っています。同梱物はいたってシンプル。

クリートはLOOK KEO標準互換とはなっていますが、PowerTap専用品です。新品のKEOクリートであれば問題ないが、磨耗が進むとあまりカチッとはまらないとの報告があがっているそうです。その点、PowerTapから純正で支給されたKEOクリートであれば磨耗してもしっかりペダルにはまるそうです。(今後スペアのクリートをどうするのか、トライ&エラーしてみないとね。)




薄いペダルではない。


単4電池のハウジングがペダルの下にある。通信ポッドの突起などはない。



装着
P1の最大の美点は、取り付けの容易さである(と謳われている)。確かに、一度数値を拾ってしまい、ペダルの交換ツールが揃ってしまえば楽そうな予感がする。
ただし、意外な盲点があった。(個人差があるので、プロダクトそのものの欠点ではない。)
[1] 移植前のペダルががっつり締められていて、ペダルレンチなしでは取り外せなかった(結局お店に持っていった。)
[2] 通常のミニツールについている六角レンチで十分だと考えていたが、PowerTapペダルの脱着には8mmレンチが必要だった。
[3] クリートの締め付けバネの強度を調整するレンチは2.5mmだった。これも家にはなかった。
というわけで、[1] [2] [3]がないと取り付けに少し時間がかかります。ま、事前に確認しておきましょう。結局六角レンチセットをAmazonでポチ。


2.5mmと8mmのトルクレンチはっしゃ~!




ペダルの交換自体はありえないほど楽です。夏のガレージの蚊がうざいくらいでした、欠点は。
他社のペダル型P/Mの様に専用取り付け工具や、トルクレンチは必要ありません。そして複雑なトルク校正作業も必要なし!ポン付けで走り出せます。

サイコンによる読み込み
ここに意外な落とし穴が。(私のサイクルコンピューターはPowerTap Jouleでしたので、他のメーターはわかりませんが。
[1] Jouleに既に多くのメーター類(PowerTapハブ、PowerCal)が登録されているので、そちらの方を読みに行ってしまい、なかなか認識してくれなかった。結局PCにJouleを接続し、一度全部のメーター類を消去してゼロから読み込ませることにより成功。

*P1に特徴的なのは、クランク長の設定ができるということ(デフォルトは172.5mm)。これがずれていると、若干表示する値がふれるそうだ。サイクルコンピューターでどのように設定するのか、これから解明する予定。

電池は普通にコンビニで買えるAAA電池。これは嬉しい。とにかくユーザビリティを良く考えていらっしゃる。寿命は60時間。

実走(PowerTap Hubとの比較)
P1の測定精度はメーカーによると±1.5%


本当でしょうか。パワメ二台つけて朝練に行って参った。


行ったのは横浜山手ヒルリピート メニューは7倍1分6本
データはこちら

結果は…

あくまで一回のライドの中での比較。
5秒~5分までが3~9%高めに出る。
それ以上の長時間は3~4%高めに出る。
2時間越えるとほとんど一緒。
パワメを2台持ちすることはないので、これで十分だ。問題なーし!
というわけで、早くTTバイクにつけてみたい。TTバイクでパワーを計測するのはほぼ5年越しの欲求であったのだ。

週末点描~チビ太JAXA見学編

2015年07月26日 | インプレ

将来の夢は宇宙飛行士であるチビ太氏。


JAXA 一般公開 水ロケット教室



たくさんお勉強するから、おねがいです。就職させてくださいな♪

土曜日は相模原のJAXAが一般公開するそうですので、行って参りました。


入場するといきなりのロケットお出迎えで、もう完全にテンアゲw


『あっ!衛星ふぇありんぐだ。こんなかにはやぶさが入るんだよね~。』


太陽光をつかって自走する探査機の原理を説明する若手研究員に、
『どうすればJAXAに入れますか?どのくらいお勉強しますか?』
と質問するチビ太氏。


熱試験の展示や、恒温槽などもありなかなか渋いです。

さて、このイベントの白眉は、水ロケット教室。
たくさん並んで整理券をもらい、やっと3回目のクラスに滑りこみました。


おかあさんにお手伝いしてもらって、ロケット製作。(おとうさんは育児放棄してました。)


ロケット完成後、組み立て棟から打ち上げ施設へ移動します♪


All System are GO!


新型だ・・・(笑)


実際やってみるとすごい迫力です。自作したくなりました。
親子ともども大満足で帰宅。

本当は、土曜日はこちらの工場見学にいくはずでしたが、こちらもあちらも両方たのしかったようで。

+++

日曜日はヤビツ往復後、門限10時ジャストに帰宅。
その後はプールへ。このクソ暑さでは他にやることが思い当たりません。





4iiii Precision終了のお知らせ

2015年06月29日 | インプレ
Shame on you 4iiii Precision!

399ドルという破格を引っさげ、パワーメーター市場の価格破壊を目論むカナダ発のベンチャー4iiiiが製造するクランク型パワーメーター『4iiii Precision』。

先行予約から半年、待てど暮らせどいっこうに更新されない出荷スケジュール。
問題は解決に向かいつつある、と明るいことを散りばめながら毎度のデリバリー遅延のご連絡。
年初のメールでは
『春のレースシーズン開幕までには間に合わせます』

春のメールでは
『父の日(6月21日)までにはお届けします。Happy Father’s Day!』

そんな空手形をナイーブに信じながら、パワーメーターなしのトレーニングを積むこと半年。約束の父の日も過ぎてしまいました。

なんの連絡も来ない毎日・・・

ある日、一通のメールがインボックスに。



何をいまさら言っているのか(激怒)。

STIが紐時代のシマノクランク(Dura Ace 7800世代)への接着は技術的に難しいから保証外にする、ギブアップしました、と今頃決断したということ。

なぜこんなことの決断に半年を要するのか、意味不明。
この半年を返して欲しいわ(怒)

メールの中の"overly optimistic(楽観的に見積もりすぎていた)"にカチンと来ますね。期待させておいてバンザイとは。カナダはアルバータ方面に呪詛の祈祷をかけておきます。
ちなみに現世代、旧世代のシマノは大丈夫らしいので、ご安心を。カスタマーサポートはまったく信用できないですが。

こちらが互換チャート。カンパは全滅、SRAMもRIVALだけだって。使い物になりませんね。ハハッ。
Utterly disgraceful!


というわけで、全額返金をお願いしておきました。ここ半年の為替変動で幾ばくの運用益はあったでしょうかw

そして・・・


・・・即日別メーカーのパワーメーターをポチっ。レポートを待て。

評価
☆☆☆☆☆
0/5

キャンセルしました

4万円パワーメーター、4iiiiのその後

2015年04月20日 | インプレ

399ドルという破格を引っさげ、パワーメーター市場の価格破壊を目論むカナダ発のベンチャー4iiiiが製造するクランク型パワーメーター『4iiii Precision』。アーリーアダプターと言えば聞こえはよいが要するに人柱。そんなパワーメーターのその後をまとめます。

雑学:エンジニアのKeith Wakehamさんは元々は原子力電力業界で歪みセンサーを取り扱っていた人だそうな。

発注
確か、その頃はクリスマスには届くみたいなことを聞いていた記憶がある。Pre-orderにしては少し出遅れた感があったが、それでも恐らく2nd batchくらい、注文は2014年11月18日であった。

しかし、「クリスマスまでには…」という謳い文句には気をつけたほうがよい。人類の歴史を紐解いても、これに似た標語にだまされた若人のいかに多かったことか。


理想


現実www

最初の兆候は、12月に現れた。メールで『お手持ちのクランクの型番を教えてください』というのが来た。DIY方式でポッドをクランクアームにユーザーが直接取り付けることによる低価格の実現が売りだったのに、なんでそんなことを聞くのだろう?おそらく取り付け面が完全にフラットでないクランクで問題がでているのかな、だからこんなこと聞くのかな?とこの頃は考えていた。

しかし、年があけても何の連絡もない。痺れを切らして何度もメールするも、全く音信不通。さては、ラスベガスのCESにベンチャー枠で出ているのかな?と思ったらビンゴでした。返信はCESウィークの翌週に来ました。

遅延情報はDC RainmakerさんのサイトのCES報告で大体わかっていましたが、直接サービス担当からのメールによっても、デリバリーが遅れた原因の詳細は明かされていませんでした。ポッドの実装に問題があったのか、通信部品のFCC認可が遅れているのか、この時点での説明はなかった。ただ、デリバリーが遅れる、とだけ。

その後・・・
『春のレースシーズン開幕までには間に合わせます』
という営業メールを信じて待てど、便りなし。

結局事の真相が分かったのが、またしてDC Rainmakerのサイト
遅れの原因は、接着剤だったそうな。
なんでも、DIYキットで使用予定の接着剤の分量が、消費者に発送できる分量を超えていたとか。現在DIYのための新しい接着剤をトライしているところだが、それだと初期発注分が永遠に届けられないため、Pre-orderの分は直接クランクをカナダまで(世界中から)FED-EXで送付して、工場で接着するそうな。(このコストを想像するだけでも、ベンチャーとしては頑張って!!!と応援したくなる。実際に激しく激励のメールを送った)というわけでオイラの旧型デュラエースの型番をメールしたところ、返事が。

『父の日(6月21日)までにはお届けします。Happy Father’s Day!』
との返信が届いていました。

もう、気長に待ちますわ・・・

ま、パワーメータなんか無くても練習できますよw

Bontrager Team Issue TTサドル

2015年03月22日 | インプレ

カンチェラーラ殿とお揃いです~。


あ、バイクではなくサドルの話。Team Issue TTです。
この先端がいいのよん。ふかふか+すべりどめ。

…なんと、もうカタログ落ちしていた。ガーン。


昨年一時期Bontragger Hiloを借りてインプレしたことがあったのですが、ひとつだけ引っかかる問題がありました。
それは、

股ズレ


クリームやレーパンを変えても問題は解決せず、どうやらオイラには先割れ形状はフィットしないという結論。


しばらくInFormに戻して乗っていましたが、やはり強度かけて長距離のると何か血行障害を起こしてしまいそう。こちらの欠点は二つ。
1. サドルが長くて前傾時にあそこに突き刺さる。
2. 滑り止め加工がしていないので、全力走しているときにサドルの位置を修正することがあり、ストレスがたまる。(少しのタイムロス)

先端をスパッと落とした流行りのFizi:k Tritoneも試してみたかったのですが、InFormを長い間使ってきて、サドルの先端はある程度あったほうが安定するかも?という仮説もあり、信頼と実績のボントレガーTeam Issueを試してみることにしました。先端にクッションがたくさん入っているタイプ。


ロードのサドルと比べて2cmは短いかな。(適当)


意外と好印象なのが後方のR。しっかりとラウンドがかかっているので、後ろ乗りしてパワーをかけやすい。Hiloとちがって滑り止め加工は後方にないが、前方の滑りどめが聞いているので、後方には要らないみたい。




231gでした。


短めの朝練、朝TT、そして今日150km ITTをした結果・・・

評価:
★★★★★
満点きました!股ズレなし!

○:
■ グリップがよい。TTポジションで全開モードに入ったとき、ピタッとはまり、以前のように全力TT中にサドルポジションを変えてモゾモゾしてタイムロスをするようなことはもうない。
■ オーバーサイズのノーズ部分のジェルが聞いている。形状的に細すぎたり、先割れしているサドルで股ズレを起こすタイプの人にはこのタイプがオヌヌメ
■ ロードで使ってもよいかも。後ろ乗りがしやすい。
■ 普通のサドルより2cmは短いので、UCIルール対応し易い。

×:
■ ホワイトがない
■ 絶版になってもうたw

乗ったことないけど、プロロゴが一番近いのかな。

独り八景島

2014年12月23日 | インプレ

本日も八景島往復

朝の5時にみなとみらいの交差点で3人ロードが偶然集まった。
「門限大変ですねぇ」的な話題で盛り上がった。

前日のニャ嫁との会話。





いつのまにか、門限が前倒しされているし。


交渉力を体得しなければ。

走りの方は、寒いし、ウィンブレがバタついて速度乗らないし、日曜日の200km走のダメージで心拍が上がっていないのに足は鉛のように重くダメダメでした。遅いのにキツイ。それに加えて他のローディが数回コバンザメしてきたので、その度にふるい落とし、そしてさらに疲弊しました・・・きつかった~


白楽の駅前で焼きたてのパンを購入し、8時に帰宅。
さて大掃除+クリスマス家族ディナーの準備だ~っ!

Ride Time (Time Moving) 1:46:13
Distance, km 51.70
Work, kJ 1199
Temperature, °C 3.0
Average Power, Watts 188
Normalized Power 211
Average Speed, kph 29.21
Average Heart Rate 138

ローディ讃歌

2014年12月18日 | インプレ

Roadie: The Misunderstood World of a Bike Racer

本当は財務関係の勉強をしなければいかんのはわっかってんのですが、一日の終りはどうしてもライトな読書を脳は求めてしまいます。
この本の作者はアマチュアシリアスレーサー。Cat IIと言っていますから、実業団E1レベルではないでしょうか。
長いこと北米のレース会場でアナウンサーをしてきたそうです。

本のテーマはローディという珍奇な人種の人類学的研究。一部の変人のライフスタイル、情熱、友情、犠牲、理解不能なしきたり、などを面白おかしく書いています。
体系的に書かれたローディあるある本とも言えます。
読む人が読めばにやにやする人、この国にも2000人くらいはいるのではないでしょか。

曰く、
『ローディが恐れるものは1に落車、2に千切れること。何のために練習するかというと、精鋭たちから千切れたくないから週5日間練習する。』
『少々調子が悪くても、他のスポーツなら勝負になるが、自転車競技は調子が悪いとあっという間に千切れる。』
『練習のループにはまり、打ち込めば打ち込むほど一般人口からライフスタイルやプライオリティが隔絶していく。』
『ローディはある意味法学部の学生に似ている。法学部の学生は睡眠、仕事、食事以外の時間図書館で勉強するが、ローディは練習している。』
『ローディはある意味法学部の学生に似ている。法学部の学生は他の学部の学生が飲み会をしている金曜日の夜図書館にいる、ローディは多分夜練している。』
『ローディが160kmのロングライドから帰ってきて、その後40kmの回復走に出かけても驚かないで欲しい。これは、実にノーマルなことなのだw』

おそらくアメリカのローディは日本の選手よりも輪をかけて変態なのではないかと思われますが、読めば必ず身近のあの人が脳裏に浮かぶこと必定。

トレーニング本は巷に溢れていますが、こういう文化的読み物ももっと増えてよいのかな、と思います。成熟度を測る物差しとしても。

+++


本日の夜のあえぎ

10min 301W 163bpm
10min 305W 173bpm
10min 310W 168bpm

あまりにも辛く、二本で終わるつもりだったが、BBCの歴史番組を漫然とみていたらやる気が復活して3本目ができました。
この3本目のおかげですっきり明日に臨めます。ありがとうございました。
しかし20分続きませんねぇ。

お太レーニング開始

2014年11月10日 | インプレ
PowerTapのトルク値がおかしくなり、修理をするにもG2 PowerTapは全交換で7万円以上かかると聞き、パワトレを放棄すること3カ月。久しぶりに自転車にパワーメータなるものをつけてローラーを漕ぎました。2015年シーズンのスタートです。


次期パワーメータを買うまで、鰤ちゃんにPowerTapを借りることにしました。
個人的にAmbrosioというブランド好きなので、ちょっと嬉しい。パヴェ走りたい。

久しぶりなので、いきなり20分とかはきついっすね。
10分で力尽きました・・・平均心拍160なのに、乳酸処理がおいつかない感じ。


ここからスタートして2015年3月にはどこまで戻るか、だな~。


10min
312W
160bpm

こんなに低い心拍で力尽きるということは、心肺より先に筋肉が音をあげている、つまりまだ伸びしろがあると信じたい・・・

よいオフトレーニングができるように、毎朝お参りすることにしよう。

菊名弁財天の鈴乃緒(ガラガラ)に、手が届くようになり、満面の笑みを見せる月曜日朝のチビ太であった。

次期パワーメータ何にしようかな~~~

↓これはどうだろ。

いいもんヒロた Bontrager Hilo RXLサドル インプレ220km

2014年09月15日 | インプレ


前から気になっていたTTバイクのサドル。
3連休に借りてインプレさせて頂きました。

ちなみに、(いつまで有効かわかりませんが)TREKでは30日保障をしているので、一度買った後に満足できなかった場合は、全額戻ってくるそうです。
すんばらしい。サービスで付加価値をつけて差別化。いわゆる「認知的不協和の解消」ということなのでしょうか。(←ニワカ知識。多分違う。)

借りたのは、試乗車から強奪したBontrager Hilo RXL


舳先にプレッシャー軽減の割れ目が。ここのパッドは柔らかくできているので、相乗効果で前乗り時かなり楽。
どのくらい長時間TTポジションで走れるかは、人体実験してみないとわからないので、やってみました。


柔らかい前部から、徐々に堅くなっていく側面+後部。グリップのポツポツがよい効果を発揮していて、全開TT中にお尻を動かしてポジションを探す・・・ということはもうありません。


前に使っていたInFormと比べて、1~2cm短くなりました。これでUCIルール準拠が楽になる。


この先端部分をダイヤルで調節できるモデルもあるそうですが、その分重量が重くなります。
デフォの幅で問題なければ、軽いに越したことはない。


チタンレールで重量255g。これで十分!
Serano RXL XXXオーナーなので、カーボン180gの振動吸収が素晴らしいのはよくわかっているのですが。


トライアスリートには嬉しいトランジションフックがついています。TTerには別に嬉しくも何ともありません。

では、実走でインプレ

が、その前に結論を先に:

評価:
★★★★☆
○:
■ グリップがよい。TTポジションで全開モードに入ったとき、ピタッとはまり、以前のように全力TT中にサドルポジションを変えてモゾモゾしてタイムロスをするようなことはもうない。
■ 前部の割れ目ちゃんは効果大。先端のみお尻に刺してのる時のような痛さや不安はない。
■ 軟組織で乗っても、坐骨で乗ってもプレッシャーがかからず快適。小さい範囲ながらも調整域は結構ある。
■ ロードで使ってもよいかも。普通のポジションでも、前乗りでも快適に着座できる。アップライト前乗りが実は快適だった。
■ 普通のサドルより2cmは短いので、UCIルール対応し易い。

×:
■ グリップがよすぎて信号青でダッシュするときにレーパンがひっかかる。レーパンの皺をとると解決するが。
■ トランジションフックは別に・・・Fizi:k Tritoneのようなボトルケージをつけるアタッチメントが欲しい。そのかわり。
■ TTサドルがこんなに快適なのであれば、他のメーカーのサドルも試してみたくなる。

コメント:
■ 快適性はサドルのみでは解決しない。股ずれしないレーパン大切。特にTTポジションはごまかしが効かない。
■ 上位グレードのXXXは更にグリップがよいらしい。

+++

初日は、ISOYA朝練。
今日は、わざと遅刻して(物陰にこっそり隠れ)第4集団が出発して5分経ってからお店の前を出発。
ここから個人TTをやって第一集団に追いつく、逃げをつぶす練習です。

第4集団(競馬場)
第3集団(大師)
第2集団(大師橋)
ここまでは順調にブリッジをかけられましたが・・・

第1集団は走れど走れど影形も見えません(岡ちゃんとtezzさんが交代で回していたみたい。そりゃ追いつかんわ。)
TTバイクドープしても追いつきません。

結局皇居まで来ても追いつかず、皇居周回中にやっと捉えることができました。ふーぅ、いい練習になりました。
追走区間は1時間、NP 260Wくらい。

この日は結局、
66.7km
220W Av
でした。前日の30kg背負っての下りで大腿部が破壊されていたので、この日の午後は筋肉痛で近所のコンビニに行くにもびっこ引いて歩く始末。翌日に向けて不安が・・・

+++

敬老の日。二日目。
今日は長距離TTの為のエアロビックエンジンを鍛え、とにかく長時間TTポジションをこなす練習。
12時に豊洲のキッザニアに集合!との指令ですので、入間まで16号で北上し、それから入間川~荒川サイクリングロードをつないで160km前後を目指すことにします。
出発はいつものように朝4時。しかし・・・
開始2kmで乳酸製造工場が稼働
こりゃ今日はだめだ。3連休の筋肉大炎症祭りで全然踏めない。
246まで大体50分、一応アベは30kmでしたが、このバイクなら普通はもっと速いはず。今日は本当に踏めません。


福生の近くで道に迷う。


八王子の山を一つ越えると青梅線。そしてすぐさま八高線。


横田基地前にでました。

入間までの16号、高速で移動できるかと思えばそうでもなく、渋滞+信号ストップ&ゴーの繰り返しでノロノロでした。結局80km走って入間に着いたころは28km台でした。


ヒマヒマだったのでセルフィーを撮ります。こうやってみると足が全然出来上がってないですね。


入間川サイクリングロードに入りました。予習をしていなかったので、右岸左岸を行ったり来たり。
やっと集中してTTポジションで長時間巡航できます。ゴリ踏みするとあっという間に売り切れるので、240W体感をめどにあくまでペダルに自然に体重をかけて回すイメージで。


直江津に行く途中で見た看板だ。

この後も右岸<>左岸を繰り返し、道はいつのまにか荒川サイクリングロードに。
そして・・・秋が瀬公園・・・彩湖・・・ブログやツイッターでよく聞く地名を通過します。いいとこですねぇ。

この時間になるとサイクリングロード上のローディも増えてきます。彩湖あたりまでは調子よく37kmくらいで巡航できていましたが、その後突然現れたダート区間に気勢を削がれ、さらに(下流に向かい)左岸は突然道が途絶えていました。
これで一気にやる気をなくしややペースダウン。ジャージの股ズレ(これはジャージのパッドの問題)も酷くなってきて、最後の20kmはまさに苦行。
しかもサイクリングロードだから信号がない。素晴らしい修行になりました。またやろう。


156.2km
5:29:11
NP 204W
Speed 28.5km/h
Calories 3,955

教訓:100マイルTTは休息十分で行うべし


朝の11時に100マイル走り終えているのは気持ちよい。
この後間髪をいれずにキッザニアに連行されました。


次回やるのであれば、荒川河口START/GOALだな。ノンストップ個人TTに体を慣らす必要あり。


BikePorn: 2011 Madone 6.9

2014年08月24日 | インプレ
2011 前期型 Trek Madone 6.9 Project One H2
友人のY野氏より。実はAeolus 6.5も元々はY野氏のもの。これでこのバイクはほとんどがY野氏の息がかかったものになる。

Project Oneのテーマカラーはウルトラマンをイメージしたんだって。なかなか似たカラーリングがなくて、気に入ってます。

スペックはこちら(コンポが違うけどw)




E2 Headset


Downhill is rock solid and always on the rail. Yesterday in Hakone, I could tailgate Porsche Carrera RS with impunity.




Love the curvature of this section. Always looking down when the hammer is down.




































Bontrager Serano RXL サドルはなかなかエエモンダ

2014年08月19日 | インプレ

2011馬丼が我が家にやってきてから一週間、そろそろお気に入りアイテムのレビューをぼちぼちと始めます。


まずはサドルです。非常に尻にあいます。かなりご機嫌なサドルです。

Bontrager Serano RXL
RXLはカーボンレールなのでちょっとお高くつきます。

実は、自転車を組む当日に、ISOYAに行った時は、違うサドルがお目当てでした。


Bontrager Paradigm
本当は、こいつがお目当て。なんといっても、フラットトップで、レーシーで格好いい!

しかし、店頭に在庫がなく、第二候補のセラーノになったのです。しかも、バジェットなチタン中空レールではなく、カーボンレールの最上位機種。
結果的には、これがベストな選択になりました。


TREK独自のシートキャップと合わせ、カーボンレールとカーボンシェルで路面からの振動(Chatter)は殆どが減衰されます。200km近く走った後もお尻のダメージは皆無でした。股ズレもなし。
フレーム、特にマドンのBBは堅いのですが、シートポストの先端まで衝撃がダイレクトに来ることはありません。いたって快適。
注意すべきなのは、カーボンレールなので、指定締め付けトルクがあること。おそるおそるトルクを気にしながらボルトをしめたら実は緩くて、ライド中にサドルが曲がる、みたいな初歩的なことがありました。


気になる重量は175gとアホみたいに軽量。今までクラシックで重いサドルにしか乗ってこなかったので、軽量マドンに合わせ、ダンシング時にバイクを振った時のフィールの良さに恍惚とします。


深く前傾をとった時にも、大事な所にかかる圧力がうまく分散されます。うまく表現できませんが、これは後述のZone Density Padding、場所によってパッドの密度を変化させていることがうまく機能しているようです。いままでこんなに下ハン握って長時間走ったことはなかったのでR。
Rといえば、この後ろが湾曲してあがっている所にどっかり後ろ乗りに座ってパワーをかける走りも、当然得意です。長い登りではそのようなポジションでパワーかけることが多くなりますし。


これがZone Density Paddingを設計する際に、参考にしたとされるサドルにかかる応力解析。体重がかかる部分のパッドを厚くし、そこから外縁にいくとパットが薄くなる。このパディングのおかげで、サドルにスリットを入れなくても快適な血流が確保される印象。
ただし、これはまだポジションがまだ出せていないことにも関係があるでしょうが、後ろのりで長時間すわり続けていると大事なところが痺れてくることがあります。これは、先代のリーガルでもあったことですし、最適なポジションを見つけたあとは痺れは消失したので、ポジションを見つけるまでの一過性の問題かとは思いますが。

注:
この記事を書いたあと、ボントレガー社の専門家が書いたホワイトペーパーを見つけました。
ホワイトペーパーを用意できる会社って、好感度高いわ。うちの部署もはよ。

初のロングでここまでお尻にフィットするサドルにあったのは久しぶりですわ。
もし、クラシックな形のサドルを好む人であれば、試す価値あるかも。
お試しプログラムで返品自由にできるらしいしね(30日以内)。

評価(4.5/5)
★★★★☆
プラスは上に書いたとおり。

マイナスは
①ダンシングからシッティングに戻る時に、レーパンがサドルの先端にひっかかる(←ポジションの問題)
②長時間シッティングするとおまたが痺れる。(←ポジションの問題)
③トルクレンチがあると便利。ないと不安。

+++ここでふりかえり、自分のサドル遍歴+++


WTB Rocket V
完成車についていた。乗り心地最悪。


Bontrager Race
完成車についていた。乗り心地最悪。これで東京~大阪やって尻が真っ二つに裂けた。


Brooks Swift
史上最良にして最重量にして最も我が尻汁を知る皮サドル。テンションひっぱり過ぎてダメにしてしまったが、また座りたい。最高ですわ。


Selle San Marco Regal
白はきれいなのだがすぐ汚れてしまう。


Bontrager Inform
唯一のフラットトップ。いまでもTTバイクにつけているが、かなり快適。ロングもいける。


Selle San Marco Regal 2個目
銅のリベットに一目惚れ。Le Roiと共に過ごした。後ろ乗りパワーライドにむいてる。ボーネンが愛用している、ということでミーハー丸出しでRegalを使ってました。


Brooksをダメにしてしまった後、クラシックかつメンテが楽なサドル、ということで鉄バイクにつけた。ゴールドの枠がおしゃれでクロモリによくあう。

・・・サドル探しの旅はそんなにしていないつもりだったけど、意外と遍歴を重ねていました。意外。

ION700と行く、山岳ジテツー闇クライム

2014年07月25日 | インプレ
ION700と行く、山岳ジテツー闇クライム



昨日はツール・ド・フランス最後の山岳ステージ。
ジテツーもオマージュしてみました。

コースプロフィールはツールドフランスっぽくなりました。


136.1km
Ride Time 5:53:27
Elevation gained 1,954m(←2000m届いてない!やりなおし!)
NP 203W
Av Speed 22.8km/h
Heart Rate 138bpm
Calories 3,754
Training Stress Score 269.5

++++

朝はツール・ド・フランス的なひまわりの風景にご挨拶。
座間のひまわり祭り会場へ。



ここから職場までは10kmくらい。いつもよりゆっくりめのペースで、246を流していると・・・

後ろから殺気が・・・
次の瞬間・・・


「ニャロメさ~ん!」

うへぇ。なぜここにパラ君が。
今シーズンここまで絶好調、勝ちに勝ちまくっている竹芝ダブルエースの1人がこんなところでまくって来た!

「先頭引きますよ~。」


と前にでて牽き始めた。オイラも先頭交代しようと思ったが、このふくらはぎを見てやる気を失くした。今日は手羽先にしよう♪





そういえば、パラ君は時々平日水曜か木曜に丹沢方面走っていますよね。今度通勤の往路だけでも申し合わせて一緒に行こうかな(怖)

++++

そして一日が終わり、5時45分に会社を出る。一路七沢へ。


林道入り口まで5km


本日の練習パートナー


日向林道は、この後から激坂区間をむかえます・・・



そして薬師林道~日向林道はまだ明るかったのですが、浅間林道で日が暮れました。
日が暮れた林道は恐ろしいっす。


うへぇ。
この後狸二匹に遭遇。


ですがフルパワー照射すれば、恐れることはありません。

さて、浅間林道が終わると蓑毛からヤビツです。
せっかくだから、と20分FTP走をしてみました
しかし・・・パワーメータローラー走の悪い癖が出て、途中で失速。
14分 313W

反省点:ローラーと違い、ダンシングの方が実走ではパワーがかかりにくいにも関わらず、ダンシングを多用しすぎて心肺が先に悲鳴を上げてしまった。後は、暑すぎたw

次回はシッティング後ろ荷重で再トライしよう。とにかく山を登るのが本当にへたくそになっていた。実走大事。




山頂では、裏ヤビツの向こう側、多摩の方の空から雷鳴が。雨雲レーダーを見ると、山岳疎開をしている西丹沢以外の関東ほぼ全域でゲリラ雷雨見たい。

実際、横浜まで戻ってくると道路が濡れていて、空気がひんやりとした中帰宅することができました。
結果的に雨から逃げられたみたい♪



GIRO新型エアロヘルメット どこよりも速いインプレ!

2014年06月29日 | インプレ
何やら、Tour de Franceチャンピオンに利用される、新しいGIROのヘルメットがあるそうです。


最近流行の、ロード用エアロヘルメット。下を向いてTTするときには更に効果を発揮します。
UCIの規則によりバイザーをつけることはできません。また、エアベントの形状により、サングラスをさすこともできませんが、空力を愚直に追求してこうなったのでしょう。

真夏の着用はお勧めできません。巡航が35km/hくらいでないと、ベンチレーション効果による冷却が働きません。
今日のように30度を超える猛暑では、ヘルメットを道路わきに捨ておきたくなります。昔、90年代のヘルメット黎明期、登りではだれもヘルメットをしていなかった。ヘルメットを着用していたとしても最後の登りでは脱いでしまう、その理由がわかりました。
この形状のヘルメットは、本当に熱がこもるんです。
気温は25度まででしょうね。

つけていると、頭の角度による風切り音の違いがあり、巡航速度も2kmほど向上(するらしいですが、鈍感な自分にはさっぱりわかりませんでした。)

とにかく、キノコ。とにかく、ダサい。
そして、このダサさがクールです。



え?

Air Attackではありません。

Giro Reverb Z Team Replicaです。
わかる人には、わかる、あのZチームカラーです。
Lemondのフレームにのり、Zチームジャージを保有するこの私が、これを見逃すわけがありません。
去年の販売らしいですが、全然しりませんでした。さっそくBEX ISOYA経由で注文していただきました。


だっせ~


ヘルメット単品ではなく、Zチームジャージと合わせる必要がありますね。


読者モデルのチビ太曰く「前傾をとると確かに風切り音がしなくなりましゅ」


バーテープとブラケットは白にしなくちゃダメでしょ~


やらされ感一杯ですな。


Tour de Dupontだそうです。これだったら、ほとんど機材的には同等のものが組めるぞw


漫画「シャカリキ」世代のヘルメットだよね~
このヘルメットをかぶって街の中をポタリングを流して、「うわっ!だせっ!」と勝負を挑んできた若者を返り討ちにするのが次の目標です。


それにしても、暑かったわ・・・(爆笑)

+++
あ、練習のことね。

日曜日は雨の合間を利用して、V坂往復してきました。


道に迷ったあげく、集合場所手前でパンク。着いたころには竹芝V坂練は終了していました。
まぁ、仮に合流したとしても、1ナノ秒で瞬殺されていたでしょうが。


復帰への道は遠い。
この半年で腹筋を中心に体幹を鍛えてきたので、昔よりもダンシングできる時間が長くなった。今日はダンシング多めで。
体重重いからタイムには直結しませんが、気持ちよく登れました。

71.5km

L4ばっかりやっていると自転車嫌いになるので、久しぶりに外をはしることができてよかった。


よいリフレッシュになりました。また明日から仕事頑張りましょう。
そうそう、2年ぶりに体重が75kg台に入りました。

練習用ホイール組み直し KINLIN XR-300

2014年06月08日 | インプレ

まさに銀輪そのもの!

先日、練習用パワータップホイールのスポークが横浜~静岡TT中に折れてしまいました。


リムを良く調べると、(実は知っていましたが)リアのリム穴にクラックが。KINLINのリムは、軽量化の代償に、リム穴にハトメを使っていないので、ここがどうしても品質上のネック。3年で乗り換えればいいや、と思っているので寿命ということで。

次のリムを何にするか迷いましたが、最終的には金色→銀色の色違いに落ち着きました。ワイドリムも考えましたが、ブレーキの調整が超面倒くさそうでしたので。

ただし、KINLINのリムはもうWheelbuilderでは取り扱っておりません。また、国内では32穴しか取り扱っていませんので、またしても海外通販。BikeHubStoreから購入しました。ここ、なかなかいいですよ。マニアックなリムも入手可能。


ホイール組はISOYAさんにお願いしました。いいですね~銀色が美しい!


ついでにハブの中に小人がたくさんいたので、グリスアップのお願いしちゃいました。


銀色のフレームとベストマッチですね。偽初代シャマルに見えなくもない。

+++週末の練習+++

土曜日はローラー、2年ぶりに300W 20min x 2が達成できました。
ただしダンシングを多用してパワーをひねり出しています。数字ほどはパワーがでていないので、次のテーマはオールシッティングで300Wですね。


日曜日は霧雨の中カメダ練にお邪魔しました。
平地ではナオトマンと一緒に高速で回す練。350-370W 3min位で交代してもらえるとルーラー的に先頭を牽けます。
幸浦の手前で58kmまでひっぱって少しもがいたらナオトマンが横から発射していきました。またしても発射台。
あと少し保持できるようになればよい発射台になれると思いますので続けて参ります。
400W越えると巡航モードに入る前に乳酸が回るので、スイートスポットが見つかったのはよかった。
帰宅したころには雨が本格的に。10時から保育園の懇親会だったので一気に流れ込みました。


お花畑だぁ~と喜んで走りまわっておりました。