Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

二年越し箱根駅伝露払い

2015年01月04日 | 長距離
あけましておめでとうございます。
新年恒例の箱根駅伝先導に2年ぶりに行ってまいりました。

2007~2011年で5回行ったから6回目。今回は晦日の日から風邪で寝込んでしまい、病み上がりでやや不安を抱えながら。


元旦の日もおせちを食べて嫁とチビ太を湯河原へ送り出したら、薬を飲んで寝て治していました。


今年は大寒波の襲来もあり、大手町から参加する人は少なかった。結局みなさん途中合流で箱根まで行きます。


『箱根まで個人TTか…』と鬱になりそうな気分で大手町前をスタートすると、アフリカ系ランナーをたくさん乗せたボルボのワゴンが並走。助手席の窓を降ろして、陽気なお兄さんが「あなた速いね~!すごいね~!」と声をかけます。どうやら他の区で走る留学生でしょうか。ネジを巻かれたのでTTモードでそのボルボと一緒に品川まで。

あの黒人ランナーは誰だったのだろう?ダニエル君かな(笑)

沿道を箱根に向かう自転車ローディは数多おれど、脚のあうスピードで走っている集団はいないので、どんどん追越ながら、オーバーペースで横浜まで。かなり脚使ってしまい焦燥感がつのります。


しかし、ここで救世主登場!みずほ埠頭の交差点でK原さんと合流。TTバイクが二台そろい、更にペースアップ、どんどん脚を削っていきます。精神的には同志を得て楽になりますが、二人TTはペースが掴みにくい、後一枚、二枚機関車がいれば後方で脚を回復できるのですが、二人だと乳酸がたまったまま脚が回復しない状態で先頭交代の時間がくるので、後2%くらい抑えめに走るべきだった。

前を行く自転車をどんどん抜いて行くと、大船の手前で1時間前に出発したはずのオギ列車に追いついてしまいました。ここからは休憩多めに、抜いては休憩して抜かれ、そしてまた抜き返すというかなり意地の悪い走り方をしてしまいました。


茅ヶ崎のサザンビーチでは連凧TTが風をとらえていました。

海岸沿い134号に出ると、電柱の片側のみに雪がへばりついています。どうやら昨晩の吹雪は相当なものだった模様。そして路肩にも雪、そして所々凍結箇所も。路面の雪は西に行けばいくほど増えて行きます。

平地ですら、まっすぐ走っていても所々グリップを失いそう。この状態では箱根の山を登ることはできても、日蔭のダウンヒルにリスクを抱えるので、合議により今年は風祭で駅伝を観戦することに。(その前に、二人TTで脚も売り切れていましたし…)


集合場所に向けて小田原駅前の通称「落車クランク」を急いでいると、沿道から
『おとうしゃ~ん!』の声が。先発していた嫁とチビ太に見つかりました。
私的にはここからはペースを落として進みます。(家族は湯河原で元日から湯治していたのでした。)


風祭ローソンにて。
三浦半島の先からきた大尉御一行ともここで合流できました。みなさんは大平台の凍てつくコーナーまで登ったそうです。


我々は・・・というと、少しでもぬくい日向を求め、ここで観戦することに。


なかなか鉄な場所で気に入りました。

駅伝は・・・端折ります。青学ランナーが前を通過した時、「ちいさっ!女の子みたい!」とコメントしましたが、体重43kgとは本当に女子の敵的なスペックですね~。

駅伝観戦後、ISOYAのみなさんとQ道沿いの「ホテル明日香」の温泉で汗を流し、私は独り湯河原へ自走。駅前を走っていると、家族の乗る車に追い越されました。


晩ご飯がいつも多めに出る宿なので、昼食はあえて軽めにとって臨んだところ、『鍋2人前責任をもって完食するように』というありがたい指令が。余裕をもって完遂させていただきました。


鯛の吸い物が絶品でした。


翌朝は宿から歩いてすぐの新幹線の跨線橋へ。チビ太大興奮。


帰宅後、人生初のお年玉をもらってこの笑顔。

2年ぶりに箱根駅伝を自転車で走り、家族でゆっくり温泉旅行。いい正月休みでした。本日日曜午後から社会生活に復帰しまーす。今年は仕事始め早々フルに月~金ですね。頑張っていきましょう。

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147.7km Distance
Avg Speed 27.2km/h
Avg Heart Rate 144bpm
Average Power 199
Normalized Power 229
Calories 4,299