Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

房総林道ハンティング:円満詐欺

2008年09月28日 | 3級、4級山岳
季節も移ろい、今年もこれを踏んでパンクする季節になりました。


被害者Kさんと、平地練と称して房総半島をぐるぐるまわって120キロ。
肝心の平地が全行程の四分の一、一体どこが平地練習なのでしょうかァ?しかし、二人とも林道マニアなので、林道をつなげ、延々と続くアップダウンを楽しんで参りました。
(クリックでリンクへ)


朝5時に家を出発し,横横道路をくだり一路久里浜へ。始発0620久里浜発に間に合った。

フェリーの扉が開く。開いたときに,「お待ちしておりましたわん♪」と誰かのサプライズを期待したが,そんなのあるわけねぇ。


海岸沿いを10km走り,一路マザー牧場方面へ。ここには標高400mの鹿野山という峠があり,牧場ツーリングを想起しないように。立派な2級山岳です。いきなり騙された感じです。マザー牧場ポタリングと銘打って誘われた場合,詐欺の可能性があります。簡単に誘いに乗らないように。



左上から
①マザー牧場でほげほげしようと思ったが,はぁはぁぜぇぜぇしてしまった。
②鹿野山から,今日のツーリングコースを眼下に望む。山だらけ林道縦走。
③久留里線久留里の駅にて
④そして,里見氏の居城久留里城へ

なぜこんな所に城があるのかを知っていたか?それは信長の野望にでていたからである。城はこちら,の標識を左折して後悔
「や,山城だった・・・」
天守閣は山頂200mのところにあり,城なので九十九折などあるわけがなく,20%の激坂直登。お城めぐりポタリングの誘いも,地形によっては詐欺の可能性があります。平城か,山城か,事前にしらべておくように。


①ずいぶんモダンなつくりの天守閣でした
②すでに紅葉の季節の予感が
③これは養老渓谷に行く途中,大福山林道にて
④さきほどの20%の激坂直登


①養老渓谷まで来ると,一時間に一本の貴重なローカル小湊鉄道がやってきた。ラッキー
②むかしこの近辺の菜の花畑でYOMEにプロポーズをしたことがありまふ。というわけで思い出の地でもありました。
③養老渓谷には足湯がありました!ツーリング中に足湯があるとは素晴らしいルートだ。
④養老の紅葉は11月後半らしいです。このあたりにまた来るかんね。


①珍しく,コンビニではなく温泉宿でがっつり食べます。鮎の塩焼きは,塩ががんがんかかっていて補給という意味でも好都合です。
②真っ黒なお湯が東京湾って感じですね
③のどかな田園地帯
④宿のお風呂は,洞窟風呂でありました。まっすぐ行くと男風呂,左折で女風呂,なので手信号を出しましたが,後続は引っかかりませんでした。

温泉から上がると後半戦,養老清澄道路のアップダウンを繰り返し,四方木峠を越え,極真空手の聖地,清澄寺を過ぎ,鴨川を過ぎ,長狭街道を通って東京湾へ向かいます。

長狭街道の中間地点に,このツーリングの目玉,東京から一番近い棚田,「大山千枚田」があります
焚き火の煙でくもった初秋の田園の坂をゆっくりと登っていくと,日本昔話のような風景が広がります。




しばし靴をぬいでホゲホゲします。

大山千枚田を見終えたら,あとは帰るだけ,幸い時間も押していないので,林道のお代わりをすることに。選ぶは房総林道の王様,峯岡林道です。
それにしても林道の入り口が分かりにくく何度も地図休憩GPS確認を繰り返し,大迷走しました。
道いくおじさんおばさんに道を尋ね,あっちへくだりこっちへ登りを繰り返し,やっと(実は去年も一区間走った)林道の入り口にたどり着いたとき,K氏曰く。
「もう後は登るだけです」


①峯岡4号線入り口。ナイス!
②尾根を登りきる前にさらに激坂。ナイス!
③右へいっても左にいっても鋸南町。
④金谷港では,時間があったので磯ラーメンをば。塩分がクゥーッと染みました。

てなわけで,またも林道三昧。林道マシーンの購入へまた29インチほど近づいた週末なのでした。
そろそろ富士チャレにむけて高速練習はじめないと・・・

日曜日の予定

2008年09月27日 | Weblog
明日、久里浜港フェリー乗り場700集合で、暴走してきます。

ツール・ド・房州モデルプラン
およよ?120km程度だ。以下はイメージです。
仕様は突然変わります。

まずマザー牧場のソフトクリームを目指し、


本当は養老渓谷まで行きたいが、久留里で折り返し、


大山千枚田で日本の農村を満喫し、


100km走ったら、腹も減る!目指すはビンゴバーガー!


肉650g!じゅるじゅる


〆は鋸山地獄のぞきと。


ウッチーさんルート途中の林道を調べておいてくださいな(○投げ)

評判の悪いツアー添乗員

2008年09月23日 | 長距離
鰯雲の下で、


野山を満喫してきました。


↑東山魁夷の画風ですね

本日は、ニャロニョホツーリスト社のパッケージツアー、「鰤の呪いを丹沢湖に沈めるツアー」に参加してきました。

参加者は
ダブルツアコンの
にゃろ・にょほ

そして、丹沢湖に沈下予定の鰤ってんとっと氏です。

記事は、おいおい肉付けして参りますが。
要するに、呪いの返り討ちにあり、一堂ボロボロになって帰参いたしました。
呪いは増幅されたようです。南無阿弥陀仏

コース図はクリックで


ダイジェスト

蓑毛まだは鼻歌交じり。鰤ちゃんはまだ今日の行き先は山中湖だと思っている。
寄(ヤドリギ)の交差点を右折すると、いきなり斜度13%位の激坂が。
後方から「騙されたー」の声が聞こえてくるが、実は幹事の詐欺師も自らを詐欺にかけていた模様
寄の集落を越え、秦野峠林道を目指す。


秦野峠登坂中に、簡単に誘いに乗ってしまったことに後悔に後悔を重ねる鰤氏
水源で泉補給
偽頂上を通過し、詐欺にかかって登り返し中。斜度は12%くらい。
第一回目の呪い。「ニョホホしタイヤ派手にバースト」
パァァァアアアアアアアンンン!!!!!!


晴れ時々シクロクロス


第二の呪い
「ニャロメ大落車。全治一週間の旅」
この苔の上に乗っかり、気づいたときはアスファルトの上にあごを乗っけていました。


写真は再現です。


肘、膝、腿に擦過傷。奇跡的に自転車に大ダメージはなし。この後100km自走してなんとか帰ってこられました。


山北道の駅で、巨大岩魚の天重
浅間林道まで行ったところで、乗客の皆さんから添乗員に非難ゴウゴウ
景色はすばらしいです。空中散歩できます。
詐欺行為の連続に抗議の手押しストライキをするツアー参加者たち


本日の朝錬

2008年09月21日 | 平地、スプリント
本日は朝錬マンネリ打破企画として、各グループ、勝手に行き先を決めて、9時半までお店に戻って来い!でありました。
wakiリーダーの第一集団になったので、悩むこと少々。3時間で帰ってこられて、皇居、ふれーゆ、大井埠頭のいずれでもないルートはなかなかないです。

ひらめきました
『ズー裸シア坂だらけスプリントコース』

途中設置されたKoMポイントは3つ、山岳、というよりは登り基調スプリントだす。途中、暴走小径車の鬼牽きにはじまり、あらゆる局面でバトルが発生しました。非常に乳酸のたまるよい練習になりました。山岳あり、平地高速巡航あり、
しっかり練ればよい練習コースになると思います。惜しむらくは、港北インターから中原街道までの、鶴見川サイクリングロードが走りにくいことだな。

(クリックで詳細ページへ)


ヘルメットにずっとクラックが入ったまま使用していたのですが、どうしても『人とかぶらないデザインで、大きな頭にフィットする』お気に入りのヘルメットが見つかりませんでしたが、昨日

↓と出会い、即購入してしまいました。限定生産という触れ込みの、日本代表レプリカ。


なかなか桜桜ピンクピンクしていますが、好みです。気に入りました。

そもそもピンク色が女性だけの色、っていう(社会通念?)のおかしいです。1920年代まで、欧米では少年はピンク、少女は青、というのが定番だったのです。(ピンク:血液、情熱、意思、決定力・・・青:冷静、落ち着き、客観性、おとなしさ)それが1940年代になるころに逆転してしまったと。欧米か!というつっこみはここでは受け付けません。
なので、

男性よピンクをまとえ!でもかわいいピンクはいらんぞ!

閑話休題

ツールド日光に最適の宿発見♪
那須高原、素泊まり。『旅人宿・カントリーコネクション』

おそらく紅葉前線を横目にみながら十月後半の開催ですが、ここの前線基地を使えばいろいろな可能性が広がりますね?いかがザマショ?一泊3000円パンツ付!

ちなみに火曜日はまったりスイーツポタリングになりそうです。本当です。下り基調のポタリングです。本当に甘いものを食べに行きます。うそはつきません。参加お待ちしております。目的地は秘密です。

僕たちの珍太郎伝説

2008年09月20日 | 長距離
ウヒョーィ!!!


私は預言した

若旦那が東京~大阪、いや、川崎~金毘羅さんを走り終えた時、彼は覚醒し、自転車初心者編のページがめくられんことを。それは現実となった。

ここに『僕たちの珍太郎伝説』として、珍太郎先生の数々の奇行、蛮行、蛇行を記し、5人のキャノンボーラーの感謝としてトリビュートを奉納したい。

いやまったく、東京に帰ってからも、電車中でプッ、デスクでプッ、会社のトイレで笑いをこらえ、もう大変でした。

拝啓 若旦那あらため珍太郎様

あなたの珍走行為は、早くもスタート60km地点、箱根Q道で始まりました。
先は長いのに、なぜあなたはケイデンス100で奇声を発して細かいアタックをかけるのでしょうか?あなたがアタックをかけると集団は力が入るっていうか、その、おもしろすぎて力がフニャって抜けます。


あなたはテンションの上げ下げが激しすぎます。

休憩からスタート時の若旦那
>>>頑張って行こうぜ!ウヒョヒョーィ!ヒャッホウ!

スタートから数分後
>>>
ヒャッホウ!ヒャッホウ!ウキョキョー!

中間地点
>>>
・・・   ・・・

終盤
>>>
・・・
若旦那いる?(存在感があるだけに気配がなくなるとすぐわかる)

「次の左側のコンビニね」

コンビニ
>>>
靴下を脱ぐ>被写体として餌食になる>もうだめ、という顔をして佇む>栄養を注入する>突然元気になる>ふりだしへ

あなたは、集団が退屈すると、いつも楽しませてくれました。

~元気な旦那~

↓この後、富士に向けて非生産活動的単独アタックを始めた旦那、お願いですから後続が追走に脚を使ってしまうので、後ろをちょくちょく見てください。m(_ _)m


ウホウホウッホー♪


ムホムホムッホー♪


ウヒャーイ!


↓メガスーパーロングによりフォームががっちり固まっています。


~疲れた旦那~
疲れていたのに、いろいろちゃちゃを入れてしまってゴメンナサイ。

コンビニの駐車場で若旦那は7色の変化を遂げます。


目をつぶりスリープモードに入る旦那


本当に目をつぶって昼寝してしまった旦那。いたずらっ子ニョホホ大先生の出番です。


あらご立派♪


~復活した旦那~

清水のコンビニにて、怪しげな日焼け跡を披露し


大阪の中華で栄養を注入後、元気一杯で四国へ向かう旦那


大阪城にて、キャノンボールMVPの副賞として、讃岐うどんを殿下から贈呈される


~~~あの夜、何が起こったのか~~~
二日目の夜の宿は、自然奇行、ではない「自然紀行」という京都と奈良の境にある宿。ここで、珍太郎伝説が生まれた。

この宿は、とほ宿という、北海道に多い宿のネットワークに加入している。北海道で2宿とまり、雰囲気が気に入ったので、予約しておいた。3500円とお手ごろな代わりに、パジャマやタオルの貸し出しはない。その重要な一点に関して、メールで全員に連絡していたが、どうやら振珍太郎氏は見逃していたようだ。大事なことは、

『パンツがないと、フル珍ンですごさなければならない』

これだけ。

これだけを、旧姓 若旦那は見逃していた。

宿に入り、6人を風呂組と買出し班二組に分け、○クボ先生と振氏はお風呂へ。
風呂をあがった振氏、振状態でやっと事の重大さに気がついたようだ。

脱衣場から二階の部屋まで、他のお客さんが食事をとっている中、どのように移動したのか、私は実際には見ていない。○クボ先生の脚色たっぷりの逸話によれば、珍氏はヘルメット*で珍隠しをしながら、時折宴会芸のようにふる珍踊りをしつつ、抜き足差し足で移動したそうな。(*ヘルメットには穴がたくさんあいていて、丸見えだと思うのだが?)

そんなこんなで部屋に戻り、自分の珍体を隠すものはタオル一つ。これを腰にまいて、すまなさそうに正座している所に買出し班帰着。一同大爆笑。その瞬間○クボ先生により『古 珍太郎』の命名が成されたのであった。



<つづく>

リレーブログ:東京~大阪キャノンボール 第十二章 『古(ふる)氏のその後』

2008年09月17日 | 長距離
第十一章からの続き

旅鳥は羽を休めた・・・

「のぞみ」出発の40分前に新大阪に到着,お土産を買い込んで,2時の列車を待ちます。
案の定3連休の最終日,自由席は大混雑,5台の自転車を車内に持ち込んだ場合,かなり物議をかもしたことでしょう。

単身さらに2号線を西に向かって消えていった若旦那のことが心配で心配で,一同ビールを飲んで新幹線が発車する前に爆睡していました。というわけで,あまり記憶にございません。起きたらもう焼津付近,若旦那が土砂降りのなか明石までついたとかで,車内は盛り上っていましたが(他人事)。

新幹線は自転車で10時間掛かるところを1時間でヒャッホウと通過し,新横浜には4時過ぎに到着。
かなり余裕をもち,普通の出で立ちで帰宅することが出来ました。余裕をもった電車を予約してくれたニョホ氏に敬礼であります。

第二回東京~大阪キャノンボール
Good:
先頭交代 先頭にでても消耗せず,後ろにつくと足が回復する30km近辺の速度域は絶妙の設定であった。
軽装備 結局ウインドブレーカーも使わず
ライト メガ粒子砲多連装は闇クライム,闇ダウンヒルで大変心強かった。
仲間たち 自転車にのっていて暇になる,ということがなかった。常に誰かが引っ張ってくれた。補給面のアドバイスもよかった。

Bad:
酷暑 前回は寒かったが,今回は暑すぎた。特に気温33度の名古屋~桑名~四日市~鈴鹿の消耗が激しく,熱中症が出なかったのが不思議なくらい。やはり10月がベストか。
荷物 一番楽そうだったのがウッチー氏のフロントバック,もしくは珍太郎氏のリクセンカウル。私の鉄は15kgもありましたよ・・・
地図 コピーして軽量化すべきだった。2冊の地図は重かった!
時間 人数が多ければ多いほど到着時間は遅くなる。この逆説的真実をうけとめるべし。

~~~エピローグ:古 珍太郎氏のその後~~~

若旦那あらため,古 珍太郎氏は,自分探しの旅に四国まで漂泊していきました。珍さんとは大阪は十三でわかれ,その後1号線改め2号線を西へ落ち延びた模様。
その後の珍氏について,ほんの少しの目撃情報,伝聞,創作をかき集めてまとめてみた。

二号線~尼崎~西宮~芦屋~神戸~明石
大阪から2号線で西へいくも,途中で土砂降りの雨に遭遇。ままよ,とレーパンだけぬいで明石へ失踪,そのままの格好で本場明石焼きの行列に並んだ模様。満面の笑顔で明石焼をほお張る珍氏を想像して下さい。

その夜明石にとまった珍氏は,よく朝「明石たこフェリー」にのって淡路島へわたり,岩屋港へ。28号線で洲本を抜け,淡路島南部のアップダウンにひ~こらします。
ここで緊急事態発生!淡路島から四国へ渡るフェリーがないではありませんか!しかたがなく珍氏は疲れた脚を引きずってタクシー乗り場に向かいます。

淡路島でのアップダウンに脚を削られた珍氏。遠くなり行く意識を呼び戻しながら,必死にタクシーの運転手に質問をぶつけてみます。

古:「運転手さん,四国は坂のアップダウンは多いの?」
運転手:「いや~四国に入ればあとは下りだけですよ!」
運転手:「ィヒヒ」

古:ィヒヒ?って聞こえたぞ?「あの・・・運転手さん?」
そこで振り返る運転手。

運転手は,なんとさくぞうそっくりの顔をしていた。

・・・古氏はこの恐怖のタクシーから逃げ去り,ジャージを脱ぎ捨て泳いで鳴門海峡を古珍で渡ったそうだ。
あまりにも疲弊しているとはいえ,有栖川氏の幻影まで見てしまうとは,おそるべしキャノンボール

その後四国に上陸を果たした海獣若旦那,20km巡航で高松の先輩の家まで海岸線をつないでいく。そして川崎から730km,金毘羅詣でをして当初の目的をはたし,おなじみの笑顔一杯で高松空港から帰途についたのであった・・・

飛行機のはるか下,鳴門海峡の渦の中に一枚のレーパンが浮いたり沈んだりを繰り返しながら,やがて見えなくなっていった・・・

<完>

完結したはずだったが、実は続きがあった。

大阪から四国を目指してしまった、珍太郎のその後を・・・読む

リレーブログ:東京~大阪キャノンボール 第5章 『嗚呼哀愁の健康ランド』

2008年09月16日 | 長距離
直前の区間のレポートは,赤備え忍者,ウッチー氏

迷走の末,着いた浜松の老舗再来るショップ,「ミソノイ
明治30年創業の,100年の歴史を誇る店らしい。閉店は7時なのに,窮状を話したところ『とにかく待ってますよ』とのこと。泣けてくるじゃありませんか。
お店は繁華街の中にあった。そしてシャッターが半開きになっていた。

お店の奥にひっこんで,手馴れた手つきで折れた箇所を見て,スポークの径と長さを測る
南無~なおってくれ~あんにゃ~はらみた~

「うん。直りますよ!20分くらいで」とのこと。
ありがたやありがたや~これで大阪に辿り着ける。
(・人・)

そしてお会計・・・「1500円です。」
価格破壊だ!スポーク交換+振れトリ+30分+しかも閉店後駆け込みで
みなさん,浜松行ったら再来るショップ「ミソノイ」でっせ!

さて,今晩は浜松駅近くの健康ランドに泊まることにする。本当は豊橋の予定であったが,仕方がない。
泊まったのはここ,バーデンバーデン
一風呂浴びて,汗まみれクサイクサーイ人間から普通の風呂上り親父に戻った6人組,健康ランド内の食堂に入ります。ここの宴会場兼食堂が,場末感というか,なんともよい昭和の雰囲気をかもし出しています。

こんなのとか

こんなのとか

場末感たっぷりなポスターが館内を埋め尽くします。(失礼だったらゴメンナサイ!)

洗濯物を同時に回しながら,がっつり食べて,BKさんストレッチ講座をうけて,プロテイン飲んだら仮眠室へGO!30秒で夢の世界です。

~翌朝~

4時におきて5時前には出発です。

前夜のサプリメントが効いたか,とくにメンバーで疲弊している人はいません。前日の到達目標を達成できなかったこともあり,遅れを取り戻そうとキビキビ走行します。
浜名湖弁天島も通過しただけ。


弁天島~豊橋間の潮見坂ヒルクライムでは遅れをとりました。みんな軽く登っていくなぁ,ついていけませんよ。


豊橋近郊では,噂のボーリング場,「キャノンボール」も発見!



旦那が先頭をとると一気に集団が活性化します。パフォーマンスが多いので。

音羽付近の名鉄と平行する丘も乗り越え,比較的楽なペースで岡崎までやってきました。そして知立市に入ったばかり,牛田付近。

「ストーーーーップ!」と後方から声が上がりました。何でしょう?

それでは,緊急停止信号を発した当の本人にバトンタッチ!

リレーブログ:東京~大阪キャノンボール 第一章 『闇夜の疾走』

2008年09月16日 | 長距離
一年に一度の最悪最凶のイベント、東京~大阪キャノンボール。
今年は第一回メンバーに3人の物好きを加え、6両編成で大阪まで(一両は大阪にて切り離し)激走してきました。
いや~いや~
今年も数多くの伝説、いや、『神話』が生まれました。

まずは、神話の序章、キャノンボーラーの知らないプロローグから。

第二章は、こちら

金曜日が土曜日に変わる頃、まず東海道の始発である、日本橋を目指します。

↓銀座の金曜夜の雑踏をバックに。


↓日本橋に到着。ここまで27km


↓国道をまっすぐいくと大阪まで550km


↓日本の国道のゼロ地点です。
ここから東海道飛脚の旅のスタート。まずは、川崎のIsoya前、12時の集合を目指します。実は、時間が足りなく、40km巡航を余儀なくされました。ぜぇぜぇ。


↓Is○yaでは、みるねぇさん、鰤ちゃん、J子さん、あおてつさん、鶴見ではチアガールの歓迎送迎を受けました。鰤丼殿が箱根まで先頭を牽いてくれなかったのは、大変遺憾でした。
それにしても、深夜過ぎ、ものすごいテンションです。


↓深夜の自転車珍走団、百鬼夜行の図
これは134号線、午前3時半。
湘南沿いを快走します。基本的に10分交代、31km制限で先にスタミナを残して進みます。箱根口までは余裕余裕♪、ですがかなり湿気があります。


↓三枚橋には4時半に到着、ここで補給をして漆黒の闇の中、闇クライムの開始です。自転車にたくさん荷物をくくりつけているので、かなりペダリングが重いです。


↓600キロ近い道のり、序盤から脚を削ってはいけないので、『先頭の人を抜かない』ルールを徹底してQ道をゆっくり進みます。


↓それでもQ道はQ道。きついです(涙)
七曲に入る前に、茶店の駐車場に全員でへたり込みます。
東京~大阪キャノンボール、このヘロヘロ感、疲労困憊感、この悲壮感がたまりません。やっとキャノンボールらしくなってきました。


七曲からのレポは第2章は、大先生に任せた

写真集:東京~大阪キャノンボール

2008年09月15日 | 長距離
うぉぉぉ!

皇居ではありません。大阪城です。


背中の汗でレンズが曇り気味。七曲にて


七曲を越え、見晴らしカフェにて


後は大阪まで下りですよ~


三島デニーズ


沼津~富士 太平洋岸サイクリングロード


まだまだ余裕。でも睡魔が襲い始める頃ではある。


メルクス乗りのTUJIさま。道案内ありがとうございました。次はサッタ峠で!


若旦那が靴下を脱いだらシャッターチャンス!このローテンション状態から…


…瞬時にハイになります。


安部川を越え


いやいや眠い眠い。海の上を走っている気になる、大崩海岸。
ここの途中で潮騒をBGMに昼寝休憩。目論見どおり、大崩で大崩れします。


海の上を走る橋


いい標的です


焼津にむけて小クライム


焼津市内に入り、香ばしい香りが。鯖節工場でした。


突然視界の端に飛び込んできた、食事処。大当たりでした。


マグロカツ定食を食す。おろしポン酢でサクサク、ホクホク。


焼津にきたらこれ食わにゃ~
かつおのへそ
鉄分補給です。


大井川を越えるころ、ぱらぱらと通り雨が


二日目の潮見坂


豊橋郊外のボーリング場,その名は…


大先生パンクまであと○○分


大事なレーパンがずるむけです。


桶狭間は,案外平地です。


灼熱の名古屋だ,なも。33度だ,なも。めちゃんこ暑いだぎゃ~


木曽川~長良川~揖斐川の川トライフェクタ


暑さで方向指示回路が壊れたので,鈴鹿川沿いの堤防を迷走中。
このあと○久保先生が居眠り運転の妙技を披露し,被害者Kさまは向かい風に号泣す。


車にひかれてぺちゃんこなBK氏。


関宿には,昔からの町が残っています。


ちょんまげを結いたくなります。


黒装束で野山を駆け巡りたくなります。ここは忍びの里,伊賀。


伊賀峠はグラベルとの戦いです。途中に採石場があるので。


伝説となった?木津への逃避行ですが,ないとおもっていた写真がありました。
全員が一丸火の玉のように奈良へすっ飛んでいきました。


自然奇行にて


ひとり素泊まり3500円なり


秘孔マッサージ施術中


生駒山麓,ずっと上り基調です。


このあと湘南国際村なみのヒルクライムがありました。山岳賞を卑怯な手をつかっていただきました。


きつかった~


このトラックが550kmの道中ずっとドラフティングさせてくれました。


太閤様はおらんかの?


トミーズ雅と一緒にランチをとった後,珍太郎様は四国へ。殿下は我が家へ


にゃろとにょほはサイクリングヤマト便でらくらく帰京プランです


おつかれさまでした~


長槍・豪腕男

2008年09月10日 | Weblog
豪腕男、本当に復活ですねぇ
今日はVanity Fairの独占記事、というか短編なみの長さの記事を読みながら帰ってきました。これは面白いことになったぞ!記事を読む限り本気で8勝目をねらっているらひいね。

本日は帰宅後洗車して、キャリアなんぞをとりつけておりました。
大阪へは、
無事故
無違反
無寝坊
無トラブル
無呪い
無落伍兵
で行きましょう!

ネ タ は 大 歓 迎 で す

++呪いは日曜日に出尽くした筈・・・++


日曜日、イカ野朗が爆走する第一集団で、呪いが私に降りかかった・・・
遠因は、その日の朝、史上最強の○△□決定戦と来る暗峠に備え、朝SRAMの11-28Tにスプロケを変えたことに始まった。どうも変速の調子がよくない。

仮説①シマノのスプロケにはスペーサーが必要だが、SRAMには不要である。それを知らずに、スペーサーありで装着してしまい、チェーンラインがおかしくなった??

白銀の交差点で突如RDから『ムギョギョギョ!!!』という異音発生!
振り向くとプーリーケージがディレーラーハンガーからもぎ取られていました。

みるねぇさんのアドバイスの元、ワイヤーをはずし、ぐるぐる巻きにして、シングルで帰ろうと画策しますが、エンドが見事にまがっていて自走不可能。泣く泣くタクシーで帰ることに(今思い出したっ!みるねぇさま2000円借金していましたっ!)

↓見事にもげたづらRD。ケージの交換ですんだのは、ずらだったからでしょう。補修部品でなんとか直せます。


↓問題はこれです。既に大弛で派手に曲げているので、二回目のエンド曲げは、強度的に非常に心配です。しかも、一方向ではなく、3Dに曲げられています。伸身の後方宙返り側方ひねりクラッシュランディングです。


↓いそやが誇るエンジニアが集合して、エイヤエイヤでエンドを曲げなおし始めます。


みなさん金属学の講義をありがとうございました。時効硬化ならぬ加工硬化ということもなんとなく理解できました。大阪から帰ったらエンドの溶接、再塗装、検討します。それにしても鉄バイクは、手荒に扱えて良いですなぁ

ニョ:「本当に大阪に行けるの??」
ニャ:「直らなかったら魔丼借してくれないかな~」


↓一番悲しかったのは、Mavicぷんプロのリムが曲がっていたこと。リムだけ交換です。う~ん乗り心地最高のプンプロで大阪に行きたかった!


二日目の宿は、ここ。雛でしょ。


自動車に、タックルしました Redux

2008年09月06日 | 自転車通勤
通勤時の不測の自転車事故、被害者になっても加害者になってもカバーできる自転車保険に入りました。
例:自転車が完全に止まっていて突っ込まれたりした時などを除き、走行中の自転車には安全確認義務がある。どんなに相手に過失があろうと、双方が動いている限り過失の配分100:0はない。
つまり、ポルシェに突っ込まれて相手のバンパーの修理に30万かかったとする。自転車にほとんど非がなくても自転車側の負担は3万円。

もちろん、歩道で歩行者にぶつかり怪我でもさせたら大変です。年間1万キロ走る自分が、今まで保険のことを考えずに、無保険でいたことが、おかしい。
自動車保険のオプションで生活保障というのもあるらしいが、通勤時が除外されていることもあるらしい。

(*保険の詳細の内容については、責任をおえません。間違っていたら指摘してください)

前置きが長くなったが…

あれから約1年…

ほぼ同じ場所の反対車線でそれは起きた



通勤時自分の車線が混んでいるときに、前の列に隙間ができ、そのようなときにはサンキュー事故が発生しやすい、と常に目をくばり気をつけていたつもりだが、またも左右確認せず突っ込んでくるドライバーにやられた。

注意していれば避けられたかもしれないが、あいにく下り坂、反応できず。
気がついたらもう目の前に車でした。

ボンネットに乗り上げ、一回転して着地。
ケツが痛ぇ

人身被害:擦過傷、右臀部打撲(全治一週間)
仕事的被害:一日休み
物損:
はじめての自転車、ジャイアント君大破

↓フォーク折れ


↓新品のお気に入りサドルが破れ


↓相手の車はこの通り


↓リムは曲がり、走行不能


↓レーパンマンは落車により、ビリビリに破れ使い物にならなくなったので…


↓バイキンマンと成りましたˆˆ)v
ウヒョ