Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

焼芋的週末

2010年11月28日 | ツーリング

金曜日:
自転車通勤80km
LSDペースでゆっくり。
みなとみらいと中華街によって距離を稼いだ。

日曜日:
BEX ISOYA朝練
いつものように第一集団に遅刻。大師前で追いつくも、集団は3人。第一集団は寝坊が多い。
往路は大鳥居~立会川で先頭
Ride Time (Time Moving) 00:11:52
Distance, km 6.73
Average Speed, kph 31.82
Average Power, Watts 217
Maximum Power, Watts 675
Normalized Power 264
昨日ビール中瓶5本分飲んでいたので、五反田の坂は途中で垂れた。オフシーズンの体と心だ。

復路は品川~六郷で先頭を担当。
BKさん:「先頭何ワットで引きます?」
ニャ:「では320Wターゲットで。」
実際は300後半でした。信号の多い都内はワットのキープが難しく、勢いインターバルっぽくなります。
最終的には六郷まで売り切る感じで個人TTモードで。後ろを千切るつもりで頑張りましたが、誰一人振り落せませんでした。涙。

北品川~六郷
Ride Time (Time Moving) 00:17:29
Distance, km 10.02
Average Speed, kph 30.99
Average Power, Watts 256
Maximum Power, Watts 912
Normalized Power 334
Pedaling Power 353
Intensity Factor 0.986

データを見てもわかるとおり今の自分のほぼマックスでした。この内弁慶ぶりwww
メータはほとんど380-400Wだったと記憶しています。焦げました。

メモ:
BEX ISOYAの朝練は安全上、先頭固定が多い。つまり、先頭に負荷がかかり、後方はぬくぬく、あまり練習にならない。
結論:先頭以外あんまし練習にならない。というわけで、練習したい人は先頭やりましょう。集団を3人くらいに小さくしてもいいから、先頭やるべき。



+++近所で焼き芋+++

練習後はいったん帰宅して近所のカーボン山(菊名桜山公園の秋祭りへ)


我が家の裏には農園があったり、桜の生い茂る山があったり、けっこうのどか。


マンションや住宅地は増えましたが、子供の頃走りまわった原風景は変わらない。安心しました。


ニャヨメも焼き芋をゲット^^)v


いいとこだなあ。のどかですねえ。


澄み切った秋の空と、葉を落としてしまった枝を見ると胸が締め付けられます。そして次の春が楽しみになりますね。

2011年 箱根駅伝先導隊 大会要綱

2010年11月26日 | 告知
もはや、これなくして正月は始まらない、といっても過言ではないであろう。信頼と実績の新春箱根駅伝先導祭りです。
今回は第四回になります。

今年の大会要綱はちょっとサボって2009年の大会要綱をコピペします。

今年も参加者募集中!!
年越しの皮下脂肪を箱根で燃やしましょう!
今からダイエットしておいとかないと、大観衆の前で、押し歩きするはめになりますよ!



2007プレ大会
  独りで走った
2008第一回
  ニョホホ伝
  さくぞう伝
  にゃろめ伝
2009第二回
  にゃろめ伝
  さくぞう伝
  ニョホホ伝
  若旦那伝
  BK伝
  うどきゃびん伝
  なおとまん伝
2010第三回

ニャロメ伝
~だれか集めてくれ~

この中で,もっともスリルとサスペンスに富み,
「ヒルクライム・サスペンス」と呼ばれたのが2008年大会でした。頂上目前で足を切られ、つーる・ど・おきなわさながらの悔しさを味わった選手の姿にもらい泣きした人もいなかったでしょう。

第1回大会のダイジェスト
参加・・・7名
DNF・・・2名
完走率・・・70%

出発以前に行われた都内激坂スプリント大会実施のため,もうヘロヘロ。大手町到着以前の問題。駅伝より1時間20分のアドバンテージでスタート。鶴見で3人合流。風祭で1:10のアドバンテージ。

箱根に入山するやいなや大失速。
迫りくる大会関係車,ヘリコプターの爆音,休憩したくても沿道には鈴なりの観客(路傍に止まれない)。自分の屁タレ姿を全国で流してしまうかもしれない,という焦燥感。

「あと5分で選手が来ます!」
観客は色めきたつ

デブクライマーは焦りまくる!

結局2名が食われた!観客の前で涙を流しながらゼッケンをはがされた!
優勝はニョ・ホホ!

+++++++++

第2回大会のダイジェスト
参加・・・11名
DNF・・・0名
完走率・・・100%

4人が1時間30分のアドバンテージをもって大手町をスタート。途中のコンビ休憩ももテキパキ,テキパキこなし,快調に早春の東海道をぶっとばし,風祭で1:20くらいのアドバンテージ。

途中でマスクマンに変身して観客にサービスしたり,宮の下を笑顔で上ったり,みんな余裕たっぷりなのか?終盤にむけてたれるも全員余裕をもってゴール!
というか,早く着きすぎて頂上で待つ間が寒すぎる!

優勝は
うど・キャビン!

+++++++++

というわけで,第一回の興奮よ再び・・・というわけで
以下のようなコースとタイムテーブルを考えています。

① 大手町スタートが望ましい。大手町からみんなで行こう!
② スタートは選手のスタートからきっかり,1時間前。
③ まったり余裕を持っていきたい方は別グループを結成。しかし、風祭で合流のこと。
④ 信号厳守
⑤ アドバンテージは少ない。トイレ,補給はなるべくとらない。各自勝手にトイレ,補給をとり,各自勝手に追いつくこと。というか補給は背中のポッケにいれること。
⑥ 途中参加するひとは風祭のローソンで
⑦ ロードペイントは禁止です。
⑧ マスクはOKです。

 

不定期連載レーシング・ウェイトマネージメント講座①「レーシング・ウェイトの算出」

2010年11月23日 | トレーニング
毎年冬になって練習に対するモチベーションが落ち、代わりに物欲が旺盛になります。
毎冬この悪循環を断つために、トレーニング関係の文献をあさってプチ翻訳をしているわけなのですが、2011年は体重コントロール元年にしたいと思います。パワーの次はウェイトだ!というのりです。


今、この本を読んでいます。体重や栄養学の本なんて読んだことがないので、1ページめくるたびに発見があります。
というか、買ったほうがよいですよ。買ってね♪


これはRacing Light
これに20万払うよりは、この本に1400円払う方が圧倒的に価値があります。

これから(どこまで続くかはなはだ疑問ですが)不定期的に自分のためになりそうだと思った箇所を梗概的に訳出していきたいと思います。シーズン途中で終わってしまうかもしれませんし、誰もコメントしてくれなかったら一回で終了するかもwww
ツール・ド・おきなわへの往復の飛行機、ずっとこれを読んでいました。実は一番の収穫はこの本に出会えたことかもしれません。ま、結果に結び付けるは自助努力次第なのですが・・・

「レーシング・ウェイトの算出」
持久系アスリートの、ピーク時の自分のベスト体重は、一体どれくらいまでが科学的に可能なのであろうか。それを下のチャートで経験論的にではなく概算することができる。もちろん、この記事を読んでいる時点で、減量の目標が「競技に必要なパワーと筋力を落とさず、体重だけを落とす」ことにあるのは自明である。もし単に痩せたいだけなのであれば、他のダイエット記事を読めばよろしい。

まず、現在の体脂肪率を測定し、下のチャートにあてはめてほしい。


たとえば、あなたが40歳(女性)で体脂肪率が26.5%だったばあい、同じ年齢層の50%にあたることになる。

このチャートは何千もの体脂肪率の統計を集計したものだが、この母集団はややアスリートに偏っている、といえる。なぜなら披験者はボランティアがほとんどなので、このような実験に参加する時点で実際の人口よりも健康的な母集団となっている。あなたがアスリートであれば、ライバルは同じアスリートなのだから、このようにややアスリート寄りの母集団なデータは願ったりであろう。
初心者を含め、持久系スポーツをする人は遺伝的にこのチャートの80%までのところまではトレーニングでシェイプすることが可能である。(10人に8人はできるはずだ)
というわけで、あなたが今同じ年齢層の40~70%に位置している場合は、80%を目標にするとよい。


というわけで、2010年11月現在のニャロメは体脂肪率13.9%を目指せばよい、ということになる。
これが2011年の目標

もしあなたが今同じ年齢層の1~35%に位置している場合は、80%を目標にする前に、もっと現実的な目標を設定する必要がある。たとえばもし30代で体脂肪率が23%だった場合(=人口の25%)は、「5つ上のレベル」を目指せばよい。ここで5つ上のセルは、45%、体脂肪率19.7%である。
・・・今ここまで書いていて気付いた。
これはまさに2010年のヲレだ!

2010/02/06(月)
82.4 kg
23.7 %

2010/11/22(月)
76.2 kg
19.3 %


うーん、こういうグラフを見ながらなら何杯でもビールが飲めるなwww

それでは、既に75%以上に位置している「勝ち組、痩せ組」の人はどうすればいいのだろうか?書くのも腹立たしいが一応訳してみよう:
75%~90%に位置している人で、現在ピークではない人は、2セル分上を目指そう。既にピークを迎えている場合は、1セル分上を目指そう。
95%~99%に位置している人は、もう痩せる必要はありましぇ~ん^^。現在のコンディションをキープしてください。
というわけで、
「風呂、腹筋、ストレッチ、飯だん。体重54.30kg体脂肪6.5% ヤビツいったらベストでんじゃねぇ?」
・・・とか呟いているあなた、もう削る必要はないと思います(キリッ)

最後に、この言葉で原作者は〆ている
"What's measured can be managed."
測れるものはなんとかなる。
・・・これは減量にかぎらず仕事にも通じることだが、何かを管理するためには、それを測る指標が必要となる。それを意識することで、物事の中でのプライオリティが高くなり、他の要因の影響を受けずに目標を達成しやすくなるわけだ。ことレーシング・ウェイトに関するなら食事の品質管理や、カロリー計算が必要になるわけだが、これについては後日。

+++以下、個人的妄想+++

体脂肪率ではなく、実際の体重に換算すると
76.2 kg、19.3 %が体脂肪率13%になったとすると、体重は70.5 kg

これを現在のFTP 300Wでヤビツを登ると仮定すると・・・
現在:体重78kg ベスト38分00秒 4.0 w/kg 309W
2011年の目標:体重70.5kg ベスト35分50秒 4.4 w/kg 309W

うひゃーむずかしいな~
だが、意識する、意識することにより目標は現実になる。がんばろ。

モーニング和田峠練

2010年11月20日 | 1級、2級山岳
土曜日。一時までに帰ってこい指令があったので、午前中和田峠にいって帰ってこられるか、実験しました。
結論:
12時に戻ってくるには、家を4時半にでればよろし。
朝ヤビもいいですが、朝和田もいいですね。



朝5時半に新横浜に集合。
バカみたいな早起きにつきあって頂いたのは、若旦那とfukaさん。
勝手知ったる鶴川駅から町田街道でアプローチ。そう、ミポルート。
というわけで法政大学→多摩霊園→陣馬街道でほぼ全開でアタッコ。fukaさんがぴったりついてくるので、脚がつりそうになる一歩手前まで追い込めました。いい感じで和田麓へ。fukaさんも攣りかけていたそうです。えかったえかったwww


グラフを見ても和田手前でスパイクしていますね。

一度出しつくした後の和田峠でしたが、なんとかベスト+10秒でまとまりました。といってももともと18分40秒とか激遅いんですが。
Averageは300W
前回より-10Wで10秒遅れですから、痩せたんでしょう。そう信じたい。
後、収穫はノーマルクランク39-27Tでも登れたこと!とはいえ麓からずっとファイナルローにいれていましたが。和田が登ればあざみと明神以外はでえじょうぶだぁ。


裏和田の途中、富士見展望台であまりの絶景に域を飲む。

この後は大垂水でもう一回追い込んで、そのあとは橋本から下り基調の16号線で帰ってきました。
大垂水を登っている時は、
「普久川はこんなあまくねぇ、こんな甘くねぇ!!」と唱えながら走っていましたが、案の上5分で失速。
帰ってIFが0.71でおきなわのIF 0.69を上回っていたのは予想通り。というかおきなわ、数字上では追い込みが足らないなぁ・・・


Work, kJ 3363
Average Power, Watts 173
Normalized Power 242
Intensity Factor 0.717

帰りは白楽でラーメンで〆ようと画策しますが、その前に最近のお気に入り、横国脇の激坂経由で。ラーメンの突き出しですな。


脂は友達!

+++++++

午後は嫁と久しぶりの映画デート。お涙ちょうだいのシーンでもらい泣きしてウルウル(T-T)しはじめ、
「ハンカチ!ハンカチ!」
・・・びしょんびしょのハンカチを渡されましたwww



ツール ド おきなわ 2010 市民140 レース編

2010年11月19日 | レース

2010年の集大成として臨んだツール・ド・沖縄 市民140。
登り,下り,平地,集団,スタミナ,メンタル,機材,調整すべてがオールラウンドに試されるホビーレースの最高峰。

結果は惨敗。131位。よい宿題をもらって帰ってきました。
悔しいけれど,実力以上のものはでません。実力以下の走りも実力のうち。
来年も戻ってこられるだろうか。そのためにはかなりの家庭内マイレージポイントを貯めないといけないな・・・

先頭集団についていったら、一回目の普久川で爆発しました。
予想通り、先頭のペースについていくには、私の体重ですと350-400Wが必要。しばらくその域、心拍190で走っていましたが、データどおり10分過ぎに千切れました。orz
前半抑えて後半盛り返す方が順位はよくなるでしょうが、これはこれでレベルの高い走りを経験できたのでよしとします。
それにしても、二回目の普久川以降のタレぶりは酷かった!!!

千切れたら千切れたでよい宿題をもらいました。PTのデータは採取できたので、次回このレベルで走るには、どの数字が必要になるのかよい指針が得られたでしょう。

Prologue一緒に行くはずだったYOMEが急遽本土待機になったので,ひとりで土曜日入縄に変更。那覇空港に着くと・・・豪雨。
自転車をばらしてレンタカーに入れ,一路名護を目指して高速道路を走るも,受付時間に遅れてしまった。しかたがないので6時の再受付を待つことに。これで名護でレンタカーを返して国頭までバスで行くプランがお釈迦に。次回は国頭に営業所があるレンタカー会社を選ぼう。


飛行機の中で熟読していた本が,これ
2010年は自分にとってパワートレーニング元年だったけど,2011年はひょっとしたらレーシングウェイト元年かもしれない,と思わせしめる本。
結果的にPower Weight Ratioの低さが白日の下にさらされた今年の沖縄にこの本を持って行ったのは,神託ではないでろうか。
これからボチボチ記事をアップしていきますよ。4.5w/kgを目指しますよ。

オクマリゾートに到着し,@jmzさん,@masahifさん,@akirasekさん,@u2hさん,@goro_bicirosaさんらと挨拶。自転車の整備をして,相部屋の人たちとしばし歓談して10時就寝。朝,いつものように3時半と無茶な時間に起床。このままだべているのも仕方がない,ということで前日いけなかった普久川ダムの登りを下見に行く。宿から5km


普久川ダム(余那の登り)
ここを右折すると祭りが始まります

勾配としては蓑毛~ヤビツ峠頂上に似ています。勾配がゆるくてヘビー級の俺に向いている!とかこの頃は夢を見ていました。


まさか本番FTP更新ペースで登るとは。アップなしで。


市民140スタートは国頭道の駅
スタートは宿から1kmのところにあります。リゾートの周りを適当に流してアップ。この適当なアップのおかげで後で泣きを見ます。
しかし,レーサーサインインからスタートまで2時間。かなりの暇を持て余しました。


パンクをするとモトからホイールの支給を受けられますが、シマノだけです。
このような分厚いサポートが受けられるのがいいですね。


各チェックポイントの足きりタイム。結構厳しいですよ。
tictacさんのトップチューブです。


先頭から5列目に陣取りました。おかげで序盤のポジション争いに足は使わず。ベテランがいると違いますね。
結果的には登りと同時に後方へムーンウォークを始めたので,別に後ろでもよかったかも凹


スタート前の歓談

この後国際プロ210が通過。市民140はこの後スタートです。


クリートをはめ,緊張感が高まってきました。


緊張感のない私www

スタート!普久川の上り口まではスタートから5km。ここまでアップを終わらせないと!というわけでシャカシャカ漕ぎます。大体先頭から20番手くらい。まわりに@jmzさん,@akirasekさんがいるので心強い。「前の人から離れないで!プラグインして!」@jmzさんからアドバイス。車間をあけてしまうのは車の運転でも一緒だな~
そして大きく右に曲がって,登りの始まり!漫画「シャカリキ!」を彷彿とさせる沿道の観客から声援が飛ぶ!


大集団で登りはじめます。ありえなーい。なんじゃこのハイペース。
心拍190でも写真はとれますけど・・・

パワーは400W前後,特に辛くはないんですが,下を見ると心拍190。いやなものを見てしまったよ。
400Wで心拍190,5-10分で千切れるパターンですね。案の上厳しくなってきました。


そろそろ臨界点に到達し、溶解が始まります。
@jmzさん,@akirasekさんが離れていく~
この頃@goro_bicirosaさんは山岳賞獲得のためペースアップしていたそうな。


ひとり

最初のピークを登りきる頃,先頭集団はちょうど視界から消えようとしていました。ああ。俺のおきなわが終わるぅぅぅ。
頂上の平坦部分でガクっとペースダウン。山岳賞ポイントで
「先頭2分!」の声が。本来であればここから猛追走で連結を計るべきですが,この時点でも心拍が180からなかなか下がらず,追走するまで回復していません。
やはり,登りを99%で登ってはイカン。95%で登って残りの5%を下りの加速にとっておかないと。ここからはゾンビのようにダウンヒル。あまりの衝撃にシェルショック状態です。


第二集団に吸収されました。
特に前に追いつこうという意思があるわけでなく,登りで遅れて足がそろった集団らしく,ペースは遠足ペース。おかげで少し回復しました。


奥への登りも厳しいと聞いているので、緊張感をもって集団内ヌクヌク
というか写真を見る限り上り始めていますね。


奥への登りは集団先頭でいい感じで上ることができました。上半身をがっしり固めて300-320Wで登るのが現在の理想の上り方。ここで唯一できました。

この後何の変哲もないのぼりで隣の人が接触落車。目の前にコロリン転がってきました。のわっ!とパニックブレーキ。大丈夫そうだったのでクリートをもう一回はめて再スタート。そして一回目の足攣り。
集団から遅れました。足をつかって追走開始。


2年前大落車大会があったという悪夢のトンネル。おそろしいので単独走。
このトンネルで集団が警戒してスピードを落とすだろうと予想していましたが案の定でした。ここで連結。

辺戸岬の手前で大会関係者がけたたましく右車線を追い抜いていきます・・・もう来たのか!市民210!
先頭逃げ集団にぶち抜かれます。なんと,先頭を回しているのはマチャーキー!すげー!20人の逃げに残っている!!もちろん後ろにくっつきますwww
でもミポさんがいない!なんでだ!(一回目の登りでチェーン落ちだったそうです)

しばらく市民210の後ろで高速走行をすると,あっというまに二回目の登りへ。登り開始と同時に自分のペースで上り始めます。


すでに爆発しているので、テンポで登っていく。ほどなく市民210の追走メイン集団が。この時点で8分くらい先頭と開いていたかと思います。
「ノリックさ~ん」
「オマさ~ん」
「ぎゃー!ミポさ~ん」
応援しましたが,みんなイッパイイッパイなのでスルーwww
エースを二人ががっちり守っています。美しいチーム愛を感じました。いいな。

声をかけようと思ってダンシングで追いつこうと試みますが,二回目の足攣り。

一回目より更に遅いペースで普久川をのぼったのでありました。この時点で,気持ちも折れ,足も残っていない状態。
たとえて言うのであれば,ミポ練で和田大爆発をした後に,雛鶴に向かう途中で足に力が入らなくなる,あれ。この後,悲しい現実が明らかになります。

高江の登り

(´;ω;`)ブワッ

沖縄を終えて,みなさんのレポートを読んでいると,速い人が異口同音に唱えていることがある。

「単独走は,やってはいけない」
が,しかし,頭ではわかっていても,足が楽になりたい,と訴えることがある。
速度的にも,出力的にも集団の方が楽なのに,「もう終わった。早く息の根を止めてくれ。」モードに一度入ると,どうしても単独で走りたくなってしまう。下りも足を止めず回していればよいのだが,どうしてもところどころ惰性で下ってしまう(一人の場合)

普久川を下りきると,寸暇を入れず高江の登りが始まる。


ひとり

完全に終わっているので,マイペースで登る。マイペースで登ると,当然140の足のそろった集団から離れてしまう。登り切ると,アップダウンを繰り返しながら下り基調で源河の交差点まで行くのだが,ここが一番つらかった。前にも後ろにも誰もいなくなってしまい,完全に単騎。ちょっとした平地でも30kmを切るありさま。下り基調とは聞いているが,こうまでアップダウンがあると平地だと思っていても登っていることがあるし。この一番辛いところを単騎で走っていると,210の集団が次々に追い越していく。

ここでタグちゃん,Yu-ki君,佐藤(黒)さんに抜かれる。レベルの高い練習を欲していたタグが練習しなくてもレベルの高いところで走っている。よかったなぁ。タグ。しばし並走するが,先を考えてバイナラ。この集団のお尻には鶴見しんごさんがいた。一念発起してこの集団についていくべきだったが,一度完走ねらいサイクリングモードになってしまった脚が反応しない!

この後,同じく単騎になってしまったぬまプロにパスされる。肋骨にひび入っているのにようやるよな~。ミポさんが一回目の普久川でチェーン落としたとき,降りて戻ってきたらしい。男だな~。いつものように前ジップ全開でヒラヒラしながら前方に消えていきました。

そしていよいよ源河への交差点を過ぎ,みんながきついきつい,と恐れていた新コースへ。しかしもうサイクリングモードなので,どんな厳しい坂もサイクリングであればたいしたことない。慶佐次の補給所で水を2本受け取ったとき,空が割れてザーァっっとスコール。

土砂降り。

すわ携帯とデジカメがお釈迦になる!と心配してコースサイドでいったん停車,ジップロックに放り込む。そんな悪いタイミングで後ろから@u2h (tictacさん)に声をかけられる。
同志よ!!!
脚のそろった顔なじみの登場に元気がでてきた。豪雨だけど。テンションあがってきた。脚のそろった顔なじみ,ということは裏返せば生生しいライバル心。ここで協力すればいいのに,チクさんからプチ逃げをかましますwww


豪雨の下りはスリッピー。ここでやっと鉄下駄クリンチャーの恩恵を感じました。コースのそこかしこで落車して動けなくなっている人が。ある人は落車して側溝にズボリ,文字通りズボリと嵌合していました。登りでは両足を攣って動けなくなっている人もたくさん見かけました。まさに,累々と横たわる屍を乗り越えて進んでいく感じ。←おおげさか。

先ほどまで210の集団で先頭をグルグル回していた人が坂で突然両足をつって自転車を降りていたり・・・壮絶でした。


羽地ダムへといたる大浦の海岸沿いには沖縄らしい風景が続く。ガジュマルの原生林を一心に走っていると,どこからともなく,電子音が聞こえてくる。

「ガラガラ ピ~っぴッピッピッピーピ」

何だ何だ!?
この先の関門のタイマーか?
ヲレ,タイムアウト?

・・・電子音ではなく熱帯の鳥のさえずりでした

途中,村役場やら,パイナップル畑やら,サトウキビの刈り入れ場やらを通過すると,沿道の子供たち,おばあちゃんたちがフライパンをカンカンカン!とぶったたいて声の限り応援してくれる。声援には応えられないけど,しっかり受け止めました。なんて暖かいレースなんだろう。

・・・・・・・・・

羽地ダムへの登りもペース走でクリア。目標を失ってしまったので,ペースアップもダウンもせず。ただ,登り始めで両腿同時痙攣アタック!ないことにして漕ぎ続けますw。 3段坂をクリアして橋にさしかかると、コースサイドにYuuki君が。パンクらしく、モトを待っているらしい。
この後、210の集団が、いいペースでやってきたので、これに乗っかる。この集団に乗っかって、最後の関門を通過。市民210の人達はみんな小さなガッツポーズをしていた。いいな。
名護に向けて幹線道路に入ると、沿道の声援が倍増する。ここで気持ち良くなってアドレナリン爆発したのはみなさん一緒でしょう。ジャスコの坂の大応援団に乗せられて、緩い坂をドッカーンと登ったら、後続がいなくなっていましたwww。なんだ、脚残っているやん。半分以上サイクリングだったから当たり前ですけど・・・


最後は市街地に入って傷心のスプリントごっこ。

*********
最初の普久川はIF 0.994と、ほぼ限界で登りましたが、それから流さざるをえなかった、という点で全体の強度は非常に残念なIF 0.7 市民140で30位だった@jmzさんがIF 0.9だった、といっていますから、自分がいかにタレテいたかがよくわかります。本当に情けなや。情けなや。
あと一年。あと一年も準備期間がある。
絶対にリベンジしてやるぞー!!!

・・・許可が降りれば。


ツール ド おきなわ 2010 市民140 パワーデータ編

2010年11月15日 | レース


非常に恥ずかしいですが、この素晴らしいレースに参加を考えるかたのために、参考になればと思いデータを晒します。後は自分の目標設定のためにもね。

PowerTapをつけた鉄下駄ホイールでの出場を検討した理由の一つは、レースの前、Twitterで
「普久川ダム、市民140の先頭集団はどのくらいのペース(出力体重比換算)でフンガーフンガー登るのか?」
という質問をしたからでした。
諸氏の意見は大体
「4.2 w/kgでは千切れる。4.5 w/kgでないの?」
「ちなみに市民210は5.0 w/kgくらいね」
というものでした。
今まで自己ベストですらそんな素晴らしい数字をだしたことがないヲレ。半ば疑心暗鬼でスタート直後に登り始めたわけです。そして、いきなりの心拍190祭り。メータは常に400Wオーバー。かくしてメーターを見るのをやめ、一意専心に踏むこと10分、あえなく先頭集団がじりじりと離れて行きます。そして視界から消えました。

頂上の山岳ポイントで
「先頭2分!」との声をかけられ、その後は後方から追いついてきた第二集団での走行になりました。
しかし、一回目のダムでの限界走行のダメージはこの後やってきます。結局100km過ぎまでこの初動のダメージから回復することはありませんでした。

市民140普久川一回目:
00:17:39(最初のピークまで)
Av H Rate 185
Av Power 317
N Power 335
W/kg 4.1
Intensity Factor 0.994千切れたが、当社比ではかなり頑張ったwww

頂上での先頭との差:
2分
山岳賞の仮想データ
4.8-5.0 W/kg

4.5W/kgで登れば下りで追いつける・・・かも。
ヤビツ換算
70kg=35:00=4.5w/kg=313W
これを来シーズンの目標に。ちょっと厳しい目標だが。
ワットは足りているので、体脂肪を削るだけ。

奥の登り
Av Power 303
Av H Rate 185
この登りはがっちり登れた。

~ここから激ダレ。一度限界域で走って、回復のチャンスがないまま山岳を走ってさらに消耗する最悪のパターン~

ここからツールドおきなわ 市民サイクリングw 140

市民140普久川二回目:
00:19:19
Av H Rate 181
Av Power 259
N Power 265
W/kg 3.3
Intensity Factor 0.787
ヤビツ換算→44分ペース もはやツーリングということかwww

安波の登り
Av HRate 173
Av Power 198
ポタリングwww

天仁屋
Average Heart Rate 162
Average Power, Watts 246
やや復活。ポタリングからサイクリングへ

安部
Average Heart Rate 160
Average Power, Watts 230
豪雨によりシクロクロス。やる気をなくす

羽地ダム
Average Heart Rate 159
Average Power, Watts 237
もはやファンライド。両太もも同時に痙攣したのでちょろまかして走行。

TOTAL
市民140 131位/372人
Total Elapsed Time 04:52:15
Distance, km 144.47
Work, kJ 3290
Average Speed, kph 29.51
Average Heart Rate 165
Max Heart Rate 192
Average Power, Watts 188
Maximum Power, Watts 849
Normalized Power 235
Training Stress Score 236.9
Intensity Factor 0.697

・・・こうやって見てみると、房総しいたけ練(100km, 休憩あり, AP=230W, NP=280W)の方がよっぽどいい数字を出している。あの時は後半に向けてしりあがり寿だったからな~。

しかし言い訳はいくらでも並べられる。よい宿題をもらった。

最終調整 ミポ練 しいたけ村Ver.

2010年11月06日 | トレーニング

秋晴れの下・・・(INAOさんのC50+電づら)

おきなわに向けた最終調整てなわけで、今年4回目のミポ練に行ってまいりました。


口実は、しいたけ狩りです。
参加者はミポさん、ひろちんさん、inaoさん、まっちー☆さん、アキオさん、ぬまプロ、おくもさん、サトウさん、のりっくさん、あやさん、ニャロメの計11人。


練習ではなく、レースなので、惜しげもなく最新機材を投入する皆様。


いつものコース 
Stage 1 しいたけ村周回2周
Stage 2 しいたけ村周回2周
Stage 3 もみじロード
Stage 4 ダム登り
今日はエピローグとして、大山千枚田にみなさんを連行いたしました♪

Total:
Distance, km 99.19
Average Power, Watts 228
Average Cadence 73
Average Speed, kph 29.51
Average Heart Rate 153
Average Power, Watts 228
Maximum Power, Watts 1,071
Normalized Power 277


Stage 1 & 2
二回とも、開始1/3周で集団から脱落(涙)
しいたけ4周:
Distance, km 55.52
Average Power, Watts 254
Average Speed, kph 30.99
Average Heart Rate 161
Average Power, Watts 254
Maximum Power, Watts 750
Normalized Power 287

アップの一周目:
集団で走れるのはアップだけなので(泣)、がんばってアップする。
アップなのに心拍170台。

第①ステージ

写真:ヌマプーロ

しいたけ村へのアプローチで前目で登り始める。なにを血迷ったか先頭交代に参加。
みみみミポさんと先頭交代するペースなんて爆発します。
5分380Wで登って、しいたけ村途中で臨界点に到達。あっというまに20m程度の差をつけられます。
あっというまに今回もやってきた圧倒的な敗北感
「あ~またか」
やはり急斜面で遅れだすと自分はダメージを回復できない。
同じタイミングでアキオさんも遅れたので、協力して追走する。INAOさんも吸収。
先頭集団が50m先に見えたところ、自分が限界を迎える。
ここから1.5周は単独走。味噌っかす気分一杯でソロ追走。メータはいつも320Wくらいで、出力的には限界で走っているのだが、前から誰も落ちてこない。みんな強いな~

第②ステージ
逃げに数名、私とミポさん、サトウさん、オクモさん、INAOさんで追走する形でスタート。
今回はしいたけ村までローテションに加わらず高回転くるくるで走り方を変えてみる。
これが功を奏したが山頂まで5m差くらいに抑えられた。だが、登りきってから下りで追いつく脚が残っていない。
またも失意の個人TTに。おれ、下り遅いね・・・
だが、第①ステージと同様、個人TTとしてはいい数字がでている。320Wくらい。
坦々と修行して、2周回って終了。全く見せ場なし。しいたけ村をサバイブしないとみんなと一緒に遊んでもらえない。エーン。
ただ、個人TT力はついてきているかも。

~4周を終えて、ポジションを変更~
ここで話は金曜日に戻ります。通勤クロモリ檸檬号に久しぶりに乗ったのですが、『後ろ乗り』感がすごくある。ハムストリングに良い感じ負荷がかかっていて、長時間高出力がだせそう。
その反面、Wilier Le Roiは前乗りなのか?あっというまに腿が疲労してしまい、『後ろ乗り』感が全くない。これはひょっとしてサドルが前下がりになりすぎている?というわけで微妙に前上がりに。

全然違う乗り物だ。腰がばっちり固まった。
このためだけにでも、ミポ練まで来た意味があった。強度をあげないと、見えてこないものがある。


第3ステージへ、パレード走行


Stage 3:
Total Elapsed Time 00:17:00
Distance, km 10.8
Average Power, Watts 265
Average Speed, kph 38.04
Average Heart Rate 166
Maximum Power, Watts 1,071
Normalized Power 308
第③ステージ:
下り基調なので、みんなと一緒に走れるチャンス。
1053Wで一回アタック(変速がジャムって終了)→下りで実業団相手にアタッコしても、集団を活性化するだけ
1071Wでもう一回アタッコ→アタック後のコーナーで前方に登り坂ががが・・・心がポキポキ折れて、アタックを諦めた瞬間、置き去りに。
これからまた個人TT www 個人TT好きですよ~

あかん、もうだめだ。見せ場なし、ポイントなしで今日も終わりだ・・・


Stage 4:
Total Elapsed Time 00:18:00
Distance, km 9.85
Average Power, Watts 287
Average Speed, kph 32.77
Average Heart Rate 171
Maximum Power, Watts 761
Normalized Power 302
超がんがったwww

第④ステージ
開始と同時に女性陣のエスコートとしてあっという間に千切れる予定だった。
だが、前のアキオさんががんばって前と接続しようとしているので、ただ乗り。
ミポさんも合体して、追走集団のお尻にただ乗り。
うん、もうちょっと頑張ってみようかな。

ここで面白いことががが

基本的にアキオさんとミポさんがポジションをあげる走りをしている。この二人のお尻についていることが多かった。先頭交代の順番がまわってきたら、無理して先頭を長く曳かず、すぐ交代(これはミポさんの今日のアドバイス)積極的にポジションアップをしていく二人の加速にそのたびについていくと、知らない間に集団の前方に。とうとうミポさんの後ろ、特等席。緩い登りでは必ずペースがあがるので、そのたびにパワーをかけてふんでいく。辛いけど、辛くなるタイミングが予想できるので、まだマネージできる。
そうすると・・・後方の気配が一人消え、二人消え
ギャァァァァ
「ミポさんと二人になってもうたー!」
これは面白い~~~ぃ!
「変な面子で逃げが決まりましたね~」
第一ステージきのこ周回一位とビリによる逃げであります。
「後、2.5kmだから頑張りましょう!」ニヤリ
とミポさんから声を掛けられますが、その頃もう爆発しそうでした。
峠にいたる登りが始まるとともに、悲鳴とともに千切れました。
このあたりは400Wくらい。平均320Wで逃げていました。
うしろからノリックさんが追い上げてきましたが、「2位死守!ぜったいミポ日記に名を連ねる!」という間違ったモチベーションでなんとか2位で山頂ゴール。ミポイントを2つ獲得しましたよ~~~

うれしいな~JCRC昇格よりうれしいな~


教訓:
緩斜面のドラフティングは、効く
ポジションを上げて行く人を見極めて、乗車すると無賃で先頭付近まで行ける
アタッカーの後ろにつくと、アタックへの反応が比較的予想できて楽
用は前の人を路線バスとかトラックだと思えばいいのだな♪


クールダウンにしては、やたらと登る大山千枚田

金束の交差点でまったりした後、全員を拉致して大山千枚田へ。記憶より距離があったので焦りました。


なんと、明日の夜までライトアップをしているらしいです。逃した魚は大きいのか。千葉方面の方、明日の夜練にどうぞ。


練習の後で、ちょっとツーリング気分。高校生に見間違えられてご機嫌な人若干一名
っていうかノリックさん脚ほっせー!!


〆はもやしそばではなく、沼プロ案内の坦々麺へ


坦々麺というよりは、ラー油らうめんでした。辛かった~うまかった~出てくるのに時間がかかった~

2010年最後のヤビツTT

2010年11月03日 | トレーニング
こんにちは。毎週末体育の日のニャロメです。
今日は文化の日、ということでたまには文化の香り漂う行動を起こさないと、ということで丹沢を徘徊して俳諧の案を練ってきました。以下、おそまつながら発表します。


日本晴 お杉さまと 朝マック
朝一番、6時にご近所さまのお杉様と横浜の自宅を出発。快調に国道246号線を走ると、ペースよく予定よりも早く目的地に着きそうになった。最高の自転車日和の陽光の中東海大学前のマックで朝ごはんをとり、この後の練習に期待を募らせている。

名古木交差点からは、お杉様が先に出発。この後5分後に出発しようと画策していたところ、初対面の@yas_look586さんらしき人が横に。
ニャロ「早そうな人だ。抜かれたくないから、はよスタートしろ!」
@yas_look586「連れの人が出ていたばっかりだから、すぐ追いかけていくのだろうな。ストレッチして待っていよう」
ニャロ「早く次の番手でいってくれ~どうせ抜くんでしょ。はよスタートしろ!www」
@yas_look586「念入りにストレッチしているな、ちょっと声かけられないwww」
お互いストレッチをするふりをしながら相手を前に出そうとしているのが見え見え。

・・・しばらくぎくしゃくした遠慮の雰囲気が場を支配する。その時この緊張感のあるやりとりを交差点から@nabil_o氏が傍観していた・・・

ニャロ「ええいもう我慢できない!スタート!」
注:この念入りなストレッチが好タイムに結び付いたかも♪ありがとうヤスさん♪

今日の作戦は
「心拍のスロープをなだらかにするために、わざとゆっくりスタートする」
心拍160でスタートする。いつもより遅いペースなのだが、デイリーヤマザキの4分はいつもと変わらず。


息遣い 振りさけ見れば nabil_o
後ろに気配がすると思ったら、それはオマさんでした。
早朝なのにコンニチハといわれ、一瞬心拍数が200にあがりました。なんとこの日は32分台後半だったそうです。おきなわに向けて、ロックオンしたのか!?


ふくらはぎ 回転みせつけ 心折る
ちょうどよい、ペースメーカーに使ってしまえ♪と追走を開始しますが、後頭部のサングラスにギロリと睨まれ、また力強いシッティングの姿を見せ付けられ追走するのを早々にあきらめてしまします。

蓑毛は休むダンシングを多用し、バス停は12分40秒。あれ、自己ベストより20秒速いのに、まだ心拍は余裕。やっと170台に心拍が入りますが、ところどころ心拍を抑えるようにします。脚はぎりぎりながらも持ちそうです。
菜の花台は26分後半だったと思います。ここでも余力あり。頂上まではきついながらも、320Wのシッティングで押して行きます。いつもは守りに入ってしまう後半2kmも、出力をあげながら走ることができました。最後は400Wにのせて追い込みます。自己ベストは間違いなくでそうですが、流石に36分台はでないか。


心拍を 抑えて入れば 自己ベスト
37分38秒
309W
174bpm
イヤター^^
出力は、思っていたほど出ていませんでした(今までのベストは40分311W)
結局心拍は一度も180に乗らなかったので、強度的にIF=0.924、ですから後2.5%は自分比で追い込めたかもしれません。でも、36分台がおぼろげながらに現実的になってきた所が、いままで努力が報われた気がしてニンマリ。
これで2010年のヤビツTTはおそらく終了。

2010年の記録
44:53→40:10→40:08→40:09→39:40→39:00→38:40→45:03→40:30→45:10→39:30→37:58→37:38


林道を のぼっておりて 食後かな
ヤビツのメインデッシュの後は、浅間山林道を登って降ります。


蟻のよう 下に見えるは 山ローディ
眼下にはさきほどハァハァしてのぼった蓑毛のストレートが見えます。ローディは遠すぎて視認できず。それにしても、山ガールは最近増えましたね。山にいくと鼻の下伸びっぱなしです。


日向道 座って登って FTP
デザート二個目は、勝手にナロメ林道(丹沢の和田峠)と命名された日向(ひなた)林道へ向かいます。
4km 7.5%、ヤビツとは傾斜の質が全然違います。ヤビツでは300Wオーバーで高速で登りますが、ここでは300Wオーバーでトルクをかけて急斜面をゆっくり登ります。


やめちくり その細やかさ 心折る
残りのキロポストには勇気つけられますが、このような看板は本当にげんなりします。


ヤビツ後の 付け合わせによし 日向かな
同行のお杉さん、オマさんともに初めてこちらから登ったのですが、みんな異口同音にいい道だ!とお墨付き。ヤビツの帰りのつけあわせに最適かと思いますよ^^
舗装もきれいだし、交通量はゼロだし。


野分過ぎ 道を覆うは 落ちた杉
ただし、本日に限っては山頂付近はこのようにまだ台風の爪痕が残っていました。



余談:帰りは伊勢原~大和トンネルまでの一本曳きに挑戦。帰宅を1時と決められていたため、それに間に合わせるべく330W域で鼻水と涎をたらしながら個人TT。おかげで後ろのかたには大変ご迷惑をかけてしまいました。結局15分遅刻しましたがwww。おそらくYOMEは次回も完走ぎりぎりのところに絶妙な門限をつけてくるものと思われます。その時のために平地巡航力をレベルアップしないと・・・