Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

Homerun, turning an ordinary commute into an epic journey

2017年03月29日 | 自転車通勤


ただの通勤を大冒険に変えてしまうもの、ホームラン通勤。

来週はあまり乗れないので、今のうちに負荷をかけておきたいのだが、本日盛大に寝坊(といっても起床5時ですけど)。
そのときひらめいたのです!

そうだ!走って通勤すればいいのだ!

てなわけで約一年ぶりのホームランです。職場の女性にばれていたので、ヒーローの送別を受けて5時半に会社を出発。


走り出して3キロくらいではやくも脛が痛くなります。どうやら二日前のランのダメージがまったく抜け切っていないらしい。
二日前は10kmを4分30秒と当社比ではかなりのハイペースで走っていたのです。

今日はまったくダメだと悟り、とにかくダメージを残さないよう、体幹を意識しながら走り続けますが着地衝撃によるダメージがジワジワきいてきます。加えて厚木街道の歩道がとにかく段差が多く走りにくい、その上傾斜や穴が多くて集中させられます。そんな小さなダメージが積み重なり、20km地点ですでに30kmの壁がやってきました。


鶴ヶ峰の駅でリタイヤしたくなってしばらく迷います。電車通勤の偉大さを痛感。
しかし、今日間違えて黒いインナーシェルしか持ってきていなかったので、この格好で電車に乗るわけには行きません。
我慢して残りの家路14kmを走り続けます。

ひたすら痛みを我慢してはしりつづけて31km、家の手前の岸根公園でゴールしました。
きつかった~

体重は2kg以上減っていました。

30.7km
2:43:07
5:18/km
2,875 kcal

うん、いいトレーニングになりました。これで明日と明後日は静養決定です。仕事に集中だw

チビ登山第62座 八ヶ岳スノーシュー登山

2017年03月26日 | 登山





四月の声も近くなり、雪山シーズンも終盤。初心者雪山としてよく紹介される
①入笠山②赤城山と来たら最後に控えるのはやはり③八ヶ岳(北横岳)ですよね。瑞牆山や日向山も候補に挙がりましたがやはり雪山の魅力に抗えず、4時起床5時20分出発で行ってまいりました。いつも朝の出発でチビ太を励ましてくれる嫁に感謝です。

早い時間に出発できたのでロープウェイの始発の時間前に北八ヶ岳に到着、4時にたたき起こされたチビ太も車の中で3時間爆睡していました。山レコなどを読んで偵察する限り、北横岳は軽アイゼンでも往復可能と書いてありましたが、現地情報で二日前に20cmの積雪があったらしく、係の人に10本爪アイゼン以上かスノーシューを強く勧められました。というわけで超初心者むけアイゼン(4本爪)の父子は迷わずスノーシューをレンタル、ロープウェイにのりました。

スノーシューは大正解、靴裏の爪だけでなく接地面積が大きいのが安定感につながります。標高も高く、新雪が多かったので雪も固くしまっており、トレースもしっかりついていたので危ない箇所はあまりありませんでした。そしてスノーシューなのでコース外外れて歩くこともしばしば。道の真ん中は一番滑りやすいので。

山頂往復はたったの4km、標高差も300m行きませんがこれだけの雪ですので歩きごたえはありますね。とはいえ帰りのロープウェイはもっと歩きたかったのでチビ太に『ロープウェイの帰りにキップ買ってないんだよ』と嘘ついて歩いて1時間半下りました。別に楽しかったからいいもんね。

山頂は360度の大パノラマですが気温はマイナス5℃、しかも強風!しかし腹を空かせた二人はしっかり赤いキツネうどんを食べたのでした。

これでたぶん2017年の雪山は終わり?と思います。ここ2か月のチビ登山で以下を確認しました。
1. 山登りはオールシーズンスポーツである。というか冬山燃える。
2. 冬山に通うと大体スキー場通るので、チビ太は『お兄さんになったらスキーやりたい』と言い始める。
3. 子供用のアイゼンで10本爪はサイズ23cmから。チビ太の靴はまだ21cm。さあどうする。
4. 来シーズンはスノーシュー購入しよう。必需品であることが分かった(笑)

とはいえ、冬山には危険がいっぱい。無理をせず好天の日のみに登山を楽しもうと思います。

それでは、フォトレポ開始!


北八ヶ岳ロ9時ロープウェイ駐車場に8時20分に到着。始発が9時ですから、早起きした甲斐がありました。自宅出発は5時20分。


もうね、ロープウェイ見るだけで期待に胸高まっちゃうらしいです。チビ太曰く。


楽チンして標高2200m地点へ。スノーシュー履いて出発だ!


スタートしてすぐの坪庭は、しっかり除雪されていて普段靴でも歩ける。




風が強いのがよくわかる枝の向き


整備された道はつまらん!道なき道を歩きます。


静謐な雪の森の中に入りました。


父子のおしゃべりタイムはじまる。


この先をぬけると、右手に南八ヶ岳の絶景がひろがるようになります。


急斜面ではありますが、スノーシューの足底の爪をしっかり食い込ませてあるけば、問題なし。今日はスノーシューで楽に登ることができました。


道端のコメツガなどの上に積もった雪をストックで払落し遊びながらゆっくり登ります。「木が育ちやすいようにお手伝いしてるの。」


見事なガニマタ(笑)
スノーシューは足の幅を狭くすると自分の足にひっかかって転倒しがちなので、ハの字歩行を覚えてもらいました。


よく山岳雑誌でみる北横岳ヒュッテに到着!ここまで50分くらいかな。冬季休業中でした。


ヒュッテから頂上までは結構な急こう配。急登を終えると気持ちのよい稜線に出ます。稜線の上の木々は風にふかれて横方向に枝が伸びています。


空が近くなってきたら頂上は近いよね。


振り返ると、南八ヶ岳の主峰が


北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳、そして一か月前に登った入笠山も見えます。


百名山ゲットしました!バックにはもう一つの百名山、蓼科山。
(正確には日本百名山は北ではなく南八ヶ岳をさすらしい)


山頂うどん屋さん開店です。今日は赤いキツネ。


山頂の気温はマイナス5度、そして風もありました。手袋をとって火をおこしているとあっという間に手先の感覚がなくなります。


お腹もいっぱいになったし、下山しますか。


下りはスノーシューなので速いですよ。


この時間になると暖かくなり雪も少しだけ溶けだしたので、南に面した急斜面は気を付ける必要がありました。それ以外の箇所は固くしまった新雪でしたのでとても良いトラクションがかかりました。


坪庭を見下ろせるところまで降りてきました。


坪庭。歩いている人が見えます。


チビ太には「トレース」「ラッセル」「ツボ脚」という山岳用語を教えました。


終盤になるとどんどんコース外へ


特にラッセルが気に入ったようです。


そしてお尻すべりができるところは貪欲にお尻滑り台を敢行。


ロープウェイ乗り場まで降りてきました。チビ太には『帰りのロープウェイの切符買ってないんだよね~』と嘘をつき、1時間30分かけて歩いて下山することにしました。ロープウェイで下山なんてもったいない!!


10分間隔でロープウェイが行き交うので、そのたびに手を振っていました。


見事なつららがたくさんあったので、ポキっと折ってはアイスキャンディー代わりに。


途中まで降りてくるとこのようにゲレンデと併走するようになります。5歳くらいの小さい子がボーゲンで降りて行きました。チビ太はすっかりスキーやりたくなったようです。


ロープウェイに向かって懸命に手をふります。この回はガン無視されました。


どこかに尻ソリができる区間があるかと思って探しましたが、あまり適した斜面はありませんでした。その代り、南八ヶ岳の素晴らしい眺望が。


無事下山し、帰宅の途につきます。途中広大な畑の向こうに八ヶ岳連峰が広がる絶景スポットが!農道に車をとめてかけっこします。


『おとうさん、また夏になったら八ヶ岳登ろうね』と言われました。


これだけ広くて気持ちいいと走りたくなっちゃうね


清里の清泉寮まで一般道をはしり、超濃厚ソフトクリームのご褒美を買います。チビ太が甘いものがあまり得意ではないのですが、登山の後のソフトクリームには目がありません。


2個買いたい所を我慢して、半分こ♪
楽しかったらしく、この後のドライブ3時間ずっと起きていました。

出発時刻/高度: 09:36 / 2220m
到着時刻/高度: 14:16 / 1760m
合計時間: 4時間39分
合計距離: 6.63km
最高点の標高: 2455m
最低点の標高: 1760m
累積標高(上り): 290m
累積標高(下り): 708m


160km 平地ITT

2017年03月20日 | トレーニング


坂ばかりの三連休初日とは一転、最終日は平地をひたすら遮二無二走って体力測定的なTTバイクロングをしてきました。これもダイエットの一環・・・
さすがにこの距離をアルミのTTバイクで走ると翌日の体のダメージがひどいです。一日休めばなんとかなるでしょうが。

過去に二回ほど同じコースをトライしています。一回目は疲労を残した脚で160km Av 28、二回目はサラ脚で160km Av 31.6でした。さて今回はどうなるでしょうか。


161.2km
5:08:12
NP244W
平均 32.4km/h メーター読み
心拍数 150bpm
ケイデンス 87
カロリー 4,393

やはり二日前の林道ツアーのダメージが大きかった。とくに前半、狭山までの向かい風に脚を削られました。どっちがきついかと聞かれたら間違いなくこっちを答えます。荒川からの帰路、クロスバイクに抜かれるくらい抜け殻走行していましたし。


前日早く就寝しすぎ。目がさめてしまったので3時10分には自宅を出発。今日は埼玉までずっと北西の向かい風+5m
どんなにがんばっても速度は乗らないし、一般車の流れがないので単独走だし、寒いしで三重苦でした。
サイクリングロードは真っ暗なのにもかかわらず歩行者が歩いているので、一般道に逃げます。明け方の4時に反射材とか身に着けずに河川敷を散歩するのやめてほしい(身勝手なヲレ)


70kmちょい走り入間川サイクリングロードに到着。真っ暗なのでここまで一枚も写真なし。


ここから追い風ヤッホーのサイクリングロードのはずが、ほとんど無風でした。


菜の花に癒されながら進みます。ちなみにアベは入間川突入時に30.2km位だったかな。


入間川右岸を荒川合流地点まで走り、そこから中洲をしばらく走ります。ここだけしばしTTを忘れまったりと走ります。

荒川に合流するとすぐに秋ヶ瀬公園です。ここで小休止し、走り続けます。やっと微風ながら追い風が吹いてきました。いや、だんだん強風の追い風になってきました。
3連休の最後ということもありサイクリストは少なめでしたが、だんだん数が増えてきます。

彩湖の土手で少しだけ頑張って漕いでみます。追い風マジック、48~52kmで巡行できます。スゲー!ということは・・・と方向転換して上流に向かいます・・・正体は30km/hでない強風向かい風でした。
なにはともあれゴールの160km地点まではあとは爆風追い風のみ。250Wくらいで40前半で楽々巡行できて超気持ち良い。ただし速度は出るのですが、長時間DHバーを握らなければならないのでオマタが少々痛い。脚も二日前の山岳練のダメージか、「脚がない」というよりは「脚が痛い」。時折ストレッチを入れながら下流へ下流へ。残りキロポストの数字がどんどん減っていくのは気持がよい。

快調にはしって下流まで移動してきたので、お腹がすいてきました。一度サイクリングロードからおりてコンビニ休憩をし、160kmに足りなくなりそうだったので3kmほど上流へ逆流します。
これがまさに荒川峠、DHバーにつかまってふんばっても30km届くかどうかの強烈な向かい風。ヘロヘロになって岩淵水門に到着します。
ここで懐かしい人に遭遇。


フジサーンと、はじめましての安岡さんです。どうやらフジサーンは例年のように利根川TTTに未登録の強力チームでエントリーしてくるらしいです。超強敵ですね。
安岡さんは小野てんちょつながりでなんとなく存じてましたがリアルは初めてでした。


頑張って河口口にゴール!3年前の自分にやっと追いつきました。


夜はチビ太といっしょに鴨南蛮食べてました。なんか日焼けしたな。

林道超大盛を食べに行きました

2017年03月20日 | 長距離
長距離ライドにぴったりの最凶補給食は、やっぱりぺヤング超大盛ですね
一度腹におさめた後、2~3時間は腹の中で座り込んでいた感じです。今日のライドが9時間強、全消費カロリーが約6000のなかで担当分1100カロリーですから、その存在感は流石。補給切れでペースダウンすることはありませんでした。足つり防止のための塩分、燃焼のためのカロリー、同時に補給できるのがよいです。欠点は・・・使うお湯の量が870mlと半端ないため、コンビニのポットがすぐ空になってしまうことくらいでしょうか・・・


1081kcal

摂取カロリー 
松や牛丼 703
おにぎり 250
薄皮アンパン x2 1000
ぺヤング超特盛 1100
アクエリアス x3 300
ウィダーインゼリー x4 400
Seven コーヒー L x2 100
総計:3853kcal ①

空腹時の備蓄カロリー:1400kcal (うろ覚え)②

①+②=5253kcal


全ライドの消費カロリー
5,858 kcal


ライド終了時、温泉での計測
朝からマイナス500g

ダイエットポタとうたってはじめましたが、効果は限定的でした。

+++では、レポはじめます+++

先日、うん年ぶりに神奈川県の林道を満載した過酷なコースを走った。そのときの記事を読んでISOYAのK澤さんが
『おらも林道に連れてって~!』というので、林道デビューに最適な林道山盛コースを企画(微笑)
デビュー戦にして林道マイスターになっていただくことにし・・・18日の当日を迎えたわけである。




自走でいくと獲得標高が5000mを越えるリスクがあったので、相模原まで輪行します。これだと開始早々30分で山岳地帯に入れる。


半原越の激坂。二人とも34-30Tの激坂用ギアを投入している。今日はこれのおかげで最後までもった。
しかし、はじめて使ったこのギア、ダンシングしたときの進まない感ひどい。


前回のルートの序盤にアペタイザーとして半原越を追加。以降、ずっと半原越に似た林道の風景は繰り返しリフレインされることになる。
数時間後、秦野峠を走っているときに、「あれ、ここ半原越?」と思わせるような風景が再生される。丹沢の地形はどこも似ているのですね。


半原を終えて七沢までダウンヒル。


七沢から日向薬師までのこのプチ林道はすぐ終わるので好きです。七沢温泉街からスタート。




薬師林道の頂上付近の展望台。
まだまだまだ全然序の口。


薬師におりて、この三重塔を過ぎたあたりから激坂が始まります。30T投入。


序盤の山場(勾配のきつさ的に)の日向林道。この手前の区間の急登があざみ並。


会社が見えました。


降りると猪肉鹿肉問屋。おじさんと世間話しました。捕獲する頭数は鹿の方が多く、猪肉はあまったらワンちゃんにあげちゃうらしい。


日向林道の次は浅間山林道。大山のふもと町に出てきました。SSRの皆さんと走ったときはここから途中合流した。

途中でグレーチングが裏返しになっているところがあり、ズボってしまいました。この1時間後スローパンクが始まります。


峠の鞍部を越えると蓑毛が見えました。


ヤビツルートに合流します。K澤さん背中のバックが重そう。おそらく今日家にかえったらオルトリープをポチっとしているでしょうw


菜の花台。この手前で竹芝メンズと交錯。向こうは速過ぎで全然気付かない。


対面の山腹を横切る林道をつかって水平に西へ行きます。


両腿を同時に痙攣させてしまったK氏。ここで私はぺヤングを前倒しで食べることを決意しました。


表丹沢林道。先月たくさんいた鹿猟ハンターはいませんでした。


山を独占!富士山もチラチラ見えます。


この後西沢林道を激下りして大倉の町へ。


大倉でぺヤング休憩。あっさりと攻略。


中山峠を越え、寄(やどりぎ)の集落に出てきました。今日は三廻部林道は使いません。中山峠ルートのほうが景色がいいですね。


今日のコースのメインディッシュ、秦野峠が始まりますよ~!


秦野峠の名所、菰釣橋の下に、ママチャリが捨てられていました。


何度来てもいいところ!


珍しくいい写真をとってもらいました。


後輪がふにゃふにゃになってしまったので、ここで新品のタイヤに交換。実は後輪のパナレーサーは3年ものでした。よくがんばりました。


一度ブッツェ平へ上り返して、丹沢湖へダウンヒルです。


そこかしこに落石、そして鋭利な石がばら撒かれています。まさに地雷原

丹沢湖に下りると久しぶりの人里、圏内です。ここから足柄までは空気圧1で高速ダウンヒル。コンビニで最後の大休憩です。
駿河小山のセブンにはロード用の空気入れが置いてあるので、ありがたく8気圧までパンパンに補充させていただきました。


まだ50km残していて、山も足柄峠、金時山、大観山と残していますが、一番きついのが足柄峠、ゴルフ場までの激坂区間。
蛇行するまではいきませんが直登が心を折ります。


キツイッス


頭上をジェット機のエンジン音が、でもジェット機にしては珍しい周波数。
・・・オスプレイでした。ここにも配備されたのか。


足柄峠の鬼区間、ゴルフ場をすぎてここまでくるとやっと一息つけます。


ラスボス一人目、足柄熊を仕留めました!


8年前もおなじようなことしていますね。進歩ゼロ。


足柄熊さえ仕留めてしまえば後はゾンビ走りするのみです。明神林道を越えて金時山へ。実は今回のライドで一番登る区間でもありますが、勾配が相対的にゆるく感じるのでなんとかがんばれます。


ラスボス、金時山をしとめました!もうここらへんで完全に死人となっています。ですがこの後芦ノ湖まで200m、大観山まで200mさらに登ります。


そんなことは気にせず、まずは芦ノ湖へ降りましょう。この時間は5度を切って大分寒くなってきました。


最後の控える大観山、湘南国際村だと思ってしまえば気楽です。現実今日のライドではもっとも緩く感じる勾配の山でした。最後の8分270Wで絞りきっておしまい!気温は2℃まで下がってしまいましたので、下山用に120円だして神奈川新聞を買いました。(あっ読んでないw)


やったぞ~


この後は伝説のダウンヒルがまっていました。Kさんが700ルーメンでハイビーム、私が400ルーメンでロービーム、しかも縦走ではなく2台並んで走ると大変明るくダウンヒルができます。高速ダウンヒルしながら並走するのはバイクコントロールのよい練習になりました。

大観山、下ってみると登りの尋常じゃない長さがよくわかります。腰痛くなった。
30分で下り湯河原の温泉へ。「こごみの湯」に登る激坂を登りきったとき、獲得標高はメーター読みで4500mとなりました。

ただのひとつは『味の大西』のチャーシューメンが食べられなかったこと(閉店7:30)。リベンジ決定です!

167.1km距離
9:25:47移動タイム
4,444m高度
平均スピード 17.7km/時
心拍数 130bpm
カロリー 5,858



五歳児雪山に目覚める チビ登山第61座赤城山

2017年03月13日 | 登山


チビ太、冬山の魅力に目覚めちゃいました。ピッケルが欲しいといわれてさすがに引きましたが。

以下、5歳児が語った冬山のみりょく

『冬のお山は、遊ぶお山だね~!』

『あれ欲しい、雪をトンカチみたいのでぶったたくあれ(=ピッケル)』

『たくさん雪の道ですべったから、足の先っちょにトゲトゲのついたアイゼンほしい(=12本爪の厳冬期用アイゼン)』

『雪の屋根なんだね、こわしちゃえ!(雪庇を見て)』

『山頂の標識が、雪で隠れているよ!』

『山の上で食べるお蕎麦はおいしいけど、ミニサイズは足りないね』

『さんちょうの神社で大きくなったらティラノサウルスになれるようにお祈りしたよ。』

『白い海老さんがついてるよ(霧氷を見て)』

『雪合戦で、敵をぶったたきつぶそう!』

『ゆにこ~ん(つららをおでこに当てて)』

『湖がカチカチに凍っているよ』




コース状況/危険箇所等
駒ケ岳登山口からの登りは風の通り道で多くが凍結。アイゼンを効かせて歩けばOK。駒ケ岳からの稜線は雪が固まっていて良コンディション。黒檜山の南斜面はザラメになっており、4本爪の軽アイゼンでは難儀してなんどもスリップ。黒檜山からの下りは一部滑りやすい箇所あるも大体OK。踏まれた道より、踏み抜き覚悟でコース外を歩いたほうがよい箇所も多い。尻ソリは立ち木にぶつかって怪我するのでほどほどに。




この笑顔^^ 登山口からアイゼンつけて上り始めると、雪質がよくてテンションあがっちゃいます。


ヤッホー専門家の指南を受けたヤッホーの正しいポーズ


風の通り道となるようなコーナーは、多くが凍結していました。アイゼンをしっかり効かせてトラクションをかけるよう指導。


けっこうな急斜面ですが、ほぼコースタイムどおりで稜線まで。


稜線にでてきました。あまりの絶景に言葉を失います。


今日はいつもの岳友、そーま兄さんではなく、そーま姉さんw
山に一緒に登るとすぐ仲良しになれるよね♪


今日もリーダーはチビ太先生でした。追い抜くと怒るんです。


真っ白な雪原にはえるどこまでも青い空。これが見たかったんです。


写真は何も語りませんが、稜線上は強風でした。この後この風で山頂ラーメンができるか心配になりましたが、午後になると風は収まり始めます。


あの~看板雪で埋まっているんですけど~


稜線上を強風が吹き、雪庇を作ります。端は崩落の危険があるので、足跡があるところを歩くようにしっかり伝えます。


最初のピーク、駒ケ岳に到着。まだ行く先に大きな山が見え、そこがゴールです。ソーマ兄さんのお姉さんは雪山こわいこわいと言ってしました。チビ太はキャッキャ楽しんでいました。


ちょっとした下り斜面を見つけると、お尻で下れるのが雪山の楽しさ。(立ち木の多いところ、急斜面でやってはいけません。)


随所にこういった遊びがあるため、冬山はおもしろくてたまらんらしいです^^


そして、大人たちもほめてくれる。


駒ケ岳を目指し、楽しい稜線歩きは続く。


わざと誰かが踏み抜いた穴にズボっとはまって遊ぶ


『お~い、そっちに近づいちゃだめだぞ~』
庇にはつららが付いているので見たくなるのです。


まだまだゴールまで、ありますね。でも山頂が見えているから心理的には楽ちん。


雪庇がいたるところにあるので、勝手に先行しないよう、大声でリモートコントロール。


黒檜山への南側斜面はザラメ状に溶けて登りにくい。4本爪のアイゼンではうまくかからず滑ってしまうことしばしば。


悪路に苦しみつつ、黒檜山にゴール!絶景ポイントが60歩先にあるというので、そちらに移動して山頂前のランチ。


関東平野が一望できるこのスポットで、日本一おいしい赤いどん兵衛をいただきます。最高でした。


風もおさまってきました。もってきた尻ソリはここでお尻敷き物として役立ちました。


黒檜山大神。雪で鳥居が埋まっています。


山頂から5分ほどで、今度は谷川岳、武尊山が一望できる展望台があるというのズンズン行きます。


『わ~いわ~い!』^^
あそこで雪合戦しよう!


谷川武尊をバックに本気の雪合戦開始。


これがやりたかったんだそうです。


風の強い山頂北側には霧氷がありました!いわゆる海老の尻尾が風下に伸びています。


霧氷が見られたのも人生初。これを5歳で見られるのはうらやま。


あっそうだ。一応山頂で記念写真とっておこう。(遊びに夢中で忘れてました)
百名山ゲッツ!


だまし討ち~♪


父が下りで一度尻ソリを人柱で実験しますが、高速で滑落w
隣の尾根に落ちてしまいましたw。一同それを見て戦慄しソリをそっとしまいました。


お尻ソリでも十分スピードがでます。子供は軽いのでさほどですが、重量級の大人は制動がきかず、立ち木につっこみそうになります。ブレーキ用のピッケルが欲しくなりました。


下るにつれ道も滑りやすくなります。いっそコースを外れて雪を踏み抜くようなところを歩いたほうが滑らずに楽と最後にやっと気付きました。


くだりは本当にあっという間。


湖畔沿いの一般道を遊びながら戻ります。ヤッホーの伝道師。


『ゆにこ~ん^^』


大沼の湖面はカチカチに凍結。ワカサギ釣りをする人が大勢いました。


『わ~い!湖の上を歩くよ!』


たっぷり遊んだ雪山入門編。雪山楽しい、と覚えてもらってよかった。というか父子同時に冬山の楽しさを発見、だな。
帰り道スキーもやりたいといっていました。いや、我が家は登り専門で・・・


出発時刻/高度: 12:02 / 1364m
到着時刻/高度: 16:49 / 1361m
合計時間: 4時間46分
合計距離: 6.14km
最高点の標高: 1807m
最低点の標高: 1342m
累積標高(上り): 504m
累積標高(下り): 526m


チビ登山第60座 岳友と高取山仏果山縦走

2017年03月04日 | 登山



天気も完璧ではなく、土曜日の朝からの早起きが苦手なチビ太のために今日はご近所丹沢のプチ縦走を用意。家をでるまではさんざん泣き言を言われましたが、外にでてお友達のそーま兄さんに会ってからはそんな泣き言はケロッと忘れ今日も一日野山を駆け回っていました。同年代の友達と山を登らせるといろんな意味で楽です。
① お互いにはりあう。
② 山頂など遊べるところでは勝手に遊び相手になってくれる。
③ ベテランチビ登山隊、危ないところではお互いに注意喚起できあってるw
④ 5歳児6歳児がお互い保護者になって気配りしてる。
⑤ いたずらやかくれんぼも二人でパワーアップ。

かくれんぼではそーま兄さん、枯れ葉を全身にかぶって隠れていていたしなw
う~ん岳友っていい!

たっぷり歩いた後は丹沢ダムを見学し、車を走らせ川崎の銭湯へ。車にのせたらあっという間に後部座席から二つの寝息が聞こえてきました。

さ~てレポ開始。


ダム脇から登山道に入ると、いきなりの急勾配が続きます。


20分ほどで急勾配区間をぬけ、展望がひらけます。


お友達と登山なので、テンション高いわ


リーダーの言うことは絶対です。


丹沢の主峰、そして山小屋の屋根が小さく視認できます。


ダムを見下ろす絶景スポットで最初の休憩


送電線塔の下のお約束


平地を見つけると絶対走り出すちびっ子ギャング


走るのでだいぶコースタイム短縮できます。


追いついて制御するのに一苦労


1時間少しで最初のピーク、高取山到着


高取山は東側がひらけていて展望よく、正直仏果山よりぜんぜん気持ちよい。


展望台の鉄塔から下をのぞむ


とうとう二本差しで登山するようになった。
父「なんで刀さしてんの?」


チビー・ウィリアムス先輩「熊さんが冬眠から覚めてきたらこれで戦うんだ。」
押忍!


二つ目のピーク、仏果山に到着


なんどきてもここからの丹沢の眺望は一級品


またこの山全部をトレランしたい。


さて、これからチビ二人による下山ショーの始まり。本当に速かった。


さらに絆をふかめることができました。仲良く成長しなよ。


いびき響く帰りの車内


出発時刻/高度: 11:18 / 279m
到着時刻/高度: 15:28 / 322m
合計時間: 4時間10分
合計距離: 7.49km
最高点の標高: 712m
最低点の標高: 239m
累積標高(上り): 778m
累積標高(下り): 736m