世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

ウンケー なかぬひー ウークイ?!

2011年08月16日 | Weblog
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沖縄のお盆行事の用語(方言)である。以下に解説する。・・・
・ウンケーとは・・・祖霊をお迎えする最初の日。
・なかぬひー=真ん中の日。祖霊がゆっくり現世の親戚縁者と、くつろぐ日。
・ウークイ=祖霊をあの世へお送りする日。 今年は・・・
○8月12日(金)が・・・「ウンケーの日」
○8月13日(土)が・・・「なかぬひー」 
○8月14日(日)が・・・「ウークイの日」
※沖縄の「お盆」は一年中で最大の行事である。沖縄本島と先島(宮古、八重山)でも受け止め方が違う。八重山(石垣島、西表島)では、正月よりも盛大に行う。それだけ祖先を重んじ敬う事の顕れであろう。一族郎党が日本本土や中南米、世界の彼方此方から馳せ参じて親戚縁者と交流を深める日でもある。ウチナーンチュ(沖縄人)の誇りを誇示する日ともなっている。そういう祖先の営々と築いてきた伝統行事、風習、風俗、民俗等々が薄れゆく現今、日本人の持つ、そういう美風?!を何時までも堅持、継続する責務が現在の私達にはあるのではなかろうか、そういう気がする。日々の生活に追われ目先の事に汲々としている現在の人には尚、そういう行事を通して交流を深める機会にもなるのではないのか。そう思う昨今である。貴殿は、どう思いますか・・・



66年目の「終戦記念日」に思う!

2011年08月15日 | Weblog
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巡り来て66年目! 今だ、あの惨事は忘れない。――自ら身を投じた“摩文仁の岡”! <集団自決>という未曾有の出来事を!・・・――  もう二度とあの惨劇は繰り返すまい、誰もがそう誓った日から今年で66年目になる。毎年繰り返される恒例行事と化した感がある“終戦の日”ではあるが、決して風化させてはならない、日本国民の悲痛の願いの行事である。その行事に鑑み日本本土の同胞は沖縄の痛みも我が痛みと感じて共に行動を起こしてほしい。・・・毎年巡り来るその日に思う事である・・・。 日本に在る米軍基地の実に70%余がこのチッポゲな沖縄の地に在る。その痛みを我が痛みと感じて共に行動を起こしてほしい。このブログを眼に通す誰もが、そう感じてほしい、と願っている。詳細はテレビ、新聞等で報じられているので割愛するが、今日の「終戦記念日」にあらためて訴える次第である。沖縄に米軍基地が在る(70%余)現実を痛みとして共有してほしい。・・・

沖縄戦実録に基づくトキュメンタリー「最後の絆」!

2011年08月14日 | Weblog
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兄と弟の固い絆に基づくドキュメンタリーと一部フクションのドラマ「最後の絆」が昨日(8月13日)、テレビで放映された。戦争という極限の世界でも人間性を高々に謳い上げたドラマに涙なしには観られなかった。久々の感動のドラマだった。沖縄戦という実録だけあって赤裸々な人間模様が観る人を惹きつけてやまない。過去の過酷な現実を想起させた。私の幼少の頃である。確か4歳頃の体験だ。子供ながらにも恐怖に怯えた日々を思い出す。このドラマは終戦を記念して製作されたという。生き残りの実の兄と弟の体験に基づくだけあって観る人を過酷な時世として間接体験させてくれた。最近、兄と弟が約束通り名護の地で再会を果たした。戦争で失った絆が再び固く結ばれた。兄は米国で半世紀余を過ごし弟は沖縄の地で教鞭をとって後輩の指導に努めた。弟は名護で大学を創設し、その創設理念の筆頭に「平和」を掲げた。非人間的な過酷な戦争を体験した者として当然の帰結である。“反戦平和”の理念は兄も共通のものだと確認し合っている。彼等は二度とこの沖縄という郷土に、祖国に、血塗れの戦争は起こしてはならないと固く決意しているであろう。終戦を記念して製作されたドラマ化に敬意を表する。“ありがとうございます”・・・


美しい日本の国土を放射能で汚すな!

2011年08月13日 | Weblog
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人智で育まれ提示された知見は絶対ではない。その認識の基で全ての対策は立てるべきである。全知全能の絶対者の存在の是非は問わない。ただ人智では計り知れない全知全能の絶対者を信仰することには吝かではない、と認識すべきである(絶対者のみぞ知る得る事である)、と言いたいのである。・・・さて、悠久の歴史を得てきた日本列島は私達の祖先の歩みを刻印して現在に至っている。この掛け替えのない美しい日本の国土を放射線・放射能で塗れさせてはいけない。地下何千メートルの地中に放射能廃棄物を埋めようが、日本の国土の地下である。“絶対安全”という知見は成り立たない。人智の知れるところ、想定内であろうと想定外であろうと、その基準は当てにはならない。<絶対>という認識は成り立たない。そこから全ての対策は執るべきである。直言すれば“脱原発”こそ、最大にして最善の最良の対策である、と訴えたいのである。経済失速云々、海外逃避、空洞化と喧々囂々と百花繚乱の体を呈しているが、日本人の智慧は最良の知見を提示するはずだ。それは信仰に近い。石油ショック時にせよ、最近の千年に一度という触れ込みの「円高」で右往左往している識者や専門家にせよ、そう触込んでいるが解決策は、近々、提示するはずだ。そう信じて疑わない。過去の歴史が、その度に、切り抜け解決してきたはずだ。日本人の智慧を信認すべきである。期待すべきである。 “米国債格下げ”の影響が世界を駆け巡ろうと、その余波で「円高」が継続しようが慌てることはない。近代日本の歴史の足跡を観る事に、安堵を覚える。最善ではなくても、それなりに解決策を見出し解決してきたはずだ。―― 例の放射能廃棄物の処理も世界最果ての無人の荒野の地下に埋め立て処理する事も考えられる ―― 。この日本の国土の地下には、埋め立てるべきではない。政府は勝手に独断専行すべきではない。民意を問うてから、対策を講じるべきである。そこから解決に至る日本人の叡智を結集する事である。・・・


脱原発の代替は新産業を興す事で補填せよ!

2011年08月12日 | Weblog
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国からの多大な補助金と雇用で生活が成り立っていた。それが未曾有の大地震と大津波で甚大な被害を蒙り生活を根底から破壊した。二度と立ち上がれない痛手を被った。今回の福島原発の事故の更なる二次被害で収束の見通しさえ立たない。しかも命と生活の二者択一を迫られた。生活の糧を失った被災民。原発で生活を保障されていたのに、その目途も立たない。被災地の苦悩が痛いほど分かる。万全の安全対策を二重三重に執って原発を再稼働させて雇用を確保し補助金でもって従前の様に原発と一蓮托生を執るのか、その選択を迫られている。・・・“命あっての物だね”とは、人間生存の定理・公理ではないのか! 政府は国民の安全・安心の生命を守ってやるのが最大の一義的使命ではなかろうか。そう考えると脱原発に代替する新産業を誘致し(興して)、安全安心の生活を保障してやるのが最大の使命であり役目である。参加企業からの地元に入る税金(政府の原発を受け入れる代替の補助金に代わる)で予算を確保し、企業に働く雇用を確保して従前の生活を地元民に保障する。それが最善の策であると思う。政府は一日も早く行動を起こして被災地(民)に安全安心の生活をさせるべきである。

自公のゴリ押し政局の“子ども手当”!

2011年08月11日 | Weblog
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それでも足りないと次から次へと民主に、民主の根幹に関わるマニフェストまで強請っている。国民は観ているんだよ。政局にして得点を稼ごうという自公の魂胆を! 妥協、妥協の根底には、そういう自公の魂胆が見え見えである。ポーカーフェイスを装っている幹事長の神妙な?答弁(記者の質問に対する)にも勝利の方程式が見て取れてヤルセナイ思いがする。・・・「子ども手当」を2012年から廃止する事で合意・・・。将来の日本を背負う今の子供たちをどう育てていくのか、という根本理念を忘れている。政争の具にした合意に幻滅を感じているのは私一人ではないはずだ。「子ども手当」を廃止し「児童手当」を復活させる? “こども=児童”と思うが、中身を変えて“名称”は、そのままにしてもいいと思うが、民主の「子ども手当」は気に入らない。そこで自公が、かつて、つけていた名称に復活させた。即ち、「児童手当」という名称だ。それで自他ともに自公の思う壺になった。それで三党合意にした。・・・もう、政局そのものの典型である。・・・支給の中身は既に報道されているので割愛する・・・。民主党の政権公約の根幹の「子ども手当」は間違いであった、と自民党に平伏す事で国民に自民党の主張が正しかった、と訴える魂胆が見え見えである。もう、いい加減にせよ! と声を大にして叫びたい。石破茂氏にいたっては「高校無償化の見直し」まで要求してきた。もう党利党略の何物でもない。民主党は「子ども手当」の当初の理念を明確に国民に再度、示すべきだ。それなしには三党合意の「子ども手当」は容認できない。・・・

※付記:民主党の「子ども手当」の理念・・・
“子育ての経済的負担を軽減し、安心して出産し、子どもが育てられる社会をつくる”


米国債格下げと世界株安の行方!

2011年08月10日 | Weblog
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世界の基軸通貨ドルの信用が地に落ちた。S&Pによって米国債が“トリプルA”から“ダブルAプラス”に格下げされた。70年ぶりの格下げである。その衝撃は忽ち世界を駆け巡った。特に欧州では債務問題がイタリアまで広がり財政不安が金融市場を直撃した。尾を引いて世界株安に陥っている。今後の動向を観るうえで欠かせない三側面、即ち、円相場、株価、長期金利の三側面から金融市場を俯瞰してみよう。アナリストや市場関係者の見方をを提示して共に考えてみたい。・・・

●円相場
A氏
1.・・・1ドル=74円~80円で推移する
2.・・・米国債の格下げを理由にしたドル売りは一時的なのか、どうか。欧州の財政問題や米景気の減速懸念でリスク回避の円買いが続く?
B氏
1.・・・1ドル=76円~82円で推移する
2.・・・米国債の格下げで世界的に株安が進めば円高圧力になるのでは? 原油高い一服で米景気の底堅さが見えれば、次第に円安に転じる

●株価
A氏
1.・・・9000円~1万1000円で推移
2.・・・世界的な株安が政策を引き出す圧力になる。企業業績は堅調。金融緩和が重なれば年末には株価水準は切りあがる
B氏
1.・・・9000円~1万500円で推移
2.・・・欧米債務問題の悪影響が和らぎ株価は戻り歩調となるが上値は重い。9000円割れはあっても瞬間的。米国債格下げは想定内。

●長期金利
A氏
1.・・・0.9~1.2%で推移
2.・・・米国債の格下げは織り込み済み。米経済が減速しており、投資家は米国債を買い続ける。日本の債券市場への影響も限られりる。
B氏
1.・・・0.9~1.4%で推移
2.・・・市場の関心は減速感が強まる米欧経済にあり、金利は低下する。第3次補正予算の編成が本格化すれば、金利は上昇に転じる。

脳内物質は“利他行為”でも自己満足を促す!

2011年08月09日 | Weblog
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無意識で為した行為でも満足が得られる。脳内物質の一種であるドーパミンは快感物質と言われ、それが分泌されると快感が得られる。人間の行為は“報酬”が得られるから為すのである。無償の行為でもある種の快感が得られるから為すのである。自己の(物質的)利益が得られるのは当然、快感が伴う。その経験が繰り返しの行為に走らせる。一見、何の報酬(精神的なもの)も無いかに見える行為でも快感を覚える。・・・物質的満足だけではない事が証明されている・・・。精神的なものでも満足する。それが「利他行為」となって顕れる。“褒められる”という精神的ものでも満足する事が証明されている(気持ちがいい、から)。ボランティアも利他行為も実際的には無意識の「利己的=自己満足」、“自己の利益”になるから為すのである。あの一世を風靡した「タイガーマスク」現象は、“見えない報酬”=精神的満足、が齎したものである。当然、“快感物質=ドーパミン”が分泌された。だから快感を覚え、そういう行為に駆り立てたのである。

「メタンハイドレード」の利用を考慮すべし!

2011年08月08日 | Weblog
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水深700~2000㍍の深海底に埋蔵されているシャーベット状の<メタンガス>のこと。“燃える氷”ともいわれている。プランクトンの死骸などの有機物が分解されて蓄積したものとみられている。日本近海の推定埋蔵量は、国内の<天然ガス>埋蔵量の“100年分”に相当するといわれている。“不安定で気化しやすい”ことから、採掘、商業化が進まなかったが、福島第1原発の事故をきっかけに、原子力に代わるエネルギー源として期待が高まっている。政府は、2011年度中(今年度中)にも試掘に乗り出す方針を固めている。《日本農業新聞から引用》

※付記:私見・・・
1.私は、“不安定で気化しやすい”という難点を日本の最先端技術なら克服が可能と確信している。<窮すれば通ず>が日本のお家芸でありDNAである。
2.原発に頼らない“脱・減原発”を目指して取り組むべきである。節電と並行しつつ地下構造の地震帯から程遠い立地にある原発は万全の安全対策を講じて実情に合ったやり方で稼働させる。地震帯近郊の原発は即、停止か廃止。
3.再生エコ・エネルギー等々(太陽光、風力、地熱、海洋潮満干差利用、水力、天然ガス、メタンガスも含む・・・)の最大利用<田畑の放棄地利用、海洋上利用等々>。それが実用化の段階に至るまでは 2.を推進する。
4.「埋蔵電力」を発掘せよ。企業・公共団地の<余剰電力>のこと。自家用消費分と売電分を差し引いた残りの電力。全国の総和集計で算出せよ。

※蛇足:官僚の試算では「再生エコエネルギー」の利用では日本全体の電力を賄うことは不可能としている。識者・専門家?も官僚試算を鵜呑みにして自論?を展開し吹聴している。原発推進派は官僚を取り込んで彼等を前面に楯として利用している事も念頭に置きたい。



冥福を祈る!マエタケ逝く!

2011年08月07日 | Weblog
maetake
昭和が尚遠くなった! あのコミカルな歯切れの良い司会で一世を風靡したマエタケ(前田武彦)。・・・肺炎で急死した・・・。大橋巨泉VSマエタケの時代も、もう遠い過去のものとなった。あの頃、青春を突っ走った一サポーターとして二人の存在は大きかった。大なり小なり影響を受けた。82歳という年齢は現在では平均寿命に近い。惜しい人を亡くした。激動の昭和も、ほんとに遠くなった!と実感した。 人気番組「ゲバゲバ」のテレビ黄金期を巨泉と二人で築いた。その功績は後のテレビ番組に多大な影響を与えた。マエタケの愛称は国民的人気の象徴であった。欽ちゃんもマエタケの後ろを見て育った一人である。訃報を聞いて“僕の教科書だった人”、と寂寥の念で述懐した。現在の中高年のタレントはマエタケと巨泉の影響を受けた人が多い。それだけ彼等の存在は大きかった。・・・ここに謹んでご冥福を祈ります。

広島・長崎を忘れまい! そして沖縄も!

2011年08月06日 | Weblog
kiti
月日が幾星霜、経とうとも忘れてはならない記憶がある。広島、長崎の原爆投下だ。人類史上、初の悪夢の洗礼を受けたからである。もう二度と絶対、起こしてはいけない歴史の教訓である。今尚、その病魔に苦しむ人々が居る。その現実を決して忘れてはならない。国益に絡む因果で人間の残酷性を露呈した人類の悲劇である。今日は広島の「原爆の日」である。菅総理も参列して恒久平和を誓うはずだ。口先だけではなく実行・実現してもらいたい。それが一国の最高責任者としての使命である。・・・翻って日本で唯一の地上戦の惨禍に見舞われた「沖縄戦」! 県民の三分の一の尊い命を失った。その厳粛な事実に眼を被ってはいけない。日本国民として座視・無視できない当然の責務がある。戦後66年このかた、いまだに米軍の基地が在り、そのプレゼンス、存在は益々、重要度を増している。何時まで経ったら日本国民の犠牲にこの沖縄が担わないといけないのか・・・。一部の心ある方々は沖縄県民の心情をよく理解し基地撤去に精力を傾けている。でも日本全体としてのうねりの波は小さい。関心が希薄である。もっと沖縄に関心を注いで共に立ち上がってほしい。沖縄県民の切実な願いである。

夏の甲子園始まる 特に東北の三高出場に祝!

2011年08月05日 | Weblog
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例年にない夏の甲子園となる。あれだけ打ちのめされた東北の三校には涙なしには応援できない。よくぞ!出場してくらた。“ありがとう”!満身の力を込めて祝辞を述べたい。勝ち負けは時の運、天に任すしかない。この甲子園にやってきた事に意義がある。勝っても負けても溌剌とした全力プレーで日本国民の期待に応えてほしい。あなた達のプレーの一挙手一投足に国民は拍手を送る。希望の光が あなた達である。被災民の大人たちも、きっと、あなた達に明日への希望の灯を見出すであろう。期待する!・・・

名画「ビルマの竪琴」の名優の演技に感動!

2011年08月04日 | Weblog
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名優達の迫真の演技に真実の戦場秘話を観る。「ビルマの竪琴」は竹山道夫の名作の映画化である。ユーチュウーブで観たが、往年の名優達の迫真の競演に涙なくしては観られなかった。短時間に数回観た。名作は何時の世でも色褪せない不朽の名画となって観る人を引き付けてやまない。あの“埴生の宿”の名曲は奏でる竪琴の調べに乗って静寂で広大なビルマの大地に鳴り響いた。それが戦争の悲惨さを一層、際立たせた。戦争でビルマの大地に散った同胞を見捨てられない水島の苦悩は痛いほど分かる。肉親の待つ日本へ帰りたい心情は、人一倍強かっただろうに・・・。でも若い水島には、どうしても避けて通れない同胞への思いの丈が、ビルマに残る決心をさせた。水島にとっては唯一、同胞への供養が自らに課した生涯の仕事になった。同志と日本へ帰りたい気持ちは山々だがビルマに散った同胞を見捨てるわけには行かなかったのである。・・・

小沢一郎元代表 内閣不信任案 提出 決意!

2011年08月03日 | Weblog
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小沢一郎元代表が、衆院に「内閣不信任決議案」を提出する意向を固めたようである。同一国会に同一議案を再提出できない「一事不再議」の慣例があるが自民・公明両党が再提出に慎重なため、衆院会派「民主党・無所属クラブ」による提出を目指すとしている。小沢氏は新党・新会派結成を視野に賛同者を募る構えである。同氏は党執行部が菅首相退陣を促す動きを見守る構えを見極めて対処する意向である。それでも退陣を拒めば、党執行部に不信任案提出を促す考えだという。難色を示せば、不信任案の発議に必要な50人以上の賛同者を集めて提出に踏み切る方針だという。衆院事務局は慣例を理由に会派代表の民主党幹事長の承認が得られなければ受理しない公算が大きいが、その場合は新党や新会派を結成して不信任案を提出する段取りだという。不信任案は提出者と理由が違えば<一事不再議>に反するものではない。従って、民主党・無所属クラブによる再提出に踏み切る構えである。首相は補正予算、特例公債法案、再生エネルギー特別措置法案の「退陣3条件」を掲げながら辞任時期を明言していない。与野党には「3条件をクリアしても居座る腹づもりではないか」との不信感も強い。これが特例公債法案と再生エネルギー特措法案の成立の障害となっている。小沢氏は「首相を退陣させるには不信任案しかない」と言明しており会期内決着への決意は固い模様である。

時事用語「埋蔵電力」と「高温注意情報」

2011年08月02日 | Weblog
kxt ●「埋蔵電力」・・・企業が持つ自家発電設備のうち、使わずに余っている電力のこと。福島第一原発の事故後、電力供給力の低下を補うのに活用できるのではないかと国会などで話題に上っている。経済産業省によると、全国にある自家発電設備の合計出力は<5400万キロワット>。そのうち売電済や企業の自家消費分を除くと、活用余地は<160万キロワット余り>とされ、原発1基分以上に相当する。菅首相は去る国会の衆院予算委員会で、「経済産業省に本当にどこまで使えるものか、更なる調査を指示している」と語っている。

●「高温注意情報」・・・最高気温が35°以上の猛暑日が予想される場合に、気象庁が発表する注意情報。福島第一原発事故による節電が全国的に進められるなかで、熱中症の被害を減らすために今年導入され、13日から発表が始まった。沖縄県と北海道を除く地域が対象で、気象庁のホームページで、猛暑日が予想差される日の前日午後5時や当日朝に発表される。関東甲信など地方ごとに出され、都府県ごとの予想最高気温も示す。熱中症防止のため、小まめな水分補給に努めるなどの注意点も呼びかけている。