世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

民主党代表選での野田氏の勝因!

2011年08月30日 | Weblog
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各候補の前評判では、いち早く名乗りをあげた野田氏が優位に立っていた。ところが党内最大グループの小沢派と鳩山派が海江田氏を推すことになって形勢が逆転した。案の定、第一回投票では海江田氏143票、野田氏102票となった。ところが双方とも過半数に達せず再投票で海江田氏177票、野田氏215票で野田氏が逆転当選した。・・・事前に決選投票のシナリオを描いていた岡田氏の思惑通りになった・・・。即ち、「決選投票になったら、『非海江田』で票を集中させたい」と、29日朝の国会内で開かれた菅首相グループの会合での江田法相の呼びかけで、了承をとりつけた。「反小沢」での一致である。党内では「海江田氏が1位となるものの、過半数には至らない」との見方が大勢だった。そこで江田氏は、野田、前原両陣営に「決選投票では野田、前原両氏のいずれかが上位になったら上位の候補に投票する」という事を事前に打診し、両陣営も「当然の行動」と了承した。その背景には、党内に、前原氏が首相になったら、世論の支持をバックに<早期の衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか>との警戒感が広がっていたからである。その事が、野田氏が票を伸ばす結果に繋がった。又、藤村修幹事長代理は、鹿野農相の選対本部長である大畠国土交通相に対し、決選投票での「野田、前原、鹿野連合」の実現を要請した。それも受け入れられた。その他の要因も多々あるが野田氏の温厚な人柄と理路整然とした力量が勝因になった。岡田幹事長の描いたシナリオ通りになった。