秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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終着駅という発想は捨て、両方向からの誘客を

2016-04-03 05:49:18 | 日記
 3月26日に北海道新幹線の新青森-新函館北斗(北斗市)が開業した。これにより、新青森は終着駅ではなくなった。

 青森市周辺では北海道新幹線の開業により、終着駅でなくなることへの懸念が出ているという。多くの人が終着駅まで乗車するわけではないので、特別気をもむ必要はないのである。むしろ東京方面、函館方面の両方からの誘客が可能となり、路線が増加することとなり、青森市周辺への行き来がしやすくなるのである。

 北海道の道南や道央から青森県への観光客は増加する可能性が高い。同じ時間で従来では行けなかった場所へ行くことができるようになり、修学旅行などの団体旅行では行き先を延伸するケースが増加するものとみられる。

 ただ北海道新幹線の運転本数が13本であり、他の新幹線と比較し、少ない。新幹線開業でどうしても函館に目が行きがちではあるが、きちんと努力し、観光受け入れ体制を整えれば、観光客数の増加は可能である。

 北海道新幹線の新青森-新函館北斗、東北新幹線の新青森-東京の運転本数の増加が必要だ。北海道の道南や東京方面から青森市へ行きやすくし、一定の路線数を確保しないとどうしても行き来しにくくなる。

 航空機やフェリーとの競合があるが、鉄道の優位性は簡単には揺るがない。