「だれとでも定額」を契機にユーザーが増加し、会社更生手続きから脱したウィルコムは、主軸となる音声端末だけではなく、固定電話型の「イエデンワ」、フリスクサイズの「ストラップフォン」、窓の開閉をチェックする「お知らせ窓センサー」など、ユニークな端末を次々とリリースしている。
そうした“異端”に見える端末群は、他にはない面白さが注目を誘い、ユーザーの目に触れる機会が増える、という効果が期待される一方、PHSならではの特徴を活かす、という性質を追求した結果、生まれたものもある。7月に発売された「迷惑電話チェッカー」もそうした系譜に連なる端末の1つだ。
主な機能は、固定電話に繋いで、迷惑電話がかかってきた場合、音と光で通知するという機能を備え、詐欺などの“迷惑電話”からの被害を防ぐというもの。電話番号を確認するため、固定回線には「ナンバーディスプレイ」の契約が必要だが、迷惑電話とされる番号のデータベース(7月時点で2万件以上)は、警視庁から提供されるデータ、ユーザーが拒否して登録したデータが含まれる。なお、ユーザーが拒否したデータは、「迷惑電話チェッカー」のベースとなった端末の開発元である、トビラシステムズのアルゴリズムで解析される。
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[「詐欺被害を避けるには電話に出ないのが一番」] 「迷惑電話チェッカー」担当者インタビュー
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