新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

休みでもかかる費用

2022-02-16 23:24:25 | 経営

当初明日までとしていた臨時休館は、27日まで延長してしまい、ご迷惑をお掛けしています。宿屋を休むと、変動費と云われる、お客様がいれば必要になる費用は削減できますが、固定費と分類される、休もうが営業していようがかかるものがあります。先日は消防点検で委託業者のアルソック(の再委託業者)が来られました。一回の点検で数万円。業務用冷蔵庫や浄化槽の点検も年2~4回あり、これも費用が発生します。先月には保健所の食品検査(検食)や検便もありました。

半年、1年休むなら、こうした費用も一部は先送りなどの手段が取れるのでしょうが、短期の臨時休館では省くことが出来ません。更に電気や水道などの光熱費も基本料金は一般家庭用より高いものになっています。

臨時休館を延期して、新型コロナ対策は出来るものの、お客様が来ないとなると当然「じり貧」になりますので、3月の営業再開を目指して、気持ちを切り替える必要もボチボチ出てきました。

一時時々


今年の六郷かまくら行事

2022-02-15 23:19:09 | 観光地

今日は2/15、本来なら秋田県南で、横手や六郷などで小正月の(冬)祭りがピークになる日です。残念ながら今年も大半がほぼ中止状態。

そんな中、買い物の際に隣の六郷に。ここでは六郷かまくら行事のフィナーレ、「たけうち」が行われます。今年はたけうちは中止となりましたが、本来の神事である「どんど焼き」は夜に行われるようで、カマクラ畑と呼ばれるたけうち会場には門松やしめ飾りなどが山積みになっており、周囲には天筆(てんぴつ)が立てられていました。

通りを少しウロウロしてみましたが、例年各町内で作られる鳥追い小屋も今年は見られず、観光客向けのお祭りは中止となりましたが、一部の道路脇には天筆が飾られており、地元本来のお祭りの雰囲気だけは感じられました。

夜7時には花火もあがりました。来年こそは、是非この時期の祭りが出来ることを願っています。

のち


雪の予報でも気持ちに余裕あり

2022-02-14 23:16:34 | 経営

先日のプロの雪下ろし以降、こちら秋田では昼間は春のような陽気になってきました。気温はまだ低くく、周りには1mを越える積雪が残っています(横手am8・153cm)。それでも屋根の雪下ろしや、除雪車の後処理も、雪の落ちる場所づくりも当面心配しなくていいので、気が楽です。

明日の午後以降、再び冬に逆戻りとのことですが、それでもゴール目前。屋根の雪下ろしは今季終わったか、もう一度で済みそうです。

この前のプロの雪下ろしの請求書が廻って来て、金額は4万円弱と予想よりもだいぶ安くなっていて安堵しました。一部ではこの機を狙って、雪下ろし詐欺が出ているとのこと。突然訪ねて来て、雪下ろしを請け負い、軒先だけ少し、1時間もしないで作業を終え、一人当たり2~3万円の請求をするとの話もあるようです。当YHではいつもの信頼できる大工さんにお願いしているので、しっかり仕事をしてくれますので感謝でいます。

のち一時


出るに出られない?

2022-02-13 23:10:30 | 季節

今月末には長期滞在のお客様が来る予定になっており、自由な時間はあと2週間になってきました。以前なら思い切って青森県や宮城県の温泉巡りを泊まりで、となっていたのですが、今年も残念ながら新型コロナのため、遠出は自粛。

県内のドライブとも考えますが、雪道を走るのは躊躇してしまいます。その理由としては、まず事故の危険性。凍結路面やホワイトアウトなどの危険が多いことに加え、自分が注意していても他の車が突っ込んでくることは避けられません。また効率面でも雪がない時には、渋滞知らずの秋田の道では1時間で50km走れる計算をするのですが、雪道では計算が出来ません。追い越しも難しいし、道を間違えた時などUターンする場所を探すのも大変です。

更に今年の問題がガソリン代が高いこと。新型コロナの流行が始まった2020年5月頃はガソリンもリットル当たり130円を切るような値段だったので、県内の温泉弾丸ツアーを行いましたが、それでもガソリン代だけで2.5万円。それが3割ほどの値上がりとなると、ガソリン代が更に1万円近くのプラス。これでは気ままにドライブという訳にもいきません。

県内の新型コロナ感染者数も高止まりとなっており、出掛けて誰かに会うわけではありませんが、もう少しおとなしくしていた方がよさそうな感じです。

のち一時

 


茶色の地面

2022-02-12 23:07:16 | 季節

この冬も12月から玄関前から駐車場にかけて敷設している消雪パイプが大活躍となっています。もともと当YHの地下水は鉄分を多く含む「金気臭い」水で、飲用や洗車などには使えないものです。例年春には鉄分が残るのですが、今季は1月に1週間以上継続使用したことで地下水の水位が下がり、鉄分が普段より多めの泥を吸い上げてしまったようで、駐車場や玄関前のコンクリート部分に茶色のコーティングが今年は例年以上に激しく行われてしまいました。

車のタイヤや長靴の裏などにこの茶色が付いてしまい、このまま春を迎えてお客様が来られるようになったら、問題になりそうなほどです。

試しに玄関前の水道からホースの水で洗い流そうとしましたがほとんど落ちず、次に普通のデッキブラシでゴシゴシしましたが、落ちない部分がだいぶ残ってしまうようです。次なる手段は、高圧洗浄機や金属製のデッキブラシでゴシゴシとなりますが、これらは、新たに購入して来なくてはなりません。消雪パイプの稼働がなくなり、雨が続けば自然に流れそうな気もしますが、それにはかなり時間が必要なようです。

のち


そろそろ春の匂い

2022-02-11 23:58:58 | 季節

水曜日にプロの雪下ろしをして以来、雪も落ち着き、今日は晴れて午後には気温もプラス3℃を越えるまでに上昇、関東ではこの程度だと「寒い」ということになるのでしょうが、こちら雪国ではプラスになるだけで「暖かい」と感じてしまいます。まだ周辺は一面の雪ですので、そんなに感じることもありませんが、雪がとけて地面が出てくると、土の匂いがし始め、一層春を感じることになりますが、それはもう少し先の話のようです。

春めいて来たとはいえ、まだ周りにはたっぷりの雪があります。夜8時で積雪は164cmあり、今日の買い出しの際にも、道の両側に雪の壁があります。5月の連休時には、都会から八幡平の雪の壁を走りに来るライダーさんが多く当YHにも来られますが、雪国に住んでいると、わざわざ雪の壁を見に行くとは物好きな、とも思ってしまいます。

八幡平の雪の壁は4-5mあり、2mほどの今の街中の雪の壁とはインパクトが違いますが、これだけ雪がたっぷり周囲にあると、わざわざ見に行こうとは今の時期には考えられません。それでも雪がなくなると、見に行こうかと思ってしまうのは、とても不思議です。


プロの雪下ろし

2022-02-09 23:58:31 | 畑・工作

本日、待ちに待った大工さんが朝9時に到着、屋根の雪下ろしをしてくれました。今回依頼したのは、西側、駐輪場建物に接した部分。ここは滑り止めもなく、一部建物の間が少し空いていて、そこに凍り付いた雪が詰まって落ちなくなっている場所。間違えれば、氷の上を歩くと云う、私にとっては信じられない状態の場所です。

作業は結局3時間弱。見ていてもハラハラするような場所を平気で上がれる大工さんに感謝です。吹き溜まり状態になっていて、最大2mの雪。南側は何度か下ろしましたが、この場所は12月の積雪以来、一度も手を付けていませんでしたので、たっぷりです。春以降に、自分でもここに登れるように滑り止めを設置しようかと考え始めました。

今回もう一カ所除雪を依頼したのが、駐輪場北側の雪山を崩してもらうことでした。ここは屋根からの雪が溜まり、一部では地面からの雪と屋根の雪がつながって、落ちなくなってしまい、このまま降雪が続けば建物の倒壊を招きかねない状態。かつては、人力でこの雪山を崩しに行きましたが、今回の雪は人力では厳しい量で危険も伴います。

重機の登場で、現場突入まで15分ほど。時折傾いたり、下の雪を崩したことで屋根から雪が走り、ユンボのアームが埋もれたりもしましたが、さすがにそこはプロ。積もった雪、屋根から落とした雪を北側の駐車場スペースに移し、さらに南側も落とした雪、勝手に落ちた雪から、駐輪場奥の雪山もザクっと削ってもらいました。

12時過ぎには作業が終わり、挨拶をするまもなく次の現場に行ってしまい、今回の費用がどのくらいになるのかなどの交渉もなし。果たしていくらの請求書が廻ってくるでしょうか?

既に2月も中旬近くで、今年はこれ一度で済んで欲しいものです。

時々

 


何度目かの駐輪場奥の山崩し

2022-02-08 23:59:17 | 畑・工作

本日は、駐輪場奥の雪山が午前中に屋根から一部雪が落ちて、さらにヤバいことになってきたので、緊急雪均し。

作業している場所の屋根から作業中にも雪が走り、音を聞きながらの作業。1時間ほどで、雪の量が多すぎて雪を広げる場所がなくなり、作業終了。それでも少しは落ちる場所が出来たでしょうか。

昨年秋に玄関脇のプロパン廻りに余ったコンクリートを敷き詰め、消雪パイプを増設しましたが、その効果は絶大でしたので、今年の夏以降にはこの駐輪場奥の雪山が出来る場所にも何か工夫をすべきと考えています。壁の保護のために新しく雪囲いをここに立てる予定が頓挫しましたが、それだけでは済まないようで、消雪パイプの延伸と、その水を地中に逃さない、また排雪の設備も必要で、どうやったら安く、簡単にできるか、これから夏頃まで頭の中で試行錯誤します。

今日から日中にはプラスに気温が上がるとのことで、ドカドカ落ちてくれれば、その分数日内に来てくれる雪下ろし業者(大工さん)の作業費用が安くなって助かります!

時々


そこここに大きな雪山

2022-02-07 23:46:50 | 季節

先週月曜に屋根の雪下ろしをして、雪下ろし業者(いつもの大工さん)にSOS発信し、明日か明後日にはユンボ登場が見えて来て、ここ数日のんびりしていましたが、外は2/4夜(164cm/pm8)からの雪で今朝(am8)には195cmまで増え、10時には199cmと去年の記録的大雪(203cm)まであと4cmとなりました。

大工さんに電話した時には、屋根の雪を降ろしたばかりだったので、屋根の上はそんなになく、落ちた雪の処理を中心にお願いしたのですが、ここ数日の雪でまたも屋根にはたっぷりの雪。来た時には話が違うと云われそうです。

家の前の道の反対側には、除雪車が寄せた雪が1階屋根よりも高くなっていますし、当YHの駐輪場奥の山はほとんどそのままの状態で、さらに落ちてくる雪が屋根の上で順番待ち状態になってしまいました。

午後には、2階屋根の雪がドカドカと落ちて来て、またもや客室窓がかなりな状態。明日以降のプロの雪下ろしでここで時間を取られると、他の場所の作業が捗らなくなるため、また不要なカロリーの消費のため、窓から簡易雪下ろし。1時間弱の作業で、かなりさっぱりしました。残りはプロにお任せしましょう。

時々

 


水関連の資料作り

2022-02-06 23:42:43 | 水関連

1/21の最後の長期滞在のお客様出発後、早くも10日以上が経過。その間、ほぼ1年ぶりのお客様のない状態を満喫して、ついついのんびり。

それでも、順調にいけば2月下旬には次のビジネスの方の長期滞在が始まる予定ですので、気が付けば、休暇期間の半分近くが過ぎており、雪との戦いもあり、何も形に残らない状況になりつつありました。これを回避するため、先日からこの前の夏以降に巡りに巡った「水関連」を形にし始めました。

エリアとしては、秋田県南の大仙、仙北、横手、湯沢及び由利本荘市限定で、優先順位としてお客様のニーズの高そうなところからということで、昨日までに「ダム」、「滝」、「湧き水」までを印刷してみました。

一番多く巡った(農業用)溜池は、どこまでニーズがあるのかと、調べ直してみたら、数があまりにも足りないなどの理由から、印刷するのを少し躊躇しています。

一方、春になって雪がなくなった時に動き出せるように、新たに秋田市の溜池や滝などの事前データの収集を開始。これだけの雪で身動きが出来ない状況ですので、先の楽しみを作っておかないと、気分的にもモヤモヤしてしまいます。