本日から秋後半の3連休、関東や関西ではこれから紅葉という状態のようですが、こちらでは、紅葉が平野部まで下りてきて、山岳部では雪の心配が必要になったり、道路や温泉施設の冬季閉鎖も始まってきています。このため、せっかくの3連休なのですが、毎年、お客様はそう多くはお越し頂けません。それでも来て頂いたお客様には感謝です。
さて、上北温泉ツアーの2日目、夜の部は、午前に下見した三沢市を集中攻撃。まず最初に目指したのは、一番渋かった(?)温泉施設の三沢保養センター。町の東の端にありました。
入浴料280円。アルカリ性単純温泉で源泉43.9℃、pH8.9で加水加温等の掲示はなし。浴室には奥にL字型の浴槽と、打たせ湯3、小浴槽があり、微黄透明、温泉臭、無味のお湯がかけ流しで使用。お湯はヌルヌル感が強く、高いアルカリ性の温泉の特徴を如実に表していました。
ここも造りは温泉銭湯といった感じで、お湯は非常にいいものでしたが、設備の老朽化は否めず、利用客も地元の方が大半のようでした。
2日目、夜の部の2湯目は、三沢市の街中にある桂温泉。入浴料320円。アルカリ性単純温泉で源泉、43.8℃、pH8.99。加水は不明、加温、循環なし、消毒あ
りのお湯をかけ流しで使用。浴室には内湯3、サウナ、打たせ湯のほか超音波風呂などがあり、設備はきれいで充実していました。
超音波風呂は「絹の湯」という名前がついており、微細な泡が発生し、白濁したように見えました。ここの前に入ったのが設備的にかなりな状態だった三沢温泉でしたので、こちらの施設が非常にきれいにみえてしまいました。このため、地元の家族連れや若い人などの利用が多いようでした。