フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月20日(木) 晴れ

2020-02-22 15:36:05 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

右手首の具合は、一晩明けて(そんなに寝ていないが)、悪化しているということはなかった。むしろ痛みはいくらか緩和されてきたように思う。念のため近所の整形外科で診てもらう。ここは先代の院長のときに母がお世話になったが、いまは息子さんが跡を継いでいる。レントゲンを4枚撮ったが、骨には異常はなかった。鎮痛剤はあるので、湿布だけ出してもらう。

昼食は「マーボ屋」に食べに行く。

ランチタイムも終わる頃で、空いていた。

今月のお薦めメニューの中から牡蠣の甘辛炒めを注文し、定食にしてもらう。

牡蠣が食べられるのも今月いっぱい、せいぜい来月初旬までだろう。

ランチタイムだけ手伝いに来ている向かいの居酒屋「よねちゃん」のご主人から蒲田の蕎麦の美味しい店を二店教えていただいたので、覚えておこう。

4時を回った頃、散歩に出る。「sanno2198」へ行こう。

大森駅のホームからお店に電話をしていまからうかがいますと伝える(満席でないこととケーキがまだあることの確認のため)。私からの電話とわかったマダムがクスッと笑ったので、「どうしたんですか?」と聞くと、「いま大久保さんの話をしていたところだったんです。大久保さんのご近所にお住まいのOさんという方がいらしているんですが、ご存知ですか?」とのこと。私が「おー!」と驚いた声を上げたら、「オー、ですって」とマダムが言って、電話の向こうで笑う声が聞こえた。

「sanno2198」に行く前に「BAKE MAN」でパンを買う。

「sanno2198」に着くと、先客はOさんお一人だった。Oさんは私のご近所さんだが、千葉にお住いの妹さんが私のブログの愛読者で、今日、どこかへお出かけの帰りに大森で途中下車されてここに来られたのも妹さんからの情報にもとづくものである。「BAKE MAN」でパンも買われたそうである。「ここで先生とお会いでできるなんて、ホント偶然!」とOさんはおっしゃたが、私は週2回ペース、それも火曜と木曜の夕方近くに来ることが多いので(「寡黙(火木)の男」だ)、それに合わせていらっしゃれば他のカフェの場合よりは断然高い確率で私と遭遇すると思う。

珈琲はマンデリンフレンチ(だったかな)。

本日のケーキはチョコバナナケーキ。

Oさんは先に帰られて、その後、誰も来なかった。普段だと閉店ちかくになって常連の方が何人かやってくるというパターンなのだが、今日はそれがなくて、結局、私が本日最後の客になった。今日で9回目の訪問だが、最後の客になったのは初めてである。

閉店の5時半を10分ほどオーバーして店を出る。

有隣堂で「NHK俳句」3月号を購入。

 三月やモナリザを売る石畳 秋元不二男

蒲田駅ビルの「TSUTAYA」が閉店することになった。

すでにレンタル営業は11日に終了しており、いまは閉店セールをやっている。

在庫も大分少なくなっている。「11年間ありがとうございました」と書かれていたが、当初はよく利用した。しかし、この10年でメディア環境は大きく変わった。本当に大きく変わったものである。あらゆるものが「時代遅れ」になっていくスピードが加速している。「時代遅れ」のものを愛好する人々は一定数いるが、それで営業できるのは、その一定数だけを相手にしていればいい小資本(個人営業)の商売だけである。逆に言えば、そういう時代だからこそ小資本でもやっていける時代なのだともいえる。それに、もしかしたら、「時代遅れ」が一周回って「時代の最先端」になる可能性だってないとも限らない。

夕食は8時。鶏のササミの梅シソ挟み焼き、ガンモドキとオクラの煮物、卵と玉ねぎの味噌汁、ご飯。

箸使いも昨日の夜よりも大分ましになってきた。ケンタッキーフライドチキンは手で食べたが、鶏のササミは箸で食べた。

12時半、就寝。