フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月19日(水) 晴れ

2020-02-21 20:39:11 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。

10時半から教授会。午前中の教授会はめったにない。入試シーズンならではある。

会議は1時間ほどで終了。長居は無用。さっさと帰る。

蒲田駅の着いて、普段は中央改札口から出るのだが、今日は川崎寄りの南改札の方から出る。

こちらの改札を出ると向かいに東急蒲田駅の改札がある。そのまま多摩川線に乗る。

1つ目の矢口渡(やぐちのわたし)で降りる。子どもの頃はこの駅名が面白くて、「蒲田の僕」「矢口の私」とか言っていた。さらに「やまのあなた」と並べれば、ある年齢以上の人であれば、「山のあなたの空遠く幸い住むと人のいう」と続けることができるだろう。

カフェ「燈日」(あかりび)。

2週間ぶり、2度目の訪問である。

食事の食べられ日(通常営業)と食べられない日(短縮営業)があるようである。今日は通常営業。

鯖の竜田揚げ和風あんかけ定食を注文。

これが逸品である。上品でやさしい美味しさ。食事の担当はお父様で、お父様のサポートのない日が「短縮営業」(ドリンクとスイーツのみ)なのである。ただの料理の上手な男性というレベルではない。「どこかでお店をやられていたんですか?」と尋ねると、「はい、以前、十数年ほど蕎麦屋で働いておりました」とのこと。そうでしたか。

食後にチーズケーキとブレンド珈琲を注文。

スイーツは娘さんの担当。シンプル・イズ・ベストのチーズケーキである。

蒲田方面行きの改札口もシンプルである。

蒲田方面行きのホームには作り付けの木製の長いベンチが残っている。

池上線の池上駅にはもっと長いベンチがあったが、今回の駅舎の工事でなくなってしまった。まだ残っている駅はどこだろう。あらゆるものが個人化していく時代、この長いベンチはまさに絶滅危惧種である。

蒲田駅前のドラッグストアーを覗いてみたが、マスクもアルコール手指消毒剤もなかった。スコッティの「カシミヤ」というポケットティッシュを購入。6個入りで100円と安価だが、路上で配られているお店の宣伝入りのポケットティッシュに比べてきめがこまかく、眼鏡やカメラのレンズを拭くのに使えるので重宝している。

区の掲示板に池上梅園のポスターが貼られている。見頃を迎えているようである。

帰宅して、玄関で手を消毒する(ドアノブも拭く)。

夕方、雨戸を閉めるときに、ちょっと右の手首の筋を違えたかなにかしたようである(まだそのときは事態の深刻さに気付かなかった・・・)。

夕食のおかずの一つを仕入れるために駅の方へ出る。

ケンタッキーフライドチキンで2ピース(私の分と妻の分)を購入する。私が食べたかったからだが、妻も「あれは突然食べたくなるときがあるわよね」と言っていた。

夕食は7時半。茄子と桜エビの煮びたし、フライドチキン、サラダ、卵とベーコンとチンゲン菜のスープ、ご飯。

夕食の時点で右手首の痛みは箸が使い辛いレベルになっていた。手首を曲げることはもちろん、指を曲げる(握る)ことも反らすことも痛くてできなくなっていた。もし昼間であれば、すぐに近所の整形外科に行っているところだ。

しかし、どうにかキーボードは打てる。明後日が依頼されている査読の締め切りで、明日最終的に報告書をまとめる予定でいたが、もし明日の朝起きて、痛みの具合がさらに進んでいたら困るので、今晩中にやってしまうことにした。傷み止め(ロキソニン)を飲み、湿布を巻いて、午前4時までパソコンに向かい、どうにか仕上げることができた。

それにしてもどうして突然、手首なんかを痛めてしまったのだろう。昨日の晩、別の雑誌からの査読の依頼を断った罰が当ったのではないかという気がしてきた。本当にごめんなさい。

4時、就寝。