フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月31日(火) 晴れ

2020-01-01 18:14:08 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

一階の和室に広げた資料の整理。妻がときどき顔を出して「今日中に終わるの?」と聞く。もちろんですよ。資料の整理の途中で年越しはいやだ。

昼食は残り物のカレーと残り物のご飯(ともに少量)を混ぜて食べる。まかない飯のようである(『グランメゾン東京』のまかない飯は気合が入り過ぎでしょ)。

資料整理を続き。妻がときどき顔を出して「今日中に終わるの?」と聞く。何度も聞くでない。どうやら妻は私に一階のトイレの掃除をさせたいらしい。しかたない、資料整理を中断して、そちらを先に片付けることにする。

夕食前に資料整理は終わる(一応ね)。

夕食は天ぷら蕎麦。私はざるで。妻と(名古屋から帰ってきた)息子はかけで。

年越し蕎麦は「大晦日に食べる蕎麦」と理解しているが、大晦日から元日にかけて、つまり深夜、「年をまたぎながら食べる蕎麦」と理解している人もいるようだ。その場合、夕食を食べた上でそれとは別に夜食として蕎麦を食べることになるわけだが、「夜食はしない」というのが私の生活習慣なので、それはない。夕食で食べた蕎麦は体内で「年を越す」のである。

天ぷらは海老、人参、春菊。いもつたくさん作りすぎるのだが、今年は適当な量である。

デザートは苺。

書斎のテレビで「紅白歌合戦」を流しながら、書架の整理をする。といっても全部の書架(書斎には9本の書架がある)ではなく、デスクから見て左側の壁の部屋の入り口に近い書架の二段目と三段目という局所的な整理である。

ここには清水幾太郎の著作と清水の評伝が並んでいる。清水は生涯に94冊の著作を出している(訳書を除く)。清水には19巻の著作集(彼の没後、娘の礼子が編集したもの)があるが、それは全集ではない。著作集に収められている著作も含めて全部の著作を単行本として出版されたときの形で収集しようとしているが、いまだに完全には揃っていない。

「紅白」が終わるのを待って、近所の女塚神社に初詣に出かける。12時10分前くらいに神社の前に着き、列に並んで(それほどの列ではない)、12時になるのを待つ。

12時になると太鼓が鳴り、参拝が始まる。

本殿を含めて4つの社を回る。

参拝の後は、甘酒をいただいて、焚火にあたる。家の神棚の古い注連縄をもって来るのを忘れたので、いったん帰宅して、私だけ注連縄を持ってもう一度神社に戻り、焚き上げてもらった。

風呂は夕食後に入ったが、神社から戻って、もう一度湯に浸かる。

書斎の壁の新しいカレンダーをめくる。白鳥ですか。白ネズミではないところが、流石である(笑)。

穏やかな一年でありますように。

2時半、就寝。