壬生の政局やいかに…

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タイガーマスクと伊達直人

2011-01-19 12:34:19 | Weblog
児童養護施設に、「伊達直人」を名乗り贈り物が。素晴しいムーブメントだと思います。私、梶原一騎モノの大ファンで、『タイガーマスク』は、幼稚園の頃はテレビに齧りつき、タイガーはじめ悪役レスラーの人形を買いあさったものでした。エンディング・テーマの『みなしごの唄』は、今でも唄えます。ところで、『タイガー』は、アニメと漫画で終り方が違っていたのをご存じですか。アニメは、“タイガーを殺せ”と「虎の穴」の総帥=ザ・グレートタイガーが自ら刺客となり、執拗な反則の末タイガーのマスクをはぎ取った結果、逆に素顔の伊達直人の“もの凄い反則”に合い半殺しに。その後、タイガーマスク=伊達直人は「もう子供たちに合わせる顔がない」と、海外に行ってしまうのでした。一方漫画はというと、正統派レスラーとして成功したタイガーは、世界最高峰のNWAチャンピオンに挑戦するべく会場へ。渋滞のタクシーから降り歩いていた際、トラックに轢かれそうになった子犬の身代わりとなり死亡。薄れゆく意識の中で、ポケットのマスクを(多分)神田川に投げ入れることで、「自分がタイガーマスクであること」を隠しとおしたわけです。アニメも漫画も、最後は不条理ですね。