OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

死後の世界で、わたしは幾つになるんだろう・・・

2010-10-09 14:29:07 | Weblog
写真・・・たぶん、ひっつき虫。いえ、ほんとうの虫じゃなく、衣服に付いて取れにくいから、投げ合いっこしたりして遊ぶ植物・・・ですよね。これが、もう少したって、枯れた感じになってきたら・・・ですよね、違いますかね(^^;。

こういうのを見て、ふと懐かしいなって思ったんですが・・・次の瞬間、いや、わたしには懐かしむような過去って、そんなにないやって思ったんですよね。

実は、今、自宅を取り壊すって話も、ちらっと出来ていて・・・まっ、老人福祉施設を造ることに関しての一プランとして程度のことなので、現実味はあまりないんですが・・・それでも、まっ、そういう話が無くもなくて・・・その際に、やっぱり色々と懐古的な気分にならなくもなく・・・けど、その後にも、やっぱり思うんですよね・・・そんなに懐かしむほどの思い出もないじゃないかって。

なんていうんだろう・・・わたし、ほんとに、淡々と生きていたんですよね。二十歳になるまで、さして悲しいことも嬉しいこともなく・・・生きているから生きているくらいの感覚で居ました。特に生きたくもないけど、死ぬほどの情熱もないし、死んだら母が悲しむだろうから生きていようと思ってました。だから、思春期に死について考えたりしている友人を見て・・・なんてこの人は真剣に生きているんだろうって感心しました。その頃のわたしから見れば、死にたいという人こそ、生に執着している人に見えましたからね。

でも、まっ・・・今は、そんな風には思っていません。それはたぶん、夫と子どもたちのおかけだと思うんですが・・・自分で言うのも気恥ずかしいですが、けっこう真剣に生きています、はい(^^;。

けどね・・・それでも思うんですよ・・・あの頃に戻りたいと思える時間は、わたしにはないなぁ~って。

以前にもお話ししたように思うんですが、知人からこんなことを聞いたことがあるんですよね・・・天国で、人は一番楽しかった頃の自分の姿で暮らすことになるんだよって。だとしたら・・・わたしは天国で姿がないかもしれないなぁ~・・・ということはつまり、地獄行きってことなのかな(^^;。

あの頃は良かったぁ~という感覚・・・ほんとうに分からないんですよね・・・そういうわたしって、不幸せなのかな。それなりに、楽しいことも嬉しいことも、いっぱいあったはずなんですけど・・・わたしの人生って何だったんだろう(爆)。

この前、裕太に「お母さんの人生、まだ半分なんだから」って言われました。100歳まで生きる自信もないし、生きたいとも思わないけど・・・このままだと、これまでと同じ生き方しかできない気がします。「あの頃に戻りたい」「あの時は楽しかったぁ~」、そう思える時間を重ねて生きていくために、わたしに欠けているものって何なんでしょうね・・・と、ひっつき虫を見て、こんなアホなことを思ったのでした(^^;。

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