いよいよ、今日は、北京オリンピックの最終日。張藝謀(チャン・イーモウ)監督曰く、男子マラソンが閉会式直前まで鳥の巣を使用するので、閉会式の為の「大がかりな仕掛けはできない」のだとか。別に、大がかりにしてくれなくてもいいので、今度こそ“スター大合唱”の中継だけお願いしますですよ。成龍(ジャッキー・チェン)、劉徳華(アンディ・ラウ)、孫燕姿(ステファニー・ソン)、莫文蔚(カレン・モク)、容祖兒(ジョーイ・ヨン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、周華健(ワーキン・チョウ)、孫悦(スン・ユエ)、汪峰(ワン・フォン)が歌う『遠方的客人請○留下來』、なんとしても放送して下さい!! で、できますることなら、陳奕迅(イーソン・チャン)、周杰倫(ジェイ・チョウ)、王力宏(ワン・リーホン)といった、参加が噂されている方たちも、ぜひぜひ見せてくださいまし。ミーハー者は、ひとえにそれだけを願っております(爆)。
個人的には、開会式の時に批難されていた口パクもCGも、チャン監督の言う「演出」として受け入れられるんですよね、わたしは。ただ、多民族国家を表すパフォーマンスが、漢民族の子どもたちだけで行われたというのには、心がチクリと痛みましたけどね。きっと、全民族の子どもたちを北京に集められないとか、事情もあったと思いますが・・・この部分は、ただのパフォーマンスであってはいけない部分だと思うので・・・うん・・・ちょっと悲しかったです。(でも、これこそが現実という意味では、象徴的でもありましたが・・・)
それと・・・これは少数派の意見になるかもしれませんが、「羅針盤」とか「紙」とか「活版印刷」とか、中国の四大発明の誇示に関してこそ「どうしてチャン監督?」って思ったんですよね。わたし的には「中国の偉大な歴史や文化」って、今さら一生懸命にアピールしなくても、世界中の誰もが十分に知っているし・・・今の中国に対してどういう考えを持っているかとは別に、彼らの歴史や文化のことは、ちゃんと尊敬しているのに・・・って。
けど・・・実際にオリンピックの競技が始まって・・・あの異常熱狂の応援を見ていると・・・ああ~、チャン監督は、あのパフォーマンスを、外国の人たちに向けて「どうだ!中国って、こんなに凄いんだぞぉ!」と自慢する意図でつくったのではなく、中国の人にこそ、自分たちの「礎」「源」を意識して欲しかったのかなと思ったりしました。
なんていうか・・・あの熱狂を見る限り、今の中国の人たちの中にある自国に対するプライドは、まだ本物じゃないような・・・そんな気がしたんですよね。だって、ホスト国として、ゲストをむかえ持成す余裕がまったくないわけで・・・それって、つまりは自分たちの核に、しっかりとした自信がないってことなんじゃないかと・・・わたしは、そんな風に感じたんですよね。
考えてみれば、今の中国は、とても新しい国で・・・一時は、中国四大発明なんかを生み出してきた過去の歴史を否定したりもしていて・・・わたしたちが抱く、四千年の歴史を持つ中国とは、別の国なんですよね。かといって、完全な新興国じゃない分、プライドの処理が難しくて・・・色んなジレンマの中でモガイテイル国なのかなと・・・。
で、チャン監督のあのパフォーマンスは、そういう中国の人に対する「自分に自信を持とう」という呼びかけなのかなと・・・。ほんと、自分にちゃんとした自信のない者は、個人でも国家でも、他者に優しくなんて、なれませんからね。
とはいってもね・・・日本だって、メダルメダルって騒いで・・・夜のニュースでは、「今日、日本が獲得したメダルは○個です!」とか言っちゃって・・・オリンピックの精神である「オリンピックは国家間の競争ではない」という意識に乏しい態度ですけどね(^^;。
わたしの思う「本物の自信」「本物のプライド」って、相対的ではなく絶対的なんですよね。この世に「絶対」なんてものはないとは思っていますが・・・「本物の自信」「本物のプライド」って、どっちかっていうと絶対サイドに属するものだと思うんですよ。つまり、他者との比較から得られるものじゃない。誰かを負かしたり、ましてや誰かを貶めて得られるものじゃない。だからこそ、「本物の自信」「本物のプライド」を持っている人は、自分以外の人のことをちゃんと認めるし尊敬するし、周りのもの全てに優しくなると思うんですよね。
と言う意味で・・・今のような愛国の形ではなく・・・本物のプライドを、中国の人たちに取り戻して欲しいと思います。それだけのものが、あなたちの国の歴史や文化にはありますと・・・声を大にして言いたいなぁと、そう思ったのであります。
なんていいながら、今日の閉会式では、明星たちを映してくれ!!と、それだけを願う、ミーハーなワタシなのでした(爆)。
個人的には、開会式の時に批難されていた口パクもCGも、チャン監督の言う「演出」として受け入れられるんですよね、わたしは。ただ、多民族国家を表すパフォーマンスが、漢民族の子どもたちだけで行われたというのには、心がチクリと痛みましたけどね。きっと、全民族の子どもたちを北京に集められないとか、事情もあったと思いますが・・・この部分は、ただのパフォーマンスであってはいけない部分だと思うので・・・うん・・・ちょっと悲しかったです。(でも、これこそが現実という意味では、象徴的でもありましたが・・・)
それと・・・これは少数派の意見になるかもしれませんが、「羅針盤」とか「紙」とか「活版印刷」とか、中国の四大発明の誇示に関してこそ「どうしてチャン監督?」って思ったんですよね。わたし的には「中国の偉大な歴史や文化」って、今さら一生懸命にアピールしなくても、世界中の誰もが十分に知っているし・・・今の中国に対してどういう考えを持っているかとは別に、彼らの歴史や文化のことは、ちゃんと尊敬しているのに・・・って。
けど・・・実際にオリンピックの競技が始まって・・・あの異常熱狂の応援を見ていると・・・ああ~、チャン監督は、あのパフォーマンスを、外国の人たちに向けて「どうだ!中国って、こんなに凄いんだぞぉ!」と自慢する意図でつくったのではなく、中国の人にこそ、自分たちの「礎」「源」を意識して欲しかったのかなと思ったりしました。
なんていうか・・・あの熱狂を見る限り、今の中国の人たちの中にある自国に対するプライドは、まだ本物じゃないような・・・そんな気がしたんですよね。だって、ホスト国として、ゲストをむかえ持成す余裕がまったくないわけで・・・それって、つまりは自分たちの核に、しっかりとした自信がないってことなんじゃないかと・・・わたしは、そんな風に感じたんですよね。
考えてみれば、今の中国は、とても新しい国で・・・一時は、中国四大発明なんかを生み出してきた過去の歴史を否定したりもしていて・・・わたしたちが抱く、四千年の歴史を持つ中国とは、別の国なんですよね。かといって、完全な新興国じゃない分、プライドの処理が難しくて・・・色んなジレンマの中でモガイテイル国なのかなと・・・。
で、チャン監督のあのパフォーマンスは、そういう中国の人に対する「自分に自信を持とう」という呼びかけなのかなと・・・。ほんと、自分にちゃんとした自信のない者は、個人でも国家でも、他者に優しくなんて、なれませんからね。
とはいってもね・・・日本だって、メダルメダルって騒いで・・・夜のニュースでは、「今日、日本が獲得したメダルは○個です!」とか言っちゃって・・・オリンピックの精神である「オリンピックは国家間の競争ではない」という意識に乏しい態度ですけどね(^^;。
わたしの思う「本物の自信」「本物のプライド」って、相対的ではなく絶対的なんですよね。この世に「絶対」なんてものはないとは思っていますが・・・「本物の自信」「本物のプライド」って、どっちかっていうと絶対サイドに属するものだと思うんですよ。つまり、他者との比較から得られるものじゃない。誰かを負かしたり、ましてや誰かを貶めて得られるものじゃない。だからこそ、「本物の自信」「本物のプライド」を持っている人は、自分以外の人のことをちゃんと認めるし尊敬するし、周りのもの全てに優しくなると思うんですよね。
と言う意味で・・・今のような愛国の形ではなく・・・本物のプライドを、中国の人たちに取り戻して欲しいと思います。それだけのものが、あなたちの国の歴史や文化にはありますと・・・声を大にして言いたいなぁと、そう思ったのであります。
なんていいながら、今日の閉会式では、明星たちを映してくれ!!と、それだけを願う、ミーハーなワタシなのでした(爆)。