OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

重なり合いつつ、孤独を楽しむ・・・(^^;

2008-03-11 23:22:49 | Weblog
一昨日のことですが、「へぇ~、山口君、結婚したんだぁ~。もうすぐ、パパになるんだぁ~」って、ほっこりお目出度いニュースを見ていたら、「広川太一郎さん死去」のニュースが、目に飛び込んできました。来る人がいれば行く人がいる、出逢いがあれば別れがある・・・それが、この世の中ってことなんですね。

ところで、今頃ですが『007 カジノロワイヤル』見ました。噂どおり、ヨカッタです。ダニエル・クレイグ、ステキ(^^)。

ところで、最近、毎日、庭の梅を見ています。そろそろ咲かないかなと思って。でも、花を待ちわびる気持ちというより、写真に撮ろうというサモシイ気持ちからの方が強くって、自分が嫌になります(^^;。それにしても、蕾って色が濃いですね。凝縮されてるってことなんですかね。

ところで・・・今日は、ほんとうに温かかったです。今年になって始めて、山猫軒で暖房を入れずに過ごしました。とね・・・ふと思ったんです。きっと、今日は、あちこちのブログで「今日は暖かかった」ってことが話題になっているだろうなって。

以前のワタシなら、そう思った瞬間に「なら、わたしは書かない」って思ったと思うんです。皆と同じは嫌、平凡は嫌い、自分だけは特別でありたいっていう人間でしたから(^^;。

でもね・・・今は、そういうの、素敵だなって思うんですよ。暖かい日に、みんなが一斉に「暖かいなぁ」って思うのは当たり前だし・・・それを「暖かいですね」って表現するのも自然なことだし・・・。別に、相談して決めて、それで皆が書き込むわけじゃなく、自然に振舞ったら、みんなが自分のブログに「今日は、暖かかったですね」って書いているっていうの・・・ものすごく、素敵なことのように思えたんです。で、自分が、その中の一人であることも心地好いなって思ったんです。

わざと無理して重なり合おうとするのは、やっぱり嫌だと思うんですよ。ましてや、それを強制されるのなんて、絶対に嫌。でも、だからといって、いつも誰とも重なり合わないでいようとするのも、無理して重なり合うのと同じくらい不自然ですよね。自然に重なる部分と、自然と重ならない部分、それが同時にあるのが、自然なことなんだと思います。

そうそう、少し前に、ライブで得られる共感の世界の話をしましたが・・・ライブなどで、アーティストも観客も、その時その場に集った人たちが共に感じあうことってあるわけですけど・・・そうやって一体感を感じつつ、共感の世界に身をゆだねながらも・・・・誰にも分からないであろう、非常にパーソナルな部分で感じ入っていることってあるでしょ。それと同じなんだと思うんですよ。

同じことを感じつつ、まったく別のことも感じている・・・その両極端な二つのことが、一人の人の中で同時に起こっていることが、人の心の動きとして、一番自然なことのように思うんです。だから、どっちも拒否しちゃいけない。どっちも大切にしてあげなきゃいけないって、そう思うんですよ、はい(^^)。