既に6年目に入り、平日は欠かさず更新してきたこのブログですが、先々週の木曜日は更新をお休みしました。
原因は、私の交通反則点累積が6点に達したため、警視庁から講習通知がきたためです。先月書いたように、パンダの闇討ちに遭い、23キロオーバーで2点加算されたため、私は一ヶ月の免停を覚悟していました。
ところが驚いたことに、一日講習を受ければ免停は免除され、6点も0点に戻されるとか。私が免停になったのは、大学生の頃ですから、当時とはだいぶ法制度が変わったようです。
私は長年、ゴールド免許であったため、更新時の講習も、ほとんど免除されていました。更新手続きに来ても、パネルが飾られた部屋を巡回するだけでしたから、道路交通法の改正には無知でした。
今回の講習には実車を使ったカリキュラムもあるようなので、点数制度も含めていろいろ勉強してやろうと思って、結構意気込んで府中の運転免許センターへ行きました。
当日はあいにくの雨。府中の試験場は既に行列が出来ており、傘を差しながら私も並んで開場を待ちました。大半が免許更新手続きの方だと思いますが、私のように上の階に上がっていく連中は、講習会参加の面々で結構な数でした。
ところが、私に割り当てられた講堂は十人たらず。他の部屋は、概ね数十人いたので妙に思っていたのですが、講師からの説明で理由が分りました。
以前の制度ならば、交通反則累積6点で免許停止1ヶ月です。しかし、法改正を受けて、反則が軽微(一回、三点以下)で、過去3年間に行政処分なしの場合、私のように一日講習を受ければ済むようになったようです。
でも、ギリギリでした。もし7点だと当然に免停処分があります。いわば首の皮一枚つながったと言うべきでしょう。講義を受けて分ったのは、悪質な交通反則に対する罰則が飛躍的に強化されたことでした。
福岡の酒帯運転での子供たちの死亡事故や、無差別ひき逃げ事件などを受けての罰則強化だと聞かされて、思わず納得したものです。反面、優良ドライバーへの優遇措置も設けられたようで、私もその恩恵を受けたようです。
興味深かったのは、午後からの実車講習でした。講師の方(当然に警察OB)を隣に乗せて、近辺を走るだけですが、そこでの話が興味深かったのです。
私の反則履歴をみて、安全運転は出来ているが、バイパスなどでの速度違反が目立つこと。これは性格に根ざすので、再びやる可能性は非常に高いと断言されました。
まさに指摘とおり。私はこの件に関しては、まったく反省していません。闇討ちはともかくも、あのような自動車専用道路の制限速度が50キロであるほうがおかしい。
私がそう言うと、気持ちはわかりますと一言。でも、それを取り締まる仕事をするのが警察です。再び捕まるのが嫌なら、今より10キロ速度を落として運転しなさい、と。
たとえ10キロオーバーでも違反は違反です。でも、落とすことを意識することにより、今までよりも格段に捕まる可能性は落ちるでしょう、と。
なるほど、と思いましたね。非常に実用的なアドバイスであったと思います。実はもう一人、同じ車で実車講習を受けていた初老の男性がいたのですが、彼に対するアドバイスも、またその方の実際の反則履歴に即したもので、傍で聞いているだけでも参考になるものでした。
このような実車講習は、従来なかったと思いますが、たいへん有益だったと思います。なんといっても、過去に取締りをやっていた元・警察官の方のアドバイスですから、有意義なのも当然なのでしょう。
これ以外に、ペーパーテストやシュミレーターを使ったテストもありました。たいへん悔しいことに、参加者325名中、私は37番目の成績でした。あの程度のテストならば、一割以内に入りたかったですね。あのシュミレーターの意地悪な走行パターンを読み違えたのが敗因でしょう。
とりあえず、目先の目標としては一年間、捕まらないことです。反則をしないと書かない辺りが、私が素直でない証拠です。だって、あんな快適な自動車専用道の制限速度が50キロであることのほうが、絶対おかしいですから。
そんな訳で、その日一日、試験場で過ごしたため、帰宅した時は疲れていたのでブログの更新をさぼった次第です。
どうか、ご勘弁のほどを。
原因は、私の交通反則点累積が6点に達したため、警視庁から講習通知がきたためです。先月書いたように、パンダの闇討ちに遭い、23キロオーバーで2点加算されたため、私は一ヶ月の免停を覚悟していました。
ところが驚いたことに、一日講習を受ければ免停は免除され、6点も0点に戻されるとか。私が免停になったのは、大学生の頃ですから、当時とはだいぶ法制度が変わったようです。
私は長年、ゴールド免許であったため、更新時の講習も、ほとんど免除されていました。更新手続きに来ても、パネルが飾られた部屋を巡回するだけでしたから、道路交通法の改正には無知でした。
今回の講習には実車を使ったカリキュラムもあるようなので、点数制度も含めていろいろ勉強してやろうと思って、結構意気込んで府中の運転免許センターへ行きました。
当日はあいにくの雨。府中の試験場は既に行列が出来ており、傘を差しながら私も並んで開場を待ちました。大半が免許更新手続きの方だと思いますが、私のように上の階に上がっていく連中は、講習会参加の面々で結構な数でした。
ところが、私に割り当てられた講堂は十人たらず。他の部屋は、概ね数十人いたので妙に思っていたのですが、講師からの説明で理由が分りました。
以前の制度ならば、交通反則累積6点で免許停止1ヶ月です。しかし、法改正を受けて、反則が軽微(一回、三点以下)で、過去3年間に行政処分なしの場合、私のように一日講習を受ければ済むようになったようです。
でも、ギリギリでした。もし7点だと当然に免停処分があります。いわば首の皮一枚つながったと言うべきでしょう。講義を受けて分ったのは、悪質な交通反則に対する罰則が飛躍的に強化されたことでした。
福岡の酒帯運転での子供たちの死亡事故や、無差別ひき逃げ事件などを受けての罰則強化だと聞かされて、思わず納得したものです。反面、優良ドライバーへの優遇措置も設けられたようで、私もその恩恵を受けたようです。
興味深かったのは、午後からの実車講習でした。講師の方(当然に警察OB)を隣に乗せて、近辺を走るだけですが、そこでの話が興味深かったのです。
私の反則履歴をみて、安全運転は出来ているが、バイパスなどでの速度違反が目立つこと。これは性格に根ざすので、再びやる可能性は非常に高いと断言されました。
まさに指摘とおり。私はこの件に関しては、まったく反省していません。闇討ちはともかくも、あのような自動車専用道路の制限速度が50キロであるほうがおかしい。
私がそう言うと、気持ちはわかりますと一言。でも、それを取り締まる仕事をするのが警察です。再び捕まるのが嫌なら、今より10キロ速度を落として運転しなさい、と。
たとえ10キロオーバーでも違反は違反です。でも、落とすことを意識することにより、今までよりも格段に捕まる可能性は落ちるでしょう、と。
なるほど、と思いましたね。非常に実用的なアドバイスであったと思います。実はもう一人、同じ車で実車講習を受けていた初老の男性がいたのですが、彼に対するアドバイスも、またその方の実際の反則履歴に即したもので、傍で聞いているだけでも参考になるものでした。
このような実車講習は、従来なかったと思いますが、たいへん有益だったと思います。なんといっても、過去に取締りをやっていた元・警察官の方のアドバイスですから、有意義なのも当然なのでしょう。
これ以外に、ペーパーテストやシュミレーターを使ったテストもありました。たいへん悔しいことに、参加者325名中、私は37番目の成績でした。あの程度のテストならば、一割以内に入りたかったですね。あのシュミレーターの意地悪な走行パターンを読み違えたのが敗因でしょう。
とりあえず、目先の目標としては一年間、捕まらないことです。反則をしないと書かない辺りが、私が素直でない証拠です。だって、あんな快適な自動車専用道の制限速度が50キロであることのほうが、絶対おかしいですから。
そんな訳で、その日一日、試験場で過ごしたため、帰宅した時は疲れていたのでブログの更新をさぼった次第です。
どうか、ご勘弁のほどを。