今日は、労働者の祭典でもある「メーデー」の日ですね。
各地で組合組織に加盟する労働者たちが集まって集会が行われたようですね。
残念ながら?わが社には「労働組合」なるのもがないので、こういった集会には参加できません。
鉄道会社の労働組合といったら、即「ストライキ」という「悪い」イメージを思い出す方も多いと思います。昔の「国鉄」のなりふりかまわぬ「ストライキ」のイメージがあまりにも強いんでしょうね。でも最近は「ストライキ」という言葉すら鉄道会社からは聞かなくなり、航空会社の「定番」?となった感じがしますね。
「ストライキ」は労働者に与えられた「権利」でありますから、あえてここでは「賛否」はといませんが、せめて労働者である以上は「労働組合」が会社にあってもいいと思うのですが・・。
わが社の場合、昔はJRからの出向者が大半を占めていた時は、出向者はそれぞれのJRの系列の組合に加盟していたため、プロパー社員には「組合」がありませんでした。
その分、JRからの出向者らの所属組合の違いによるいろんな「ギクシャク」した中での諸問題に、プロパー社員たちは本当はまったく関係ないのに振り回されていたようです。
その影響でしょうかJRからの出向者がいなくなった時に、プロパー社員に組合が必要かどうかを聞いたところ、古くからいたプロパー社員はそういった「疲れ」からか「不要」もしくは「ノーコメント」で、入社歴の少ないプロパー社員や若いプロパー社員たちは「ぜひ必要」という回答がありました。
結局は人数的に「労働組合」結成についての意見がほぼ半々だったので、結成を見送った経緯があります。みんながまとまらなければ、以前みたいな「ギクシャク」した関係の中での仕事は良くないとの判断からです。
それでもあえて言わせていただくと、仕事の事について陰で文句ばっかり言っているのは、そのときに「反対」していた人たちばっかりなんですよね。
「じゃあ、なんであの時反対してたの?」とついつい言いたくなりますよね。
私的には、会社と争うとかいう「昔的」な考えの「労働組合」が欲しいんじゃなくて、会社と私たち「労働者」との風通しのよい職場環境であってほしてための「受け皿的」なものであって欲しかったからなんですが、今となっては「無理」でしょうね。
このプログでは「タブー」にも近いこの問題をメーデーでもある今日に「あえて」触れさせてもらいました・・・。