のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

おざやど

2013-03-08 | アート・文化

【31行路 非番】

今年も春の“定番”となったお寺のお参り「おざやど」がわが家で行われました。

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毎年のように「なんで、うちみたい狭い家でやるん」「もっとでかい家の所でやればいいのに」って母と喧嘩になりますが、結局は誰もやる家がないんで役員やっているうちが“宿”になってしまうんでしょうね。

「そんなんならもうやめてしまえば」って言ってはいるんですが、こればかりは昔から続いている事なんで簡単にはやめれないようですが・・・

簡単に「おざやど」行うって言うけど、準備が何かと大変なんです。

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掃除は母がしますが、提灯飾って、障子外すのも、二階から座布団おろすのも私の役目

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そんな苦労も、御坊さんのお参りのあとのお説教聞いたらスッキリして吹っ飛んじゃいますが・・・

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今回も近所から30人ほど来られましたが、どこに行ってもおんなじで隅っこにいっぱい集まって前には出ないんですよね。

だから30人ほどいても、さびしい感じの画になってしまいました。

最近は秋祭りの“よばれ”もしなくなったので、家の居間・仏間・座敷の障子を全部外すことは「おざやど」の時だけになってしまいました。

三部屋続きになったら24畳間になりますが、これを見ると「うちもこんなに広いんや」って思いました。


バレンタイン

2013-02-14 | アート・文化

【34行路 遅出日勤】

今日は「バレンタイン」です。

“大本命”の富山の姪っ子からの「手作りチョコ」以外は、全部「義理チョコ」

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最近は、お客様から列車の折り返しの合間や下車時に「はい運転士さん、チョコレート」って感じでいただくことがあるんです。

今年も数個・・・・・

どうせ「本命チョコ」なんてもらっていないんだろうから・・・って思って渡してくれるんでしょうね。

多分、よくご乗車される方なんでしょうが、なにぶん物覚えが悪いもので、なかなかいただいた方の顔を覚えていなくて、完全な「一方通行の義理チョコ」になってしまいます。

ま、そっちの方がお返ししなくていいかな・・・

最近は女性同士でチョコを交換しあう「友チョコ」ってのもあるんですね。

姪っ子は、しばらくは「おやつ」に困らないくらいたくさんの「友チョコ」もらったって写メくれました。

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それにしてもスゴイ・・・


カキ餅づくり

2012-02-12 | アート・文化

【公休】

「のと鉄道」では、土・日に穴水駅で「ホーム あつあつ亭」で「牡蠣(カキ)」の料理で頑張っています。

たぶん今日もいっぱいのお客様が来られたと思います。

「カキ」違いですが、我が家では母が「カキ餅」づくりで頑張っています。

お餅をついたやつを薄く切って、それをこの寒さの中で干すと「カキ餅」が出来上がるのです。

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穴水のほうでは、これを大量に作って商売をしている方もいらっしゃるようですし、お客様より「差し入れ」でいただいたこともあります

能登の冬には欠かせない「風物詩」のひとつと言えるのではないでしょうか。

我が家では「吊るす所がない」とかで、新聞紙の上に広げて乾かしているようです

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これをレンジの中にいれて「チン」すると、おいしいカキ餅が出来上がり・・・となるのです。

もう少し乾燥させるみたいですが、今年の出来はどうなるでしょうね。

寒さもしばらく和らぐようですが、金曜日あたりからまた「大雪」の週間予報も・・・

またまた「33行路」にブチ当たりそうな感じ・・・


文化の日

2011-11-03 | アート・文化

今日は「文化の日」

自称「文系」の私としては、何か文化的なことを・・・と思ったんですが、あいにく仕事でしたので何も出来ずじまい

今では“忘れ去られた存在”で穴水の人間になったと思われているみたいで、町や市からも写真の出品依頼もなくなってしまいました。

唯一、会社から言われた恒例となってしまった穴水町の文化祭への鉄道写真の出品くらいでしょうか。

それも乗務のため見にいけず・・・

七尾では商店街でイベントがあって、和倉温泉からの小学生・中学生が多く、どの列車もそこそこ乗っていました。

ただ、ほとんど列車に乗ったことがない子供たちばっかりなので、切符買わずに乗ってくる・列車の「後ろ乗り・前降り」が知らない・車内で大騒ぎする・通路に座り込むなど対応に大変でした。

自称「文系」運転士らしく出来るだけ“優しく”注意していましたが、この子らだけが悪いわけじゃありません。

もっともっと学校も“お勉強”ばかりではなく、いろんな“社会勉強”させるのもひとつの「文化」だと思いますね。

とくに高校生


おざやど

2011-03-06 | アート・文化

今晩、わが家で「おざやど」と呼ばれる、この地の浄土真宗の春の恒例行事が行われました。

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「おざやど」とは、お寺の住職が夜に町内の家に来られて、お参りとありがたいお話をされるものです。

足の悪いお年寄りでも来れるようにと、町内のあちこちで約一週間まわりながら行われます。

「なんでうちみたいな狭い家にするん・・・」といつも母と喧嘩しますが、母が寺の役員しているのと、うちの近所では誰もやってくれないので、いつも最終的にはうちになってしまうんです・・・

障子外したり、座布団を準備したりとけっこう大変なんですが、一年一度の「大掃除」する“きっかけ”になるからいいかな・・と最近は思っております

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今日のお話は

閻魔様のお話から、人間は挨拶しなくなってしまった。

これからは最低三つ

「ありがとう」「ごめんなさい」「・・こそ」

を言える人でありたい・・・

との事でした。

「ありがたや・・・」