のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

アンパンマン列車

2008-10-31 | インポート

今回の高知への旅は、高岡にいる姪っ子も一緒に来ています。

5歳の姪っ子には高知に行く事が決まってから、アンパンマン列車に乗ろうと約束していたので、今日はその約束を果たしました。

高知駅は2月に高架化されて、以前の面影はまったくありませんでした。近代的な建物に生まれ変わって駅も新しくなってよかったのですが、架線がない高架駅に違和感を覚えたのは私だけでしょうか?

アンパンマン列車は、ほとんど飛び乗りに近い感じだったにもかかわらず、アンパンマンシートの指定席も取れて、短区間の乗車でしたが、姪っ子は大喜びでした。

JR四国のアンパンマンのキャラクター起用はズバリ大正解だったようですね。駅に着いても子供たちの人気の的で、撮影するのも順番待ちの状態でしたね。正直なところ「のと鉄道」にも何か強力なキャラが欲しいですよね。

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土佐くろしお鉄道

2008-10-30 | インポート

何とか眠い目をこすりながらも、朝8時に無事高知県高知市に着きました。さすがにほとんど不眠状態だったので少しだけ着いてから眠りましたが、スキーに行く時もほとんど同じ状態で慣れているので?早速ここ高知に来たらいつもの定番?の「土佐くろしお鉄道」の乗車に出かけました。

中村・宿毛方面は遠いので、最近は「ごめん・なはり線」ばかりに乗車しています。

車両は、「のと鉄道」と同じ新潟トランシス製なので車内設備もよく似たところも多いので、ついつい比較してしまいます。列車に乗ったらやっぱり前の方に陣取りますが、自分の列車でもワンマン運転をしていたら「そんな所に立たれると仕事の邪魔なんだけどな・・・」と思う場所にはもちろん立たず、遠巻きに運転士の仕事ぶりを拝見しました。列車に乗っても前の展望よりも運転士の動作を見てしまうあたり、数日前の乗務員訓練を思い出します。一種の職業病なのかも知れませんね。

高知発の「ごめん・なはり線」直通の列車は高知-南国間はJR四国の運転士が運転するので、そちらの運転士の基本動作・接客・扱いなども土佐くろしお鉄道と比較になってよかったです。

乗車した車両は「ごめん・なはり線」自慢の展望車両でした。JR区間は閉鎖されていますが、土佐くろしお鉄道の線区に入るとオープンされます。ただこの時期は寒いのかせっかくの展望デッキに出ていた人はまばらでした。でも、これだけで十分人が呼べる車両なんで、わが社にもほしい一両ですね。土佐くろしお鉄道の車両は「宝くじ」号みたいなんで、わが社でも何とか・・・・・

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四国に出かけました・・・

2008-10-29 | インポート

私の姉は高知に嫁いでいますが、来月1日にその娘(私からみると姪っ子)の結婚式、翌2日に義父さんの一周忌にぜひ来てくれと言われていたのですが、わか社の状況からなかなか休みが出る状況でなかってほとんど諦めていたのですが、何とか社員の協力により休みが出たので、30・31日は本来の休日、1~3日まで年休をいただき、4日の公休をふくめて6日間の高知行きとなりました。

少しでも交通費を安くあげるため、高速道路のETCによる深夜割引を利用しての走行のため、今日は遅出遅終日勤の仕事を、早出早終の日勤仕事に勤務変更してもらい、仕事が終わってから夜に能登を発って深夜走行での高知行きで、車の中からの携帯でのブログ更新です。

朝も早かったのでめちゃ眠いですが、仮眠しながらのんびりと走ります。

行って来ます~


乗務員訓練

2008-10-28 | インポート

今日は非番だったのですが、仕事が終わってから「乗務員訓練」がありました。

「乗務員訓練」はここでも何度か紹介していると思いますが、簡単にいうと乗務員のいわゆる「研修会」みたいなもので2ヶ月に一度あります。

今回は他の運転士の列車に前頭添乗して、その運転士の基本動作や運転取り扱いがどのように行われているかを見て評価するというものです。お互いの仕事ぶりを見て自分の仕事にも役立てていこうというものでした。

穴水から田鶴浜までの一往復、さすがに「見られている」という緊張感からか、どの運転士もキビキビと運転していたよようです。


EF81 301号機

2008-10-27 | インポート

FW:301号機
JR貨物の最新鋭のEF510の不調続出?のため機関車不足となった富山機関区で、門司から急遽保留車扱いだったEF81の302号機が助っ人にやってきて、北陸での初運用として、配261に充当されたと知人が松任にて撮影したのを写メしてくれました。

貨物ファンの私としてはたまらない光景です。何とか撮りたいのですが・・・


二日続きの訃報

2008-10-25 | インポート

昨日のIさんの訃報に驚いていたのですが、今朝の新聞でまたも突然の訃報にびっくりいたしました。

国鉄時代に駅の委託駅員をされていたSさんがお亡くなりになりました。71歳という若さでした。

Sさんと私の父が知り合いだったせいもあって、よくSさんにはお世話になりました。高校時代に国鉄能登線の廃止問題が出てきた時に「鉄道同好会」で廃止反対の冊子を作成したときに何かとご指導・助言そして寄稿文までいただき一緒になって廃止反対活動に参加されました。

また、駅に遊びに行っても気軽に声をかけていただいたり、珍しい「お宝」をいただいたりといろんな面でかわいがっていただいた方でした。

二日続けて鉄道とかかわりのあった方が亡くなってショックでした。


訃報

2008-10-24 | インポート

今朝の新聞を見て驚きました。

市内で旅行会社を営業されていたIさんが亡くなられました。Iさんとの出会いは、私が高校三年の時、国鉄がこの年から高校卒業生新規採用を中止した時に、国鉄一本に決めていたため途方に暮れていたときに、先生からかわりの就職希望先を探せと言われ、どこか希望するところがないかと言われたため、国鉄が駄目なら旅行会社でも・・・と思って希望を出したところ、「あなたは鉄道も好きみたいだから旅行にも関心あるだろうから、できれば採用したいんだけど、やっぱり旅行の専門学校を出なきゃ即戦力にならないから申し訳ないけど・・・・・」と断られたことがあります。

その後、会社の慰安旅行やJR珠洲駅での募集旅行などで添乗員として何度も顔を合わせる機会があったのですが、いろいろと気軽に話かけてくれた顔はちょっと怖いけど優しい方でした。しかし若くして病に倒れ旅行業も廃止され、自宅療養されていたと聞きます。突然の死に驚いております。Iさんのご冥福をお祈りいたします。


鉄道雑誌

2008-10-23 | インポート

この時期自宅には書店から鉄道雑誌が配達されてきます。

「鉄道ジャーナル」は高校時代から、「鉄道ファン」「鉄道ビクトリアル」「レイルマガジン」の3誌は社会人になってからずっと定期購読しています。

どれもそれぞれ特徴のある内容で、ここまで来たらやめるわけにもいかず、ずっと読み続けています。当初はマニアの立場から読んでいたのですが、鉄道マンになってからは業界誌としての観点から読んでいることが多く、結構仕事をしていても役立つことがあるんですよね。

ちなみに他にも定期購読している鉄道雑誌は、「鉄道ダイヤ情報」「旅と鉄道」「Jトレイン」です。


北陸鉄道の区間廃止

2008-10-22 | インポート

今日の夕刊・ニュースにて北陸鉄道の石川線の鶴来~加賀一宮の区間廃止が報道されていました。末端部分3キロあまりの区間ですが、手取川に沿うように走っているため、橋梁の維持・管理にも莫大な費用がかかるため、来年11月に廃止を決定したという事です。

同区間のそばはスキーや登山などでよく通りますが、よくぞここまで持ちこたえた・・・と思います。金沢近郊で交通もそれほど不便でもなく、バス代替でも十分やっていける区間なのに・・といつも思っていただけに、区間廃止と聞いて「当然の選択」だと思います。

乗らない人や鉄道マニアに限って「廃止は残念」とコメントしていますが、企業経営という観点から見たらやむをえないんですよね。

のと鉄道の能登線にしたって、トンネルの多さから維持・管理が逆に経営を圧迫して廃止に追い込まれたという事実を思うと、賛否両論いろいろ言われると思いますが北陸鉄道も大変な決断だったな・・・と思います。