今日は非番。
朝の122D・123Dの一往復で終わりです。
この列車は3両編成で唯一の「車掌」乗務列車。
いつもなら、車掌の出発合図通りに列車を走らせれば、あとは集札もないし「楽」して終わる乗務なのですが、今日はいつものようなわけにはいきませんでした。
現在、いままで車掌として乗務していたTが現在「運転士見習」として教導とともに所定行路に入って訓練しております。
その関係で「車掌」が人がまわらず、駅関係の人などが「車掌」をやったりしてなんとかその場をしのいでいましたが、今日はそれでも人がまわらなくなったので、「T助役」が「車掌」として乗務いたしました。
T助役は運転士あがりで、今でも人がまわらなかったら「運転士」として乗務いたしますが、「車掌」として乗務するのは今回がはじめてだと思います。
何が緊張したかというと、車掌として後部の運転席に座っていながら、私の未熟な運転技術を見られるのが嫌だったんです。運転席にいれば、速度計・圧力計・時計などを見ているだけで、その人の運転技術がわかってしまうんですよね。
速度超過していないか? 加速・減速はスムーズに行われているか? ブレーキのかけ方・ゆるめ方は適正かどうか? 運転時分は正確かどうか?
いろんな事が計器を見ながらわかってしまうんですよね。しっかりやっていれば何ら問題ないんですが、まだまだ未熟者。「見られている・・・」という「.緊張感」での朝の一往復でしたが、自分にとっては、たまにはいい「薬」になったのかもしれませんね。