のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

やっときた私のゴールデンウイーク

2009-05-05 | インポート

私たち鉄道業は、世間が、今年は16連休もある・・・、5連休しかない・・とか騒いでいようが、休みは「年休」を出さない限り大半が行路のまわりで決まってしまい、ゴールデンウイークに「大型連休」が出来るなんてまずありえない業界です。

その「年休」にしても、このゴールデンウイークの時はいろんなとり方をする社員がいますね。

まずは、年休提出の「理由」に「来客」とか書いてヒンシュク買っている社員・・・(誰だってこの期間中は家に来客あるっちゅうの)。そういう社員は決まって、お盆・年末年始にも同じように「来客」って書いております。

あとは、田んぼもっている社員なら、「田植え」とか書いて年休もらう場合がありますが、これは仕方ないですね・・・

あと外せないのが、先日の七尾のB運転士のように地元のお祭りの場合。「年休」は「冠婚葬祭」優先ですから、お祭りに参加する社員の「地域貢献」のためには、原則的に何があっても休みを出してくれるので感謝いたしております。

問題外なのは理由も書かずに休みをよこせ!といわんばかりの社員もいます。困ったものです・・・。

私的には、この期間は出かけるにしてもどこに行ってもうんざりするくらい人がいっぱいだし、家にいたら帰省する親戚や同級生などの接待がけっこう面倒なんで、仕事していた方が好きなんですよね。

ただ、5月5日だけは昭和59年に亡くなった父親の命日なので、毎年、家族全員揃って、僧侶にも来てもらって墓前でお参りしているので、「本当は休みたい」のですが、こういう業界で休みたい人も大勢いるので、あえて「年休」はもらわずに、仕事まわり(行路)次第で今までやってきました。

ですから、僧侶もわかっているので、お参りにいると私を見るなり笑いながら「おっ、珍しい人いる。今年は休みか・・・。いつもなら、いないか、すぐにいなくなる人が今日はいる・・・」とからかってきます。

今年は、ラッキーだったかもしれません。たまたまの行路のまわりで5日・6日の連休がまわってきました。

おかげさまで、朝は家族揃っての父親の墓前参りが出来ました。そのあと、帰省している従兄弟らと「山菜採り」「堤防釣り」、夜は遅くまで「バーベキュー」で飲んで食べて、私なりの「長い」コールデンウイークの「初日」を楽しみました。