のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

Geburtstag

2007-01-24 | KLAUS NOMI
S p e r b e r 〔男性名詞〕 発音:シュペルバー  意味:ハイタカ 

ふふん
ハイタカですって。
ゲドじゃあるまいしね。
ちっとも似合いませんね。

何に似合わないかって
KLAUS SPERBER 氏にです。


本日は
KLAUS SPERBER 氏 のお誕生日でございます。
お生まれになったのはドイツ南端の町、インメンシュタット




アルプスの山ふところに抱かれた、うるわしき田舎町のようでございます。

ご幼少のみぎり。


Picture Copyright:2004CV Films|CAMEO Film|ZDF/Arte

うーむ。ドイツですねえ。いや、何となく。

見た所、ごくごく普通のコドモでいらっしゃいます。

このコドモが後年こんなことに ↓ なろうとは



親類縁者ご近所さん一同、想像だにしなかったに違いございません。
当の本人だって想像しなかったに違いございません。

「誰これ」あるいは「何これ」とお思いんなった貴方は、のろや新顔さまでいらっしゃいますね。
ようこそ、いらっさいませ。
こちらはですね、コホン(空咳)、KLAUS NOMI 氏とおっしゃいまして
バイエルン出身の火星人でいらっしゃいます。
以降、どうぞお見知りおきを。


ヤツの出身地をエッセンやベルリンとしている記事もたまにございますが
これは間違いです。ワタクシ確信を持って申し上げます。

ベルリンは、大学入学からN.Yへ渡る直前まで住んでいたというだけでございます。
そして、ヤツがバイエルン(バヴァリア)出身であることは
たいていのバイオグラフィーの一致するところでございますが
もちろんベルリンも、エッセンも、バイエルン州ではございません。

また
ご自身、子供時代のことを回想したインタヴューにおいて
「僕の住んでいた小さな町に・・」と語っておられますが
工業都市として有名なエッセンに「小さな町」という形容はあたりませんでしょう。

ダメ押しに
洋盤DVDの特典の中で、彼の叔母さんが「When he grew up in the Allgaeu...」 と言っておいでですが
Allgaeu アルガウ というのはインメンシュタットを含むドイツアルプス地方の地名でございます。

(上記の叔母さんの言葉は、英語字幕からの引用です。
 実際の証言はドイツ語です。ちなみに、前後をご紹介しますれば
「Klaus was always a beautiful child. Even when he was a baby.
When he grew up in the Allgaeu, he was always out in the fresh air...」
ですって。)

さておき。
以上もろもろのことを鑑みるに、
インメンシュタットをヤツの出身地とする情報の確証性は高うございましょう。

もちろん、のちにエッセンへと引っ越した可能性はございますけれども
さきに言及いたしましたインタヴュー内容なども考えあわせますと
少なくとも13、4歳の頃まではこちらでお育ちになったものと思われます。


まあ
KLAUS SPERBER 氏 がどこのご出身であろうとも
歌う変異体 KLAUS NOMI は、アウタースペースからやって来たんでございます。

そういうことにしておこうではございませんか。

そしてこちら様 ↓ のおっしゃるとおり、
thecandle: Mr.Nomi
今は星々の間を飛び回るのに忙しくしてらっしゃるので
地球に立ち寄ってる暇がないんでございますよ。

そういうことにしておこうではございませんか。

YouTube - The Nomi Song trailer


誕生日おめでとう、クラウス・ノミ。


Picture Copyright:2004CV Films|CAMEO Film|ZDF/Arte



ところで
おとついワタクシ、クラウス・ノミについて プーチン大統領 と話し合っている夢を見たんでございますが
・・・あれはいったい何の予兆なんでございましょうね。