元ベース弾きの田舎暮らしは

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再掲載「一つのビールケースに何人乗れますか?(研修)」

2019年02月16日 | 自己啓発
多くの方に、お読みいただいている私のブログ。
沢山の記事の中でも、今でも私自身の記憶に鮮明な20年以上前の出来事を書いたもの。
そして今でも、繰り返しお読みいただいている記事と写真を再掲載いたします。

以下 10年前の記事です。

『クイズではなく、十数年前の研修のカリキュラムのひとつです。
予算統制のための企画をしていた時代の研修。

受講生の賛否が分かれた研修です。
理解ある上司と実施しましたが、主催者である私が衝撃を受けたもの。

営業マンにモチベーションを持ってもらうためのものでした。
またいらぬお世話ですが、充実した人生を送ってもらいたいとも。

チーム分けされた人数全員が乗れと言われた時、最初こんな人数が乗れるわけは
ないと思ったのです。講師は乗れるとも、乗れないとも言いません。
24本入りのビールケースですから、足場は狭く不安定。

結論です。
何人かは言えませんが、想像を超した人数が乗れるのです。
やれると思ったチームは、工夫しながらやります。
仲間を信頼しないとできない乗り方とリーダーが必要。
できないと思ったチームは、できるまでに数倍の時間がかかります。

乗れた時の達成感と感動は忘れません。

   

もう一つの印象的なカリキュラム。

じゅうたんが敷いてある部屋を薄暗くして、全員が横たわります。
音量を絞って、軽く音楽を流します。

講師の声が響きます。
「あと半年の命と考えてください。
今何をしたいですか。どこに行きたいですか。誰に会いたいですか。
あと一ヶ月です。あと一週間です。あと一日です。」

「もう寿命が尽きます。
誰に何を言いたいですか。今から音楽のボリュームを上げますから、誰にも聞えません、
はい!言ってください。」

ほとんどの人が「ありがとう」と言います。感謝して「死ぬ」のです。

そして「生きかえる」のです。
今までできなかった行動と考え方を、今日からして欲しいとのカリキュラムです。

戦略的思考を養う研修は数多く受けました。
しかし この研修ほど、魂を揺さぶられたものはほかにはありません。

自分に甘い性格は、変わっていません。
企業人として、足らない部分も多いのです。

でも多くの仲間と知り合えて、第2の人生を送れる幸せは感じます。
当時の講師の先生に会えたら話したいことが一杯です。楽しいお酒が飲めそうです。』

画像  積み上げられたビールケース(この一つに乗るのです)
     http://www.isdesign.co.jp/myhome/archives/2007/07/post_440.html
    実家の奥の間(この部屋から見た景色の中で、最期を迎える予定です)
     ※この古い家は建て直したため、今はありません。

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