岐阜県下呂市に「龍の瞳」と言う、希少な品種がある。
墨絵の龍のデザインだと言うと、気が付く人もいるかもしれない。
過去に、偽物が出回ったりと、大変な苦労をしたことがあるそうで、頑なにデザインを守り貫いている。
そのため、なかなかお米屋での販売が出来ないでいた。
今回、龍の瞳の販売形態を見直して、新しくやっていきたいと言って来たことから、スズノブとして手伝うことになった。
その第1段が、このシール。
手伝うと約束してからも、デザインに産地側はこだわり続けた。
自分も電話で、「考えが古すぎる」と怒鳴りあいをしたほど。
お互いギリギリの駆け引きをした結果、ついに産まれたシールである。
スズノブのブランドを壊さず、龍の瞳のプライドも守れるシール。
産地側の「変わりたい、変わっていきたい」と言う思いが、判ってもらえるだろうか。