こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

アンテナを伸ばせ

2016年06月21日 22時20分07秒 | Weblog
「臭い」とは、消費地の排気ガスなどの臭いのことではない。
第6感で感じる、自分たちの周りには無い、雰囲気や違いのことを言っている。
 
これが判るためには、自分がいくつのアンテナを持っているかがポイントとなる。
 
第6感を使うためには、5つ以下のアンテナでは無理である。
最低でも6つ以上でなければ、第6感は使いきれない。
使えなければ、「臭い」を感じることは出来ない。
 
「臭い」というのは、全ての最先端である。
これが理解できれば、つまらないことでの失速を、避けることが出来る。
またはプラスとして利用することも出来る。
 
自分がブランド化計画を見直したり修正したりしているのは、実は、この「臭い」を感じて、判断しているのである。
 
では、アンテナを作るためには、どうしたら良いのか。
1つの問題について、縦横、右左、上下、斜めから考える習慣を作れば、知らない間にアンテナは増えるものである。
しかし、そのアンテナを長くできるかは、自分の努力しかない。
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臭いを感じただろうか

2016年06月21日 21時50分01秒 | Weblog
14:00-17:30-21:00まで、JAしまねと石見銀山、隠岐、島根おおちの3地区本部と、ブランド化計画についての話をしていた。
 
少し前にも書いているが、今回自分は、JAしまねと3地区本部からの産地での打ち合わせ依頼を、「アドバイザーでありながらも、行く理由がない」と断った。
この発言と行動は、色々な産地から「大丈夫ですか」と心配されたほど、あちらこちらに波紋を投げかけた。
それからすると、今日の話し合いは「大荒れになる」と、誰もが想像していたことだろう。
 
であるが実際は、まったく自分は怒っていない。
それよりも、どうすればよいか。
何をしてもらいたいか。
を、色々と伝えた。
 
JAしまねが動けない理由。
石見銀山の現状。
隠岐のからぶり。
おおちの世間知らず。
色々な問題点は見えている。
 
しかし、それを産地で伝えても、産地にいる限りは体感できない。
強い口調で言っても、危機感は生まれてこない。
 
でも、わざわざ東京まで出向いてきたことで、今日は判ったのではないだろうか。
なぜなら、消費地の雰囲気と臭いが、1年前と今日とでは、違っていたはずだからである。

産地の時間と、消費地の時間の進み具合は違う。
1日の長さが違うのだ。
 
島根が動かなかった1年間は、産地にとっては1年間である。
しかし、東京の時間では、既に3年たってしまっている。
だから、1年前とは違っていて当たり前なのだ。
 
産地側で「売れなくなってきたかな」と感じ始めたという事は、消費地では既に捨てられてしまっている産地なのである。
だから、それから対策を練っても、全ては遅い。
 
産地として頑張るという気持ちがあるのなら、厳しいと感じていても、消費地時間に合わせなければならない。
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胃が痛ぇぇぇぇぇ

2016年06月21日 13時49分32秒 | Weblog
売れている時や、調子がいい時は、何でもかんでも、勢いで進んでいける。
勢いがあるから、計画はいらない。
将来は明るく、全てが順調に進むとしか考えられない。
だから、人の意見も無視する。
  
であるが、当たり前のこととして、「ずっと」ということは無い。
いつかは売れなくなってくるし、勢いも衰えてくる。
 
しかし、勢いだけで進んでしまっているから、落ちぶれ始めた時には、どうにもならない。
計画が無かったから、何もできない。
でも、落ちぶれを認めたくない。
なので、もがこうとする。
過去の栄光にしがみつこうとする。
 
でもそれは、意味が無い。
全ては自分たちの甘さが招いた結果なのだから。
 
傍から見ていると、ただただ見苦しい。
みじめさしか伝わってこない。
 
何だろう、今回の産地からの計画は。
以前、「その考え方は駄目だ」と言い切っている。
それなのに話を進めていた。
 
もしも自分が知らないまま、それが実行されてしまったとしたら・・・・
確実に、自分たちとは全面戦争になってしまうだろう。
 
自分たちは、日本全国の産地を持っている。
ブランド化をしたいと言ってきている産地もある。
なので、1か所を失っても、大した問題にはならない。
 
しかし、産地側はどうなのだろう。
自分たちの衰退米屋はいらない。
スーパーがあれば良いという考え方なのだろうか。
 
とりあえず、今回の計画は、持ち帰ってもらった。
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