沸き出る

ガッツリと計画通りに進んでいるブランド化計画が、この頃は少ない。
必ずどこかで引っ掛かってしまっている。
自分からすると、何故、そんなところで引っ掛かるのかが理解できない。
　
計画通りなら、引っ掛からない。
何処かが計画通りに行っていないはず。
だから引っ掛かってしまう。
　
引っ掛かっている時間が勿体無い。
ロスによるダメージが怖い。
　
なので、提案をする。
しかし、何故か産地は動いてくれない。
　
しばらく、こういう事が続いた。
　
その間自分は、文字で動くように言い続けていた。
であるが、産地は動かなかった。
　
公の場を使って、文句を言い続けるのは、いくら自分でも、精神的に持たない。
　
そして限界が来た。
体調までも壊した。
なので、発信を止めた。
　
でも、少し前から、また書き始めた。
なるべく、産地を叩かないように、気を使いながら・・・。
　
そんなタイミングでの、福井県の「ポストコシヒカリブランド化戦略会議」であった。
　
止めていた思いが。
眠らした知識が。
　
静に・・・
　
沸き出し始めた。
　

米原を出る

今日は、往復とも極めて順調。
朝の窓口の職員さんの、嬉しそうに楽しそうに説明してくれた効果かも！
　
先程米原で「ひかり５３０号」に乗り換えて、品川に向かっている。
　
「しらさぎ」の車内で、半分ウトウトしながらも、ポストコシヒカリブランド化計画について、理想的な計画があるのかを考えていた。
　
ブランド化計画なので、当然、各産地の計画と、頭の中で比較してみた。
　
結果、どれもこれも駄目で、ピタッと合うものはなかった。
　
特に、青森県、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県等は、全てに於て駄目。
これを参考にすると、ブランド化計画の中身が空っぽになる。
　
北海道「ゆめぴりか」は１／３だけ。
高知県「四万十にこまる」はタイプが違うので、使えず。
山形県「つや姫」は１／２かな？
　
佐賀県「さがびより」、高知県「土佐天空の郷」、島根県「コシヒカリ、つや姫、きぬむすめ」は使い物にならず。
　
結局、「良いとこ取り」をするしか、方法はなさそう。
　
でも、そうなると。
ブランド化計画の全体が判りにくくなってしまうかも。
　
シンプルに。
明確に。
的確に。
判りやすく。
制度よく。
評価高く。
短時間で。
　
ブランド化をしたことがない福井県に、そんなこと、出来るのかなぁ？

整理が大変

今日、福井県農業試験場で開催された、ブランド化戦略会議。
事前にメンバーを知らされたときから、「これは大変な事になる」と判っていたが、今日、１人１人の考え方を聞いて、一筋縄では行かない大変さがあることを確信した。
　
全てが正論。
隠さずに、ハッキリと語ってくれていた。
素晴らしい委員ばかりであった。
　
だからこそ、大変なことになった。
彼方を立てれば、此方が立たない。
　
このメンバーに対しては、薄い内容の計画は立てられない。
直ぐに計画の甘さを指摘されるだろうから。
　
事実。
簡略して書いてあった計画内容に対しても、確認が入った。
幾つかブランド化をしたりした人なら、簡単に判る内容ではあったが・・・。
　
さてさて、福井県は、両方を立てることができるだろうか。
　
かなり大変だけど、不可能では無いだろう。
上手くいけば、面白いブランド米になる！

乗り換え

米原で、新幹線「ひかり５０５号」から「しらさぎ５号」に乗り換えた。
後１時間で、やっと福井駅に着く。
　
片道３時間半。
下肢静脈瘤の両足にとっては厳しい移動時間。
　
駅で昼飯。
帰りは余裕ないので、昼飯後にお土産を買ってしまう予定。
　
１３時２０分に、駅内で待ち合わせてから、試験場に移動。

繰り返し

まだ米原に向かって、新幹線ひかり５０５号の中。
やっと岐阜羽島。
　
東海道新幹線は混むから、車内でパソコンは使いにくい。
だから暇潰しは、本とウォークマン。
　
ウォークマンの曲はランダム。
　
今日は、繰り返すリズムや、繰り返す歌詞が心地好い！

福井へ

３０年デビューに向けて、福井県が全力で開発を進めている「ポストコシヒカリ」。
そのブランド化戦略会議が、福井県農業試験場２階会議室で、１４時からある。
今回自分は、その戦略会議委員１５人の中の、１人として参加する。
　
北海道、青森、宮城、山形、茨城、千葉、埼玉、長野、新潟、鳥取、石川、島根、高知、佐賀等、今まで色んな場所の色んな品種を、地域にとって誇れるお米になたるようにと、ブランド化をしてきた。
失敗、頓挫も多いけど！
　
新しいところだと、風さやか、つぶぞろい、秋のきらめきだろう。
　
青森の青天の霹靂、岩手の銀河のしずく、福島の天のつぶ、新潟の新之助には、一切関わっていない。
理由は、声がかからなかったから・・・
　
福井県は、口やかましい自分に声をかけてくれた。
なので、各産地のブランド化計画、成功事例、失敗事例、消費地動向を、手土産に持って行く。

安くなる

渋谷の、みどりの窓口にチケットを買いに行ったら、若い窓口の職員さんが、乗車券が安くなるという提案を、楽しそうに説明してくれた。
　
自分は
東京→米原→福井
福井→米原→品川
というチケットを購入しようとした。
　
すると職員さんは
行きは、東京→米原→福井
帰りは、福井→金沢→東京
つまり、グルリ１周するようにすると、距離はのびるけど、乗車券が安くなると教えてくれた。
　
今回は、残念ながら時間が合わずに、同じルートになった。
でも次回は、提案通りにしてみようと思う。
　
価格じゃなくて、楽しそうに説明してくれたから！
　
自分は、専門職の人が、自分の知識を上手に活かして、嬉しそうに、楽しそうに話す姿が大好きだ。
こっちまで、笑顔になるから！