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仏教ライフを考える西原祐治のブログです

鸞鳥

2023年10月19日 | 浄土真宗とは?
親鸞聖人の「鸞」は、中国の曇鸞大師の「鸞」を継承したと言われています。漢和辞典で「鸞」の項を開くと「鸞鳥」とあります。鸞鳥とは、中国の想像上の鳥で二条城の、二の丸御殿の玄関、の間に施されている彫刻(表と裏では柄が違う)が有名です。表の彫刻には、鸞鳥が5羽、松、ボタンが彫られていて、上の部分には雲がたなびき、下の部分には笹が生い茂っている様を表していると聞きます。

ネットに次のようにありました。マゴラカ BLOG: 「鸞」 (mahoragaillustrations.blogspot.com)


この鸞は、善良な為政者が徳を以て世を治めた時にのみ姿を現すという。この霊鳥の雄を「鸞(ラン)」といい、雌を「和(ワ)」というとされる。この鸞の姿は、鳳凰に似ているといい、五色の羽を持った美しい鳥であるという。見分け方としては、体色に赤色の多いものが鳳凰で、体色に青色の多いものが鸞であるという。また鸞は、五音を含む鳴き声を発するという。別の説では、鸞の姿形は雉をより豪奢にしたようで、青っぽい羽毛を持ち、鳴き声は鶴に似ているという。鸞と鳳凰は似ているとされるが、この鸞と鳳凰との関係も様々に伝えられている。鸞は鳳凰に次ぐものであるとされ、鸞は鳳凰を助けて支えると言われている。また鸞は鳳凰の仲間の霊鳥であるとされていたり、鳳凰が歳を経ると鸞になるとも、鳳凰から鸞が生まれ、鸞が諸鳥(様々な鳥)を生んだという話もある。鸞は瓊樹(ケイジュ。玉のように美しい樹。玉樹)の上に住むという。その鸞の雛は醜いという。親鳥は大変美しく煌びやかな姿をしているが、その美しい姿の親鳥を雛が見ても、雛は自分の親とは思わず、かえってその派手な姿で雛は怖がってしまうという。怖がっている雛は親鳥が餌を持って来ても、その餌を口移しで食べようとしないという。その為、親鳥はあえて自分の体を泥で汚して、自らの姿を雛に似せ、それから雛に餌を与えるという。また鸞の血は、非常に粘りが強く、膠の代用品として、弓や琴の弦の接着に最適であるという。

出典:
Wikipedia
ピクシブ百科事典
ひみずなく
図説 妖怪辞典(幻冬舎)
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