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仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

アミダステーション

2016年01月05日 | 都市開教
昨4日、久しぶりの夕刊(東京新聞)を開くと、知った人の顔。松本智量さんが掲載されていました。「人と人が交わる拠点に 阿弥陀如来ステーションー八王子駅前 建て替え9日オープン」とあります。

三階建てで開設依頼、市内を中心に約20団体が利用しているとあります。以下新聞より転載です。


アミダステーションの開所は2013年9月。延立寺は市街地から車で約二十分の丘陵にあり、「高齢化した檀家の人たちと、新しく仏教に触れたい人が訪れやすいよう、便利な場所に別院がほしい」と考えた松本さん。若いころから仏教と社会の関わりに関心を持ち、手軽な活動拠点を求める市民団体への無料貸し出しも想定していた。
「寺は、社会に開かれているべきだ。抜苦、与楽転迷開悟の実現という仏教の基本を実現するには、市民活動も手段のひとつ」と説明する。
 名称には「人と人が交わる駅のイメージ」を重ね、お釈迦さまを描いた看板が、市民団体から寄付された。
 開所以来、市内を中心に約二十団体が利用。「福島子ども支援・八王子」の宮元万梨子共同代表(三五)は、「公共施設では難しい食事をしながらの交流ができるなど、運営の自由度が高く、自主性が尊重される。利用する団体間で交流や支援が生まれ、新しい活動にもつなかっている」と喜ぶ。
 松本さんも「予想以上に使ってもらえている」と手応えを感じていたが、防災上の理由から、大規模な催しや調理ができないなど制約も多かった。そのため十年後に想定していた建て替えを早め、昨年七月に着工。現在は内装工事が行われている。
 利用申請は寺のホームページで受け付け、平和、人権、環境、国際協力などを目的とした団体が対象。利用冉開日の九日は、子どもの貧困対策の食事会が行われる。
 松本さんは「以前より広くなり、活動の幅も広がるはず。多くの人に利用してもらい、自分とは違う価値観に触れたり、新しいことに気づく場になれば。寺が社会に提供できることを追求したい」と期待している。(以上)
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