仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

彼岸花

2019年10月06日 | 日記
「彼岸花を仏華としてお供えしてもいいですか」との質問でした。通常、バラなどのトゲのある花や毒花はお供えをしないので控えています。「彼岸花は毒花とされているので、お供えは控えています」と答えました。でもバラはトゲを取れば良いし、いつもお供えする櫁(しきみ)も毒花ですが、お供えしています。絶対という事ではないようです。

改めて彼岸花を調べると、「花全体にリコリンやガラタミンなど約20種の有毒アルカロイドをもっていて、毒は特に球根に多く含まれ、毒抜きせずに食すと30分以内に激しい下痢や嘔吐に見舞われ、ひどい場合は呼吸不全や痙攣、中枢神経麻痺といった深刻な症状を引き起こします。」とあります。

彼岸花は、球根に毒をもつ植物として古くから知られており、地中の動物にも効果があると信じられてきたので、昔からお墓の近くに植えることでもぐらやネズミ、土中の生き物から土葬した遺体を守り、傷つけられないようにするためお墓の近くに植えられているとありました。

「虫除け効果のある植物」に次のような記事がありました。

https://tabizine.jp/2017/06/16/141167/

次は害虫とは言えませんが、ちょっと困る生き物たちをよけてくれる植物を紹介します。なんと、ヒガンバナがネズミやモグラに効果的なのだとか。

ヒガンバナの地下に伸びる茎には、毒があって、そうした動物を遠ざけてくれる効果があるそう。アスファルトの上を走り回るネズミには役立たない対処法かもしれませんが、畑がモグラに荒らされて困るなどという地域では、ヒガンバナをあぜ道などに植えておくといいそうですね。
コメント
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