仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

暑いところ、ようお参えりでした

2011年07月05日 | 日記
3日(23.7月)の法話会は、暑いのに75名の参加がありました。初めての方も6名、私は挨拶が「天皇陛下のご挨拶では、拍手しないのが礼儀です。拍手は評価であり陛下ののお話を評価の対象にしないということです。もちろん陛下が学術論文での講演でしたらは拍手はします。法話会も、仏さまの話は私の評価の対象にしないということから、法話が終わっても拍手はせずに、念仏でお話をお受けします。

それはそれとして下種の話である評価の話をします。毎月そうですが、今日は参拝で良かったですね。今日の先生は、宗門で最も素晴らしい法話をされるトリプルAの…」

そんは挨拶で始まった法話会でした。さすがトリプルAのM先生。坊守が門信徒を代表して言うには、住職の話とは格が違う。とのことです。

Mご講師、話しの流れの中で私もどちらかで耳にしたことのある「おばさん仮設」の話題を話されました。

おばさん仮説とは、女性が閉経後長く生きるのは、ゴンドウクジラ人間だけ。生物として特異な存在であるおばあさんであるという。米国の人類学者クリスティン・ホークスらが考察を進めて提唱した説です。
 
 「哺乳類の寿命はふつう繁殖終了と一致する」という。人間に最も近いチンパンジーですら、閉経後、数年しか生きない。ところが、ヒトのメスは、閉経後も長い間生きている。
 人間の母親だけが未熟な子をたくさん抱えることになり、しかも子どもを一人前にするには手間(年数)がかかるということとなる。そこで、子どもを無事に育てるには助けが必要となる。その役割を担ったのがおばあさんだ、ということです。

先生は皆さんの役割は孫に仏さまのことを伝えることが役割であるというご讃歎でした。
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