仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

たったひとつの命だから

2011年07月10日 | 日記
昨9日(23.7)は、毎月の「がん・患者家族語らいの会」。特養の施設長である介護士のSさんの言葉です。「人が生れてくるときは色々な人の手助けを得て誕生する。人が亡くなる時も、同様に色々な人の助けを得て逝く。介護士はそんな手伝いをする仕事だと思う。」。仕事に大きな意味を見出しているSさんは、責任と希望をもって日日を過ごしたおられる。お見事…

会には9月に公演いただくことになっている一般社団法人「 たった一つの命」http://www.eika.or.jp/のメンバーの方々が参加されていました。

社団法人「たった一つの命」 の設立の動機は、西尾誉佳ちゃんという名前の一人の少女が青春の風のなかで、16歳の尊い命を終えた、その誉佳ちゃんの残した言葉、「たった一つの命だから」は、生れた会だと言います。会の趣旨によると

私たち「たった一つの命」の運動は、命の本質的な意味と価値を知らせ、命の光が強く輝いていけるように指導し、お互いの命を尊重し合うことのできる愛ある明るい社会を築いていきます。

とあります。『たったひとつの命だから②』(地湧社刊)を開くと、「たったひとつの命だから…」後の言葉を募集して、その言葉をまとめてあります。

たったひとつの命だから、精一杯生きてみる あなた達の分まで

たったひとつの命だから あきらまないでください

言葉とその言葉が生れた願いが、宝石のようにつづられています。

私も、本を開きながら思ったことです。

阿弥陀さまに出遇えた たったひとつの命だから 仏さまにお礼を言いながら生きていきたい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする