超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

閃光少女 2巻/あさのゆきこ

2013-02-23 22:23:33 | 漫画(新作)













「この子達の純粋な感性に泥を混ぜるな」












すっごく強烈なセリフだったんですけど
「クズ」とか「ゴミ」以上に具体的な言葉だからこそより響いちゃったんでしょうね
「クズ」なら単なる悪口で済みますけど泥ってかなりリアルな言葉じゃないですか。顔に泥を塗るって言うし。
そりゃキツいよなあ・・・と思いつつ。

濱野先生は挫折組ですがその理由は好きなものにストイックになるあまり「楽しい」という気持ちが薄れた
要するに技術だけを追い求める事に疲れてしまったという話なんですけど
だからこそ、ヒカリたちとの日々がリハビリにもなった訳で
それは決して泥なんかじゃなく
彼にとっては一つの救いだった、と
それにようやく自覚的になれた、かつての自分とは違う方向性で写真を追求する決意を出来たのが
この2巻の大きなトピックの一つだと思います。それ即ち部活ものといっても目指す方向がひとつではなく
もっと多様性のあるものなんだ、って提示してくれてるようでその二面性が心地良い巻でした。
濱野先生もまた技術志向の一面が例の出来事以前には垣間見られたんですけど
その出来事以降は少し吹っ切れたみたいで
ようやく顧問らしい熱さと写真への情熱が蘇ってきて良い具合に成長を遂げてるな、と
そりゃあ元々技術云々体裁云々で嫌になって辞めた過去があるので、それに対してリベンジはするべき、ですよね
ヒカリたちと共に結実を目指す事自体がある意味過去への清算やケジメの役割になってるのかも
そう考えるとよく出来てる物語だな~って感心してしまいました
お話に本格的な目標も出始めたし、
これ以降みんながどう成長して、どう豊かになっていくのかが楽しみですね
根詰めてストイックにやる事が正解なのか、気楽に自由に自分の思うがままにやる事が正解なのか。
濱野先生ならその真ん中にみんなを連れて行くことが出来ると個人的には信じています
色々と考えさせられる内容になってましたけど、
その分得られるカタルシスも多かった印象の2巻目でした
盛り上げ上手な上に絵柄の無添加な感じも合わさってツルッと読めた最新刊でしたね
意外と文化系部活モノとは言え真剣で熱血な手応えも味わう事が出来たのが尚良かったなと
前作もそうでしたがこの作者さんは題材をしっかりと扱ってくれてる丁寧な姿勢がとても好きです
登場人物たちの絆や団結力もグッと深まった読み応えある素敵な巻でした。
今まで燻ってた分、ハマノっちの本気に注目、ですね。


で、それ以外にもう一つ大きなトピックがあって濱野先生とヒカリの進展ですかね~
何を隠そう私は教師と生徒の恋愛モノに弱い節があるので(笑
すっげえニヤニヤ出来ましたね
まあ濱野先生は顧問なだけで学校の教師ではないんですけどね。
それでも、この二人の背景は1巻でしっかりと段階を踏んで描いて来ただけに
ようやく動き始めた二人の距離感やちょっとずつ近づいていく感覚、ヒカリの思わせぶりな態度とか
半分は恋愛漫画としても読めるその懐の深さもやっぱり大好きな新刊でした
特に濱野先生の夢描写は個人的にグッと来ましたね
あれって男の夢ですよね・・・
それを作者さんが理解して描いてくれた事自体に感謝!というかね(笑
ヒカリはもっと楽しくなる為の技術を求めて、ハマノっちは以前の自分が持っていた純真な気持ちを求めて
気が付けばwin-winの関係性になっているのがあさのゆきこさんの技量の高さを窺い知れますね
部活モノとしての結実とは別に恋愛モノとしての結実も是非願っております
やっぱり純真無垢な作風のラブコメは本当楽しいですね。
それを改めて実感しました。

それと、ここまで触れてなかった冒頭の病院のエピソードもさり気に良回だと思います
「収まるべき場所」の複線の使い方が絶妙でしたし、ああいうハートフルなお話描かせると流石だなと
その後の撮影回の顛末もまた爽やかな気分になれましたし
個人的にはもっと評価受けて良い作家さんかな、と
素晴らしい表紙イラストと口絵も含めてきっちり満足出来た出色の2冊目でした。
どの話も安定感があって外してない真摯な仕事ぶりがイイですね。










グッと来るシーン多数、特に濱野先生を想うヒカリの気持ちと
ヒカリとヒカリたちを想う濱野先生の気持ちがきれいに交わってるのが個人的なお気に入りポイントです
ここまで誰かの為に必死で想いを捧げる事が出来るのって豊かなことだよな、って思います。
女流作家ならではの画面の賑やかさ・華やかもまた明るくて読み心地抜群ですね。

そしてヒカリの可愛さは最早反則レベルでした(笑
ちょっと実際にいそうな雰囲気の女の子だからこそ余計に堪らないです。



スライムさんと勇者研究部 第16話 感想

2013-02-23 03:24:31 | 漫画(新作)











掲載順が2番手という奇跡。










円満が多い雑誌なので安心して読めるんですが・・・
今月も良かったですね。今月もというか相当遅い感想ですけどね(笑
遅すぎて雑誌の感想を飛ばして個人的に大好きなこの漫画の感想だけを書きます
もう二週間以上も過ぎてるのでテンション的な問題もありつつ。

年頃の女の子ですから、見た目に関してのリアクションは応えますよね
まあスライム化してた時だし別に普段の姿でそういう嫌な反応をされたわけじゃない
でも仏子にとってスライムの姿は大好きな先輩と後輩の前で見せる特別な姿でもある訳ですから
それを真っ向から否定されたらやっぱり凹むのは凹むと思う
自身のアイデンティティにも関わるお話なんですが
それにしても分かりやすくショックを受けて、分かりやすくやさぐれる仏子の姿は非常に可愛かった(笑
今時の中学生は怖い~、って台詞ありましたけど、それよりも個人的には発育の良さに注目して欲しかった。
あの肉感は本当に素晴らしいですねえ。って見る目線がオヤジ的になってきたな自分(笑)。

そんな仏子の姿を見て日生ちゃんはかつてゴーレムの姿を肯定してもらった過去を思い出す
それが仏子との出会いのエピソードにも繋がる訳ですが、それを真剣に聴く梅ちゃんの姿がとてもかわいらしい
最後には感動して泣いてる辺り本当に根は純真で良い子だなあ~と思う
この漫画の登場人物は殆どが無添加で素直な印象で
濃い味付けのキャラがほぼいないのでその意味でも読んでいて気持ち良く
それでいて話も真っ当に面白く感じられるのがとても自分好みの作風だなあと
かつて一度助けられたからこそ、今度は日生ちゃんが仏子の心を癒してあげる~って
自分の好きな方向性である「豊かさを分け与える」という内容がとってもツボにハマったお話でした
そこまでお膳立てしつつも素直な感謝は中々伝えられない二人の描写も良かったかな(笑
最終的には仏子が可憐な笑顔を見せてくれる顛末でほんのりと感動した16話でした
マジョリティには入れなかったけど、
マイノリティだからこそ見れる景色だって確実に存在する。
そういう水面下のメッセージ性も光っていたかなりの良回だと思います。
この余計な他意のない純朴さがやっぱり大好きです。
今月もまた癒されましたね。


下衆な視点で見ると、お風呂場のシーンはとっても嬉しかったのですが(笑
小学生の時の仏子はさほど発育的にはよろしくない感じなのがちょっと意外でした
あそこから今みたいにほんのり膨れ上がったのか・・・と考えると
高校生になった時が今から楽しみですね。
河原でちょこんと座ってるシーンも非常に可愛かった。冒頭のアレに関しては、きっと
本人車に轢かれそうなの分かってなかったのでああいう反応になっただけで
分かってれば普通に怯えつつ感謝はされていたと思います
今回は運がなかったけれど、
でも確かに彼女のそういう能力が役に立ってる事もまた真実でもある訳で。
だから、仏子は仏子らしく真っ直ぐにいればいいんじゃないか、といち読者として思いました。
一つの視点だけで考えるからダメになるけれど、別の視点を用いる事が出来れば考えもまた変わるはず。
それをとってもシンプルな方法で教えてくれたのが今回の内容の中心で
また一つこの子らならではの良い思い出が出来たなと
ちょっと久々に「絆」を感じさせるエピソードでこういうのもまたちょいちょい挟んでくれたら嬉しいなと
その無添加な愛情に密かに心打たれたお気に入りの話に仕上がっていて満足ですね。
来月分もまた楽しみです。




僕は友達が少ないNEXT 第7話「お兄ちゃんだけど愛さえあれば妹が増えても関係ないよねっ」 感想

2013-02-22 03:59:30 | アニメ













小鷹はきっといい旦那になるだろうな・・・(笑











正直格好良すぎんよー、って思っちゃったんですけど
別に主張の激しいキャラでもお膳立てのように活躍シーンがある訳でもない
それなのにここまで彼に対する好感度が高いのはきっと外さない人間だからだと思う
生活に対する意識が高いというか、常に家事の事を考えてるような献身的な一面があり
それでいて小鳩ちゃんを甘えさせ過ぎない、かといってそこまで厳しくもしない絶妙なバランス感
ちゃんと他人を受け入れる技量もあるし、肉を食べなかったのは我慢して小鳩たちに譲る為だろうし・・・。
妙なヒーロー感がない代わりに周りをよく見てバランスを調節出来るスキルがあり
それがあるからこそ
ある種スマートに格好良く映るのだと思う
でもスマートに見えても自分第一ではない謙虚さが光ってるからで。
いや、ホント良い保護者してると思ったし人から好かれるだけの事はあるなあって確信しましたわ
だから個人的には彼が水面下でモテてる事に何の疑問も持たなかったりする(笑
すげえ堅実に豊かさのある生活送ってるじゃん!と。

それで、はがない2期は1期の「交わり」とは違って「結実」をテーマにしてると考えていて
今回でようやく小鳩ちゃんとマリアの和解・・・というか友情が芽生え始めました
これまで散々悪態を突いて来たマリアが恥ずかしそうにプレゼントを小鳩ちゃんに渡して
その後小鳩ちゃんがこれまた赤面してお礼を云うシーンでは思わず目頭が熱くなってしまいました。
これ初期の数話程度でされてたら別に感動やカタルシスもなかったと思うんですけど
2期の後半でようやく愛情表現を不器用ながら出来るようになったからこそ
妙で正しい感動がほんのりと生まれたのかなと
これで益々積み重ねの作品だなあ・・・という印象と評価が私の中で生まれましたが(笑
でも、今まで同世代の仲間がいなかった小鳩ちゃんとマリアがようやく少し通じ合えた・・・という事で
やっぱりこの物語は明確に「結実」を目指してくれてるんだなあ、と思えてちょっと嬉しかったし
本当に心に残る名シーンだったと思います。
それもここまでの衝突がなければそう感じる事も出来なかったという事で・・・
やっぱりはがないは自分にとって面白く豊かな作品なんだな、と改めて思えた相応の傑作回でした。
今回の完成度は今までと比べても群を抜いてると思うけど、それもまた3話の布石あってのことなんでしょう
それを考えると先週のラストをきっかけにして星奈と夜空が本気で分かり合える日?なんかも
個人的には期待しておきたいですね。
少なくともお互いに最低限の愛情がある事は分かっているので。


あ、今回も後半の小鷹のまともっぷりと小鳩とマリアの個人的に感動した友情ばかり言及してますが
勿論前半は前半で面白かったですよ、前半の肉の複線があってこその後半ですから
3話の布石といい実は結構丁寧に描かれてる?とも思ったり
それに、
前半は前半でみんなと一緒に買い物、そしてCM明けに誕生日会と
これまたはがない人の経験詰みみたいな形になってて、それでいて残念さも忘れてなくて(笑
とっても良い感じだったと思います。初期から一貫して残念さを確実に用意してくる
そのこだわりがこの作品の利点というかユニークな部分の一つですよね
夜空は今週もウブで純真過ぎて可愛かったです(笑
照れる小鷹も良かったですけど。

それでまあ、本格的なラブコメモード?にも突入してましたね
なんか理科はメガネを取った方が可愛く見えると思うんですけど・・・それに珍しくベタ褒めされて
いつもとは違い思わず照れさせられている場面は本気でキュートだと感じる事が出来ました
まあそれでもダブルヒロインに目が行ってしまうのですが、夜空は最終的に残念な仕上がりになってましたね。
なんかもう色気もなにもない超地味なジャージ姿で。それもまたギャグ的に笑えたんでいいんですけどね。
今回最もフィーチャーされてたのは星奈で、まだそこまでアプローチを仕掛ける感じではないにしても
素直に星奈が小鷹に好意を表すシーンは個人的にお気に入りでした
星奈は意外と賢い一面もあると思うので
多分周りの気持ちに勘付きつつ遠慮する気持ちもあって本格アプローチしないのかと
この前半パートでは小鷹はやはりお約束とも云える鈍感っぷりでしたが(笑
それもまあ、ぶっちゃけ小鳩との生活優先でそこまで余裕があるって訳でもないんでしょうな
その辺もよく考えられている気がしますが、その分集まると修羅場みたいな空気になってしまうのが
ラブコメ的な旨味を搾取出来て案外悪くもないなあ、と(笑
星奈も星奈で意外と女子力が低かったり抜けてる部分がきっちりあるのが観ていて楽しいし
意外と人間くささも感じれて一面的ではない面白さを感じてたりもします
一応展開的には進みそうですけど、
どう転んでもみんなの友情だけは積み重ねたままでいて欲しいなと
取り合えず進展しそうでその一歩手前で踏み止まっている状態はこれはこれでオイシイなと思った前半でした
来週もまたオイシイ展開が待ってそうな次回予告で早くも観るのが楽しみですね(笑
はがないらしい笑える残念さと、それを重ねたからこその一つの「結実」が両方楽しめた出色の1話だったかなと。
めっちゃ面白かったです!










冒頭のメールは、理科や幸村も面白かったですけど
一番グッと来たのは夜空の回りくどいモジモジメールですかね(笑
文面から溢れる乙女心が伝わって来て最高でした。あとセクシーな格好も是非似合うので、また。

公式HP行ったら小鳩の誕生日イラストだったのにも仄かに感動!



Syrup16g全曲レビューその58「ニセモノ」

2013-02-21 15:15:15 | Syrup16g全曲レビュー












今回も重たい曲ですが・・・。約1ヶ月ぶりです。












ニセモノ             アルバム「syrup16g」収録










この曲を聴いてると無条件に悲しい気分になるんですけど、
ここまで本気の哀愁を本気の温度で表現出来てる楽曲もないよなあ・・・と思います
私自身「ニセモノ」側の人間なのでこういうリアルな感情を表現している楽曲の方が惹かれます
そういう曲の方が聴き手にとっての糧になってくれると本心から感じているので。

「負け犬」と「ニセモノ」は結構似たようなテーマ性の楽曲だと個人的に思っているのですが
「負け犬」が普遍的な劣等の概念を美しく残酷に切り取っているのに対し
「ニセモノ」は・・・更に辛い、
頑張ったけれど全く報われなかったという事象を描いているように感じます
要するに「負け犬」と「ニセモノ」では時間軸が別というか、以前と以後というか。
最終的には解散という道を選ばざるを得なかったその結末を含めて歌い手そのもののゾクッとする程のリアルと
聴き手の琴線を真っ向から揺さぶる感情の吐露に押し潰されそうになりつつも、
それがカタルシスとして気持ち良くも思えるという
自分の負けを潔く認めるという点ではある種前向きな歌とも取れるその一筋縄ではいかない懐の深さ
一曲の中にネガティブもポジティブも両方凄まじい密度で詰め込まれている
ラストアルバムの中でも特に印象に残る楽曲として仕上がってる一曲、
この曲にシンパシーを覚える方も多いと思う。


何もしないで、努力もしないで散々な現状であれば「しょうがないな」って納得も出来ますが
自分なりに、完璧ではないなりに精一杯頑張った結果が空しくなるだけ・・・というのは
色々と理屈だったり冷静に考えてもどこかで嫌になる気持ちが湧き出てきて
どう仕様もないルサンチマンが勝手に溢れ出してしまう
空しさで身体が覆われる
そういう時にこの曲を聴くと・・・少しは救われる気分にもなれると思います
そう考えてるのは自分だけじゃない、他にも燻った感情を抱えながら生きている人がいる
出来損ないと一度認めた上で、それでも歩き出す/また考えて生き抜く日々には確かな価値があるはず。
どうしようもない無力感に浸りたい時には絶好のナンバーかと思います
落ち込みたい時は素直に落ち込む方が健康的だと思うから。

リリースし始めの頃の悟りを開いたように歌われていた虚無感とは違って
リリース最後に悔しそうに、精一杯の哀愁を込めて絶唱される虚無感だからこそ妙な説得力の差があります
それは皮肉にも初期の楽曲の絶対的な正しさを証明しているようでもあるのですが。
その圧倒的なペーソスの渦に巻き込まれて
自分自身の感情すら素直に投影出来て、沁みて、完璧なマイナスになれる。
当時から大好きな一曲でしたが、その頃より経験を経た事でより大好きになれた、そういう楽曲です。
「他と比べないでいい」とか言っても結局は
「他と比べてどうか」というのが苦しいくらいに気になってしまう
そこで明らかに「負け」を意識してしまった時に・・・一人で密かに聴いて欲しい。










【拾った想い吐き出して 愛されたいの まだ】

それでもまだ安易な希望が消えなくてすがりついてしまう人間くささ・・・もまた
この曲の特徴であり、それが残ってる事自体が見苦しくも一つの救いではある、という。
こんなにも必死にもがいているロックナンバーは早々無いと思います。




祝!超進化アンチテーゼ4周年

2013-02-20 23:52:57 | 雑記











一日遅れましたが、例年通り周年の挨拶です。











見てくれてる人のお陰でこのブログも4周年を迎えることが出来ました。
4周年・・・単純に長いな、よくここまでやってこれたな、と思いつつ(笑)。
時々ピンチに陥る事もありますが何だかんだで4年続けてこれたのは自分でも嬉しく思うし
閲覧やコメント等の力が何より大きいところだと感じます
ここまで少しでも一緒に付き合ってくれた皆さま本当にありがとうございました。
最近は色々と私生活で考える事ややるべき事が増えてきて以前のように平気で更新を続けていくこと
具体的に言うと毎日更新を保っていく事がやや困難にはなってますが
突然消えたり音信不通にならないように
何らかの報告は必ずしたいなと
まあ、特に影響力のあるブログでもないので別に大丈夫だとは思いますけど(笑
一応開設当初からの自分ルールなのでそれだけは守って毎日頑張りたいと思っています
そんな訳で5年目も引き続きお付き合い頂けたら個人的には嬉しいです。
よろしくお願いします。


個人的に浮き沈みが激しいタイプなのでその時その時の気分によって簡単に諦めモードに入っちゃうんですけど
不思議と自分にとって興味のある作品に触れるとダウンしてる時でも自然に書きたくなってきます
それって本当にありがたいことで
当たり前の事実ではありますが、作品があるから自分は感想書きでいられるんだなあ・・・という
表現に対しての感謝をここ最近は感じています。だから、これからも自分がやるべき事は
そういう表現から得たものを、感じた豊かさを吐き出していく「だけ」だと思います
逆に言えばそれ以上にやりたい事がなくなってる状態なので
これからもシンプルな構成でやっていくかなと
その想いが少しでも伝わるように努力していく方向性になっていくかなと
だから例年通りアプローチの少ないブログのままだと思いますが、その分記事に全てを注いでくつもりです
時々「これで大丈夫かな?」とか思ったりもするんですけど(笑 
でも「いやいやこれが本音だ」って自分に言い聞かせて進んでいくと思います

4年目は突如ノロノロモードになったり、
人が増えた分色々あってコメントまで承認制にしてしまったり
物凄く不安定な一面が表に出てしまったような、得たものもあったけど
反面失ったものも相応にあったような4年目になってました
まあ・・・「常に順調です!」っていうのも自分にとってはリアリティがないので(笑
5年目もきっと予期せぬ色々があるんだろうな、とはうすうす勘付いてはいます
それでも自分は表現によって救われてきた人間なので
これからも恩返しを続けようかなと
それがどう映るのかはともかく、今までと変わらず自分の本当の気持ちを吐き出せる場所であれたらいいなと
同時に細かい部分で変えていきたい箇所も幾つかあり、その辺もまた尽力していければ。








正直、一時期更新が適当になってた時期があったので(大体夏あたり)
そこから訪問者数がごっそり減るんじゃないかと自分でも覚悟したんですが
減るどころかむしろ平均的に増えていったのが物凄い奇跡的な変遷だったな~、と
時間の無い時は既存記事繰上げでごまかす事も多くなってきたのにも関わらず
安定した閲覧、訪問者数を保ててるのは本当に光栄というしかない
助けてもらった分これからも自分なりに頑張ろうかと。
改めて支えてもらって来たことに、感謝!