超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

クロス・マネジ 第20話「君に会うまで」 感想

2013-02-11 03:58:09 | クロス・マネジ(WJ系)












遂に最下位転落か・・・(ガクッ)。









うん、まあ7話の時点で低かったので20話で初の最下位というのは頑張った方なのかな・・・とは
もしこのブログが少しでも力の一部になれてたのなら本当に嬉しいですね
それももう危ういのかもしれませんが。
でも、応援自体は決して止めないですけどね。例え需要があんまりなくてもね。

それでも先々週の上昇を経験してしまうと一気に最下位に落ちるダメージも大きい訳で
正直へコんでしまった部分はあります。龍兄ちゃんの云うとおり下手な希望は心を抉って来ますね
今回の勝利も先週の特訓で説得力を存分に見せたからだと思うし
展開の是非はあれど
作品としては本当に良く出来ているなあ、っていうのが個人的な見解ですね
だからこそ下位に定着してしまう事がファンとして本当に辛くはあるんですけど
裏を返せば成長も地道な成果も見せられたという事で後は恋愛方面に決着が付けば満足なのかなあ・・・とも思う
少なくともここまでの展開である程度の達成感は含められてる訳ではありますし
作品としてはきれいに終われそうなのが救いではあるのかなあ。
そう、ちょっと不吉ですがかの浮かばれなかった良作「フープメン」のように・・・(笑
アンケは願いを込めてこれからも投函し続けますが!


リーグ戦最後の試合は小松さんのセーブが主な勝因として勝利を収めました
リーグ戦に関しては徹底して「これまでの成果」を見せる内容に仕上がっていた為
ある意味本番はこれからなのかなー、って思う
この先はそれ以上の武器が必要になってくると思いますし
ここまで順調な勝利を収められるとも思わないですからね。その意味じゃ真に期待すべき試合はこの先
でも、ここまできっちり勝利を重ねる事が出来たからこそ深空の感謝の言葉も際立つ訳で
それ自体が正におとぎ話みたい、って言葉は的を得てると思います
読者的にも感慨深いですからね。
地道な描写の末にて掴み取る事が出来たリーグの優勝
それもトントン拍子ではなく紆余曲折も乗り越えての事ですから
余計にその後の描写の数々にグッと来る仕様になってたのが素晴らしいと思いました
欲を言えばもう少し話数を使っていい気もしましたが、まあこの位置ですから色々と難しくはあるんでしょうね
それでも「何で勝てたの?」って疑問が浮かばない辺りは流石だなって感じはしますけどね。
堅実さはここまで保ったままで来れてるのがファンとして嬉しいです。
本格的な試合はこの後で期待するとして。

今回の真の見所は、ここまで連れて来てくれた櫻井に対しての深空の感謝が中心でした
こうやって真っ向から「ありがとう。」と言う行為をちゃんと描いてくれる作品は大好きですね
彼女の健気で純真な部分がよく滲み出ていた素晴らしい描写の数々でした
また手作りの人形ってのがいじらしくていいじゃないですか(笑
良い意味で子供っぽいというか、
童心に帰れる感じ?
その後の思いの丈を伝えるパートもグッと来たし、それに対する櫻井の返しもまた意味深で良かった
一度おあずけを食らった分(以前のデート回ね)、ここに来て二人の関係性が掘り下げられるのは楽しみですな
もしかしてあのデート回が好評だったからこそ一度順位が上がったのかもしれないですし
個人的には悔いが残らないようにやりたい事は全部やって欲しいなと思います
勿論この流れで人気が沸騰してくれれば嬉しいですけどね。
二人のウブなやり取りが印象的な良回でした。
かつてない強い引きだった為来週の展開も楽しみですなー。この漫画の予告は高確率で当たるのでね。
少年誌でここまで情感と丁寧さをしっかりと味わえる漫画を読めてること自体が幸せです。
櫻井と深空の距離がこの先少しでも縮まるといいな、という期待も込めて。
扉絵もむっちゃ可愛くてその意味でも満足でした。
とても豊かな作品です。







それにしてもこの二人ほどお似合いのカップリングも今のWJでは早々いませんよね・・・(笑
凄く釣りあってる感じがするというか、違和感が全く無いんですよ。お互いが与えたり与えられたり
本当にwin-winの関係性やなって深く実感出来るようなお話でした。
だからこそ心から大好きって書けるんですよね。違和感が無いというのはイコールリアルだって事だからさ。
気持ちの良い青春性の連発に最早恍惚気味の今日この頃です。




ニセコイ 第61話「ハハオヤ」 感想

2013-02-11 02:49:13 | クロス・マネジ(WJ系)








今週はすごく面白かったですね。







先週もまあまあだったんだけれど、今週で一気に火が付いた感じかなあ
何が良いって千棘がやっぱり可愛かった事かな(笑 最後の反応は最早反則レベルだったんですけど
やっぱり普段はツンケンしてるキャラが一気にデレデレするのって堪らないものですよ
それは所謂ツンデレ的なものに限らずなんですけど、
この場合はそれまでしおらしい一面を見せてたからこそ最後の赤面モードが際立ってるというか
しかもただ赤面するだけではなく乙女チックな「どうなるの?」って不安も入り混じった表情も見せてたり
あの一連のシーンだけでも個人的には最大限にニヤニヤ出来たようなお話でした。
やっぱり千棘と楽の距離が縮まるパートが一番面白いわ。この漫画は。
自分にとってはメインヒロインですけど
作品的にもやっぱり千棘がメインヒロインなんだという事を大きく知らしめたようなお話で嬉しかった。
ちゃんと「本筋」もちょこっとずつ進んでいて読み心地的にもいいなあ、と思いましたね。

しかし「高級ホテルのスイートルームだよ!!!」って台詞はアリなのか(笑
今から大人になります、と言ってるようなものではないか。
でもこういう性を連想させるキーワードって何だかんだいってラブコメには必要だとも思うんですよね。
男と女がずっと一緒に居てそういう性的な連想を一切排除してる方が不自然だと思うので
その意味でもようやくラブコメらしいエピソードが来てニンマリです。
インパクト十分、アンケートも奮いそうな展開ですが
まあこれまでの流れから考えるとそこまで期待はしちゃいけないのかな?とも思う(笑
でも最近はコメディ過多という印象も個人的にはあったので久々に良い塩梅で魅せてくれて満足でした。
元々千棘と楽という相反する二人が徐々に仲良くなっていく過程を中心に描く作品だと感じていたので
その意味でもちゃんと二人の過程を掘り下げてくれるここ数週の展開は好みですね
楽もきちんと男前だし、
千棘もまた繊細な一面も見せていてとても新鮮で可愛い
こういう確執的な問題に関しては当人達の意識ではどうにもならない事の方が多いので
その意味でも第三者が雪解けを手伝うって展開は相応の納得とカタルシスがあって面白いと思います

私も昔父親と極端に仲が悪い・・・というか一言も口を聞かない時期がありまして
その時母親に仲を取り持ってもらった経験があるので、今回のお話のニュアンスはよく分かるんだよなあ。
理屈じゃなくて、もう感覚的に歩み寄る事が困難になってるという話なんですよね。
だからこそ、多少強引にでも治療の必要性がある訳で。
その為に一生懸命頑張っていた楽の姿が眩しい回でもありました。この調子で、良い着地を決めて欲しいですね。
カラー原稿も素晴らしかったですし、ちょっと久々に本心から面白いと思えた良回でした。
主人公格好いいし、展開も納得出来たし、ヒロインはきっちりヒロインしてたし。
千棘の赤面を気付けば何度も見返してしまいますね(笑
千棘が一番可愛いッス。







後は、ホテル直行宣言の後のヒロインズの反応もまた見所でしたかね(笑
特につぐみはどうなってるんだろうあの口・・・。