アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

キアヌ・リーヴスの昔の映画「レプリカ」「ノックノック」「雲の中で散歩」

2020-10-15 10:08:07 | 映画とドラマと本と絵画
  キアヌ・リーヴスが好き。たまたまテレビで昔の彼が出演した映画の特集をすると予告していたので(うちでは見られないチャンネル)、メモして借りました。

   最初に見たのが「レプリカ」。幸せな家族のパパが主人公。彼はクローンの研究者で、死んだ直後の人間の脳の記憶をすべて取り出し、ロボットに入れる実験を繰り返しています。研究所の所長からは毎度の失敗に研究費打ち切りのプレッシャーをかけられ、なやんでいます。

  そのある日、彼を除く一家は週末のおでかけ。しかし悪天候に見舞われ、車が水没し妻と子供たち3人は溺死します。そこに到着した主人公。悲惨な現実をまえにものすごい選択をします。家族をクローンとしてよみがえらせるというのです。でも、よみがえらせることのできるのは4人だけ。一人の子は見捨てざるを得ません。そこで、クローン人間として再生するほかの家族の記憶から、彼女の思い出はすべて抹消。そして見事成功します。最後の落ちはわらっちゃう。

  荒唐無稽だけれど、まずまず楽しめました。

  次いで見たのは「ノックノック」。こちらも家族を持つ、小金持ちの幸せそうな男がキアヌ・リーブス。週末の家族旅行に、彼は仕事のため同行できず、家で一人パソコン相手にお仕事中。その時やってきたのは、びしょ濡れの美女二人。

  二人にどんどん家の中に入り込まれ、迷惑でもありうれしくもありの、中年男の表情や態度が上手。でも、30分くらいで退屈してきたので、早送りしました。

  最後は「雲の中で散歩」。こちらはだいぶ若い。舞台は1945年。太平洋戦争から帰還した兵士が彼。孤児院出身の彼は、幸せな家族を築くのが夢。生還した後の人生設計を毎日妻に書き送ることで、悲惨な日々を乗り越えてきました。

  しかしいさんで帰宅した彼を迎えた妻は、彼の意には沿わない提案をします。しかたなく妻の意向に従った彼が出会ったのは、美しいメキシコの女性。彼女の実家のあるぶどう園に滞在するうちに、彼のこころに彼女への愛が芽生えます。最後のどんでん返しには、ちょっとびっくりしましたが、ここまでやってはじめて彼の夢の実現が可能になる、ということなのだなと納得。古いメキシコの大邸宅の調度品や石造りの壁が、美しかった。観光映画みたいな軽~い映画でしたが、しばらく没頭できました。

  3本の中では最も若いキアヌ・リーブス。ハンサムだけど、ちょっとおとぼけの様子がかわいい。

  「スピード」を昔見たときは、何の印象も持たなかった彼ですが、「マトリックス」以降、注目。そのあとみた、「スウィート・ノベンバー」がやっぱり一番好きです。
  

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