アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

緑内障の疑いありと診断されました。

2020-10-28 23:34:53 | アンティマキ風自然的生活
 40代以上で、近視の方、目の病が気になる方、さらに冷え性のある方は、ぜひお読みください。
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 20日ほど前、9月に受けた基本健診の結果が届きました。年相応にいくつか困った症状が指摘されていたのですが、なかでもショックだったのが、目です。

 D2の判定があり、要精密検査。「視神経乳頭拡大の疑い」とありました。あわてて調べたらこの症状は、緑内障の症状そのもの。緑内障=失明の恐怖にさいなまれ、すぐにかかりつけの眼医者に受診しました。

 私は10年以上前に右目が「黄斑浮腫」という病気にかかり、かなり深刻な状態になりました。レーザー治療や薬の投与で落ち着いてはいますが、焦点の部分がぼやけたままなので、ものを見る力はほとんどすべて左目に頼っています。

 当時からずっと同じ眼医者に通い、今は2か月に一回受診。私が慌てて受診したのは、通常の受診の二日後でした。

 受付で事情を話し、待っていると、じきに看護師さんがやってきて、「先日検査はすんでいる。あなたは眼圧も正常なので、問題はない。検査済みの報告は先生が書いて(検査をしたところに)送っておく」と言われました。

 ほっとはしましたが、完全に不安が消えたわけではありません。それで、その二日後に、検診を受けた地元の大きい病院の眼科に受診しました。セカンドオピニオンをお願いしたわけです。病院では、かかりつけの医院でのいつもの検査とほぼ同じ検査をしたあと、医師の話を聞きました。
 
 彼が言うには、「日本人の場合、眼圧が正常でも緑内障になるケースは非常に多い。全く自覚症状がなくても緑内障の恐れはある。だから視野検査を行いたい。極度の近視の場でも、視神経乳頭拡大という症状がみられるので、眼科医によっては見過ごすこともある」とのこと。

 それでそのまた数日後、視野検査を受けに病院へ。そしてその翌日受診。

 結果は「視野が少し狭まっているので、疑いはある。緑内障は眼圧を下げる薬を点眼するしかない」とのことでした。

 一般的に正常な眼圧でも緑内障になるというのは、どういうことかというと、それぞれ個々にあった眼圧がある、ということだそうです。だから私にあった眼圧になるまで、投与するといいのだそうです。かかりつけの眼科医に紹介状を書く、と病院の医師はおっしゃいましたが、お断りし、その日から即この病院に転院を決めました。

 以来、きょうで二週間近く朝晩、点眼しています。

 急いで取り寄せた東洋医学系の本によると、この病気は深く冷えと関係しているとのこと。ここ数年下半身の冷えをことのほか感じるようになったので、何か起きているなとは思ってはいたのですが、まさか目に来るとは思いもしませんでした。

 思いもしなかった理由は、上に記したように眼医者に定期的に通っていたから。異常があればすぐさまわかると思い込んでいたのです。

 日本人(アジア人という記述もどこかにありました)は正常な眼圧でもこの病気にかかる、ということが分かったのは、たった20年前。でも、専門医がこのことを知らなかったとは思えません。そのあたりは不思議なのですが、ともかく、医者任せにしていては危ないのだ、ということを改めて痛感したできごとでした。

 今回は、たまたま基本健診のおりに、尿たんぱくが少しだけ下りていたためかあるいは、血圧がなぜか急に上がったため、はじめて目の検査をするよう指示されたおかげで、発見できたことでした。
そうでなかったらどうなっていたかとおもうとぞっとします。同世代の友人たちには、ぜひ目の検診もするよう、すすめました。

 ところで、緑内障にかかるのは、近視の人とは限らないようです。要因の一つにすぎないみたい。スイスの緑内障の専門医が発表したフラマー症候群(毛細血管が異常に収縮しやすい体質)の特徴には、「冷え、低血圧、やせ型、眠りにつくのに時間がかかる、痛みに敏感、高地影響を受けやすい、気象の変化に影響を受けやすい、完璧主義、頭痛、めまい、耳鳴り、筋肉の痙攣」が挙げられています。でも、この中で私に当てはまるのは、冷えだけです。とくに「完璧主義」なんて、私には全然あてはまりません。

 さて、以上の次第で、わたしはただいま、毎日目のマッサージと緩いマクロビの再開、足湯を実行しています。

 最も効き目のあるのがいまのところ足湯。余談ですが、なんと冷えがひどくなるとともに以前にもましてひどくなっていた水虫が、かなり消えてきたのです。たった1週間で。しばらく怠っていた自宅でのテルミーも再開し、一病息災でいろいろ試みてみようと思っています。
・・・
 緑内障は白内障と違っていまのところ完治の方法はありません。早期発見が第一。40代以上の日本人の20人に一人はり患しているというデータもどこかで見ました。

 自覚症状が出てからでは遅いので、気になる方はぜひ、信頼できる眼科医への受診をお勧めします。

 

 


 

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