アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

エコラップづくり講座に参加しました

2019-02-10 15:47:54 | 手作りいろいろ
  2年ほど前、友人たちと一緒にエコラップを手作りしたことがあります。そのときのメンバーの一人、高森真由美さんは、こののち、より作りやすくて使いやすいエコラップづくりに精進。先日、はじめて講座を開きました。

  エコラップとは、「繰り返し使える環境に優しいフードラップ」「プラスチックの代わりにミツロウと天然樹脂をしみこませたコットン製のラップ」(高森さんのレシピより)です。

   この講座の主催は、豊田のフリーペーパー「耕ライフ」。場所は事務局です。定員は6名ですが、キャンセル待ちもいて、気になっている人が多そうです。

   自然食品店や自然派系雑貨店などで売られているエコラップは、かわいい柄の木綿で作られていて、そそられますが、一枚1000円前後。使い捨てでないとはいえ、ちょっと気軽に手を出せない値段です。安価な値段で手作りできたら、それにこしたことはありません。

    こちらは、高森さんが作ったエコラップ。折り紙のようにたたんでコップとしても使えます。ただし、うまくちゃんとおれば。   

    講師の高森さん。彼女が持っているのは松脂です。彼女が作るエコラップの材料は、みつろうとホホバオイルと松脂。みつろうは、耕ライフが事務所の庭で養っているミツバチから採取したものです。みつろうには抗菌性があり、松脂にも。ホホバオイルには、保湿、抗菌、殺菌の作用があるそうです。

    この三つの材料を湯せんにして溶かし、とろとろに。

    この日のために、高森さんが用意したかわいい柄の布。一人2枚、選べます。私が選んだのは、こちら。

    三つの材料を溶かした液を広い鍋に入れ、温めながら布を静かにひたします。

    垂れた液を丁寧に落としてやり、干します。

    たくさん作っておいて、固まったものを保存するのも可能。温めれば溶けるので、使いやすい。

    こちらが出来上がり。薄い布も厚めの布も、それぞれ風合いが違っていておもしろい。

    残液に高森さんが浸した茶色の紙袋。いい感じです。

    2年前に作った時に比べると、はるかに進化を遂げたエコラップ。随所に高森さんの工夫がみられて、感心しました。出来上がったものは、かわいくて丈夫。2年前は、出来上がるまでに時間がかかり、いろいろ苦労しましたが、彼女の方法なら手軽にできそう。彼女に言わせれば「今の所のベスト」の方法だそうです。

    みつろうラップは、手のぬくもりでラップが柔らかくなって密着。冷蔵庫に入れるとみつろうが固くなるので、
さらに形が整い、食品の保護になるとのことです。

    彼女の講座は、近いところではたぶんこの春、ヘルシーメイト岡崎店で開かれる予定です。気になる方は、しばらくしてからアンティマキ問い合わせメイルにてお問い合わせください。


  

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