「安城家の舞踏会」に続く、斜陽族もの。お嬢さん乾杯! - Wikipedia 昭和24年にできた木下恵介監督の作品です。そしてやはりヒロインは原節子。
相手は佐野周二。冴えないけれど正直で金儲けはうまい貧農出の男。一家を救うために身分違いの結婚を決意する原節子に対し、彼女に一目ぼれした佐野は、彼女のこころが彼になびかないことに苛立ちを覚えます。しかし、しだいに・・・
予想通りの結末なのですが、当時の日本映画としてはたぶん珍しいラブコメ。もしかしたら、初なのかも。佐田啓二が佐野修二の弟分で登場。痩身で額に垂らしている髪型は同じですが、まだ冴えません。