アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

自家製味噌の保存法

2012-03-08 17:54:29 | 手作りのたべもの
  先日のブログに、麹作りに失敗して、急遽味噌を作ることにしたと書きました。味噌作りはいつもと同じなのですが、保存の仕方が違うので、紹介します。

  まず、味噌は、麹800gに塩を400g混ぜておき、圧力釜でよく煮た大豆800gとあわせました。

  いつもは、大豆だけでたいてい4キロ煮てつぶすので手間がかかり、途中で面倒になって雑になるのですが、今回はたった1キロ弱。だからかなり丁寧な仕事ができました。私が使うのは、ジャガイモをつぶすマッシャーです。

  味噌を仕込む容器には、これまで陶器のかめやシール容器しか使ったことがないのですが、西村自然農園で教えてもらった梅酒用の瓶を使ってみることにしました。これなら、1キロ弱の量でちょうどよさそうな量です。この保存瓶のいいところは、ぴったりふたが閉まるようで、ほんの少し、実は空気が入る点なのだそうです。ただし、私が使ったのは、ほんとうの梅酒用の保存瓶ではなく、味付け海苔の入っていた瓶なので、ちょっと不安なのですが。

  麹と塩とつぶし大豆に大豆のゆで汁を少し足して混ぜ、大き目のボールくらいの玉にして容器の中に投げ入れます。予想通り、ほぼぴったりの量です。

  仕込んだ味噌の上には、熊笹を敷き詰めました。この辺では、アオキの葉を使います。西村文子さんの話では、小原地区でもアオキを使い、地元の人はこの葉を、「味噌置き葉」と呼んでいるそうです。でも、うちにはアオキはないので、熊笹で代用することにしたのです。アオキほどかどうか知りませんが、殺菌効果はありそうです。

  熊笹の上には、小石を入れたビニール袋を乗せました。これも、西村さんのアイデアです。いつもと違う、かわいらしい味噌瓶ができました。これなら、家の隅っこにおいて、ときどき様子を見ることができます。楽しみ♪。
コメント (3)
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