日中の強烈な暑さのもとでは、いくら標高の高い稲武でも外での仕事はつらい。それで、ほんのたまにしか畑の手入れができなくなり、またまた草だらけの場所に様変わりしました。草の生長も、いつもの年より早いようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1c/9344c2c8b759e12a2b55e27a23b68680.jpg)
野菜だか草だか見分けがつかない中を刈り進んでいくと、トマトの実を数個、見つけました。赤く色づいているのもあります。草の上にふわっと誰かが置いた鳥の卵のよう。
トマトは、芽かきという作業をして繁茂しすぎないようにしてやる必要があるそうです。でも私が最初その仕事を怠ったため、ほとんどのトマトは葉が茂りすぎて風通しが悪くなり、せっかくできた実も腐って落ちてしまいました。
支柱だけは立ててやったのですが、かえってその支柱に縛り付けられた形になり、よけい葉が重なってしまったようです。
芽かきをしてからいただいた苗もあったのですが、目立つ場所に植えたせいか、端から鳥に食べられました。せっかくあちこちから苗をいただき、肥料をやらなくても順調に育っていたのに、ほとんど人間の口に入ることなく、夏が終わりそうでした。
でも、トマトはちゃんとひそかにたくましく育っていたのです。支柱が倒れたり、支柱にくくりつけるのを忘れていたもののほうがかえって自由にのびのび育ったようで、草の上に倒れたままの状態で、茎から根が伸び、そここに青い実をつけていました。赤く色づいた実も、草の中にあるので鳥の目を逃れ、無事にちゃんとした形を保っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/88/3f36333ae5063343f122a53b7873ad35.jpg)
トマトは雨を嫌うので、今年の気候は快適だったかもしれませんが、水が大好きなブルーベリーには苦難の夏だったようです。
5月に定植したブルーベリーの苗は、日照りつづきで枯れたようになったり、虫の繁殖で大半の葉が食われたりと、かなりの過酷な状態を強いられています。
手のかかるブルーベリーはうちでは育てられないかもしれない、と半ばあきらめていました。ところが、ブルーベリーの周りの草を刈ってやると、案外生き生きしていているではありませんか! 初夏にはちっとも芽生えていなかった真緑の新しい葉が、少しだけれど下のほうから育っています。
草の保水力が功を奏したようです。怪我の功名です。もし、草を丁寧に刈っても水をやらないで置いたら、完全に枯れてしまったかもしれません。
そうとわかれば、草は彼らには必需品。周りの枯れ草を根元にいっぱい集めて包み込んでやりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1c/9344c2c8b759e12a2b55e27a23b68680.jpg)
野菜だか草だか見分けがつかない中を刈り進んでいくと、トマトの実を数個、見つけました。赤く色づいているのもあります。草の上にふわっと誰かが置いた鳥の卵のよう。
トマトは、芽かきという作業をして繁茂しすぎないようにしてやる必要があるそうです。でも私が最初その仕事を怠ったため、ほとんどのトマトは葉が茂りすぎて風通しが悪くなり、せっかくできた実も腐って落ちてしまいました。
支柱だけは立ててやったのですが、かえってその支柱に縛り付けられた形になり、よけい葉が重なってしまったようです。
芽かきをしてからいただいた苗もあったのですが、目立つ場所に植えたせいか、端から鳥に食べられました。せっかくあちこちから苗をいただき、肥料をやらなくても順調に育っていたのに、ほとんど人間の口に入ることなく、夏が終わりそうでした。
でも、トマトはちゃんとひそかにたくましく育っていたのです。支柱が倒れたり、支柱にくくりつけるのを忘れていたもののほうがかえって自由にのびのび育ったようで、草の上に倒れたままの状態で、茎から根が伸び、そここに青い実をつけていました。赤く色づいた実も、草の中にあるので鳥の目を逃れ、無事にちゃんとした形を保っています。
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トマトは雨を嫌うので、今年の気候は快適だったかもしれませんが、水が大好きなブルーベリーには苦難の夏だったようです。
5月に定植したブルーベリーの苗は、日照りつづきで枯れたようになったり、虫の繁殖で大半の葉が食われたりと、かなりの過酷な状態を強いられています。
手のかかるブルーベリーはうちでは育てられないかもしれない、と半ばあきらめていました。ところが、ブルーベリーの周りの草を刈ってやると、案外生き生きしていているではありませんか! 初夏にはちっとも芽生えていなかった真緑の新しい葉が、少しだけれど下のほうから育っています。
草の保水力が功を奏したようです。怪我の功名です。もし、草を丁寧に刈っても水をやらないで置いたら、完全に枯れてしまったかもしれません。
そうとわかれば、草は彼らには必需品。周りの枯れ草を根元にいっぱい集めて包み込んでやりました。