アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

青いトマトのジャム

2009-11-09 22:34:14 | 手作りのたべもの
 隣町・名倉の道の駅「アグリステーションなぐら」で、ジャム用の青いトマトを見つけました。奥三河近辺に栽培が限られているという「ルネサンストマト」の青いもの。摘果したものだそうです。1キロ200円という安さに飛びつき、二袋買いました。

 
 ルネサンストマトは、先がとがっていて表面がつややかなのが特徴的。未熟の青いものでも、つややかさは変わらず、まるで翡翠のようです。未熟な実なので、全体に小ぶりです。

 
 さっそくジャム作りにかかりました。袋にレシピが付いていましたが、いつものやり方で作りました。
 
 材料は、青いトマト2キロに沖縄産粗糖600g。私はたいていのジャムは、果肉に対して砂糖の量は30%におさえています。使う砂糖も、上白糖やグラニュー糖ではなく、未精白の沖縄産粗糖「ほんわか糖」を使います。それに、レモン汁少々。  
 
 トマトを細かく切り、分量の粗糖を加えて一晩おきます。翌日、なべを火にかけて強火で煮ます。あくを取りながら、約30分。結構水気があるので、時間がかかりました。
 
 袋に貼ってあったレシピには、トマトをゆでて皮をむく、とありましたが、むかずに煮たせいでなかなかやわらかくなりませんでした。でもそれも一興。ちょっとだけ歯ごたえのある、甘酸っぱいジャムができました。


 赤いトマトだとケチャップの甘いものになりそうで抵抗があったのですが、これなら大丈夫。でも、トマトといわなければ正体はわからないかもしれません。見た感じは、照りのある佃煮風。もっと早めに火を止めたら、鮮やかな緑色をすこしはのこっせたかもしれません。
 
 トマトの季節が終わらないうちにまた買ってきて、再度作ってみたいと思います。今度はいい色に仕上がるよう、心してみたいと思います。


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林の再生その1

2009-11-09 21:36:27 | 林と畑と庭づくり
 家の下に200か300坪ほどのもと林があります。3年前まで30本ほどの杉が植わっていたのですが、広葉樹のささやかな林にしたくて、皆伐採しました。
 
でも、手を入れる暇がなくてそのまま放置しておいたら、ヌルデ、タラ、竹などが勝手気ままに生えてきました。知人の話では、タラやヌルデは森が新しく生まれ変わるとき最初に育つ植物で、「パイオニア植物」と名づけられているとのことです。昔はなかったキイチゴもたくさん根付いています。ヌルデには染色材料のゴバイシがたくさん寄生し、重宝しました。(ゴバイシで草木染め)
 ところが、今年はほとんどのヌルデの木の、とくに先端の枝の葉が黒い網目状になりってしまいました。ゴバイシから生まれた無数の虫に食い荒らされたようです。
 
川岸に近いところに大きな木があるのもよくないので、タラもヌルデも竹もすべて伐採することにしました。


 伐採を終えた林がこれ! 明るくなりました。秋の日が小さな谷間に注いでいます。この冬には、伐採した木々の枝を整理し、早春には樫や栃、楓などを植林しようとおもいます。
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