アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

かりんのシロップ漬け

2009-11-12 16:57:11 | 手作りのたべもの
 こちらに来てはじめて、かりん酒を飲みました。風邪を引いて咽喉を痛めていたとき、知人がくれたのです。飲んだ翌朝、咽喉がすっきりして、風邪気も消えました。翌年から、よそのお宅でかりんを見つけると、所望しては焼酎漬けやシロップ漬けを作るようになりました。

 今年も、初めてお尋ねした家で、かりんがたわわに実っているのを見つけました。一度も利用したことがないというので、すぐにいただくことに。


 かりんはとても固いので、数日前に落ちたものでも十分使えます。ダンボールいっぱいもらってきました。
 
 以前作ったかりん酒に虫が浮いていたことがあったので、今回は今までより注意して作ろうと、とりあえずネットで調べてみました。
 
 やはり、虫が果肉に入り込んでいることが多いので、蒸すとか、煮るとかしたほうがいいと書かれている記事を見つけました。

 そこで、たわしでよく洗ってから、まるごと蒸気の上がった蒸し器で蒸しました。きっと長い時間がかかると思ったのですが、40分ほどで串が通るほどやわらかくなりました。

 

 汚いところを除き、種もわたもとって、きざみます。

 食べてみました。すっぱいけれど、生のものより渋みは少ないようです。

 二つの広口ビンを用意し、刻んだかりんをびんに半分ずつ入れ、ひとつには蜂蜜をたっぷり注ぎ、もうひとつのびんには、黒砂糖と酢を注ぎました。たぶんひとつきもしたら、飲めるでしょう。


 いつもは漬けたかりんは捨ててしまいますが、今度はきっと梅シロップ漬けの梅のように、食べられるのではないかと思います。楽しみ!
コメント
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