本日は、台風18号が接近。
法楽寺まで自転車で行くので、暴風なら心配でしたが、そよ風なので、大丈夫でした。
午後1時前に、法楽寺に到着しました。
晴れていました。法楽寺境内から見た空。
第2回講演会は、リーヴスホール明王殿で午後4時まで行われました。
30名あまりの聴講者がいました。私は、中央の最前列の席に。
まずは、「慈雲尊者の正法律:智慧と戒律」 ポール・B・ワット氏(元早稲田大学留学センター教授)
ポール・B・ワット氏は日本式の姓・名の並びにしたもので、本当は、ワット・Bポール氏だそうです。
石田梅岩の話などもしていました。
仏陀は無我。他によって存在している。慈雲尊者は、空と縁起 自己超越しているとか。
途中15分の休憩をはさんで、
「慈雲尊者と袈裟」添野智譲氏(元種智院大学教授)
連れてきた2名の坊さんが、タイやミャンマー、スリランカ、チベットの袈裟を着て、見せてくれました。
五条袈裟や七条袈裟の意味が完全にわかりました。
また、鎌倉時代に禅宗などで大きな袈裟が流行り、それが大袈裟(おおげさ)と言われるようになったという事です。
大げさに言う を正確に漢字で書くと 大袈裟に言う になるわけです。
講演が延びて、質疑応答の時間が無くなりました。
そして、住職の話で終わりとなりました。
私は、ポール・B・ワット氏に、聞きたいことがあったので、ワット氏のもとに聞きに行きました。
それは、真言宗の仏前勤行集で、十善戒「不殺生、不偸盗・・・・」とあり、私は毎日、それを唱えています。
慈雲尊者は、十善法語で有名ですが、真言宗と慈雲尊者は、どういう関係があるのですか。
というものです。
私は、慈雲尊者が教えを広めた 十善法語 をどうして、真言宗が仏前勤行集に取り入れたのかずっと疑問に思っていました。
ワット先生は、「良い質問ですね。」と言って、教えてくれました。
十善戒は、古くからある仏教の教えで、真言宗の教えでも慈雲尊者の教えでもない。
慈雲尊者は、それを深く説いただけだという事でした。
なるほど、納得。
そして、ワット先生と二人で、記念撮影をしてもらいました。
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リーヴァスギャラリーの中では、慈雲尊者の墨跡展とすう展覧会が行われてました。
そして、本堂で、田辺のお不動様にごあいさつ。
おみくじをひくと50番吉でした。
そして、楠大明神様にごあいさつ。
大師堂で弘法大師様にご挨拶。
水かけ不動様にもごあいさつ。
そして、法楽寺をあとに。
大阪市に大雨・洪水警報が、午後2時15分に発令されましたが、午後4時15分現在、東住吉区には、雨は全く降っていません。
大阪市には、朝の9時54分に暴風警報が発令されましたが、そよ風程度で、自転車の運行には、まったく問題ありません。
当然、強風で倒れている自転車もありません。