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1963年のジュネーヴ・モーターショーでメルセデスベンチは300SL、190SLに続く第2世代のSLとして230SLがデビューしました。ボッシュ製の機械式燃料噴射装置付きで排気量は2.3L、エンジンは直列直6SOHCエンジンを積んだものでした。
現在でも人気のあるそのスタイリングは、当時のダイムラー・ベンツのデザイナーだったポール・ブラックによるものでした。何といっても特徴的なのは、正面から見ると仏教寺院の屋根のように真ん中が低くなっていることから「パゴダ・ルーフ」と呼ばれたもので、これは屋根の中央が左右より低い逆反り形状になっている点で、3代目 R107にも引き継がれました。
1280SLへ移行したのは、2.5L 直6SOHCエンジンの250SLへ移行を経由して、1968年のことでした。排気量が2.8Lにアップした直6SOHCエンジンを搭載していました。
1950年代を代表するスポーツカーだった300SLに対して、このシリーズはより多くの人が楽しめるように設計されていました。端正で美しいデザインとして、60年代の高級ヨーロピアンスポーツを代表する一台として歴史に刻まれています。
そんなメルセデスの名車に、最先端の特許技術を駆使した骨伝導機器とを対比するのが何とも興味深いといえます。米軍で採用された骨伝導機器と60年代を代表するメルセデスと、その両者の特徴がミックスされることで驚異的なパワーを感じます。
⇒ 米軍採用の骨伝導技術
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